• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作蜂蜜彼氏

瀬南光瑠,28歳,受様のバイト先の常連客,大学講師
叶沢直,20歳,図書館風カフェのアルバイト,大学生

その他の収録作品

  • あとがき
  • 蜂蜜後遺症

あらすじ

カフェでバイト中の大学生司は、まるで王子のようにカッコいい常連客・光瑠に惹かれている。そして光瑠も…!?

(出版社より)

作品情報

作品名
蜂蜜彼氏
著者
和泉桂 
イラスト
街子マドカ 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
発売日
ISBN
9784344823242
2.3

(11)

(0)

萌々

(1)

(3)

中立

(6)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
19
評価数
11
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数7

乙女系ゲイ

図書館カフェの常連客に恋する店員さん♪
男同志の可愛い恋愛話です。

一目ぼれからのあまーい恋を期待したのですが
そこまで甘くないです。
光瑠と直との間だけで起こるお付き合いまで~なお話です。

直が素直なんですけど天然?な上誘い上手っていう怖い人です、しかもゲイって認識かるーくもってるあたりがなんともいえません。

光瑠はゲイよりのバイ(笑)王子様風貌なスマイルで直を虜にしちゃうんですねー。
蜂蜜=甘い わけではなくちょっとしたひねりがありました。

光瑠が結構グイグイといくのですが相手が天然直なのでわかりやすいアプローチも
なぜか「・・・・・友達として好き・・・か」と勝手な解釈されてうまくいかねーー(笑)
そうとうの手練手管だと思われる光瑠も直の天然に振り回されてちょっとスネちゃうところが
可愛いです。

0

蜂蜜・・・だなあ。

和泉さんは(商業誌は)これが初読みだったんですが、あまりにも読む前に持ってた印象(作家さんの)と違って驚きました。『こんな薄いもの書く人だったの!?』と。多分、こちらが例外なんでしょうけどね。

う~ん・・・『起承転結がボケてる』とでも言いましょうか。正直、読んだ後何も残らないんです。甘ったるくて可愛い『イメージ』だけ。正直、どんなストーリーだったかと訊かれても答えようがないです。
私は確かに『淡々とした地味な日常』は大好きですが、ストーリーに起伏がないのと中身がないのとは違うと思うんですよね。

ただ、じゃあまったくダメかというとそうでもないんです。キャラクターが別にキライなタイプでもなかったのと、まあたまにはこういう『雰囲気BL(?)』もいいかなという感じですね。でも再読はないな~と思うし、誰かに薦めようとも思いません。ええ、決して。

ただ、直(受)のキャラクターは結構好きですが、スピンオフ狙いなのか、こんなふうに脇にいかにも意味ありげなキャラクターを持って来るのは、あまり好みではないですね。

でも、街子さんのイラストは、ホントに可愛くてよかったです。

1

あま~い恋を召し上がれ?

和泉さんの作品は結構読んでますがこういうテイストのは初めてかも?
というのも、あえてこういうのを読まないからなんですが。
どうにも屈折した関係の方が好みでそちらの方ばかり読んでしまうのですが、今回は甘いのが大好きな友人に借りて読んでみました。

主人公は図書館風カフェでバイトをしている直。
そこには「王子様」と呼んで密かに憧れている常連客の青年がいて。
ある日その王子様のわすれものを届けることになって…。

直は少し思考が飛んでいるために友人も少なくて。
そんな中で王子様・光瑠と親しくなっていって。
光瑠とはほかの人と違ってうまく会話も噛み合って。
気持ちもどんどん膨らんで。

何の事件もありません。
ちょっとしたストーカー騒ぎになるかと思いきや、ストーカーじゃなかったし。
でも、彼がわざわざ直に渡そうとしたのは直に好意があったからなのかな?

最初から直の光瑠に対する気持ちは定まっていて。
光瑠の方もやがてそれをちゃんと言葉にして。
その先に進むのは直が一歩踏み出すだけで。
それを光瑠が待っているというような感じ。
あとは甘い甘い時間。
甘いえちですが、光瑠が何をしてほしいのか全て直に言わせようとするのが、甘いけれどちょっとした言葉責めみたいな感じで楽しかったです。

あと、個人的に気になったのは店長の早川。
社長のシリルとなんかありそうな気がしたのですが気のせいでしょうか?
この2人でスピンオフとかないかなー。

1

ふわふわ、ゆるゆる。

ふわふわとゆるやか~な物語でした。
和泉さんのこういうですね、ふわっとゆるやか~なお話ってお久し振りなのでは?

いつもは歴史物っぽい要素の入ったお話や、ドラマティックな要素、激動的なイメージの・・・など物語の『メリ』『ハリ』がきっちりしてるように感じるのですが、こちらの作品はひとつひとつの物語が動きそうな分岐というか盛り上がりのエピソードが弱く感じました。

あれ?もう終わっちゃうの?
というか、こういうオチかぁ・・・というようながっかりを感じてしまったのです。
もうひと盛り上がりあれば、もっとすごい事になりそうだ!と考えてしまうのは、他の和泉さんの作品があまりにもドラマティックだからでしょうか?

現実的に考えれば、物語の中ので起こる『事件』の危機レベルはアリだと思います。こういうちょっとした行き違いや、思い違い程度の事件は平和で宜しい。
というか、BL世界は大変な事件起こり過ぎですから!平穏なのが一番です。

直は思考が飛びがちで、纏まりがなく、鈍くて、口下手で。
脈略もない感じの考えや会話をするのですが、その時に頭の中で考えている言葉達やイメージが、本当に読書家というか本好きなんだな、というのを思い起こさせました。
光瑠は謎多き人、物腰が柔らかく一見して優しく(実際優しいけれど)無害そうに見えるものの、強かで腹黒いというか計算高いのか?部分があってただのいい人見えない部分が読んでいて、好きだなーというか、和泉さんのこういうキャラってやっぱり好きだな!と。

話の舞台で出てくる、メイドカフェと執事カフェを足して私設図書館という要素を加えた『アンジェリカ』は素敵そうな場所なので、もしも現実にあるなら足を運んでみたいと思わせるような雰囲気を漂わせていました。

イタすシーンは和泉さん!っという感じで、唯一和泉さんの作品を読んでるわーと強く感じました。
初心な直くんを光瑠さんがいいようにしちゃうという!
触ってほしいなら、触ってほしい所を言ってね?
口に出して言うともっと気持ちよくならない?
・・・とんだ羞恥プレイだな!とか思ったんですが、直くんはその名前通りに素直に口にしちゃうという。
悪い大人につかまっちゃったねぇ、とニヤニヤさせてもらいました。

0

甘くて可愛い蜂蜜みたいな恋愛

大学生講師×図書館風カフェ学生アルバイト。とても可愛らしいお話だとは思ったけど、私は昼メロ風の和泉先生の作品の方が好きなのでこのお話は萌えられませんでした。光瑠の唐突に出てきた時には『この人もある意味ストーカーだよね』などと思ってしまった(苦笑)それよりもツンデレ店長とオーナーの恋愛が気になる。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(小説)一覧を見る>>

PAGE TOP