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僕はペット! ご主人様v大好きです!
小説
CJ Michalskiさんの挿絵の小説を探していて見つけた作品です。
CJさんが大好きそうな可愛い着ぐるみを着た少年(見つけた時はそう思ったんです)と背景の小さなアニマル達が可愛くて気になったのですが、まさかこの着ぐるみを着た少年もサラリーマンだったとは!(笑)
chi-coさんは初読み作家さんでしたが、文章は読みやすかったです。
同じ会社に勤める入社2年目の姫野君と姫野君の指導係だった先輩社員、藤枝さんのお話です。
ほぼ姫野君視点で描かれている作品ですが、この姫野君がとっても変わっている子で、究極の天然とも言える発想をしています。
そこが面白いところなのですが、普通の感覚では考えられない感覚なので、それが合うかどうかがこの作品を楽しめるかどうかのカギになるかもしれません。
一方の藤枝さんの方は、外見もカッコ良く仕事も出来て、人の面倒見もいい優秀な会社員。
姫野君が自分に憧れているとは露知らずにいたのですが、ある出来事がきっかけで姫野君と交流を持つことになります。
ごく普通の感覚を持つ藤枝さんがとんでもない姫野君の発想に文句も言わず付き合っているのを見ると、この藤枝さんも相当なお人好しの様にも思えます(笑)。
かなり変わったお話ですが、とても可愛いお話でした。
トンデモ展開もキャラクターも、それ自体は別に苦手要素ではないです。コメディBLは大好きです。まあ、でなきゃこれを読もうとは思いませんが。
『トンデモ・キワモノ(だと思う)』だからじゃなくて、この作品単体でまったく面白いと思えませんでした。この作家さんの他の作品レビューでも書きましたが、『寒い・滑るギャグ』ってこういうのを指すのかと言う感じでした。もちろん、個人的な好みにおいてですが。
う~ん、この作家さんのギャグセンスが私と合わないのかもしれません。相性がよくないってヤツ?
設定がくだらないというのではないです。いえ、素晴らしいとも言いませんが、私はもともとそういうのはダメじゃないんです。でもこれは無理。
それでも、まだ姫野が高校生くらいだったらなんとか我慢できたかもしれませんが、 これで社会人・リーマンって時点でもう拒絶反応が出ました。
繰り返しますが『アホアホコメディ』でも、『ありえねぇ!』でも、好きなものは好きです、私は。でもこの作品の場合は、上滑り・空回りとしか感じませんでした。
ひとことで言えば、私の求める(好みの)『トンデモ』や『コメディ』ではありませんでした。
ただ、イラストはすごく可愛かったので、内容はまったく『しゅみじゃない』ですが『中立』で。
こちらでオススメして頂いた小説の内の1つ。
憧れの『師匠』こと先輩の藤枝が、自身が溺愛していたハムスターの失踪により分かり易い程の落ち込みを見せる。
居てもたっても居られなくなった部下・鳴海は「師匠の元気を取り戻せるのなら!」と奮起して、上司・新里の協力の元、ハムスターの着ぐるみで彼の所へ押しかける。
あれよこれよと鳴海なりに藤枝の元気を復活させようと頑張るのですが、それが良からぬ方向へと進んでいき――と進んでいきます。
1)ぶっとんでる!
主に出てくる、部下の鳴海・先輩の藤枝・上司の新里。
正直この3人、どれもこれも残念な方ばかり(褒めてます)。
強いて言えば、新里なのかな…いや、でも違う気がする、彼も残念な筈だ(褒めてます)。
2)ペットはそんな事しません!
背中を流してくれるのはいいですよ、鳴海の優しさです。藤枝を励まそうとして。
……でも、前を洗っちゃだめ。それはだめ。ペットはそんな事しない。
(※要は、もっとやれもっと、と心の中で雄叫びをあげている自分が居ます)
3)カチューシャは反則です!
着ぐるみのヒメ(藤枝命名)のままだと身動きが難しい。濡れる訳にもいかない。
それならば!という苦肉の策として、ハムスターの耳付カチューシャを時折装着します。
結局はそれで藤枝はズバンとキたんじゃないでしょうか。
可愛いと気持ち悪いは紙一重です。
4)あの日記の字体が気になります
最初にあれを見た時、かなり驚きました。もう鳴海の甘々な気持ちが字体で表れているだなんて…中高生向け少女小説でも中々ないですよきっと、あんな字体(笑)
決して読みやすいとは言えないのに、読み進むにつれて、鳴海の人柄と思いが伝わり易く感じました。
5)新里含めてのドロドロだったらもっとお腹いっぱいだった
……というのが一番の感想かもしれません。
手芸が得意な器用な新里さん。鳴海を応援してあげる優しい新里さん。藤枝にちょびっとけしかける真似をする意地悪な新里さん。
もったいなーい!もっと新里さんの出番を増やして欲しかったです!
と言うより、「実は俺も姫野がイヒヒ」になってくれたらという願望が止まりません。
悔しいーっ。
全体を通して、ハラハラドキドキはないんだけれど、愛すべきおバカが沢山居てほっこり笑える内容でした。
私は新里推しです(笑)
>jimmyさま♪
おはようございます!
コメント有難う御座います、凄く嬉しいです。
私からお礼を言いにーと思っていたのですみません><
こちらこそ、教えて頂きありがとうございました!
ニマニマしちゃいました、ほっこりしてるのにブッ飛んでる感が(笑)
オススメして下さった別の本も購入済みですので、読んだら又レビューさせて貰いますね☆
ほんとにありがとうございました^^
とにかく、鳴海の妄想暴走っぷりが、むちゃくちゃ笑えました。
鳴海は地味で内気で目立たない子。
周りにあまり興味がわかず、淡々と過ごしていた。
しかし入社した会社で、まぶしいほどの存在の藤枝に出会ってしまう。
そして彼を「心の師匠」として慕い憧れ、いつしか鳴海の生き甲斐にさえなっていく。
・・・とまあ、ここまではまだ普通なんですが。
鳴海の藤枝に対する憧れは、なんだかストーカーチックでして。(笑)
朝出勤前に彼の家まで行きこっそり後をつけ、
仕事中はもちろんのこと帰りも家まで後をつけながら、
彼の行動を逐一チェックして「藤枝観察日記」をつけるという行為にまで及んでます。
だから当然、誰に藤枝がハムスターを飼っていて、
「ハム」と名付けて溺愛しているという誰にも話していない事も知ってたわけです。
そして、ハムが居なくなって、藤枝が体調を崩すほど落ち込んでいる事も、
当然いち早く気付きます。
鳴海の、憧れの人が落ち込んでいるのをなんとか励ましたいという気持ちは解りますが、
その思いついた方法が、かなりぶっ飛んでます(笑)
それは、自分がハムスターになってハムの代わりに藤枝を癒す・・・というもの。
もちろん人間がハムスターになれる訳はないです。
着ぐるみを着るんです。
この、鳴海の「ハムちゃん二号」になり切りようが、もう笑えます。爆笑です!
それはちょっと違うんじゃ・・・?と思える勘違いな行動も含め、
もうとにかく鳴海自身は真剣にハムスターになり切ります。
最初戸惑っていた藤枝も、だんだん鳴海の真剣さに絆されていくわけですが、
なんだか徐々に、癒しの方向性が怪しくなってきちゃいます。
はい、エッチな方向に(笑)
とにかく、微笑ましい2人だと思いました。
実は、エッチにも萌は殆ど感じなかったんですが、
でもものすごく面白かったです。
読みながら、私も鳴海のハムスターっぷりに癒されました。
ところで、鳴海の協力者として、課長の新里が登場しますが、
この人がまた鳴海と同じくらい個性的というか変人と言うか(笑)
新里のスピンオフとか読んでみたいです!
あははははははははははははははははははは。
笑いつかれた・・・・・・・。
こんなに面白いとは!!
純粋なアホな子なんです。
十分大人で常識も持ち合わせているはずなのですが。
アホすぎる。
それしか言えねえ。
なんも言えねえ。
読んだら分かります。
楽しい気分になれます。
ハムスターのキグルミに着替えているトコロが
もう 勘弁してください!!
笑いすぎて 声と腹が疲れて痛いです。
上司の変態っぷりもたまらない一品ですよ!!
これ続きだしてもらいたいです。
上司の恋愛事情も見たいよ!