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表題作りりかる桃ウサギ

崇 捺葉にメロメロな社会人・変態
捺葉 ヤンチャで明るい小学生

あらすじ

今野捺葉は、11歳年上の社会人なりたての従兄弟の崇が大好き。でも、つい反抗的な態度をとってしまう捺葉は、いつか崇をオンナにして嫁にしようと心に決めていた。一方、崇は幼い捺葉にメロメロ。捺葉にいっぱいエッチなことをしてしまおうと計画をたて、密かに実行中だった。エキセントリック・ショタ・ストーリー。

作品情報

作品名
りりかる桃ウサギ
著者
藤村裕香 
イラスト
ヒマワリソウヤ(日輪早夜) 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829651742
3

(1)

(0)

萌々

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(1)

中立

(0)

趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ショタもの苦手という私の価値観がガラガラ崩れていく…

ヤバい、ヤバいですよ奥さん!
ショタもの苦手なのに、なぜ私はめちゃくちゃ萌えてしまったのか、その分析をしてみたいと思います。

・主人公の性格がイイ
ヤンチャで明るくて、攻めのことを「将来嫁にする!」と誓い、毎日毎日覚えたてのオナニーに励んでいるおバカさんなのだ。

・11歳年上の攻めの性格がイイ
笑える変態なんです。
受けのことが大好きなのに、「優しい従兄のお兄さん」でいたいため、手を出せない。
そのウサを晴らすため、ぬいぐるみのウサギを縛り、ぬいぐるみのウサギにローターを当て…絵柄を想像するとアホすぎるw

・脇キャラがイイ
受けのクラスメートたちが、とにかく面白い。
ボーイズラブを貸してくれる友達、超美女なのに性同一性障害でやたら男らしい女友達などなど、脇を固める友人が、受けの悩み相談にノッてるんだけど、子供だからかビミョーにトンチンカンで、それが笑える。

とにかくユーモア!
これですねー。
背徳感の前に笑いがきちゃうから、イヤな気分がなくなってしまうのだ。
面白かったなァ。
苦手なショタものでも、こういうユーモアに満ちた陽性のお話なら、何杯でもおかわりできちゃうんだけどな。

1

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