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表題作花は咲くか (2)

桜井 和明,37歳,広告代理店,クリエイター
水川 蓉一,19歳,美大生,下宿を営む

その他の収録作品

  • あとがき(描き下ろし)

あらすじ

無愛想な大学生・蓉一に惹かれはじめた桜井は、蓉一の家で下宿することに。そしてある夜、桜井は蓉一にキスを……!?
(出版社より)

作品情報

作品名
花は咲くか (2)
著者
日高ショーコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
シリーズ
花は咲くか
発売日
ISBN
9784344820418
4.4

(333)

(212)

萌々

(70)

(37)

中立

(6)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
43
得点
1457
評価数
333
平均
4.4 / 5
神率
63.7%

レビュー投稿数43

ドキドキした!

2巻では早々に蓉一が桜井に心を許し始めた様子が見られます。
イキナリ家に行きたいと言い出した時には「よっしゃー」って感じでした。
ドギマギしてしまう桜井も可愛かったです。
誰にも興味を持たなかった蓉一が、桜井に対して特別な気持ちを抱いている様子が分かり嬉しくなっちゃいました。
アッサリ帰ってしまいましたが…。

当て馬の藤本が登場し、蓉一の下宿に住む事になりまして、まさかの桜井まで。

藤本に桜井を見てる時の「目が違う」って言われて、桜井への気持ちを自覚し始めます。
こういう無自覚な恋愛感情を自覚させてしまうのって、当て馬なんだよなぁ〜。

下宿へ帰って来る予定の無かった桜井と、縁側で対峙した蓉一のシーン…ドキドキしましたぁ。
キスだけですが、めっちゃ萌えでした。

0

人気シリーズ2巻

桜井(37歳 広告代理店ワーカーホリック気味)×蓉一(美大生)

1巻から、桜井は蓉一への恋を自覚していますが、正直なんでその気持ちになったのかはあまり分からないまま2巻です。とりあえずその辺はそういうもんなのだと受け入れる事にしました。謎な恋愛感情の芽生えなんてBL漫画ではよくありますが、日高先生の作品だからこそ理論的な解釈をしたくなっちゃうけどね。

7話の蓉一の服装可愛くて好きだなぁ。蓉一みたいな朴念仁が可愛いかっこしてると、どうした?!ってなっちゃう。靴も好きそうだったし、案外と服は好きなのかな。
で、そんな朴念仁な蓉一が言葉少ない中で放つ言葉って、必要だから発せられて言葉というか、一発一発が重い。「もう少し一緒にいたかった」なんて言われたらキますよそりゃ。
ただこの段階では必要だけど発しない言葉も、本心とは違う言葉もあるからね。愛しいね。

0

蓉一の心の動きが見えてくると楽しい

 蓉一の纏う壁が一気に薄くなったような、少なくとも1巻よりは随分感情が分かりやすくなったように感じました。感情をあえて出さないようにしているとか、隠しているというわけではなく、彼自身は普通に過ごしているつもりでも他人には感情に乏しいように見えるというだけなんですよね。けっして感情がないわけではない。そんな蓉一の、桜井と会話することで自然と分かりやすいほど感情が溢れてしまうところが、年相応で可愛らしいなぁと思いました。

 初めてのキスシーンは若干唐突にも感じましたが、この2人はきっと今、衝動に従って恋愛をしているんですね。自分の心を動かすものが何もなかった日常に、突如現れた気になる存在。相手からの好意もまだ確信はしていないかもしれないけど、既にお互い心のどこかで感じ取ってはいるでしょう。なら、年の差とか性別とか難しいことは考えずに、話したり触れたりするのが心地良いからという理由で、どんどん距離を縮めていけばいい。恋をすることを初心に戻って楽しめるような、そんな作品でもある気がします。

0

目が離せない、触りたい、会うと嬉しい。体の奥底から沸き上がる気持ち。

あらすじが、この巻のネタバレになっていて。二人の気持ちが近づくのはもっと、ずっと後で、とってもゆっくりだと思っていたので。読み返してみて、ビックリしてる。大人の筈の桜井さんが、衝動に任せてキスをする。蓉一を、蓉一のことばかりを考えていて。その顔を見たらたまらなくなって。多分、それは大人のキスで。後になって、桜井さんはそれを反芻する。困惑した蓉一の口唇の震え。蓉一の初めて(‼︎)を奪ってしまったこと。…この後もいっぱい、蓉一の初めては全て桜井さんのものに…。きゃー‼︎

1巻の終わりで、桜井さんは蓉一への特別な気持ち、恋を自覚してしまいます。ドギマギして、どうしたらいいかわからない。けど、目が離せない、触りたい。触ったらどんな顔をするのか知りたい。
この時はまだ、蓉一の方は無自覚で、でも周りには何となく気付かれている。まさか恋だとは思われては無いけど、あんなに周囲に無関心だった蓉一が、どういうわけか桜井さんには懐いていると。
蓉一に会いたくて、家を訪れた桜井さんは、同じ大学の藤本があからさまに蓉一に話しかけているのを見て、軽く嫉妬して帰りかけます。気を遣った竹さんが桜井さんを表まで送ると、息を切らせながら蓉一が追いつく。「俺が桜井さん送るから、竹さんは帰っていいよ。」うははー。蓉一の、無自覚な嫉妬。独占欲。必死に追いかけてきたりして。そーんなの、可愛くないわけがない。
そんな折、桜井さんが、会社で広告のオーディションを手伝っていると、現場に素人モデルとして藤本が現れて。桜井さんはやや一方的に、宣戦布告されることになる。でもまぁ、彼の強引さのお陰で、この恋は進むことになるんだけども。この家に下宿を申し込んだ藤本に対抗するわけじゃ無いけど、桜井さんも週末のセカンドハウスとして、引っ越してくる事になる。
この家の管理人として、食事の世話などに通ってくる吉富さんや、蓉一の父を知る柏木さんと話すうちに蓉一の過去や生い立ちを知る桜井さん。周りの大人が蓉一を「可哀想な子供」「素晴らしい芸術家の子供」として扱ううちに、蓉一はやりたくも無い父の後をトレースして、美大に入り、この家に住んでいるのでは無いか。という周りの大人たちの心配。桜井さんだけが気付いている。蓉一が好きで絵を描いていること。蓉一が花の絵を描いていること。だからやっぱり、桜井さんだけが特別な人なのだ、蓉一にとって。
…藤本はいつも蓉一を見ているから気づく。蓉一が瞳を大きくして、熱っぽい目で桜井さんを見ていることを。そう指摘されて、ようやく蓉一も自分の恋に気づく。桜井さんの事ばかり考えていること。桜井さんと一緒にいると楽しいこと。桜井さんに言われたことは全部、覚えていること。今までそんな人はいなかったこと。そして、触れられると体が…、と考えが及んだところで、真っ赤になる蓉一が可愛い。体が…きっと熱くなるんだ。と、思われ。
この後、同じように体の奥底から沸き上がるこの気持ちのまま、二人は抱き合って、それからキスをする。思い余って押し倒してしまう桜井さんがいい。

恋だけじゃない、蓉一の中に眠っていた感情が少しずつ外に表れていることが分かる巻でもあって。蓉一の両親についても、小出しに解ってくる。このことがミステリーの様相を見せるのは、もう少し後のこと。

0

名作!!

大好きで何度も読み返している作品の一つです。
この巻では大好きな桜井さんが表紙な事が嬉しくて、購入当時何度も表紙を眺めていました。
お話も、ゆったりじっくり進むけれども、じれったさは全く感じられず、むしろごく自然な流れを見ているような気持になります。
思わず押し倒して蓉一にキスしちゃったり・・・と、まるで思春期の初恋のように、あたふたぐるぐるしている桜井さんの姿が本当にツボで・・・
脇を支えるキャラ達も、皆個性豊かで、大好きです。
同じ年代の人達だけでてくるよりも、様々な年齢層の人が出てきたほうが、お話に広がりや豊かさのようなものが感じられて良いなぁ・・・とあらためて感じました。

2

心理描写が素晴らしい

ここまでノンケが初めて男を好きになっていく心の葛藤を丁寧に書いている作品は無いと思います。
まさに神。
そして本当に絵が綺麗。背景まで素晴らしいですね。
どうにも抑えられない気持ちの高まりが描かれていて何度も読み返してしまいます。

1

他人に興味を持ち始めた蓉ちゃんがえらい可愛いです。

二回目読んでのレビューです。
蓉ちゃんがいきなり桜井さんに懐いたのは、そうか!藤本のおかげか!
こいつの露骨な態度で、何となく気づいちゃったんですね。ザマア(笑)
わかりやすく、私も菖太くんと同じで藤本は不得手です(笑)
他人に興味を持ち始めた蓉ちゃんがえらい可愛いですね。
なので一巻で諦めなくてよかったです。
しかしお互いに自分の気持ちを持て余していて、とてももどかしい!
キスシーンがとても美しかったです。
ああ、いいなあ。

3巻までしか買っていなかったので、慌てて続き買って来まっす!

2

距離とはどこに存在するのか

 1巻の表紙は蓉一で、この2巻の表紙は桜井さん。1巻ではくたびれたサラリーマンの桜井が、子供みたいに慌てたり、自分の気持ちに気付いて少年みたいに戸惑う様に、なんて可愛いんだと思っていたのですが、この表紙の桜井はとてもかっこいいです

 1巻で登場した蓉一と同じ美大の藤本が下宿したいと言い出して・・・。この藤本、蓉一に興味津々で、つまり好きなのですね。とても鋭い男です。桜井と接する蓉一がいつもと違うことや桜井の蓉一に対する好意にもすぐに気が付きます。それだけ蓉一を見ていた(こっそり?)と言うことなのだろうな。桜井と蓉一の会話に割って入ったりその行動はとてもあからさまで、鈍い桜井も気付くぐらいです。藤本は心が動くと体も動く、自分の熱に正直な男です。藤本の蓉一に近づきたいという行動が、謀らずとも蓉一と桜井の距離を縮めてしまいます。
 誰にも興味がなかった蓉一が桜井に興味を持つと、好奇心いっぱいの子供みたいで、転んで落ち葉だらけになって桜井を追いかけたり、桜井がどんなところに住んでいるか見てみたいと言ったり、そういう態度や言葉がどんなふうに受け取られるかなんて思いつきもしないんだろうな。見た目のクールさや大人びた落ち着きとはうらはらに、本当の蓉一はとても幼く無垢です。興味の正体が嫉妬や好意だと気付いていないから、気持ちをそのまま口にする。そうかと思えば、知りたいのに携帯番号を聞けずにいたり、純粋過ぎる蓉一が本当に可愛いです。
 桜井は癇に障っていた蓉一のぶっきらぼうな言い様や、不躾な態度すら可愛いと思ってしまう始末で、完全に恋しちゃってます。蓉一の事を考えて夜も眠れないほどに・・・。それでも年の差とか同性であることとか、周りが自分に期待する蓉一との友情なんかが気になって、前に進めない。そんな桜井を所詮大人と侮っている藤本は背中を押してしまうんです。もう、藤本最高だよ!
 他の人の言葉は頭の中を滑り落ちて行くのに、桜井の全てが頭から消えない。今まで知らなかった感情が溢れ出て、自分の熱の正体に気付いた時の蓉一の顔が印象的です。その熱の扱い方を知らない蓉一が、突然現れた桜井に感情のままにしがみつき、二人は初めてのキスを交わします。「桜井さん」としがみつく蓉一に戸惑いながらも口づけた桜井は、見つめ合って愛おしそうに名前を呼んで、蓉一の頬に手を添えてもう一度キスをします。なんて綺麗なキスシーンだろう。ドキドキして切なくて、何度も読んだシーンなのにあまりに美しくてため息が出ます。桜井が、こらえきれずに手首をつかんで押し倒す牡臭さにも心を鷲掴みにされました!
 キスまでの進展でここまできゅんきゅんさせられる作品。そうそうありません。
 

3

自然に惹かれ合う2人

5巻を味わうために1巻から読み返してるのですが、
この巻は蓉一くんにクローズアップされている巻だと思いました。

蓉一くんはまるで小さな子供のように
嘘偽りのないまっすぐな目で、素直な気持ちを桜井さんにぶつけてきます。
少し天然?不器用な?面も見られますが、
こんなにまっすぐ興味津々に誰かに踏み込まれたら、
桜井さん戸惑いつつも惹かれていっちゃうよね・・・

例えば桜井さんを送るために必死に追いかけたりとか
お家に行きたいとか一緒にいたいとか
蓉一くんの言動本当に感情のありのままを桜井さんに伝えています。
恋のこの字も多分知らないだろうから
恋の駆け引きとか計算も何もない純粋な心で。
上手く言えないのですが、
それって凄く大切で素晴らしいことなんじゃないかと思いました。
自分の気持ちに素直にありのままに表現してると言うか。

菖太くんに対しても
菖太くんのバイト先に行って不器用ながらも自分の想いを伝えたりして
菖太くんが蓉一くんの変化に気付いて
「感情たくさん出すようになったのかも」と言っています。
桜井さんが現われたことで
蓉一くんの抑えていた感情が
やっと出てくるようになったのかなと思いました。

また、この作品は蓉一くんがどうしてそのような性格になったのか
きちんと背景が描かれているので、非常に興味深いです。
蓉一くんはいつも周りには沢山人が集まってくる蓉介という
父親がいて突然両親を失って・・・
しかも両親は心中したかもしれないと言う過去を抱えて生きるのは
とても辛かったのではないでしょうか。
蓉一くんの泣く姿を私は見たことがないですが、
かなり深いトラウマだと思います。
本当に可哀想です。
そして周りには父親の存在があまりに大きすぎて
その子供だからと言って蓉一くんは父親の期待を背負って育ってしまった。
蓉介と同じようにならなければ褒められない、認められない・・・
そうやって生きていくうちに自分の感情をなくしていってしまって、
他人に対しても興味を持てなくなってしまったのではないかと思います。
私自身もカウンセリングを受け続け、厳しい家族や親戚に育てられて、
感情がなくなってしまったことを知りました。
今は回復して来て感情をきちんと感じることができます。
だから蓉一くんの気持ちも共感します。

蓉一くんは桜井さんに何か感じるものがあったのでしょうね
(そこが詳しく描かれていないので残念ではあるのですが、
でも恋愛って理屈じゃないこともありますよね)
水川家に関わってこなかった大人が突然現われて
新鮮、興味津々という感じでしょうか。

桜井さんの蓉一くんを触りたい気持ちもわかります。
だって蓉一くん美人だもん!
何か桜井さんが蓉一くんの頬を触るシーンが何回かありますが、
それを見るだけでもドキドキします。
蓉一くんは真顔だけど(笑)

蓉一くんが桜井さんを思い出して顔を真っ赤にするシーン、
きっと好きだと言う気持ちを自覚してはないだろうけど、
とても可愛いなと思いました。
そこに桜井さんがタイミング良く現われて抱き締めちゃうのも・・・
衝動的に見えるけれど、蓉一くんとても素直だと思います。
蓉一くんが両親を失ったショックで
幼い頃で成長が止まってしまった心や時間が
桜井さんが現われた事で動き始めたのではないかと言う印象を受けました。
幼い頃で成長が止まっていたから、
今子供のように素直なんだと私は解釈しました。
キスシーンはとてもドキドキしました。


実はもうすでに5巻まで一気に読みました。
一気に読むことでわかったことがありました。
この作品は蓉一くんが桜井さんに出会い、
少しずつ寄り添い合って、一緒に生きていくことで、
蓉一くんが桜井さんの支えにより、
過去のトラウマと向き合い解放され癒されていく物語だと思いました。
とてもカウンセリング似ていた事に気付き、深く考えさせられました。

後日3~5巻のレビューを書きたいと思います。

3

根付く

藤本の登場によって否応もなく急速に近づいていく2人。
自覚している桜井にとっては対抗心的なものがめらめらと燃え上がり、無自覚な蓉一にとっては桜井との間に入る藤本や竹生にイライラし始める。

蓉一が箱入りすぎて唐突な行動に桜井同様振り回されてしまいますが、1巻ではまだ肌寒い程の空気感だった2人の間に段々温もりを感じるようになります。
桜井を見る蓉一の目が無自覚なりに力強くまっすぐで、熱を感じる。
そんなシーンに出会う度にタイトルが頭の中を過ぎっていきました。

2巻では水川邸にクローズアップ。
住人たちの複雑な家庭環境。それぞれの抱える問題。
藤本を交えての恋の駆け引きだけではない世界の広がりを見せ始めます。
桜井の動揺にときめき、ほのかに心踊りだしては集中力の途切れないまま期待以上のラスト。
次巻を待ち遠しくさせてくれます。

1

ゆっくりと近づく…

「急接近」というわけではないです。

ゆっくりと、でも確実に
主人公の桜井(攻め)と
不思議な雰囲気の持ち主の蓉一(受け)の
距離は近づいていきます。

その速度がまるで揺れ動く心と連動していて、
とても綺麗な速度です。

蓉一が桜井を意識し始めた時、
「やった…!」と思っちゃいましたね…。

蓉一はまるで鉄壁で何者も寄せ付けない雰囲気が
ありましたから。

「もっと桜井を意識しろー。
もっと可愛くなって、色んな表情を見せちゃえ!」
と思いました。

だって、あんなに美人なのに、
ずっと無表情でぶっきらぼうなのは、
勿体無いじゃないですか!

ふたりの初めてのキスシーンは、良かった…。

桜井は、おっかなびっくりって感じで、
蓉一は、何も知らずに桜井を受け入れたって感じで…。

文句なく綺麗でした。

揺れ動く、ふたりの心。
いいなぁ…。

1

さて、思い出しながらの感想なので、時系列とか、巻数とかぶっ飛んでたら申し訳ないのですが、今回も怒涛の展開。かわいかった。
まとめて読んだからわりと展開はやいなーと思ってたんですが
連載を追ってたら、じれったいんだろうな~と思う。

さて、この作品のおいしいところ。
「落ちる瞬間」ですww
長編連載だからできることなのかな。
小説とかではわりとあったりするんですが、恋に落ちる(気づく)瞬間が好きです。
あー・・ヤバイと思いながらも、恋に落ちてしまう。
性別とか年齢とか、あーどーすんの俺ぇっ!!ってのが好きです。
今回は、二人ともしっかり描かれてて、なんか好き。
表情とか、行動とか、あんなに「かわいくない」って思ってたはずなのに
触れたくて、見たくて、どうしようもなくて
そいういう部分がきっちり描かれていたのが嬉しかった。

2

蓉一の変化が目まぐるしい。

1巻、3巻、4巻既読。
1巻と比べてかなり蓉一の行動や表情に変化が見られるようになった。
人と関わろうとしなかった蓉一が桜井さんのことを知ろうとしたり、桜井さんを見て照れたり……
表情が乏しいからこそ、恋をした時の情熱が激しい。
それは3巻以降にも言えることですが……
そして初チューのシーンがすごく扇情的。
そりゃ押し倒したくもなっちゃうよね……
淡白そうに見えていちいち反応が可愛い蓉一の、今後の変化が楽しみで仕方ない。
蓉介パパの死の真相も気になるところ……
余談ですがあとがきでの蓉介パパの親バカっぷりが可愛い。

0

蓉一、萌え過ぎ!

『花は咲くか』の二巻。

相変わらず空気感が本当にゆったりしていて、心の変化が自然なところが好きです。
作画も美しい。
そして、ただ美しいだけの漫画ではないところが最高です。

受けは蓉一、美大生。
桜井は広告代理店で働く37歳。

この巻では当て馬的な人物、藤本が登場。
蓉一の大学の同級生で、まったくつるまない蓉一が気になり近づいてくるのです。

ただ、彼のおかげでふたりの距離はかなり加速度的に近づきます。
桜井は若い藤本に嫉妬し焦る。
そして蓉一は今まで他人に無関心だったはずなのに、藤本に指摘されることで桜井への気持ちを自覚します。

この巻のわたしの萌えポイントは、まだ桜井への恋心に無自覚だった蓉一が、タケさん(従兄弟)に嫉妬し、思わず桜井を追いかけてしまうところ。
これで無自覚だなんて、どんだけドンなんだ!蓉一!可愛い過ぎだ!
初恋かなー。
恋に慣れない子って最高です。

そして個人的には蓉一たち下宿人の面倒をみている、吉富のキャラの濃さが良い!
強面なのに、世話好きおばちゃんのよう…良い意味でね(笑

2

1作目より更に!

こちらも一冊目同様、まるごとひとつのストーリー。

桜井さん。まっとうなオジサンですな!
真剣に悩んでる。
好きだから相手の事を考えて、一生懸命抑えようと。
でも抑えきれないのが恋なのですねぇ。
「もうどうにでもなれ!」的なのが所々w

そして蓉ちゃん。
生い立ちがちょっとばかり曲がっていたから
人とのかかわり方や考え方もちょっとばかり曲がってる。
でもとっても素直なんですねぇ。

その真っ直ぐさと桜井さんの悩みどころが
なかなかに微妙なズレで、とっても面白く読めました!!

どんどん面白くなってきました~。

1

始まり

やっと始まった!色んなことが。

今回は蓉一サイドのお話が多いです。
蓉一は気持を素直に口にできるんだけど、自分がどんな気持ちかに気付けない。
周りに守られて、深く考えなくてもどうにかなる環境で育ってきた所以だとおもうのだけれど、
そこがもどかしくて良いですね。

今回やっと蓉一が桜井さんへの感情に気付きます。
気付いたときの赤面した表情がなんとも幼く色っぽい!

1巻でのレビューでも書きましたが、日常の細かい1コマに各キャラの性格が表れていてとても和みます。
とくに食事のシーンが好きです。遠目だとお箸をグーで握る菖太、無言で醤油を差し出す蓉一・・・こういう演出はキャラがどこかで生きていると感じさせますよね。
だいたい衝撃の場面に立ち会うのは菖太っていう、チョコマカ元気キャラもよい^^
吉冨さんと柏木さんの関係性もとても好きです。

アテ馬的存在の藤本がいることでだいぶアクセントになってるしだいぶ重要な役目ですね。
とくに桜井さんにとっては踏み切る良いきっかけになっていると思います。
全く好きになれないキャラですが。

蓉一と同じくらい桜井さんも好きです^^

1

何かが動き出す・・・

1巻の最後に、桜井は蓉一の事が好きだと自覚しましたが・・・
今巻では蓉一の気持ちの変化がよくわかります。

蓉一が男であることや年齢差に悩む桜井ですが、
積極的に蓉一にアタックする藤本の出現で、イライラモヤモヤは増すばかり。
一方蓉一も、藤本に桜井に対する態度を指摘されたことがきっかけで、
少しずつ自覚が芽生えていきます。

当て馬的存在の藤本ですが、もの凄く重要キャラだと思います。
蓉一に対する自分の気持ちを自覚しながらも、戸惑うばかりだった桜井。
藤本に牽制された事で、避けていた自分の気持ちと向き合う様になり、
対抗心から桜井も水川邸に下宿する事になります。
一方蓉一もまた、藤本に桜井に対する態度を指摘され、
無意識だった自分の本心を、少しずつ自覚していくようになります。
なんか、藤本が居なかったら、二人の恋愛は始まらなかったんじゃないだろうか?
と思うほど、藤本が現れたことで、二人の意識が動き出します。

それにしても蓉一、感情表現は乏しいだけでなく、素直というか無垢というか・・・
何も知らない赤ん坊や生まれたての動物の様な、全く色の無い状態だったと思います。
それが、桜井や藤本に出会った事で、
少しずつ人間らしい、19歳らしい色がついていく様子が、すごく良かったです。
巻の後半、蓉一目線の話が少しありましたが、
無表情で無口な蓉一も、心の中では様々な想いがあった事が分かり、切なかったです。

ところで蓉一ですが。
至近距離で目をじっと見つめたり、
必死に追いかけてきて「もう少し桜井さんと一緒に居たかったから」と言ったり。
本人は全く自分の言動を意識してないですが、凄い誘い受けですよね!
たじたじの桜井が可愛いかったです(笑)

そして巻の最後に、蓉一に抱き付かれてとうとうキスしちゃう桜井。
さあ、二人の関係はどうなって行くんでしょうか!
期待大!です!!

1

触れてみたいって思うんだな

2巻も、蓉一はとにかく綺麗です
竹生さんも綺麗なんですけどね

桜井さんへの気持ちがゴウゴウとなっている蓉一がどういった気持ちなのか、なぜこんな風になるのかを考えている内容が好きです

この気持ち何?と思うことなんて
大人になったらなかなかないですし、わからないことをわからないと思わないように、なってしまっているので、蓉一が感じている
心の声は、とても心地よい過去を思い出させてくれているような
気がしました

桜井さんと幸せになってほしいですが、桜井さんがどうにも好きになれない・・・

0

種を蒔いて芽が出てきたかな?

蓉一くんの下宿に同居している蓉一くんの従兄弟・・・岩崎竹生くん、水川菖太くんが良い味出しています。
蓉一くんの大学の同級生、藤本浩輝くん。彼の登場がちょっぴりふたりの関係を進展させてくれるかもしれません。
蓉一くんにそっくりな蓉一くんのお父さんについてのエピソードも描かれています。
彼はもう亡くなっているのですが、そのあたりも鍵になりそうな感じです。
2巻でやっとキスまで・・・こんな感じでスローペースでじんわり優しく・・・。
庭に植えた種が芽を出し葉を広げ花を咲かせるのはいつのことでしょう。

1

じれったいなりにじわじわ進む

ようやくBLらしくなってきた2巻です。

タケと桜井が一緒にいると嫉妬する蓉一。
蓉一の表情はあまり変わらないのですが、
言葉や行動で桜井のことが気になっていることがよく分かります。

そして当て馬の藤本が知らない間に蓉一は桜井さんの家にも上がっちゃいます。
そして蓉一は「家を見に行きたい」「桜井さんともう少し一緒にいたかったから」などと
誘ってんのかおい!と突っ込みたくなる発言をしまくります。

このじれったさが萌え萌えします。
蓉一の無自覚誘い受け的な初恋模様がたまらんのです。
日高先生の麗しい絵で読むとますますたまらないです。
ようやくキスまできましたが…。果たして次巻はどうなることやら。
このペースで行くとキス以上は一体いつになることでしょう(笑)
じれったい物語がお好きな人に激しくお勧めいたします!!ぜひ悶えて欲しいです!

2

社会人×大学生 その後の進展

表紙をめくると、桜井の肩に顔をのせてもたれ掛かっている蓉一のカラー絵が!
え!蓉一が桜井にデレている!え!えええ!と思いながらドキドキの予感にトキメキつつ読んだ第2巻。

あらま、無自覚君キちゃったこれ。
いきなり「桜井さんの家に行きたい」と言い出す蓉一。
もし女の子が同じことを言ったら「あなたとHしたいの」って誘ってるのと一緒じゃないか!
ひゃっふー!と思いながらもいやいや待てと。
男同士だし無自覚君だし、まださすがにそういう展開にはならないよね、と。
ふふ、じらしておくれ、ドMな私をwww

そして蓉一が桜井の家に行ったのは、実は竹さんが桜井の家を知っているんじゃないかと勘違いして「嫉妬」をしたからなんですね。おい、まて!二重に美味しい展開じゃありませんか!!
無表情のくせに、無表情のくせに・・・なんて萌萌な子なの!
そうそう、無自覚誘い受けが大好きなのでツボりました。
そして少しずつ距離が縮まって・・・。

ぬぁー!じれったい!
けれど、蓉一には色々な事をいっきに飛び越えずに、ゆっくり行って欲しいな~と思うのでした。
そして当て馬の藤本。君、切ないよ。とっても積極的で頑張ってるのに、ただのお邪魔虫になっているのが切ない。きっと良いヤツ・・・のハズwなんだけど。頑張れって応援できない私がいるwww

蓉一の家に藤本が来ることになり、更に桜井まで借りることになった第2巻。
静かにバチバチしている大人気ない桜井VS学生藤本。次巻はどうなるのでしょうか。

2

突然の変化

 桜井は菖太のために買ったというケーキを食べる皆さん、結構この絵はシュールです。そしてこの場には、蓉一の同級生だという藤本もいるのです。
 桜井が下宿を後にするとき、慌てたように後をついてくる蓉一は、そのまま桜井の家に行きます。「もう少し桜井さんと一緒にいたい」という蓉一ですが、二人がそのまま結ばれないのは、やはり男性同士だからかなという疑問も沸きましたが、蓉一の気持ちが少し分かったようで、読んでいて嬉しかったです。

 やがて桜井は、蓉一の下宿へ引っ越してきます。そして、蓉一も桜井との思い出を反芻していることに気づき、二人が確実に近づいていきます。後半の二人が近づくシーンが、テンポがよくて、何度読んでもどきどきします。

0

「お前がわかるよ」

にやにやが止まらない一冊!
1巻は、ほうほうなるほど~って読んで
続きが気になるなぁぐらいだったのが
2巻!この2巻から表情筋が緩みっぱなしでした
ちょwこれwやばいよ! キュンキュンするやー!!

あらすじは置いといて…(スミマセン)
桜井さんと蓉ちゃんの距離がぐぐっと縮まり
彼らが1人で相手のこと考えて悶々してる姿も
2人でラブーな空気だしてるシーンも
もう、ホントにご馳走様ですって感じです☆
1巻読んで、萌えが足りないって思った人
2巻で怒涛のように萌えが襲ってきますよ!
この作品のじわじわ~と湧き出る萌えニヤリを是非是非(^^)

0

変わらないとは限らない

スローペースなこちら、37歳の桜井と19歳の蓉一のお話。
いよいよ、蓉一の感情が桜井との出会いによって変化して来ました。

何も変わらないと思って居た蓉一。19歳にしてそんな考え方は、やはり異常で。
自分の父親を愛し尊敬していた2人の大人が、父親の代わりに愛でてくれる。
今となってはそれは正しかったのか、大人達も自問自答する。
他人に興味なんて湧かないし、状況も感情も変化する事なんてない。
そう思って居た、のに。
桜井への感情の変化に少しずつ気付く蓉一は、一瞬にしてガラリと変わる。

……何ですかあの赤ら顔は…っ!!!(ハアハア)

ずっと桜井さん好きだった私は、一気に蓉一までラブですよ。
桜井さんは年齢も年齢だし、きっとおモテになるでしょうから女性とのお付き合いもそこそこしている訳で。
それでもぐわっと自分以外の誰かを考えて感情が昂る熱なんて忘れて居て。
冷めていた筈の2人が、お互いを思って、心の中が沸騰し始める。
その瞬間が、死ぬほど締め付けられます。

顔を見たら抑えきれなくなった蓉一。
もう寝ていたかと思ったのに縁側に座る彼を見つけて戸惑う桜井。
桜井の名を連呼し首にしがみついたり、一度体を剥がされたと思い眉間に皺を寄せてもう一度名を呼ぶ蓉一の姿に本当に心臓が痛くなりました。

何も経験していない真っ新な蓉一が、真っ向から桜井に進み始める。

藤本のケシカケも桜井には有効的だったし、菖太の言葉も蓉一にはとても重たくずっしり来ています。
もう周り、ナイスアシスト!(笑)

どうしようもない衝動で、キスまで致しましたよーーーーっ!!!
……鼻血が出たらどうしようって位悶えました、最高過ぎますこの2人。

1

ヨウちゃん、かわゆし♡

全体に物語が膨らんで進展していく巻です。
一見大人っぽく見えていた蓉一の、眠っていた感情が動き出す様や、
二人の気持ちが近づいていく様、周りの人々の思いや動きなど
細やかで読み応えのある、ますます先が楽しみな巻です…が…

ああ、この巻の私の一番のお気に入りは、やっとのキスシーンではなく
茂みをかき分け葉っぱだらけになりながら、蓉一が桜井を追いかけてきたところ!
その無防備さ、無自覚さ、動物のような単純な行動、可愛過ぎるっ♡

冷凍食品食べないところも、好きです。
短いパンツやロールアップ、ブーツやさりげなく可愛い上着やマフラー、
ファッションも、いつもオサレで好き〜♪
(でもねぇ、こんな風に外界に興味のない子が、お洒落ってのもちょっと不思議だが。)


登場人物が皆、植物絡みの名前なのも面白い。
水川のご一家は、植物の名前を名付けするのねー。
吉富さんはご親戚だから、名前の方なのかな?
で、桜井や柏木や藤本は名字。
もしや草花だと受けで、木だと攻めとかってある?竹は木に入れていいのかな?
ええっ?じゃあ吉富さんは、受け…?…かな…やはり。


6

いったいどんな花が咲くのか!?3巻くださいッ!

ドラマCDから入りました。
最初はよくありがちなツンツン受けの話だと思っていたのが、
まるでサスペンスか!?ってぐらいに次の展開が気になる!!!!

なんなんだろうね、この魅力は。
櫻井もすごく魅力的な大人かというとそうではないし
ドラマCD以上に蓉一が19歳らしくて、
あまりの地味さに萎えるかと思ったのにw

2巻でやっとキス。
この二人を見ていると、
ベッドシーンまでこぎつけるのに10巻ぐらいかかるんじゃないかとw

というか、現時点ではそういう恋愛の生々しさがまったくうかがえない。
櫻井はまだしも、蓉一があまりにも植物的すぎて、
壊してはいけない聖域みたいなものを感じるんですw

原作を読んではじめて、「花は咲くか」の花は
二人の関係を暗示しているのではなく、
恋愛という名の水を吸収して花開く蓉一なんじゃないかと思うように。

いったいどんな花が咲くんだろ…。
今のところは花ではなく観葉植物とかかわいげのないハーブ(どんなハーブよw)
1巻の終わりのほうで清純な百合か!?と思い、
2巻のラストで妙に色っぽい表情を見て
ババーン!と豪華でエロいカタチの蘭という可能性ありですか!?

…と妄想涌いてこまるw

3

蓉一の照れ顔にキュンとした!

2巻になって、物語がグッと動き始めましたね!
自分の気持ちに戸惑う桜井さんと、桜井さんのことを考えて頬を真っ赤に染めている蓉一がものすごく愛おしく感じました。特に蓉一、可愛いよ!(>ω<)

私、日高ショーコ先生の描く男の人の絵ってすごく好きなんですが、中でも横顔がめちゃくちゃ好きで…。だから今回のキスシーンもめちゃくちゃ萌えました。美しすぎる…!

そして今回初めて、「年の差萌え」を経験しました!こういうことなんですね。蓉一のキスのたどたどしさに私もキュンとしました。

3巻はどんな変化があるんだろう?
続きが楽しみです!

0

成長途中だったのねぇ

連続読みの2冊目ですが、いよいよちらほらと感情が流れ出る展開になってきました。
おじ様の桜井さんは一足先に忘れかけてた熱い感情が芽生えてきたけれど
蓉一くんは・・・お子ちゃまだったんですねぇ~
感情がいまだに育ってないって・・・19才、奥手すぎますね。
でも、蓉一くんの育った環境ならそうなっても仕方ないでしょうね。
まぁ、それだって同級生の藤本くんのおかげなんでしょうけど・・・
彼も複雑でしょうね、それに個人的に気になるのは菖太くん、彼も別の意味で
根深い思いを抱えてますよね。

今回は桜井さんが思わず蓉一くんを抱きしめてキスしちゃうんだけど
そこで桜井さんは気が付いてしまうのよね、蓉一くんがとっても無垢で子供だと
これは大人の桜井さんにはかなりキツイのではないかと思えます。
またまた次回が楽しみですね。

2

牛歩ですが…

2巻後半で急激な盛り上がりを見せ、そのいきなり具合にはまるで我が事のように動揺しました。
あれほど苦手だと思っていた容一にぞっこんじゃないかよ桜井さん!しかも蓉一がなんの経験もないってことがわかってちょっと舞い上がってたりして可愛いのです。(ただし、進展はあまりない。これBLだったんだっけと思い出したぐらいだもん。)

猫を嫌ってる人がしょうがなく飼うときってこういう状態です。
そんでもう文字通り猫っ可愛がりしちゃってたりするのよね。
こういった心の機微を繊細に描いてくださるから、日高さんの作品は人気があるんですよね~。
登場人物のそれぞれの過去を、チラチラと見せてくださる手法もお上手です。
通いの管理人吉富さんのことは、私もオバサンだと思い込んでたもんで意外だったし、彼が語る過去話はたった2ページなのに泣かされました。やられた!
明るく振舞っていても時折仄暗い眼差しを見せる菖太も気になるし、続き!早く!!

登場人物は花の名前がついているとのこと。
表紙も凝っていて
1巻は蓉一だから芙蓉の花をしょっている
2巻は桜井さんだから桜
3巻は誰だろう…藤本で藤?いやタケで筍?私としては吉富さんが桔梗の花を背負って欲しいとこですが、まあないですよね(笑)

6

まだ、つぼみ段階かな?

広告代理店勤務・桜井和明×美大生・水川蓉一です。

エロがなくてもBLは萌えるんだよ!!って思う作品です!!←でもそればっかりじゃつまんないけど・・・この作品はエロはなくてもいいと思います( *´艸`)

前巻では桜井さんが蓉一が好きということに気づきましたが、今回は蓉一が桜井さんの事が好き?って気づいた感じですね。まだ確定はしていませんが、あの蓉一の桜井さんが好きかもしれないと気づいた時の顔を真っ赤にしている所なんて激萌えしました。なんて可愛いんだっ!!(*≧艸≦)

日高先生のキャラの感情表現がうまくて大好きだと、改めてわかりました。
あの蓉一の顔だけで買ってよかったと思いましたね((´∀`*))

今回、当て馬役が出てきたんですが、さてさてどうなることやら・・・。
いつ花が咲くか・・・次巻も非常に楽しみですね!!

3

仕事をバリバリこなす桜井さん、素敵です。

二巻目です。

桜井さんにライバルも出てきて、そのライバルもいいあて馬になってくれそうだし、蓉一たちの抱える背景なんかも分かってきて、二人の関係も進んでいったしで面白くなっています。

でも背景が見えれば見えるほど、もっと蓉一には彼が抱える暗い何かがほしいです。
いえ、欲しくてたまらないのです。
あまりにさっぱり、薄味テイストな人間味というか。
暗い過去は背負っていて、それが彼の人間形成をも大いに影響しているのですが、業のようなものが見えないのですよ。
学生に業を求めるのもなんなんですが。

でも日高さんの【憂鬱な朝】とか読むと、もっと日高さんなら!と思ってしまうのです。

しかし仕事をする桜井さん、素敵です。

1

二人が好きです

1巻に引き続きモゾモゾやっている二人(笑)

この巻では、前巻では桜井への気持ちに自覚の無かった蓉一が、藤本によってその想いに目覚めていきます
桜井にとっては、藤本はライバル的存在
「気のせいじゃないから」と言い放ち開き直った桜井の表情が私的にツボでした
そしてその後、仕事が手に付かなくなってしまったヘタレっぷりに笑いました

一方、桜井を強く意識するようになった蓉一
後半の蓉一の可愛さは異常です
ズボンとブーツの間のすき間という萌えポイントも見逃せません(全く関係ないですが笑)


いじらしい二人が可愛すぎます
3巻も楽しみです!

3

その気に、

レビューで好評なようだったので1、2巻買ってみました。
お話はまぁ、優遇なんだか不遇なんだかな子供のまま成長しちゃった青年をすきになっちゃったオジサン…、って簡単に書くとこんな感じになりますねw
でもそのオジサンの桜井に出会ってから青年蓉一は色んな感情を覚えて、自我が出るようになってきて、って。
あのね、何も知らないって本当に罪だと思う…。笑

でも内容は置いて、最初に思ったのは連載はいいなぁって事です。
読みきりや短編じゃここまで心情の変化や進歩とか、主役以外の干渉なんかを丁寧に描けないですよ。
さくっとBLを読みたい方は好まれないなぁとは思います。
焦れて焦れてしょうがないw 1巻ではキスひとつしてませんしね。
でも私はキス一つに2冊架けるその熱の強さと遅さがいいなぁと思ったんですよ。そういう作品には中々出会えませんし。
焦れったく続きを待つ作品が一つ手元にあるのも良いもんだと思います。というワケで焦れったく3巻を待ちます( ′`)

2

むしろ、ヨウちゃんの行動にこっちの胸にトキメキの花が咲いたよ☆(ヲイ)

うわー、これはヤバイですね!
ハマりますね!

ヨウちゃんはある意味、魔性なんじゃないでしょうか(笑)
1巻ではまさかヨウちゃんがこんな行動に出るとは思ってませんでしたよ。
自分に正直なんですね、実は。
ただその根本の意味とかが曖昧な感じではあるけれども。
それでも、桜井に対する興味は真っ直ぐに向けられているし。

桜井さんも無事開き直ったというか、売り言葉に買い言葉というか。
藤本のお陰様で?とりあえず宣戦布告できるくらいのラインには達したし。
あとはヨウちゃんとどう向き合うか…。
って、いろいろ考えてたらヨウちゃんの方から来ちゃって。
最後には遂に…。

でも、問題は山積みのようで。
これから先が気になります。

何気に藤本も好きなのですが、くっつくことはないだろうし。
案外、菖太といいコンビになるかなとも思ったのですが、それだとタケさんがあれなので。
やっぱり菖太はタケさんとの方向で…。

1

一巻で蒔かれた種は目を出して、ぐんぐん伸びてきてます!

この2巻の一話目で、思いっきり心臓を掴まれました!!
胸がギュンギュンして、
おおー、一気にポンポンって、芽が出て、そしてぐんぐん伸びていくのが見えるんですvv
何にも感心を示さないという蓉一が、葉っぱまみれになって桜井を追いかける姿に、心臓がバクバクしてしまいました!
竹ちゃんに、ヤキモチ妬いてる?その姿が何てかわいらしい~♪

表紙の返しに「ゆっくり読んでいただけるとうれしいです」なんて書いてあるので、つい本当にゆっくり読んでしまった(汗)
この2巻を見て、1巻を引っ張り出して、また2巻を見て、また1巻を見て、、、エンドレス!?
そうやって見返したことで色々とそうだったのか、、と思うことしきり。
3巻が出る時はまた1、2、3と、じっくり見返す作業がいるのかしらww

1巻の蓉一の登場の目と、2巻の目、明らかに違います。
最初に桜井が意識して、続いて追いかけるように蓉一が急激に意識して。
アテ馬の如く登場した強引な蓉一の同級の藤本のおかげですねww

表現や環境は違うものの、他人に興味を持つことができないと感じるのは桜井も蓉一も同じで、タイプの違う似た者同士だったんだ。
蓉一の周りの人は、彼の関心を自分に向けようとするけれど桜井は違う。
一緒に住んでいる従兄弟達が、蓉一の懇意にいしている大人が桜井と親しくするから、そんな部分でも桜井に興味がわく。
彼の描いている絵を”花”と当てたことも、そこで話したことも、1巻で起きた出来事は、全てこの2巻の進展の為に必要だったことが、改めて実感させられたのでした。
本当に日高さんのストーリーの創り方の上手さにうならされます!

この巻の冒頭でギュンさせられて、再びラストでも!!
初めての恋に意識しまくりでうろたえ、自分から飛び込んで顔を赤くする、そんな初めて表情を崩す蓉一の姿がとてもとても印象的な本でした。
3巻も楽しみで、楽しみで・・・ww

4

じわじわと恋に落ちる様がたまらない

日高ショーコさんをつい最近知り購入したのですが、基本衝動で表紙買いするタイプなので今までスルーしていました。
ふと目が行ってしまうような華がある絵柄ではないので、萌えハンターとしましては手が出し辛い表紙でした。正直顔が地味だな~と。

が、本を開くと一転。
均整のとれた骨格や綺麗な手指、徹底してブレない画力で話に惹き込まれます。
顔の地味さも、無理にキラキラと綺麗な顔の漫画より色気を感じます。知的な色気といいますか。

一巻では多忙なクリエイター・桜井(37)と無愛想な美大生・蓉一(19)の出会いから始まり、会う度に反発し合っていた二人が少しずつお互いを知り、蓉一をいつも目で追っている事に気づいた桜井が恋心を自覚する所で終わります。

二巻では今まで何を考えているのか全く分からなかった蓉一の気持ちが段々と見えてきます。恋心を自覚し、距離を測りかねる桜井に対し、全ての人に無関心な蓉一が明らかに桜井を気にするようになっていく。
蓉一は家族の暖かさも親しい友情も知らず、必要とも思っていないので、桜井に対する興味も、自分の中でどういう感情なのか分からない。
が、蓉一の事が好きな同級生、藤本がいいます。
「目が大っきくなるんだよな」
「桜井さんを見るとき目の色変わってるの自分で気づいてる?」
確かに普段はぼんやりと無表情な蓉一、目蓋を少し伏せたような表情が多いのですが、二巻から桜井を見つめる目がすごく綺麗になってます。この描写がとっても上手い。
蓉一は勿論自覚してなかった訳ですが、藤本に言われたのをきっかけに更に桜井の存在を意識し、二人の距離がまた少し縮まった所で二巻は終わります。

すごくイイところで終わったんですが、続きが出るのは1年後らしいですね・・・。鬼畜だわ・・。

エロはなしで二人が恋に落ちるまでを描いたじんわり萌えな作品ですね。特別にドラマティックな展開はないですが、主人公、脇キャラ共に自然体で無理がなく心の揺れ動きが細やかに描かれてます。BL漫画では貴重ですね。

6

走り出す蓉一の想いに萌え死ぬ

ルチル本誌で既読ですが、日高さんの作品って心理描写が巧みだから、コミックスとしてバーッと一気に読んだ方がわかりやすくていいですね。
前巻では桜井が蓉一への想いを自覚したところまで。
そして今巻では二人の想いが急速に動き出しますよ!

今まで人形のように表情のなかった蓉一。
そんな彼が今回は人間らしい表情を見せてくれます。
みんなが蓉一のことを「何かが欠落している」というのは、きっと彼の両親が亡くなった時点で、彼の時間は止まってしまっているからなんでしょうね。
両親が亡くなってからは、周りが言うとおりの道を進み、そこに蓉一の想いはあったんでしょうか。
多分、周りの人達もそう思っていたはず。
そして、菖太にそれを言われて図星だった蓉一自身も。
でも、一人だけ。桜井だけが、蓉一は本当に絵が好きで、この下宿屋が好きでここにいるんだよって言ってくれて
桜井のそんなところに蓉一も惹かれたんだと思います。
桜井と蓉一は、正反対のようでお互いすごく似ているんですよね。
…感性が、かな??
感じるところが同じなんだと思います。
蓉一の描く花を桜井だけが理解してくれたりだとか。
お互いアート系なので、こういう感性が合うっていうのはすごく大事なのかも。
一方の桜井は、蓉一に恋をすることによって青春再び!!ってかんじでいいですね~
37歳にしてキッラキラしてますw
久々の本気の恋に、暴走したり戸惑ったり。
オッサンのくせに若々しくて初々しくて、とっても微笑ましい。

後半、暴走した蓉一の想いがたまりません!!
自覚……は多分まだしてないんだと思います。
無自覚に桜井のことが好きで、桜井にすがりついてしまったけれど、気持ちは追いついてきていないかんじ…。
そこがまた初々しくていいじゃないですか!!
どう考えても蓉一にとってはこれが初恋。
初めての気持ちに振り回されてついていけてない純情青年……
可愛すぎる!!!

ちなみに今月発売のルチルに掲載されている「花は咲くか」
これまためーーーーっちゃいいところで終わってます。
このコミックスよりほんのちょっと進展した二人ですが、
今回もまた蓉一に萌え殺されるんじゃないかというくらい、彼の表情にクラックラです。
桜井と出会ってどんどん表情豊かになっていく蓉一。
そして桜井も、蓉一に出会ってから仕事もメキメキ頑張ってて。
お互いがお互いの原動力になってるのって素敵な関係ですよね!!

「花は咲くか」このタイトル、二人の恋の花は咲くのか?!というのと、あとは蓉介パパのくれた種が無事花をつけるのか…という意味もあると思うんですが
二人の飢えた種はどんな花をつけるんでしょうね。
二人がめでたく結ばれるためには、蓉一が両親の呪縛から逃れる必要があるんですよね。
自分の足でしっかり地に立って、ようやく桜井と向き合えると思います。
ますます続きが楽しみな今作、早くルチルの続きも読みたい!!><

5

初恋ってやつですね

1巻を初読みのときには、あんまりぐっとこなかったのですが、
2回読み直したら、すごい好きになった作品の2巻目!

これって、彼の初恋ってことなんでしょうか。
BLというとどうしてもエッチシーンとかを期待しちゃうけど、
こういうお話っていいですね。
忘れていた気持ちがよみがえりました。

男女に置き換えても、年の差がかなりあるというのに、
男と男ともなれば、桜井さんが悩むのも無理はないはずです。。。

しかし、無意識に相手の目を覗き込むとか、
天然君には、胸きゅんしっぱなし!
わたしも、テクニックを学びたいと思いました★

0

こっ、これは……

 ヤバイ。

 日高ショーコさんの作品は、どれも比較的好きだし、作家買いしているのですが、どこか私にはオシャレすぎてかっこよすぎて、萌えまくるということはありませんでした。

 が……これはねぇ。

 もどかしさがツボにハマった!!!! 萌え死んだ。

 エロは全くないのに、こんなに叫びそうになるなんて……。

 一方は恋愛にがむしゃらに突き進めるような歳じゃないオッサン。(オヤジ好きなのでポイント高い)一方は恋愛どころか人間関係すらまともに築いていない浮世離れした青年。
 まともにくっつくわけはなく……。

 そのもどかしさは、葛藤もなしにすぐにくっついちゃう作品が多いなかで、じれったいけれどドキドキしました。

 いやぁ~~~両思いなのに、両思いになっていない作品って好きだわ。


 しかしさぁ。1年に1冊って、どういうことだろう……。困る!!!

7

のろい、とろい

とにかく話の進み方がのろい。
じんわりくる、というよりも、わたしはまどろっこしいが先に立つ。
それでも一応、オヤジ受けじゃないようなので、安心した。

しかし、連載ペースを知らないんだが、謎がどんどん解き明かされていくというよりも、後出し設定、ご都合主義的展開に思えて、焦れったいというよりも、あざとい感じが鼻につく。

日高さん、嫌いじゃないんだけど、好きになるには足りないものが多い。
コミックスの装丁も、このアップはイマイチ。
デザインはいいかもしれないけど、アップに力のある絵柄じゃないから、もったいないというか、すごく損をしているような?
憂鬱な朝もそうだけど、コミックスの表紙イラストで、新規の読者を拒否していると思う。とにかく魅力的には思えない。キャッチャーさに欠ける。デザインやレイアウトは好きなんだけど、もうちょっと考えてほしい。

2

かざり

けもけもぱぷさんのレビューがなるほど~と思ったので、
コメント書きました。

すごく同感です。
表紙って大事ですよね。表紙買いという言葉もありますし。
どんなに評価が良くても、表紙が自分の趣味と合わなかったら
買ってみようという気がなくなるんですよね。

なにこれ、なにこの可愛いのっ!

あ~!わ~!きゃ~!と、意味もなく身悶えてゴロゴロしてしまう可愛さ!
なにこれ、なにこの可愛いのっ!

無表情が無邪気で素直だったらこんなに可愛いんだ~ww
本人も無自覚で、じーっと見つめたり、もうちょっと一緒に居たいと言ってみたり、窓辺でじーっと待ってみたり。
かと思えば、美味しくなさそうなもの出されたら遠慮せずさっさと帰っちゃったり。
嘘や愛想がない分、すべての表情や行動に意味があって、本当にきゅんきゅんします。

そんな蓉一が、桜井にだけは言葉も態度も返して、表情を見せて。
こんなん見せられたら、おっさんイチコロでしょう!!!
私もイチコロです><

何にも興味がなく、つまらないと思いながら淡々と過ごす中で、きっと桜井の存在や今の感情は竜巻みたいな衝撃でしょうね。
そうやって桜井に触れることで少しずつ芽を出し始めた「感情」に、きっと戸惑うことのほうが多いだろうけど、ひとつひとつ受け入れてくれればいいなぁと、見守るような気持ちになってしまいました。

そして!!!
自覚のシーンに、貧血になるかと思うほど萌えました!
あれです、あそこです。
あの、あそこのページの左上のコマの表情!

そのさきはもう、可愛すぎてキュン死しそうでした。
なんてまあ不器用な……。

もしかすると完全に恋だという自覚はないのかも、というか、この感情がいわゆる恋心なんだってことにまで、まだ頭が行きついていないのかも。
それでも手を伸ばす仕草が、なんだか闇雲に欲しがる子供みたいに見えて、愛おしかったです。

あぁ…言葉でどう言っても、どうにもこうにも伝えきれない><
これは是非、沢山の人に実際読んでキュンキュンして欲しい~ww

それにしても、当て馬め!
大抵の作品では当て馬が出てきても「あ~当て馬だ」と思うだけだし、作品によってはむしろ好きになったりもするんですが。
この作品に関しては、蓉一があまりにも無防備なので、うっかり奪われちゃうんじゃないかと本気で怖くて、奴が出てくるたびに「近付くな~~~!」と心から思ってました。

あ、そういえば。
1巻では受け攻めが分からなかったのですが、どうやら桜井攻めみたいですね。
ちょっとほっとした~ww
日高さんの黒髪攻めは大好物なんですが、日高さんの黒髪ツンデレ無口受けは更に大好物なんです!

5

頭から消えない

ああもう好きすごい好き。続き物ということや、今までの日高作品の中でも登場人物が多いということもあってかスローテンポです。

どこかまわりと距離をとり、無愛想でそっけないの蓉一と少し前までどこか投げやりに生きていた広告代理店勤務の桜井。

初対面はお互いにあまりいい印象ではなく、苦手と感じていた。しかしそれと同時にどこか似たところを感じていた2人。
前回は苦手なはずの蓉一がなぜか気になって仕方ない、その感情がなんなのか気づき、あまりに久々の感情にうろたえる桜井というのが印象的でした。
歩み寄りはじめたというとこまででしたね。

自分の気持ちに気づいた桜井ですが、だからといってどうしていいのかわからない。19歳と共通の話題があるわけでもなく、ましてや相手は男。

無愛想ながらも桜井に興味を示し急速に歩み寄り始める蓉一。それに戸惑う桜井というのがたまらなくよかったです。

蓉一の気持ちも見えてきて、互いに惹かれているのが感じられてトキめきました。

蓉一の一挙一動にキュンキュンしました。桜井を見つめる顔が好きです。
日高さん相変わらずいい表情描いてくれますね。

前回後半に登場した藤本も本格的に動きだし始めます。
周りのキャラクターもそれぞれいい味だしてます。


三巻が出るのを指折り数えて待っております。

2

動き出した!

前巻では結構好き嫌いが別れた(ように思われる)この作品。
受の性格的に、物語はサクサク進むのとはほど遠く、登場人物がようやく揃ったかな?というのが1巻でした。
顔は整っているけど、ぶっきらぼうで愛想のカケラも無い蓉一(19歳)と、以前はバリバリ活躍していたけど今はちょっと日和気味?で疲れているサラリーマンの桜井さん(37歳)が、偶然出会い、お互いを苦手と感じていたのにいつのまにか距離が縮まって来た(BL的というよりは人間的に・・・)というところで前巻は終わっていました。
話としては大きな事件なども無く、ゆっくりした進行な上にHのエの字も無く、無表情でイマイチ可愛気が見えない受に、37なのにオヤジと言われて違和感の無い冴えない攻というカップルだったために、攻め重視の私の腐友にはことさら不評なシリーズでした。
(私は受重視なので、ちょい萌えでした。脇役の少年が可愛いかったし!)
が!
今巻はちょっと動きましたよ。
気持ちが!2人の距離が!!

前巻終わりでようやく蓉一を意識した桜井さんに加え、今度は蓉一が一巻かけて自覚しました。
実は蓉一に横恋慕する同級生の藤本君というのが居て、これがかなり積極的なんですが、蓉一はぼんやりしているので、読んでいる方は結構スリルを感じてしまいます。しかし、流されているように見えるのは無関心かららしく、蓉一は桜井さんのことについては、自分なりに色々考えたり悩んだりしています。(無表情ながら・・・)

先に自覚している桜井さんは、年齢差から慎重になりつつも、結構自分に正直な人だったりするのが可愛気を感じさせます。
まぁ、その慎重さを押して動く原動力は藤本の存在な訳で、微妙に両思いになった(?)2人ですが、藤本は健在だし、まだまだラブラブには程遠い感じです。

しかし、後半ようやく自分の気持ちが「好き」なのだと気付いた時の蓉一の可愛さったら・・・!!!(言葉にならない)
今まで可愛さが足りなかった分、その攻撃力はハンパない(><)/!! ギャップ?ギャップ萌えとはこれのことね!? もう、このコマだけで買って後悔はありません。エロが無くても後悔はしない!
また、ここでタイミングよく桜井さん登場!!
その後がまた・・・!!!この巻のクライマックスはここです。これは、書かないでおこう。
読んだ人は共感の頷きをくれるでしょうし、読んでいない人は、自分でその興奮を味わうのがよいでしょう。

いやー、まさかこの話でこんなに滾るとは。
1巻を読んだときには全く想像も出来ませんでした。

あ、今巻は蓉一が可愛さ爆発ですが、従兄弟の菖太の可愛さも健在です。高校の制服がよく似合う・・・もう一人の従兄弟竹さんも良いし、今回初登場の吉富おじさんもいい味出しています。
ゆっくり進む物語だからこそ出せる味が出て来たのかなぁ。こういう物語なのにちゃんとBLになる(予定?)というだけで、今はとにかく嬉しいです。1年先が待ち遠しい♪

お話としては、まだ展開途中ではあるのですが、超可愛い蓉一君にやられてしまったため、神評価になりました。
あ!Hは無いので要注意です(笑)




15

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