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表題作極道は愛で縛る

喜多村雄二,35歳,元弁護士のヤクザ組長
草薙郁也,27歳,警視庁SAT隊員

その他の収録作品

  • 極道は熱愛を刻む
  • 極道は恋情に惑う
  • あとがき

あらすじ

警察官でありながら、極道のトップ・喜多村と愛し合っている草薙。
組をまとめあげる手腕とプロ並みの料理の腕前を持つ喜多村の手に抱かれ、意地を張ることも忘れてしまう草薙だったが、突然喜多村に別れの言葉を告げられ!?
喜多村が中国マフィアに拘束されたことを知りアジトに乗り込んだ草薙は、喜多村の目の前で媚薬を盛られてしまう。
身体中を犯す熱に狂わされ、陵辱に苛まれながらも喜多村の熱を求める草薙に、喜多村は…!?
大人気極道BL登場!!

(出版社より)

作品情報

作品名
極道は愛で縛る
著者
秋山みち花 
イラスト
周防佑未 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイSLASHノベルズ
シリーズ
極道は愛を捧げる
発売日
ISBN
9784799710371
3

(19)

(0)

萌々

(6)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
53
評価数
19
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数6

気になる展開

ほうほう、やはり餌付けなんですね。
コレ、読んでたら美味しいもの食べたくなるんですが、素材にかける情熱が半端ない(笑)

相変わらず、喜多川に良いように絆され(だから、餌付け!)ている郁也ですが、仕事もちゃんとやりたい!
…その割に、なんか中途半端に感じるというか間抜けに見えるというか。SAT隊員ってこんなにチョロいのか?と思ってしまう彼ですが、エリートコースに乗っかってるようで、米国研修に選抜されちゃいます。
行けば一年。もう喜多川への想いは認識しているので、離れ離れになることに躊躇します。

先輩の生嶋(以前、告白されたが男性に興味無いと振っている)も選ばれていて、喜多川と別れて一緒に行こう!と言われ、さらに男もいけるならと再度告白される。でもってキスされちゃう!!!
喜多川にバレたらえらいこっちゃ。

そんな中、郁也は拉致されるんですが、助けに来たのは喜多川。聞けば生嶋とどっちが先に助け出すかでモメたらしい。当て馬らしく、この後もちょっかい出しますが、もう王道の当て馬君(^^;

結局、郁也は米国研修へ旅立ちます。
なのに感傷に浸るまもなく…なんてオチだ!
後、一巻続刊があるのですが、図書館には無いのでしばらくお預け~

0

お座敷天ぷら(^q^)

シリーズ第2弾
【ヤクザの頭×SAT隊員】
もとい
【料理好きでシェフばりの腕をふるうヤクザ×チョロインSAT隊員】のお話。

第1弾のレビューでも書いたのですが
受けが警視庁の優秀なSAT隊員というのがイマイチピンとこない…。
新人の後先考えない熱血漢刑事という設定ならなんとなくわかるけど
SATって冷静さを要し個人プレイはしない印象があるけどどうなんでしょうか?
あくまでドラマや本などで見聞きするイメージだけですが…;

逆に言えば、本来は優秀なSAT隊員であるも、
攻めの危機を知って冷静な判断を失って飛び込んだーという解釈も出来ます。
咄嗟に動いてしまうほど好きになっちゃったのね~( ´艸`) ♪

第2弾では恋愛面が育っていて愛を感じられる部分が多く良かったです。

萌え的にずきゅんときたのは、
受けに恋心を寄せる当て馬が玄関の外にいるのに
声を聞かせるようにエッチは始めちゃうシーン(∩´///`∩)
攻めが「俺のもんだ」と主張するように半ば強引に始めちゃうのがなんともなんとも////
攻めの嫉妬と当てつけ、萌えるわ~~~~!

お楽しみはやはり餌付けシーン♪
お座敷天ぷらが美味しそう!(^q^)
襖をあけたらお布団…という周到さに笑ったw
料理を楽しんだ余韻の後の雰囲気にもこだわる攻めにニヨニヨ。

ガンボって初めて聞いたんだけど、
説明みてるだけでよだれが…;食べてみたい~!
あああ、受けが羨ましい。
座ってると美味しい料理にありつけるなんて天国か。

1

胃袋鷲づかみ。

プロ顔負けのおいし~い料理に餌付けされて身体も心も絆されていくシリーズ。笑
今回も喜多村の料理の数々は郁也の胃袋を鷲づかみ。
読んでいる間、何度ヨダレが出たことか。
天ぷら…食べたいなぁ。

好きだと言葉にはしなくとも、なんだかんだと喜多村のところに通う郁也。
美味しい料理と深い快楽を堪能していた郁也は突然喜多村に別れを告げられる。
納得のいかない郁也はまたしても一人で真相を突き止めようとします。

結果、郁也くん、かなり危険な目にあってしまいました…。
喜多村がせっかく遠ざけたのにねぇ。
でもそこで黙る郁也ではないので仕方ないんですが、郁也の活躍がもう少しあってもいいんじゃなかろうか…。
またしても喜多村の謎な人脈で問題解決。

二本目のお話は突然喜多村の前に、喜多村のせいで人生がめちゃくちゃだから償え!と意気込んで現れた高校生が登場。
喜多村はアッサリと高校生を自分のマンションに住まわせ、そのせいで郁也は放置気味?
郁也の、腑に落ちないイライラに嫉妬か!とニンマリでした。

三本目は郁也に海外研修の話があがります。
喜多村のために悩む郁也がかぁわいい~。
1年間の遠距離かぁと切なくなるのはほんの一瞬。
さすが喜多村さん。
素敵な行動力で郁也を離さないのでありました。

1

喜多村さん、一枚上手ですね

相変わらずシェフ真っ青の料理上手なヤクザ会長の喜多村と、餌付けの成果ですっかり喜多村に惚れてしまったSAT隊員の草薙。

ヤクザという立場柄、事件に巻き込まれるも常に上手く立ち回る事のできる一枚上手な喜多村。
なのに、草薙のほうが正義感の強さと愛する喜多村のピンチ!!と事件の渦中に飛び込んでしまう。
特に今回は、草薙はマフィアに媚薬は盛られるはチンピラに拉致されたりで逆に喜多村に助けられるばかり。

そのせいか、日頃はSATとして厳しい訓練を積んでいて恰好良くても喜多村目線だとフェロモンだだ漏れのやんちゃなお姫様になって、美味しいものにかぶりつくような毎度のエッチシーンには「ご馳走さま」ってなっちゃう。

そんな甘々な二人を黙ってみている外野ばかりではなく、草薙に片思い中の先輩の生嶋も釘をさす為に加わってくるとなると、喜多村とのいがみ合いをもっと見てみたくなる(笑)。

一方で、仕事の面ではSATとして頑張っている草薙にも一年間のLAのSWAT派遣が決定した。
もしかしてここでしばしの別れ?となりそうなところで、案の状ここでも喜多村の一枚上手ぶりが発揮されていて、「喜多村の事だからなぁ…」と、想像した通りの行動には思わず笑ってしまった。

1

愛されるだけじゃものたりない

「極道は愛を捧げる」の続編シリーズ2作目の登場です。
SAT隊員と暴力団会長との餌付けから始まったラブロマンス。
まぁ、ロマンスは・・・ないかな?
今回も受け様の突っ走り傾向な性格が災いして危険な目に
合いまくってます。ほんと懲りない受け様です。
そして、そんな受け様が可愛くて仕方がない攻め様。
今回はそんな二人に別れの危機が?!
それには攻め様の受け様を愛するが故の深い事情がわるわけで
でも、一方的に別れを言われたって、あの受け様が納得するなんて
ありえないでしょうに、攻め様も詰めが甘いです。
一回目の危険はエロ危険!!です。
攻め様から一方的に別れを言い渡された受け様でしたが
そんな時に上司から人探しの捜査依頼が。
その人は攻め様と一緒にいたところを見た人で・・・・
この別れ話には何かあると単独で捜査、そしてまたもや危険な目にあってしまう。
攻め様を助け出そうとした受け様でしたが逆に自分のせいで
却って不利な状況になってしまう、攻め様にしたら
ほんとに目が離せない困ったちゃんですよね。
もう少しで他人から凌辱されそうになった受け様ですが
絶妙のタイミングで攻め様に助けられ、最後は二人で
危機を乗り越える!でもやっぱり受け様は足手まといさんです。
毎回やくざの攻め様に助けられる受け様の立場は?
そしてそれを気にしているのも受け様ですね。
目的を持って海外研修に行くことに決めた受け様。
そして出発前の切ない逢瀬・・・・にはやっぱりならない。
攻め様の受け様に対する甘やかしと執着はハンパじゃないですから。
今回も最後まで一気に読める内容でした。

1

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