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野性的な王子と片思い青年で贈る誘惑のエキゾチックラブ
受けの和輝はロッセリーニ家シリーズ『守護者』に出てきたときから気になっていたので前作『支配者の恋』はまだ未読なのですが先に読了。読んでなくても楽しめました。
アラブものはあまり読んでこなかったのですが、攻めがザ・スパダリで包容力があってしかも優しくてかっこいい。最高。なんといっても挿し絵のアシュラフかっこよすぎる。
アラブものといったらお約束なのでしょうか?闇オークションにおお…となりつつもピンチから助け出してくれる攻めが良い。
受けの和輝も『守護者』のときよりも生意気?な面もありましたが、度胸があって優しい子であることが伝わりまして。受け攻め両方のキャラがお気に入りになりワクワクしながら読み終えました。
このカプの続編もあるらしいのですぐ読みます。
前の巻でまさかの東堂お兄ちゃんだったので、ロッセリーニに出てきた和輝君は?!って思ってましたが、満を辞してこの巻に登場。
いつのまにかお兄ちゃんラブだったのですねー。男性に惹かれる素養あったって事だ!
守護者に出てきた時の和輝より、お兄ちゃんの桂一の方がクールビューティーで好みなんですが、アシュラフとの関係を考えるとあの性格で良かったのかも。
奴隷としてオークションにかけられるシーンはドキドキしました。彼らはこれからどんな関係になってゆくのでしょうか。
そして冒頭から続く中東らしいシーンの描写は楽しかった。行った事ないし、事実と異なっていても、想像の中の中東イメージそのままなので、引き込まれました。
砂漠の夕陽は私も見てみたいなぁと思ったりして。
ロッセリーニのマクシミリアンと今度会話するときにお互いの想い人の話になったら…と思うと笑えるな〜
ロッセリーニ三兄弟の時のシーンを思い出しました。
「〜の恋」シリーズ4作目。
前作「支配者の恋」の続編というかスピンオフというか。
というのも、本作のカップリングは「ラシードの兄x東堂桂一の弟」なのです。
いよいよ出てくる人出てくる人ぜ〜んぶゲイ!BLあるあるになってきてる…
とはいえ、豪奢な王族との恋、アラブの異国情緒、立ちはだかる色々な障害等々、息をつかせず読みきってしまいます。
ラシードの兄・第一王子のアシュラフは「支配者の恋」で登場済み。ゲイである事で王位の継承を辞退している人物。
桂一の弟はロッセリーニシリーズ第2作「守護者」にてルカ・ロッセリーニの初めてできた友だち、東堂和輝です。
和輝と桂一は血が繋がっていません。そしてブラコンの域を超えて桂一に恋している和輝は、警察を退職してラシードを追ってマラーク王国に移住してしまった桂一を日本に連れ戻すために「夏休み」を装ってマラークに行くのです。
そのファーストクラス内で一緒になったのがセレブオーラ満開のアシュラフで…
…と物語は動き出します。
アシュラフとラクダで砂漠を進んだり…
オアシスでベドウィンの天幕で一泊し…
ラシードと桂一のキスシーンを見てしまった和輝が思わず逃げて王宮で迷子になり、迷い込んだ部屋で第3王子リドワーンの王太子任命式式典で暗殺の打ち合わせをしてる所を聞いてしまったり…
捕まって拉致監禁されて性奴隷オークションにかけられたり…
助けてくれたアシュラフが媚薬を抜くために和輝を抱きます。
正気になった和輝から暗殺計画を聞き、急ぎ王宮に戻る2人を砂嵐が襲う…!
やっと戻ったが、誰が誰を殺そうとしているのか…⁈
その他、これでもか!とドラマが次から次へときますよ。
この作品の特色は、ロッセリーニシリーズも含めて受けが初めてやんちゃではねっかえりな所。
「守護者」で登場した時は爽やかな好青年って感じだったけど、本作では敬語も使わないような子に描かれています。そんな子でも相手がとにかくスーパー攻め様だから全く太刀打ちできない。
1冊で恋愛もアクションもエキゾチックな景観、豪華なライフスタイルなどなど、ギッシリ詰まってまるで映画のよう。
恋シリーズ四作目。
ロッセリーニシリーズ「守護者」で、ルカの頼れる友人として登場の東堂こと和輝が主人公です!
守護者での和輝が好きだったので嬉しい(´∀`*)
ちなみに和輝は前作「支配者の恋」の受け・桂一の弟で桂一への想いが絡むので、ロッセリーニシリーズや他の恋シリーズはさておき前作は読んでおいた方が良いかな?と思います。
今作の舞台はマラークです。アラブです。
和輝のお相手のアシュラフも、がっつりアラブ。
砂漠へ行ったり人身売買が絡んだりと、アラブを堪能できます(*´ω`*)
反発していたアシュラフに知らず惹かれていく和輝ですが、そりゃ惚れるわ…と思ってしまうくらいアシュラフが素敵です。
仕事ができ、思慮深い王族。
恋シリーズの中で、スパダリナンバー1かと思います。
対しての和輝は、普通の男の子って感じなところが魅力的でした。
「守護者」の時は、もうちょっと落ち着いたイメージだったけど、第三者から見る和輝はあんなふうだったのかな、と。
先述のとおりアラブたっぷりだったため、個人的には少々詰め込みすぎ感もあったかな。
とはいえ受け攻め共に魅力的で「この二人をまだ見たい!」と思えるCPでした。
ザ・アラブ、アラブ攻めの最高がアシュラフだと思います!私もアシュラフに出逢いたいと思うほど(笑)
初めは、兄(本当はいとこ)に憧れていた和輝がアラブの中のアラブの攻めに出逢い恋に落ちるとこがたまりません!!
アシュラフは、今までに、いろんな男の子と付き合ってきたけど、仕事の合間で、本気になったことが無かった。それが和輝と飛行機の中で偶然出逢い一目惚れだった。
この巻ではなく、他の巻で最終的に結婚式もあげちゃうし、親に紹介もしちゃいます。
話的には終わっちゃってるけど、まだまだ、読み足りない気がします。番外編で、いっぱい、アシュラフ×和輝に会いたいです!
ロッセリーニ家から読んでますが、一番好きなカップルです!!神です!!
アラブ攻めの王道を読みたい方にお薦めします♪