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表題作きのう何食べた? 4

矢吹賢二 美容師
筧史朗 弁護士

あらすじ

幸せのカタチいろいろ。

海老と三ツ葉と玉ねぎのかき揚げそば
卵焼き
玉ねぎたっぷり豚のしょうが焼き
ナポリタン

作品情報

作品名
きのう何食べた? 4
著者
よしながふみ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
モーニングKC【非BL】
シリーズ
きのう何食べた?
発売日
ISBN
9784063729429
4.1

(19)

(8)

萌々

(7)

(3)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
77
評価数
19
平均
4.1 / 5
神率
42.1%

レビュー投稿数7

玉ねぎ炒めないハンバーグも美味しそう

 メインキャラ2人以外の登場人物もリアルに描かれている所がいいなぁと思いました。自分が死んだ時、親に遺産が入るくらいならすべて恋人に渡したいというゲイカップル。毒親だったらそうなるでしょうね。妻子がいるにも関わらず、浮気してしまう店長。浮気の理由に奥さんや子供に相手してもらえない寂しさを挙げる男性って本当に多いけれど、出産や育児で大変な時、ちゃんと奥さんに寄り添えていたかよく振り返ってみてほしい。そんな脇役たちに囲まれながら、ケンジと史朗は淡々と日常を紡いでいく。様々な愛のあり方を感じられる作品だなぁと思います。

0

萌えとは違うけどぎゅんとくる4巻

あぁこの4巻すごく好き。
きゅんじゃなくて、ぎゅんとくる。
色んなカタチの愛がそこら中にあふれてて、1話1話読み進めるごとに胸にじわ〜〜〜っとあったかいものが広がりました。

真面目でしっかり者だけど頭がちょっと固くてすぐネガティブになっちゃうシロさんと、ちょっと頼りないけど持ち前の頭の柔らかさで機転のきいたことをさらっと言えたり出来たりしちゃうケンジの凸凹っぷりを見てると、補え合えるパートナーがいる人生がどんなふうに人を豊かにしてくれるか再認識しますね。
普段はなんでも自分でこなしちゃうシロさんが風邪をひいて、好きな人に尽くしたい気持ちをここぞとばかりに発散させるケンジ、かわゆし♡♡♡
「子供欲しいと思ったことある?」というシロさんの質問に対して、「そりゃあるよ^^絶対に生まれないけど生まれたら名前なんて付けようかとか今でもたまに考える」ってケンジの答えがいいなと思うし、ケンジがいるからバランスのいいごはんを作るようになった自分に気づいて「ケンジの存在ってつくづく健康に良いぜ」って考えるシロさんにはとっても共感でした。

ラストに最高にほっこりさせてもらったところで、よし今週はここまで〜。
続きはまた来週末に読もっと♪(ゆっくり読むのだ!)

1

愛が深まっていく第4巻

ケンシロカップルも初期はちょっとしたことでケンカばかりですが、シロさんがケンジから「仲直りの仕方を教えてくれた」とか「あいつのさりげない気の使い方、見習わなきゃな」とか仲直りしていくたびに段々ケンジの内面に惹かれていく様子が良いです。

最後のお話がすごく好きで、ケンジが浮気っぽい店長の身勝手なグチをきいた後「シロさん、大事にする。大事にするよ。」と心中で恋人モードな時に、シロさんは「あいつの存在って健康に良いぜ。ちょっとは大事にしなきゃ」と思っている。

温度差があってもお互い思い合ってるのは間違いない。しかもケンジが帰ってきたら、普通の白ご飯じゃなく手の込んだ美味しそうな梅茶漬けを作ってあげるシロさん。もう無意識に愛情込めてるところがいいな。

1

器の大きさ

いつもの筧中心なのは変わらないのですが、今回はケンジの人柄に触れる部分が多く、今までとは違った見方ができました。
マイペースなケンジですが、さりげない気配りの出来る所にぐぐっと好感度が上がってしまいます。
ただ、乙女思考で出来る彼氏を見せびらかしたい欲求が溢れすぎてて、ひっそりと暮らしたい筧にはちょっと気づかれする部分も多そうだなと再認識も。
お互いに持っていないものをパートナーが持ってるって素敵なことだなと、しんみりした4巻です。

今回も作って見たい献立沢山。
煮込みハンバーグ。
大根ときゅうりと人参の浅漬け風。
鮭と卵ときゅうりのおすし。
筑前煮。
なすとパプリカの炒め煮。
かぶの海老しいたけあんかけ
鶏肉と卵と三ツ葉の雑炊。
卵焼き。
ほうれん草の白和え。
エビと三ツ葉と玉ねぎのかき揚げそば。
手羽先と大根の煮込み。
長ネギのコンソメ煮。
リンゴのキャラメル煮。
玉ねぎたっぷり豚の生姜焼き。
人参のナムル。
長ネギとザーサイのせ冷奴。
ナポリタン。
梅茶漬。
などでした。

2

作ってみた、四巻

喜怒哀楽が渦巻く(笑)四巻。
富永夫氏の言い分が愉快。
美容室の店長はトホホで、風邪を引いたシロさんもトホホ。

・かぶの海老しいたけあんかけ>おもてなし料理だけあって、割と手がかかります。しょうがを利かせるのがポイントかと。(できれば土生姜を摩り下ろした方が断然旨いです)
・ブロッコリーの梅わさマヨネーズ>ひと癖あるのが、割と美味しい。変わり種として。ソースを混ぜるのがちょっと楽しいです。
・長ネギのコンソメ煮>白い部分がうまうま。薄味派なので、辛子マヨもコショウも添えずに食べてます(オイ)

0

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