俺が守護者である意味が 今 やっとわかった──

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表題作薔薇の血族

レヴィン・バーレイ,元守護者の不死者
相馬啓,18歳,高校生・薔薇騎士

同時収録作品薔薇の血族

ラウル・リベラーニ,24歳,守護者
相馬啓,18歳,高校生・薔薇騎士

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

十八歳になった夏、自分の運命を知った高校生の相馬 啓は、一見平穏な日々を送っていた。けれど、敵の存在がある限り、薔薇騎士である啓の未来には闘いが待っていた。薔薇騎士のそばには、常に守護者の存在がある。守る者と、守られる者。両者は惹かれ合うことが運命づけられていた。啓には父親の元守護者であり、幼い頃から自分を守り続けてくれたレヴィンに、新たな守護者であるラウルという、ふたりの守護者がいる。冷静なレヴィンに、情熱のラウル。惹かれ合うこの感情は恋なのか、それとも…… 薔薇を持つ男たちの運命は複雑に絡み合い───!!
ファン待望!薔薇シリーズ続編登場!
(出版社より)

作品情報

作品名
薔薇の血族
著者
夜光花 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
薔薇の刻印
発売日
ISBN
9784813012252
4.5

(113)

(78)

萌々

(22)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
16
得点
504
評価数
113
平均
4.5 / 5
神率
69%

レビュー投稿数16

なんと萌えを与えてくれる作品なのか…

一巻の『薔薇の刻印』を読み終えてすぐこちらの『薔薇の血族』を読み始め、たった今興奮とともに読み終わりページを閉じたところです…

もうキャラ萌えがすごい。

攻め様が二人ともスーパー素敵なんですが…圭じゃないけど選べない!(←選ぶ立場じゃないのは重々承知しながらも、最高に萌え転がりました)

どちらかというとやっぱり私はレヴィン派なのですが、ラウルとのセッッの描写がもう、官能的で凄かった…!なんというか、漫画の絵柄で見るよりエ、エロい。。
まさに陰と陽とも言えるレヴィンとラウル。

二人からの熱い求愛に翻弄される圭ですが、この先どちらを選ぶんだろう…
もう、ドキドキと興奮が止まらんです。

奥まで攻めるセッッもすごいんですが、ストーリーがこれまた重厚で、謎解きのように少しずつベールが剥がされていく様が心地よくて。
早く続きが知りたすぎて指が震えそうでした。

この巻ではマルタ島に舞台を移してから色々新しい人物が出てきて、人の名前(特にカタカナ)を覚えるのが苦手な自分としてはちょっと苦労した点も;

読みながら「誰だっけ?」となる人が数人いて(申し訳ない…)、前のページを見返したり、諦めてそのまま読み進めたりしました。

そんな自分つ名に苦労するという面はありましたが、「何これ面白すぎる!!」という興奮は一巻から変わらず。

これは…続刊を読みながらの年越しとなりそうです。

0

薔薇シリーズ2作目

冒頭の「マリア」から一気にエリックとマリアと啓の絡まり合う運命の深層にダイブする/引き摺り込まれる感覚!
こういう冒頭が本当にうまいなぁ‼︎と感服。
そしてこの巻で、啓がもう1人のガーディアン・ラウルにも抱かれる展開に!
私はネタバレ無しで読んでたのでこれは結構驚いた。
この後啓とレヴィン、ラウルのトライアングルはずっと続くんだけど、はじめはレヴィンとラウルはすごく敵対してるんですよね。まあそこは当然。
一方要の啓が優柔不断とはまたちょっと違うんだけど、どちらかを選べない。というか選ばない。
この不自然さが結局はアダムとの最終決戦への伏線的なものになっていくのも上手い。
ここに関しては私はレヴィン派なんです。不死者としての苦悩が濃いから「憂い」の魅力がありますよね…

さてこの巻ではアダム本人が登場。その恐ろしい幻術の能力を見せつけてきます。
そして啓がマルタ島にて薔薇騎士団の面々との顔合わせ。
そして…
啓の祖母・房江とマリアの秘密で次巻へ。

0

二巻からが本番!?は~~~好き!!


一巻では明かされなかった両親の謎が分かったり…と、真実が二巻目で少しずつ解明さていきます。

そして曖昧だった三角関係も、ちょっとずつハッキリとしてきて面白い!!
受けを取り合うようなシーンは本っっ当に大好きで、3Pなどが苦手な私でも全然平気!むしろ、もっとください!!(笑)

ラウルはすごく優しい大人の余裕もあるし愛してもくれそうだけど、気になるのは自分を好きになってくれないし冷たい態度のレヴィン。

幸せになれるのはラウルって分かってるのに、レヴィンにドキドキしてしまう受けの悩ましい感じ…最高です!!
そしてそんなレヴィンが…!?という展開にもう悶絶。

「そうか、二巻からが本番だったんだな…」と思わせるような展開ばかりで迷わず神評価。

普段なら攻め二人どちらとも好きで、板挟みして困ってる受けって苦手意識があるのですが何故かこの作品の受けは嫌な感じがしない…。
もっとこの関係が続いてほしいと願うばかり…。

また、二巻からは戦闘が本格化していって負傷したり、平和な日常が段々と様変わりしていきますがその分、内容も濃くなって面白さが増していきます。

1

ストーリーに引き込まれる

これまた面白いところで終わってしまった。
もはや、BLの域を超えていますね。
素晴らしいホラーバトル作品です。
ラブ要素がなくても謎多きストーリー展開に引き込まれます。
しかし、そこにしっかりレヴィンとラウルという対称的な2人がラブ要因として絡んでくる。
ここがさらに作品を面白くしているエッセンスになっています。

ケイがちょっと流されやすいのが気になりますが、これは抗えない何かなのでしょうね。
レヴィンとラウルの両方と関係を持ってしまったケイは、
果たしてどちらと結ばれるのか?
それから、ケイの祖父がアダムだということが驚愕の事実!

もっと面白くなりそうで、ワクワクが止まりません^^

0

最高ですーーーーーー!!!!!!

最高ですーーーーーーーーーーーーー!!!!

話しの展開にグイグイひきこまれる!!!!
メインストーリーも本当に面白いってゆーか次が気になる…!
そしてキャラクターが本当に魅力的…
あえてネタバレ見ないで読んでたのですが…

レヴィンといたしたので、あっこのお話はレヴィン×啓なんだなー
って思ってたらッ思ってたらっ

ラウルともいたしてるーーー!!!!!
えっ!?

こんな展開になるなんて本当に予想していなかったので
なんて素晴らしいんでしょうか…
夜光花先生は本当になんでこんなストーリーもしっかりしていて
そしてこんなにも萌えれる話が書けるんでしょうか!?
神です!

今回ラウルが明るいだけじゃなくて暗い部分もちらって見せた所が
本当にツボでツボで…

レヴィンは啓に執着してるなぁとは思ってたのですが
ラウルはノリだけかな?って思っていたのが180度
かわりました!!!!

むしろラストにラウルが啓に迫る所
めちゃくちゃ萌えました!!!!!!!!!!!

続きはどうなるのーー!

今回

1

薔薇2作目 やっぱり怖い

イケメン二人からの溺愛3Pが大好き(とようやく気付いた)。大人買いはいいが、あまりに気になって一気読みしてしまった当作をGWに落ち着いて再読してます。夜光先生の書きっぷりって、私にはとても淡々と書いておられるように感じるのですが、ストーリーに劇的要素が多いのでちょうどいいのかもしれない。1巻でどひゃーな書き出しだったにも関わらず、それを乗り越え、なんとか高校は卒業しようと頑張る啓。当巻ではいよいよマルタへお出かけ!そして二人との関係も進展する巻でした。3人の感情にすごくシンクロするけど、相変わらず怖さ、痛さが甘さを差っ引いてしまうので萌です。

*****以下は怖かったシーンや心に残ったシーン

真打アダムご登場。怖い。怖すぎる。お腹すいたと目覚めなくていいよ(泣)。啓が女子とデートに行ったパークに、アンデッドを引き連れてこられるのですが、こういうの読むと夢にほんとに出てきちゃう。怖がりの皆様は夜読むのを避けた方がよいかもしれません。また啓はあっちこっち折られちゃって読んでるこっちがイタイ。このシーン読んでる間は息止めてる気分です。

啓も、「やっぱり怖い」ときちんとレヴィンに伝えるのですが、それでレヴィンはなぜ啓を愛しいと思うのかが分かったといい・・・レヴィンは想いを遂げます。
アンデッドに襲われるのはやだけど、守ってくれるレヴィン、ラウルがいるのはやはりとんでもなく羨ましい。レヴィンもラウルも猛烈に啓を求めてくれるところは、ねったり濃いめで、その他のシーンを和らげてくれてます。レヴィンの紳士的な態度も好きだし、ラウルの濃厚イタリア男愛情表現も大好きだー。二人とも好きでいいんだよーと私は声を大にして言いたいです♡

しかしスリリングなお話です。私には神子シリーズより怖さは上。さあ、3巻を再読だ!

0

レヴィンとラウル、二人とも幸せになってほしい

薔薇シリーズ2作目。
少しずつ、啓の両親のことも判ってきました。
まだ何かありそうで気になりますが。

そして啓は、自分に課せられた使命の大きさにまだ気持ちも体も追いついていない感じです。
そんな啓を支える面々は頼もしいですね。
レヴィンとラウルについては、どちらも魅力的なので二人の間で悩む啓の気持ちがよくわかります。
こりゃ選べない!!

多少強引だったとはいえ、2人ともとやっちゃうのはどうなんだろうと思わなくもないですが、
この3人についてはそれぞれ真剣だから許せちゃう気がします。
レヴィンにもラウルにも傷ついてほしくないです。

次巻が気になります。

4

ストーリーは面白いです

個人的には、先に読んだ「少年は神〜」シリーズの方が気楽に読めて好きです。こちらは吸血鬼ものなので身近なひとが悲惨な死に方したり、主人公が痛い思いしたり、心臓に悪いです。笑
すてきな三角関係なのですけど、攻めさまが私的萌えツボにストライクではないのが残念。決闘とかかっこいいけど、それよりも啓くんの命を守るのが先では、とか。押し切っちゃってやったもの勝ち!みたいなのはどうなのかな、とか。ちょっともやもや。

思うに、ふたりとするのが嫌じゃない、としても、タイミング的にまだ、というのはあるんじゃないかなぁと。でもこういう趣向なのでしょうね。

あと、ふたり喧嘩してる場合じゃない気がする!笑
啓くんわりと毎回ぼろぼろで死にかけてるのに、守護者ひとりで守れるとか、ラウルもレヴィンも自信過剰じゃないかな。ふたりで協力しても、アダムさんから守れるか微妙だと思うの。笑

前巻でも、殺人犯が逃げ込んだ山に高校生だけで行かせちゃうおばあちゃんに信じられな〜い!と思ったけれど、常識的に考えてしまうと、いろいろ突っ込みどころが多い。悲惨な現状に対して、妙に楽観的で緩いです。高校通ってていいんか〜い!みたいな。
BLファンタジーとわりきって読むしかないかな。

とはいえ、先が気になるので読み続けます。

2

またこの評価か・・

自分はなんでこう人気作品の評価を低くしてしまうのかと・・・
とりあえず2巻まで読みました。
面白いです。
「刻印」のほうなどは謎だらけで色々気になり読むのが止まらなかったです。
ですが・・・それはストーリ全般な意味で。
BL(萌え)的に気になるかと言われるとそうでもないんですよね(自分の場合です)
主人公の啓は1巻当初ではやさしくカッコいい女性からもモテる描写がたくさんあったのですが話が進みラウルやレヴィンが出てくると守られる側に回ってしまいました。
攻め達以外のキャラクターもほぼ主人公より年上で唯一の薔薇騎士であることから守られるのは当然と思いつつ・・・敵を怖がりレヴィンやラウルにいつも助けられるのは・・・
う~ん・・・王道のファンタジー少女漫画で「カッコよくて強い男性がか弱い女性を守るもの」と自分のなかでかぶってしまい啓が男性である意味が見いだせず萌えれずじまいです。
とはいえ萌えないだけで話の続きは気になりますので読み進めていきます。
ここから先、主人公の印象が変わるといいな。

2

(前作から引き続き)頑張れラウル!

今作はラスボスのアダムを初め、登場人物がかなり増えました。
啓の母も登場し謎も徐々に明かされていきます。
騎士団内の覇権争いもあったりで、外の敵と内の敵、かなり面倒くさい状況です。
組織というものの性なのか…読む分には面白いですけど。

でも決める所はビシッと決める啓が凄くかっこよかったです。
主人公が頼もしいと安心して読めますね。恋愛面ではだいぶ揺れてますが。
この勢いで、レヴィンとラウル2人を上手に愛する度量、ないしは手綱裁きを身につけていってほしいです(笑)

トライアングルな恋愛面も次の段階に進みました。
レヴィンとラウルは啓をめぐって激しく争っていて、俺達いい勝負みたいなことをラウルが言っていましたが、、、肝心の守護者としてのお仕事は良い所がなかったのではないでしょうか…ラウル君。
どうやら私はラウル派らしいです。
レヴィンは切なさがあってそれもまたいいのですが、ラウルの純粋なひたむきさが好きです。
ドラキュラよりも、生身の人間の熱にドキドキしました。
争ってる場合か!とも思いますけど。

今後のラウルの活躍に期待。
でもなんだか罠にはめられる匂いが次の巻からプンプンします。

4

俺が守護者である意味が今やっと分かった

薔薇シリーズ2巻。アダム、登場。アダムが何をしたいのかとか、レベル2のアンデッドの作り方とか、まだまだ謎がいっぱい。それにしても、啓のやられ方がすごい。手のひら串刺しとか、両腕の骨折られるとか‥周りにあんなに人がいて、守護者が二人もいるのに、啓、怪我しすぎ。

前回はエロ低めでしたが、今回はエロがいっぱい。今回はレヴィンまでもが情熱的でとても嬉しかった。血を見て理性がとんでいる状態ではなく、きちんと冷静な状態で啓を求めるレヴィンがよかった。しかし、ラウルにしてみれば、自分こそが正当な守護者なのに、どうしてレヴィンなんているんだと納得いかないのではないかな?

2

濃い…

『薔薇シリーズ』第二巻です。
前回、夜光さんにしてはかなりのえっち度の低さで驚きでしたが、今回は「キャッ、やっちゃいましたね!』といういつもの感じになっております(笑


受けの啓は18歳。
前回不死者に襲われ、家族を亡くし、生活が一変。
薔薇騎士と呼ばれる存在。

攻めはレヴィン(元・守護者)とラウル(啓の守護者)。
個人的なイメージはレヴィンがシベリアブリザード、ラウルがサンサン太陽のイタリー。


話はシリアスなんですが、良い意味で啓が等身大の高校生なところが良いです。
そのお陰でドロドロし過ぎません。
前回、大まかな説明だった分、今回はラブ多め。
そして新展開、新キャラ続々。
敵である不死者の大物も。
そして、啓の存在も歓迎だけじゃないという事実も。

前回、啓の周辺を守っていた人たちの死がたくさんありました。
その時、すごーく悲しくなりましたが、今回出てきた薔薇騎士の組織の仲間たちにはそれほど肩入れできませんでした。
まだまだこれからかな?とも思いますが。

結果的にはこの作品は3Pという括りになるのかもしれませんが、まったくわたしは気になりませんでした。
ふだんは受けが複数人と関係する話は好みではないのですが…
啓自身が恋愛的に一人に決めなきゃってわけでなく、若干流されぎみで関係し、刻印も消えない(無理に関係すると刻印が消えてしまうらしい)。
どっちがどれだけ好きということではなく、どっちもかけがえのない存在だと肌で感じているのが今までの経緯で説得力があるんです。
それに、三人が一緒にするわけじゃないからというのも大きいかも。

イラストの奈良さんは特に好みだというわけではないのですが、この作品の淫靡な感じにはひじょうにマッチしています。

4

不思議な三角関係

1巻で顔見せしていた薔薇騎士団のメンバーそれぞれの個性が際立ってきて、他にもキャラクターが一気に登場した巻。
既に話に引き込まれている状態だから、登場人物が増えても気にならない、むしろ続きに飢えている位。

あと、総受けとか、周りに狙われるってシチュエーションが好きなので<不死者>に狙われる状況や、薔薇騎士と守護者は無条件で惹かれ合うということに納得出来ないまま三角関係に突入なんて展開が嬉しい。

啓がまだ18歳で、子供で、どちらを選ぶこともできずに途方にくれるのも無理は無い気はするんだけど、その迷いが読んでいて可愛く感じる。

「自分自身が強ければ…」って思いはどちらにも頼らずに済むならばって焦りかな?
でもそういうふうに思いつめるほど悪い方向へ転びやすいんだよなぁ…という間もなく仲間内で波乱が起きそうなラストでどうなる!!

2

二人の守護者に挟まれて

薔薇シリーズ第2巻です。
ここからは主人公が両手に花ならぬ両手に男、展開です。
主人公が両方の男と付き合うとか、二股的な展開が苦手な人にはダメかも。
これを美味しいと思える人にはお勧めです。

私は二人の男の間であっちと寝てこっちと寝てる主人公の下半身のゆるさに、どーなのよ!とは思いました。けれど最終巻まで読まないと、この時点でこの三人の関係に判定を下すことは出来ないなとも思いました。
ま、あれですね、こういう展開にするというのはファンサービス的な部分もあるんだろうと割り切って読んじゃいました。

今回は二人の守護者以外の薔薇騎士の仲間との絡みもたくさん出てきました。
整理しておきますと、レヴィンとラウルが啓の〈守護者〉で、
そのほかの特殊能力者は
アシュレイ〈神の目・ゴッドアイズ〉、エミリー〈天使の耳・エンジェルイヤー〉、兵藤〈癒す者・ヒラー〉、雄心〈悪魔の告白・デモンズトーク〉、文也〈判別する者・ジャッジメント〉
です。他にも色んなキャラがちょくちょく出てきます。

私は、中でもお気に入りキャラはアシュレイ!
生真面目なメガネ君ですが、料理が下手くそで、言い訳したりして滑稽なところが可愛い♪
アシュレイの次に雄心とエミリーが好きでした。
キャラがたくさん出てくるので、他のキャラとの絡みも面白くて楽しめました。

1

これは……っ

なんてキャラ萌えする作品なんだ!!!!今さらながら薔薇シリーズを読み始めた私ですが、本当に面白いです。すでに完結しているシリーズで、リアルタイムで買ってなかったことをひどく悔みました。
この作品は一応吸血鬼ものと「薔薇の刻印」のあとがきに書かれていたのですが、私にはどうみてもゾンb…、ともあれ私の疑問を薄れさせるような話の展開とキャラ達のかけあいが読んでいて惹きこまれます。
最初は絶対ラウルとくっついてほしい!と思っていたのですが、今回読み終わった後にはどちらとくっついても祝福するよ!と意見が変わりましたー
けど、今回の話で私が一番萌えたのが雄心でした!!!!!!本当に著者様は私の萌えツボを的確についてきて困ります(笑)
最後のあとがきには最終的に作中で一番かっこよく成長したらいいかなと啓のことを言っていらしたので、思わず深夜2時に「期待してるよおおお!!」と叫んでしまったくらい啓の成長は今後楽しみです。

3

まだまだ気になるこの続きv

吸血ゾンビ?なる魔の者が登場して薔薇騎士団と闘う。
そのアクションシーン満載の作品は2巻に入り、何やら主人公・相馬啓の血筋の謎もほのめかされ、また不死者(アンデッド)のトップのアダムもいよいよ登場して、更にヒートアップしてまいりました。
そして何より、1巻目ではラブがまだ見えなかったのですが、この巻で動きがv
啓の薔薇騎士としての能力は、本当の相手としかしなければ、性交をすると弱まるとか消えてしまうとかいう設定だったので、ラストまでないんじゃないかって危ぶんでいたんですが、そう言う点は結構あっけなかった!?
印の痣は消えなかったんですよ!
ってことは~~~??

啓は薔薇騎士として認められましたが、まだ正式な総帥になったわけではなく今回はお披露目。
前回は、自分が何者なのかまだ知らなかったから、子供っぽいところがあっても仕方ないな~とは思いましたが、自分の立場を知っても啓の子供(?)らしい性格はそのまま、あんな悲惨な事件があったのに、また学校に戻って学校生活してるっていうのが、信じられません!
そんな危険を呼び寄せるような身分であるなら、、と思うのですが、高校は卒業させたいからと。。
ちょい、甘くないですか?
案の定、学内の友人や街の人々を巻き込んで!

そして本部のあるマルタ島でのお披露目の夜会のシーン、騎士団とはいえ勢力争いがあって、啓をよく思ってない一族の嫌がらせや嫌味なんかが出てくるんですが、すごく貴族的で啓でなくてもムカ~としますよw
そこでの啓の態度に、若者らしいけど肝がすわってきたなーと、成長を見る気がしました。
で、冒頭触れたラブ面なんですが・・・
レヴィンとラウル、この二人を選びきれない啓、夜光さんだから3Pとか期待していいのかな?と下世話な想像をしてみたり、レヴィンの立場を思うとひょっとして、、とラストへ向かっての過程の中での悲劇を想像してしまって心配ですっ!

そして、今回一番気になってお気に入りになったキャラができました!
デモンズトークの雄心ですっvvv
この声の特性から普段しゃべらないのに、唯一平気な啓とだけは会話することができる。
彼の寡黙で、そして啓への熱い忠誠心(愛?)が、何かイイーー!!
色男のレヴィンとラウルより、何か好きかも?肩持ちます!ワタクシww

裏切り者は一体誰か?
あの人もあの人もあの人も怪しい!
3巻目も早く出て欲しいです。

2

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