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三つ指ついて ミミつけて あなたをお迎えいたします。
なんだか…、可愛いのがお仕事ですって感じなのか?
憧れのお兄さんと再会して、一人暮らしに新しいお仕事と新生活だったのに、会社でひどい目に合うわ冤罪被せられるわで…。
仕事と家を失い憧れのお兄さんこと仁に助けられ居候しながら家事を頑張ってると、泥酔いした仁に可愛い可愛いと抱かれてしまい!?
一生責任取る!って同居生活も甘々になって…。無理に働かなくてもいい、焦るな、ちゃんとやりたい仕事を探せって、なにそれ〜!羨ましい(泣)うさ耳被ってお帰りなさいって可愛いのがお仕事かよ〜。
もう冤罪とかいいのかな?と思ったら最後できっちり。
甘やかされ末っ子が会社の人員整理で東京へ行きひどい目にあうも、小さい頃からの憧れのお兄さんとなんだか同居して抱かれて一生面倒みてくれるっていう、辛いけど甘くて美味しいお話でした。
受の兄の友人×童顔のデザイナーです。
あらすじだと結構すぐに酔った攻にやられてしまう感じに読めるのですが、実際にはそこに至るまでに時間がかかっています。受が会社を辞めるまでの苦しい経緯が描かれており、思いの外重い反面、ここからどうなるんだろう!?とワクワクしながら読んだのですが、なんだか最終的にはモヤモヤが残る結果に。
受は意地悪な上司の村井に仕組まれて(?)会社を辞めることになるのですが、その辺りの真相が完全には明かされておらず、また、受が再就職してから職場に届いた怪文書も、どうやら村井の仕業だろうということはわかるのですが、それもはっきり断言されている訳ではありません。すべて村井の口から明かされるか、あるいは村井の目の前で他の人が証言して認めざるを得なくなったのならもっとすっきりしたはずなのですが、人伝てに聞いてどうやらそうらしい、というレベル。村井が会社を解雇されたという情報も人伝てでした。
せっかくの悪者をストーリーの盛り上げに活かしきれていない印象です。
受が地方のデザイン会社では成功していたのに東京に出たら村井にボロクソに言われて一度もデザインを採用してもらえなかったのに、プライベート的に請け負った攻の会社の標語のポスターや攻の同僚の結婚式のウェルカムボードは大好評で、再就職先でも高く評価されている、というのも、つまり前の会社では絶対村井が受のデザインをパクってたんだ!と思ったのに、そこもはっきりとは書かれておらず。パクリはしてたみたいですが、「受の」デザインをパクっていたとは書かれていなかったと思います。
前の会社での評価は受の実力不足だったと結論づけられている風でしたが、その会社でだけ評価が低くて他の場所では軒並み好評ってこと、本当にあるんでしょうか??それは実力不足ではなくて評価がおかしかったんじゃないかな〜と。そういうところが曖昧なのが、作品にモヤモヤが残る原因になっています。
また、そもそも攻の魅力がちょっとわかりづらいというか、受を特別に可愛がっているのはわかるのですが、受の言動が可愛くなかった(人としてどうという訳ではなく、ただ攻の気に入らなかっただけ)から受に謝らせるというシーンがあり、あくまで2人にとってはプレイのようなものかもしれませんが、理不尽に自分よりも上の立場の人に謝罪を強要される姿に、私が耐えられませんでした。受も納得してなかったし。
読み始めは楽しかったのですが次第にう〜ん…となってしまったため、総合して萌評価です。
表紙からかわいい、キュート。
溺愛の予感です(≧▽≦)
受け様の拓海は、家族から大事に溺愛されてきて生活能力皆無のデザイナー。
攻め様は、拓海の兄の友人で幼い頃から拓海を可愛がってくれた頼れる憧れてた仁。
身に覚えのない不始末で仕事を辞めることになった拓海。
弱っていたところ、心配した仁と同居をすることに。
掃除以外の家事を何一つできなかった拓海だけど、懇切丁寧な仁の教えと、仁の役に立ちたい、という気持ちで少しずつスキルアップしていく。
まるで新婚さんのような2人の同居生活ににやにやしっぱなしです。
ある日、酔っ払った仁からかわいいかわいいと求められ、拒められなかった拓海。
翌朝、状況確認した仁は、嫌じゃなかった、という拓海の言葉に「一生責任取るから」と、いそいそとお世話を始めちゃう。
ここから、溺愛発動ですよ。
そこはめっちゃ萌えです。
ただ、『好き』の言葉を伝えてないから、ただの責任感からだと拓海は思い込んでるのが不憫。
どう見たって、溺愛カレシじゃん、なんですけど、私としても、ちゃんと愛の言葉は欲しいところだわ〜
ただ、『かわいい』は連呼してますけどね(#^.^#)
かわいい拓海を愛でたくて、ついついウサギの耳の被り物をプレゼントして、えっちしたり、出迎えてもらったり。
初めは世話焼きの頼れるいい男かと思っていたのですけど、いやいや、なかなか変態入った好き放題攻め様でした( ☆∀☆)
頼りなかった拓海も、素直でかわいい頑張りやさんで、いい子でしたわ(*^^*)
イラストは三池ろむこ先生。
ウサギのカチューシャをつけたかわいい拓海をがっちりホールドしてドヤ顔の仁。
いいですね(≧▽≦)
うさみみを着けた拓海の可愛らしさを噛み締めてる仁のイラストも、2人してかわいかったです。
あとがきによりますと動物シリーズの3冊目とのことですが、未読でも問題なかったです。コイツは誰だという怪しげな人物もいなかったです。
1冊すべて表題作。生活力のないウサギのような拓海(受け)と、そんな彼をうさみみ帽子をかぶらせて愛でる仁(攻め)の話です。帽子をかぶるイラストはカワイイの一言ですね!
拓海の兄達が強烈なキャラなので、彼らが主役のシリーズがあるかも、むしろあって欲しい!と思いました。
その分、拓海は個性的に中途半端かなと感じました。本を読もうが仁に教えてもらおうが破滅的に家事ができない方が面白かったです。
あと、ポスターやウェルカムボードの完成品が完結だったからか、デザイナーとして有能らしさが伝わってこず。「動物」「植物」でなく想像できる詳細かイラストがあれば良かったなと。拓海の意外性をもっと強調してほしかったです。
仁ももっと年の差や、兄の友人であることなど何か特徴や個性がもっと欲しかったです。
シリーズを読んでると色々気づくこともあるかもしれませんが、単独で読んだ感想は、もっと二人に強烈さを!でした。上京までの電話などが面白かったので勝手にすごく期待してしまったので…申し訳ないです。
でも年上×年下がお好きな方にお勧めだと思います。コミカルで可愛らしく、安心して読める話ですよ。
う~ん・・・。
皆さん結構良い評価を付けられているんですけど、私としてはイマイチ萌えきれない作品でした。
いや、確かに可愛いんですよ。
ほのぼのしていて読みやすいですし。
ただ、それだけです。
印象に残らないというか・・・。
どうしても、可愛いだけの受けにまぁ、カッコイイ攻め。(若干変態入ってますが)
という感想しか抱きませんでした。
でも、攻めの「うさこ」「うさみみ」呼びは可愛くて萌えました。
さらっと読める甘いBLが読みたい人には良いと思います。