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表題作薔薇の刻印

レヴィン・バーレイ(マイケル),イギリス人美術講師
相馬啓,17歳,高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

高校生の相馬 啓は、よく不思議な夢を見る。薔薇の咲く庭と、自分に微笑みかける金髪の美貌の男。男は追いつめられ、自分に死を求めるのだ…… その男は、啓が通う高校の美術講師とよく似ていた。彼は他の生徒には優しいのに啓にだけは冷たく、忌々しいものでも見るような視線を向けてくる。それなのに、彼がそばにいるだけで啓は不思議な高揚感に囚われてしまうのだ。ある放課後、怪我をした啓の手当てをしてくれた彼は、不可解な行動をとり──… そしてその夜、啓の部屋を訪れた彼は、啓に強引に迫り!? 守る者と守られる者。薔薇を持つ男たちの運命の輪が回り始める──!!
(出版社より)

作品情報

作品名
薔薇の刻印
著者
夜光花 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
薔薇の刻印
発売日
ISBN
9784813012184
4.4

(136)

(86)

萌々

(26)

(20)

中立

(1)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
23
得点
595
評価数
136
平均
4.4 / 5
神率
63.2%

レビュー投稿数23

すごいシリーズを読み始めてしまった…!

いやー…年末も年末、大晦日になんという名シリーズを読み始めてしまったのか…!

このシリーズを知らずに生きてきたなんて…と本気で思いました。

今年BL小説を読み始めた小説初心者で、今まで幸いにも”今年一だな”と思う作品がいくつもありましたが、これ、間違いなく今年読んだ小説の中で最大のインパクトと面白さでした。興奮…!!

朝読み始めて、掃除やら何やらしながらもずっとずっと続きが気になり、午後はずっと読み耽ってしまいました。

約14年前の作品だなんて信じられない。

薔薇騎士団という組織の詳細が不明なまま振り回される圭と一緒にドキドキハラハラして、ドラマを目の前で見ているかのようでした。今年流行った某TBSドラマ並みに興奮しました…

”新旧ガーディアン”であるレヴィンとラウルの対決、そして最後の最後に明かされた”不死者の始祖、アダム”の正体とは……

このままだと気になり過ぎてとても新年を迎えられないので笑、このまま2巻に突入したいと思います。

0

刻印の目覚め。薔薇シリーズ開幕の巻

ずっと積んでたこのシリーズ、やっと着手です。
全6巻読んでからのレビュー。
薔薇騎士、ガーディアン、などのキーワードから耽美な吸血鬼もの⁉︎とワクワク。
しかし、読んでみると。これはゾンビだ!

出生の秘密も。
これからどうなるのかも。
何もわからずにゾンビの襲来を受ける啓。
自分の代わりに惨殺されてしまった親友。
18才を境に自分を取り巻く何もかもが変わってしまった啓と共に、この過酷な旅に連れ出されるような読書体験を味わえる。

BL的には。
夢でみる金髪の青年に愛を囁かれ、現実では自分を目の敵にしてるはずの外国人美術講師に熱く抱かれ。
それだけではなくもうひとり「ガーディアン」が現れて…

ゾンBL。
サバイバルゲーム。
耽美系吸血鬼。
美しきガーディアン2人に愛されて取り合いをされて。
貴種流離譚。

ファンタジー要素もモリモリだけどあっという間に引き込まれる。

0

こういうジャンルをBLで読める幸せ…!!


夜光先生の本は何冊か所有していて、初めてシリーズものに手を出しました。
独特な世界観を持っているのとダークチックな本も多いので、不安半分ワクワク半分で挑みました。

ネタバレなしで読んで良かったと改めて思いました。
あらすじは購入前に少し読み、忘れかけていた頃に読んだおかげで主人公と一緒の気持ちでより一層楽しむことができました。

というのも、いつも私が読むものは「ザ・執着攻め!」のような一線引いた視点から楽しむのですが、今回は主人公と一緒にドキドキハラハラしながら読めました。

とにかく後半の勢いがすごくて、一気にファンタジー色に…。
話の展開や設定が某鬼アニメ作品っぽいなと思いました。
知人に話したところ、某ゲームとも似ているそうです。

一つ、ショックだったのは友人や仲間の件。
詳しくは書きませんが驚きとショックで一旦本を閉じました…。

とはいえ、表現力がすごくてあっという間に世界観に吸い込まれました。
まさかこういう作品をBLで楽しめるとは思っていなかったので、読んだ後も大満足。
すぐに続巻を購入しました。

たまにはこういった作風のものを買うのも最高だな~!と思えた作品です。

1

続きが気になって仕方がない展開

ちょっっ!ちょっとちょっと……
とんでもない所で終わるじゃん‼︎
もろ、続くーーって感じでした^^;
でも、面白かったです。
まさか、ローズナイトVSアンデッドという構図とは思いませんでした。

薔薇騎士団、薔薇騎士、アンデッド……
めっちゃワクワクする!

初めは誰も何も教えてくれない。
すごく不信感が募るし、疑心暗鬼になる。
だけど、後半一気にスピード感が出てきて、グイグイ引き込まれました。

ローズナイト・啓に対して、二人の守護者・レヴィンとラウル。
タイプの違う二人の守護者に溺愛される啓。
しかも、レヴィンは父の守護者であり、現在はアンデッドという存在。
サバイバルホラーでありながら、ちゃんとBLしてる♡
そこが上手いんだよなぁ〜

そして、容赦なく大切な人を失っていく流れに憤りを感じ、
VSアンデッドの展開を色濃くし、ドラマチックにしています。
南条……切ないよ。

さて、これは続きを読まざる終えないですね。
10年も前の作品なのに全然古くないし、むしろ面白い。
また一つ、日々の楽しみが増えました^^

0

しばらく積ん読してましたが…めちゃくちゃおもしろい!

夜光花先生の作品は大好きなのですが、このシリーズはなんとなく読みにくく感じてしばらく本棚においていたのですが…
ついに手をだしてしましました!めちゃくちゃおもしろいーーーーー!!!!!!!
なんでずっと読まなかったのか本当にわからない位面白い…!

夜光花先生の作品はBLだけじゃないってゆーか…本格小説にBL要素を入れたってゆーか…

本当に読み応えが半端ないです!

主人公の啓が本当に魅力溢れる子で攻のレヴィンもドキドキするする怪しげな雰囲気です。

ラストに出てくるラウルもかっこいい…!

これから先本当にどうなるのー!って所で終わります。

最後読んでいて辛い展開もありましたが…夜光花先生の文才に感服です!!

続きが楽しみ!

1

読みたいのに、イタイ、コワイ、ツライ

少年シリーズとどっちを読もうかなと思って、積み本だったこっちを
とりあえず先に手にとってみました。
髪の毛乾かしながら、ちら読み と思ってたのに
気付いたら濡れ髪のまま洗面台の前でAM2時。
どうなるどうなると気になってしまって、
現実世界に帰ってこれませんでした。
やっぱり有名なシリーズって理由があるんだよなとつくづく感服。

なんですが、グロ、イタイ、ホラーが大の苦手。
当作ではまずアンデッドがコワい。夢に出てくる(泣)
そして、大切な人が剣で砂になっちゃうシーンに、胸が痛くなってしまって
1巻でこれかい・・・と呆然。
やばそうだと思って他の方のレビュー拝見すると、続きでかなり
イタイのも出てくるらしい。

どうやら3P(うふ♡)になるようだし、
また啓がすんごくカッコよくなるみたいだし、
すんごく読みたーーーーーーいと思う気持ちと
ムリ、読めないという気持ちがせめぎあい、続きは悩み中。
それで萌です。普段甘めが多いので、やっぱりもう少し甘いところに
早く到達したいです。あるのかな。最後ぐらい甘いよね?

1

一気読みしました

 おもしろそうだと思い全巻購入して、一気に読みました。スリル満点な物語で読み始めたら、続きが気になってたまらなくなりました。攻めは、二人いますが、二人とも正反対の性格をしていて、どちらにも違った魅力がありました。いろんな方向から様々な展開があり、物語設定、歴史、ふせん……どれも手の込んだものでした。
 ただ……お気に入りのキャラクターが訳アリで死なないといけない定めになって……。まあ、ある本の終わりで死んだ時は、ショックでした。やっぱり思い出しただけでも、悲しいです。それがなければ、神評価になったかもしれません。

0

続きが気になる

薔薇シリーズ1作目。

前から気になっていたのですが、ようやく読むことができました。
面白すぎる。
もっと早く読めばよかったです。

普通の高校生として生活していた啓は、大事な使命を背負った特別な存在でした。
18歳の誕生日を目前に啓の環境が大きく揺らぎ始めます。
啓を育ててくれた血のつながらない家族、遠くから見守り危機から助けてくれるレヴィン。
啓の守護者となったラウル。

キャストもつわもの揃いで良いです!
啓はどっちを選ぶんだろう。
早く続きがよみたい。

3

当て馬じゃない三角関係モノ

シリーズ全部を読んでの感想です。
洋モノ、吸血鬼、シリーズモノということで、二の足を踏んでました。
暇&他に読むものがなかったので、手を出すことに……。
いや~、面白かった。
読んでみたら、全然洋モノじゃないし、吸血鬼でもないし。

私の中で、「少年は~」、「獣人」、「薔薇」、「バグ」は同じカテゴリーに属しているのですが、本シリーズ「薔薇」が一番好きかも。
外国設定っていうだけで、萎えるんです。
登場人物の名前が長ったらしいカタカナだと、イラっとするのです。
でも、本シリーズは全然気にならなかった!
最初は日本が舞台だったからかな?
無理なく世界観に嵌まれました。
色々あって、最後の終わりかたも良かった。
無理矢理っぽさがなくて。

当て馬じゃない三角関係ものという意味でも良かった!
嫉妬や独占欲があるのにお互いをリスペクトして認めあう攻めの関係、どうしても選べない受けの優柔不断さ、そしてそれぞれの愛、そういったものがちゃんと描かれていて良かったです。

カタカナの名前、設定て迷っている人は是非、勇気を出して読んでみてください。
全然、気にならないから。

3

頑張れラウル

面白かった!
特殊な能力を受け継いだ主人公が、仲間達に支えられながら成長し宿敵を倒すという王道なストーリーですが、だからこそ純粋に楽しめました。
謎が徐々に解明されていったり、主人公が成長するお話ってBL抜きにしてもやっぱりワクワクしますね。
BLとしてはいきなりの三角関係で2人の攻めどちらかとくっつくのか、それとも三角関係のままなのか気になる所です。
気になりはしますが、頑張れラウル!と劣勢の方を応援してしまうほどこのトライアングルも楽しめています(笑)。
より重い物を背負ってるレヴィンに感情が引きずられてしまいますが…
三角関係って切なさを通り越して痛みを感じるのであまり好きではなかったのですが、この作品は主従関係がベースになっているので大変美味しゅうございました。

受けの啓もとんでもなく重い物を背負わされたのにもかかわらず、大切な人の死を真正面から受け止めて前進していく姿がとてもかっこいいです。
確かに総帥になれそうな予感がする、優秀な主人公だなと思いました。

啓の父親とレヴィンの関係性、そこに母親がどう関わるのかも凄く気になります。

ハマれるシリーズ物に出会えると本当に楽しいですね。
次も楽しみです!

1

俺のすべてをお前に捧げる

シリーズもので読み応えありそうだなーっと楽しみにしながら読んだ。二段組みでボリュームあるし、ますます楽しみ。

啓に対する設定がいい。この世に唯一残った薔薇騎士という属性を持つ啓。みんなの期待の星。最後の希望。いいですねえ。
そして、その薔薇騎士と対をなす守護者という属性。レヴィンがこの守護者属性をもつ。うーん、いい設定ですねえ。

レヴィンのツンデレっぷりに翻弄される啓もよかった。すっごく冷たくされたかと思いきや、家まで押しかけてきて啓を押し倒すレヴィン。えー、一体どっち?どっちが本心?って、私もパニックになった。レヴィンって二人いるんかな?と思ったほど。

次あたり、この二人最後までやっちゃうかな?でも啓の正式な守護者であるラウルが黙っていないか。

2

序章からグイグイと引き込まれます

『薔薇シリーズ』の一作目。
夜光さんの作品は、おおまかに分けるとサスペンス風か異形系かという感じかと思うのですが、こちらは異形系。
二段組で読み応えバッチリです!

主人公は高校生の啓。
まあ、受けではありますがまだそういう展開ではありません。
第一巻ということで、世界観へ読者を浸からせる感じです。

この啓ですが、たびたび不可解な夢を見ています。
高校の講師と良く似た男、そして薔薇。
彼は現実では啓にひじょうに冷淡な態度で接しているのに…。
そんな自身でもよく理解できない夢を見ながらも、彼を守り育てる優しい家族に囲まれ幸せに暮らす啓。
しかし、そんな日常はある時突然破壊されて…というお話。

この啓をとりまく人たちを思うと、胸がキュッとなります。
そして啓の過酷な運命。
不死者と呼ばれるクリーチャーを滅ぼすことが出来る『薔薇騎士』と『守護者』という存在。
一巻は本当に怒涛のような展開です。
そのせいでこちらまで渦に巻き込まれるように、グイグイ世界観へ引き込まれてしまう。
唸らされる作品です。

やっぱり夜光さんはシリーズものの方が面白く感じます。
個人的にはBLは日常ものが好きなんです。
カタカナ名前は苦手ですし。
が、夜光さんのこの手の作品は本当に設定が面白いし、飽きさせない。
特にこのシリーズは先がひじょうに気になりますよ。
もう完結済みの作品ですので、興味のある方は数冊揃えてからの方がオススメです。

3

家族の愛

気になっていたものの、絵柄からして外国歴史もので自分には合わないかな?
と思っていたのですが、とんでもない勘違いでした!

現代の日本に住んでる男の子が主人公の壮大なお話で想像していた物語と全く違う!
もっと早く読めばよかったと悔やんでなりません(。>д<)

主人公の啓はとても正義感が強くて真っ直ぐな男の子でとても好感がもてましたし、イラストはすごく素敵だし///
私のように読む前から拒否していたら本当にもったいないのでぜひ読んでほしいです!

5

単なる「吸血鬼もの」で縛るのはもったいない

主人公の秘密、特殊能力、秘密結社、って設定が大好きなうえに、しょっぱなから事件に巻き込まれ、謎の男に守られ、試練にぶち当たり、生い立ちの謎が出てきたりと、もう自分の大好物要素がてんこ盛りで嬉し過ぎる!!
それが2段組で文章ぎっしりだなんて、読み応えがありそうでこれから全6巻読むのにワクワクする。
実際1冊読んだだけでも話の密度が濃いと感じた。
それでまた、再度何ヶ所かの要所をじっくり読み直してしまう。

1巻はBLとしての愛より、家族愛のほうが比重が大きかったかな?
夜光さんの小説はこれが初読みで、BLとしての萌えはどんな要素が得意なのかわからない。
レヴィン、ラウルそれぞれとはキスシーン止まりではあったものの、今後熱~い展開が期待出来そうで楽しみ。

3

太陽と月

はぁ〜ページを開いた瞬間『しまった〜』
だって一頁に二列_| ̄|○

こんなに読めないよー、初読み作家さんだしーと萎え萎えで読むの先延ばしにしてました。丸々一ヶ月!!

_| ̄|○すいませんすいません本当にすいません。
レビューでみなさんが興奮するのわかります。

(=゚ω゚)ノこれめっちゃ映画やーん。
最初と最後では全然違った印象になる話しです。
爽やかでイケメンな啓と過保護な家族と大好きな友達。
そんな仲間に囲まれて幸せな日々を送る中で唯一、気持ちが不安になってしまう時がある。

美術の先生マイケルだけが啓にとって異質は存在。
毎夜のようにゆめに現れるマイケルは優しい笑みを浮かべキスをくれるのに現実は辛辣で冷たい眼差しを浴びる日々。

夢と現実で啓の心は不安定になる。
出だしは爽やかで友達と夏休みの計画をねったりしていたのに啓の誕生日が近づくにつれ忍びよる影がじわりじわりと
そして突然襲う脅威。
マイケルはレヴィンでレヴィンは人間じゃなくて啓にとっては特別で、、、、
そこに現るラウル_| ̄|○
レヴィンとはまーったくの正反対の性格。
共通点は啓を愛してる。そして同じ護る者。

正直、啓の友達や家族が次々に手のひらからこぼれる水のようで読んでて辛かったです。
スコットの愛情がどんな愛情かな?って想像して萌えました。啓に託してよかったね。

ラウルは太陽でレヴィンは月。まさにそんな2人〜

三角関係?いやいや啓を目掛け一方通行がたくさんですよ。
衝突事故ですよ。

レヴィン萌えです!!後からでてきたラウルなんかよりレヴィン派っす!
啓を廻りレヴィンとラウルの嫉妬バトル!!
うんまーい!(=゚ω゚)ムハッ!!
話はシリアスだが嫉妬うんぬんは私の中でニヤニヤの壺でした。
ためしに一冊、、、とかした一ヶ月前の自分を殴りたい。
喉がかわく、、、、、。

8

物語のはじまり

すっごく面白かったです♪大人気シリーズ1巻目。2段組の構成で読み応えはバッチリありました!.。゜+.(´▽`)。+.゜+・

主人公の圭がとても好感の持てる青年で受けですが、弱々しさを感じさせない所も魅力的でした。そんな圭に毎朝「トレーニングだ~!頭痛も走れば治る!腹痛も同じさ~」と一緒に走りこみをする、おおらかな兄のような存在の昇、料理が得意で母のように小言を言ったり心配性のスコット(男性です:笑)。そして穏やかな父のような文也。

序盤は圭が血は繋がっていないながら優しい家族に囲まれて、普通の高校生(子ども)として生活を謳歌し、その中で夢で見た男性と似ているマイケル(レヴィン)の謎な行動にドキドキしつつ、18歳までの誕生日を迎えるまでは、友人からも周囲からも本当に愛されて幸せだった時間を過ごせていました。

そして圭としては、楽しみにしていたはずの「誕生日」を目前に嵐に飲み込まれるかの様に全てが変わる。怒涛の展開に何もわかない状態の圭と一緒に困惑しながらも必死に進むのですが、あんなにも悲しい展開になるとは・・・
謎のレヴィンは置いておいて、(素敵なんですが!笑)登場人物が皆がとても優しくて、途中から予測は出来ましたが、ホロホロきました。

何度も見る鮮明な夢。夢の男と似てる謎の男性レヴィン。自分の手のひらの薔薇の痣、襲い掛かるアンデッドと呼ばれる不死者、薔薇の守護者と呼ばれる存在。その1人のラウル。(今後のラウルの活躍をかなり期待しています♪)まだまだ謎が多く、また1巻の衝撃的なラストに2巻を手元に置いてから読みたいです(笑)

勝手に、こことあれが実は繋がってるのでは!?など想像しながら、楽しみたいと思います。アクションシーンも多く面白いので、他の方と一緒でゲームかアニメか何かで映像で見てみたいです!

そして裏表紙が結構好きです。骸骨のようで違うような、ちょっと恐い存在と目が合います!(爪剥がれてるよ~:笑)こういうダークファンタジーが好きなので、嬉しいです。

6

BL版ライトノベル風ゴシックファンタジー 薔薇シリーズ第1巻

こちらは薔薇シリーズ全6巻の第1巻になります。
BLものってなぜかナンバリングしてくれないシリーズものが多く、もしこれから読もうと思っている方で「どれが初巻なんだろう?」と困られる方がおられたらいけないので、一応これが最初の巻ですよと記しておこうと思います。

お話はおおまかに言うと、高校生の主人公「相馬 啓」は実はただの高校生ではなく、ある組織に大切に育てられている重要人物であるというお話です。そのために彼の身に様々な恐ろしい出来事が降りかかってくるという内容でした。

こちらのシリーズ、全6巻通して全て縦二段組レイアウトです。
この巻を最初に開いた時に「読むの大変そう」と思ったんですが、
内容自体はサクサク読めたので、ほぼ6巻一気読みできました。
この文章の感じ・内容・キャラはラノベ的だなぁと感じました。

お話の種類は大きなくくりですが『吸血鬼もの(ゾンビもの?)』(本編では「不死者」という表現をしますが)のゴシック(ダーク)ファンタジーになります。
バトルなどもあるし、魅力的なキャラクターがたくさん出てくるので、
読みながらコミックやアニメで見たい!という欲求を強く感じました。

「吸血鬼」「不死」「薔薇」「騎士」「守護者」「血」「制服」の言葉にピンと来たかたにはお勧めです!

5

続きが気になります

ずっと気になっていた作品で、やっと読み終わりました。
みなさんが仰っている通り、吸血鬼というよりはゾンビものといった感じのストーリーです。
細かく内容が設定されているせいかちょっと詰め込みすぎだという印象もありますが、これからこういう設定が生かされてくるんだろうというのが伝わりました。
特に薔薇騎士と守護者は惹かれあうということ。
三角関係ものはありますが、攻め二人どっちも同じくらい好きというのは珍しいのでうれしいです。
今のところレヴィンが優勢のようですが、後半に出てきたラウルの活躍も期待しています。
あとは主要メンバーを容赦なく事件に巻き込み消していくちょっと残虐な描写も気に入っています。
こんなに潔くキャラを殺していく夜光先生ですから、啓、レヴィン、ラウルの今後もちょっと心配で、とにかく先が気になります。

3

続きが気になる!

夜光さんの新シリーズ ドキドキワクワクで読み始めました!!

戦闘アリなので
仲間が死んでしまったりすると 心が痛い・・・
そして攻めが2人 これからどうなるっていうの
個人的にレヴィン好きです

3

期待~

新シリーズ開始!!夜花光さんのってますなあ。
謎組織とかがちょっと他シリーズと被る部分もあるのがちょこっと気になるっちゃ気になりましたが気にならない位(どっちだよ!)充分におもろいです。
身近な人が一気に亡くなりまくりで色んな事が起きて、さあこれからだ!!って感じのシリーズ第一巻。
エロ描写はほぼ無しでアクション&主役が目覚めるまでの流れを書いてます。
性的な純潔系って括りが出来たので、これからエロ方面をどう書いていくのかがかなり気になりますなー。

パッキン長髪やら不死者やら出てきまくりで、挿絵イメージがかなり重要になってくるので奈良さんの頑張りに期待というか、おかしな方向に絵柄が行かない様に祈りますー。

4

アクション耽美?

ネタバレしないと感想が書けなそうです。

あとがきにおいて作者いわく、「吸血鬼」ものだとのことです。
確かに耽美な部分も多いですが、どちらかといえば「ゾンビ」もので「アクション」要素のほうが多い、吸血鬼ものの王道からは少し外れた作品です。
「不死者」とそれを葬る力のある「薔薇騎士」のお話なので、ヴァンパイアとヴァンピールのお話と言っていいのかもしれませんが、この巻では狩られるものの姿はまだはっきりと語られていないのです。

主人公の高校生・啓が繰り返し見る夢、謎の多い家族、血なまぐさい事件など、今回のお話はこのシリーズの導入部分だけといってもいいでしょう。
その導入部分だけで、既に何人死んでしまったのか・・・
久しぶりに大量に人死にが出るお話を読みました。
主要人物だと思っていた南条くんまで・・・

そして、このお話はBLでさらに帯にもあるように「守る者と、守られる者」のお話でもあるわけですから、啓をとりまく“レヴィン”をはじめとする複数の人にそんな気配があるのですが、この先素直に問題の多い男・レヴィンとまとまるのか、そばにいると安心できる陽気なラウルとまとまるのか、はたまた違う展開があるのかまだはっきり分からないのです。

BLとしての要素はともかく、「不死者」と「薔薇騎士」がどんな戦いを繰り広げるのか、親子とは恋人とは、など気になることが満載なので、早く次を読ませていただきたいです。

3

アニメにして見たい!

今作は、連作モノのまだ1冊目なので、色々と背景が見えてきた「序」といった役割の部分ですね。
いつも、小説を読む時頭の中で映像になってそれが動くのですが、今回はそれが際立って明確に奈良絵のアニメになって頭の中で登場人物達が動いてくれているので、二段組文章だけどすごく読みやすい!
アクションも多いし、登場人物はカッコイイし、色々謎があるので、ゲームのような感覚もあり、すごく楽しいです♪

圭の出生の謎。
そして課された役割。
圭を守るために世界中から集まり身を呈して働く人々。
圭の守護者である、二人のイケメン・レヴィンとラウルとの間で予想される圭を巡る3角関係。
吸血鬼設定らしいですが、どうみてもゾンビ?な怪物と組織の存在w
アクションが多いから面白いんですね(平気で人が殺されてますが、、)
それに、登場人物に外人が多く、圭もほとんどガイジンなのに、何故か舞台が日本で、しかもどこかのどかな田舎?
そのギャップが面白いww

一応BLだし、エロも期待できる夜光さんなんですが、圭の設定が~~~!
薔薇騎士団総帥として、愛のない交わりをすると力が弱まるとか、力がなくなってしまうとか、意外にそっち面の制約が多い!!
だから、圭はむやみにやっちゃいけないわけで♪
きっと、ラストあたりまで寸止めが多いんだろうと、覚悟が必要なのかな?

圭の敵である「不死者・アンデッド」のアダムという人物も何やら気になるし・・11月予定の次回がとても楽しみなのです。

1

読み応え充分です!

今年一番の読み応えを感じた作品。何より終わり方も秀逸です。期待値がmaxのところで終わるのですが、とっ散らかった印象が無いので謎の部分も続編の期待値に繋がりました。良い意味でヤラレタと思いました。いわばゾンビ退治の物語というオカルトも薔薇騎士と守護者の関係という胸キュンな関係や啓の周囲の魅力的なキャラクターが物語に厚みを増してくれてます。大切な人が不死者になった為、自ら葬る事で乗り越えなければならない壁とかドラマチックなシーンがあり、自らの運命と立場に翻弄されながらも成長する啓の薔薇騎士の活躍と守護者とのロマンスに釘付けになりました。秋に発売になる続きが早く読みたいです。

6

この作品が収納されている本棚

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