劫火の中で取り違えられた 若君がたどる運命の恋。

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表題作薔薇色ロマネスク ~侯爵閣下と偽りの恋人~

蓮堂篤史,30代,爵
堀井朔也,18歳,書生

あらすじ

「あなたこそ、侯爵家の若様だったの」亡き母から衝撃的な事実を聞かされた朔也は、ある願いを胸に秘めて侯爵家を訪ね、書生として住みこむことになった。だが朔也は、現侯爵・蓮堂篤史から、偽者の若様である要を堕落させる悪者だと決めつけられる。朔也は事実を明かせぬまま、侯爵に思慕を寄せるようになるが、要の悪辣な罠に嵌ってとうとう侯爵を激怒させ…! 劫火の中で取り違えられた若様がたどる、せつない恋の行方は?
(出版社より)

作品情報

作品名
薔薇色ロマネスク ~侯爵閣下と偽りの恋人~
著者
秋山みち花 
イラスト
椎名咲月 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
発売日
ISBN
9784048707169
2.3

(6)

(0)

萌々

(1)

(1)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
10
評価数
6
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

受けが嬲られるのを見て楽しむための本

タイトル通りです。

受けが性的な意味で虐められるのを楽しむのが、この本の正しい楽しみ方な気がします(どれも未遂ですが…)。

レーベルがBプリだということ、タイトルと表紙から、シンデレラストーリー的なうっとりするような甘いラブストーリーを期待すると、恐らく「あれ?」と肩すかしを食らうでしょう。
でも、性的な意味で可哀想な目に遭う受けが好きならば、面白いと思います。

私としてはそれらがすごく好きな要素というわけではないのですが、作者が非常に楽しんで書いたことが伝わってきたので萌えになりました。

個人的には、攻めとは余り恋愛をしていないというか、要とくっついたほうがストーリー上自然だったのでは…と、若干思わなくもなかったですが……。

全体的な雰囲気としては昼ドラ風でした。

0

好き嫌いが分かれそうなお話

う・・・ん、なんだろう。受君はかわいそうな目にあっているのに切なく感じられなかった。多分、最後があっさりしていて駆け足だったからかなあと。当て馬の要君がざまあな目にあっていたら感想が変わったかもしれない。

2

いじめられる受けは好きですw

好みが分かれるのは確かな作品でした。

受けのかわいそさが半端ないw
しかも、いじめ役の子(脇役?)も意外とかわいそう。
そいでもって、ひとりなにも理解できていないある意味かわいそな攻め様。
イラストがかわいいので「貴族もの」と思って購入したのですが、
内容的には貴族的華やかさよりは¥身分差愛みたいなものがメインだったのかな。
健気な受け君はわたしのツボでした。

本当はお金持ちの若様なだけど、小さいころに取り違えられて貧乏な家で育った主人公がいろいろあって生まれた家に行くことに。
そこまではありがちな感じもしたけれどその先がドラマチックで、そこにいた取り違えられた方の貧乏人の若様がめちゃくちゃいじわるで、なかなか正体が判明しないままいじめまくられます。
さらに通常味方である攻め様のポジションが今回は本物の若様に気が付かない人設定で、ダブルで冷たくされちゃうっていうw
昔のテレビドラマみたいで、個人的にはすごいのめりこんじゃいました。

ラストに向けて攻め様の気持ちの切り替えが早すぎて、そこがちょっと残念だったけど、ひさしぶりにかわいそうな子の話が読めたのでよしとします!

昭和のドラマが好きだった人にはお勧めだなー。

2

これが明治浪漫なんだね。

なんだろう、すっきりしないのですよ。
これは、もう、好みの問題なんでしょうね・・・
受け様がこれでもかってくらい脇役にいじめられる。
それはいいのですよ、でも攻め様も冷たいしでは、
どんだけいじめられればいいのかって気が滅入りました。
キーポイント役の脇役は、ある意味可愛そうな人ですが
それでも、ラストまでお前は一緒にいるのか?って
思ってしまう、心の狭い私です。
攻め様の態度もいまいち明確でないような・・・
攻め様の心の描写がもっとあれば個人的には良かったかな。

4

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