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さよなら、愛しのマイフレンド 1

sayonara itoshi no my friend

永别了,我亲爱的朋友

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表題作さよなら、愛しのマイフレンド 1

安藤達緒,ギリギリ20代,ヘアメーク
羽賀 一,人気スタイリスト

同時収録作品鬼束先生のお気に入り

鬼束,数学教師
桃矢 真司,高校生

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

男2人、“友達”はじめました。
ヘアメイクの安藤達緒には、最近気になる奴がいる。同じ職場のスタイリスト・羽賀一だ。同僚はもちろん、モデルにも人気がある一だが、実は超・無愛想で友達0人の人間ギライ。そんな彼を見かねて「友達になろう」と持ちかける達緒だが…
表題作ほか、完全新作描き下ろし、クールなメガネ教師とやんちゃな教え子と仲間たちのスクールライフコメディ(?)『鬼束先生のお気に入り』も同時収録!

(出版社より)

作品情報

作品名
さよなら、愛しのマイフレンド 1
著者
エンゾウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ホーム社
レーベル
EYE'S COMICS BLink
シリーズ
さよなら、愛しのマイフレンド
発売日
ISBN
9784834262087
3.6

(111)

(29)

萌々

(35)

(34)

中立

(8)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
16
得点
395
評価数
111
平均
3.6 / 5
神率
26.1%

レビュー投稿数16

どーしてそうなった!

まぁ、恋に落ちる時ってそんなものかも知れないけど、人との関係を閉ざしている一とそれをどうにかしようとする達緒。

友達になろうってとこから始めるんですが、元々なんでもそつなくこなせる一は感情の起伏もない。だけど、達緒とはちょっとドキドキしちゃう。
そこはいいんだけど、達緒が一に惹かれたきっかけというか、何かが足りずに萌え切れない〜。一側は、まぁ初めて自分に興味をぶつけてきた相手な訳で、理解できるんだけど。その辺りがもう少し丁寧に書かれてたら没入出来たかも。
なんにせよ、多分話数が足りなかったんだろうなと思う。

二巻なので、次に萌えポイントあるかもな、と期待しておきます。
で、エロがないってことでおまけの短編が付いてますが、まぁこれはなーという感じ。

0

羽賀がじわじわ変わっていくのがかわいい

安藤が羽賀と友だちになりたいと、ぐいぐい行くなぁ、そんな気持ちを説明するの照れへんのかね、と思ったら、恥ずかしいことも結構言うタイプとあり、なるほどと。

しかし、急ですなw
展開はそうなるだろうとは思っていたけど、羽賀への気持ちを突然自覚して、すぐちゅうしちゃうと。
いきなりのちゅうは私の中のBL三大あるあるなので、まあ、もういいんですけどw
(ちなみにあと二つは、寝顔にちゅう、酔ったor発熱からのちょめちょめ)

で、それだけならまだしも、羽賀が驚いて安藤の手を振り切って帰ろうとしているのに、追い打ちでデコちゅうしますかねw
ノンケさんで突然なのに、ぐいぐいしつこいのすごいメンタルだなとビックリ!

羽賀はまんまでわかりやすい。
初めて参加した飲み会で、安藤が自分の話さなかったと拗ねてふとんにもぐったのはかわいかった。
そりゃ安藤も庇護欲…子どもみたいでかわいいと思っちゃうのはわかった。

あと、お前って笑わねぇなぁ〜と顔のマッサージされる羽賀の無表情ながらむに〜となっている顔がかわいい。ウザイと言いながら、内心「あ きもちいい」と思ったとこに萌え〜。

そいで、安藤にちゅうされて家を出た後、ドキドキ動揺していたのも良い。
羽賀にしたら、こんなに動揺したのは初めてかもね。
でもこの時点ではまだ友だちとしての安藤が心地よかったから、律儀にDVDのことを考えたり
「俺の世界が変わるかもしれないのに」
と思っていたのが、人間味出てきていいなと思ったのでした。
次巻では、別の意味で世界が変わっちゃうんだろうけどw

「アンタなんか大嫌いだ」
がまた子どもみたいでかわいい。
初めて仲良くなれそうだったのにね。羽賀の気持ちが伝わってくる。

安藤が攻めかなぁ、だったらいいなぁ、と薄々思っていたら、まさかのあとがきでネタバレww
ま、思った通りでよかったですけども。
先生が編集部に7連泊して、割と本気でここに住みたいとあとがきに書かれていたの笑いましたw

0

ちょっとした言い回しの安直さが気になる

◆さよなら、愛しのマイフレンド(表題作)
 人と馴れ合うことが苦手というより、そもそも馴れ合いたいなどと思ったことがないという態度の羽賀が、ゆっくり安藤に絆されていくのは可愛かったです。あなたと話したいから着いてきた、と言われたら、普通に友達としても嬉しいですよね。ただ、安藤の台詞や言い回しがリアルさに欠けるかなと思ったシーンもあり。安藤だけでなく、女性モデル達の会話やわがままな発言なんかも、今時こんな言い方する人いないでしょ、と若干安直に感じたので、そういう物語の脇の部分にも気を使ってくれたらなと思いました。別に凝る必要はなくて、変に誇張しないで欲しいだけなんです。そういうところで萎えてしまっては勿体ないですよね。

◆鬼束先生のお気に入り
 こちらはテンポも良くて、クールな教師と不良の生徒という組み合わせが存分に楽しめる作品でした。桃矢の詰めが絶妙に甘いところ、鬼束の淡々とした態度を崩さないのに内心で桃矢を可愛いと思っているところが最高でした。プレイも、まさかの薄い本の濡れ場読み上げという、ありそうでなかった導入。弱みを握るつもりが、鬼束のいいように丸め込まれてしまう桃矢が可愛かったです。

1

きゅんきゅんします

きゅんきゅんします!
たっちゃんがオトコマエすぎてほんと素敵
一の素直じゃないところを丸ごと受け入れる包容力がカッコイイ
あれは、惚れるでしょ〜‼︎

一が作ってる壁を、もろともしないたっちゃんの愛情が感じられる作品

エンゾウ先生の描かれる男性の切ない表情が、彼らの心情を物語っていてほんとにきゅんきゅんします

捨て猫を飼いならす感じに近いのか、読んでいるとたっちゃんの優しさと一のツンデレにやられっぱなしです
早くくっつけと思いながらも、もっと自然にいちゃいちゃしててほしいなと思う2人です

0

どうしようもなく可愛いくて、可愛いくて。きっと恋の始まりはそういうもの

とっても短いお話しなので、1巻2巻と分けずに纏められた筈…だと思います。
タレ目で半目。だけどイケメン。エンゾウ先生の描くこういうタイプは色気がありますよね、いつも。感情の薄いハジメは自分を取り巻く全てが面倒くさい、と思っていて。そんなハジメを構いたくて、友達宣言をして、構って構って構いまくるうちに達緒はそれを恋だと自覚してしまう。最初は自分にだけ懐くハジメが可愛いと思っていただけなのに…。けど、恋の始まりっていつもそうだよね。友達で居られることの居心地の良さを知ってしまったハジメは戸惑いを隠せず…。といったところで次巻へ。えええー⁈
と、こんなにも短いクセにさらに短いお話し付き。表題作とは無関係の「鬼束先生のお気に入り」。何かと絡んで来る鬼束先生がうっとおしくて、先生の弱点を探ってやろうとした桃矢くんは数学準備室で、まさかのBL本発見⁈ 先生の恥ずかしい秘密見っけ!と喜んだ桃矢はついウッカリ音読してしまう。『僕の体ジンジンして来ちゃって…』先生に恥ずかしい思いをさせようとした筈が、まさかの自分が恥ずかしいことをされるハメに⁈…そして、ハメられてしまいます。アホの子です。先生が黒髪・メガネ・スーツで軽く鬼畜です。

0

ん??

フォロワーさんに勧められ購入。
ヘアメイクさんとスタイリストさんのお話。

無愛想なスタイリストさんを放っておけない、ヘアメイクさん。
友達になろう!と頑張っているうちに、気持ちは違う方向に走り始め……という話。
特にキス以上の事はないので、どっちが受かもよく分かりません。
後書きだとスタイリストさんみたいですが。
まあ、読みやすいお話だったと思います。
これだけなら続きを買おうかなあと思ったかもしれませんが、読んでいる間ずっと虎と兎のバディものを思い出して仕方なくて。
話は全く関係ないんですけれど、関係性が似ているんでしょうか。
私だけかと思ったら、別の友人にも云われました。
そこが気になったので、続きは読むか悩んでおります。

0

ハロ~マイフレンド

やっぱり何事もまずはお友達からですよね!(個人的推奨)
匂い系なお友達関係にも相当萌えてしまうタチなのでタイトルからしてやばかったですね~
そんなわけでノンケ好きセンサーに引っかかったので購入した本でした。

スタイリストの安藤と、その同僚で人間的にアレな羽賀が、無理矢理お友達になるというお話。
安藤のほうが世話好きで、羽賀に友達がいなくて、コミュニケーションの取り方がおかしいのを直してやろうとして近づくんですが、
あとから考えるとその段階で恋の花が芽吹きはじめていたと…。

しかし、じれったい派の私には少々展開が早くて、
えっ安藤、もう好きって言っちゃうの!?と残念に思ったのでした。
さっくり読むにはこれぐらいでもいいのかな?と思うのですが、
安藤、もうちょっと葛藤して欲しかったよ…。
でもエンゾウさんの絵だと濡れ場が早く見たいという謎の衝動がw
ああ、アンビバレンスな私の心。
その点、アレな子の羽賀のほうが人間らしい感情や戸惑いを見せ始めた展開、
こちらのほうはグっとくるものがありました。

同時収録の短編が先生×生徒でしたが、こちらはアホな生徒が可愛いエロ話でした。
アホエロ系好きなのでこういう作品で一冊あっても買うかもしれないです(笑)

とにかくエンゾウさんの絵が好きです。
これからもっとたくさん作品を描いて欲しいです。

3

2巻の表紙に一目惚れしたのはいいものの、「2」ってなにさ・・
と、お取り寄せさせていただきました(*゚▽゚*)ノシ
や~ww満足満腹しゅらしゅしゅしゅぅwwww
久しぶりになんだかいい作品よみましたわ。好きです。
なんていうかな、個人的なことで申し訳ないのだけれど
非BLな某アニメの二人を見た目も性格も彷彿とさせてくれまして
それだけで萌評価少し高めですww好みの問題

顔は綺麗なのに、笑わない、可愛くない。
そんな男の笑った顔が見たくなった。
ただそれだけの理由で近づいたのが最後。
いつの間にか気持ちは「友達になりたい」ではなくなっていた。。。

もともとの親友からのシフトだと思っていたんですが
まず、お友達になるところからだったんですねwww
可愛くなくて生意気で、周りにも容赦のない受が自分だけにみせる顔
少しずつ慣れない猫を慣らしていく感じ。
距離感がいい漫画だな~と思うのです。
あんなにツンだったのに、「あれ?」の瞬間が萌ww

後半、受視点で読めたのもよかったですね。
なんでもあって、欲しいと思う前には与えられてて
自分では欲する必要性がなく生きてきた、ぽっかり空いた穴。
そこに突如現れた異物は好となるのか否か

巻末、短編。
アホな子ほど可愛いとはいいますが、
きっとこのあともアホだからどんどん坩堝に落とされていくんだろうと
思うと、不憫であるのとどうように
どんどん身体を慣らされて・・・・じゅるりw
萌でしたw

3

表紙買い!!

無愛想で他人に全く興味なく、友達0(ゼロ)の一に
安藤がしつこくしつこく、お友達宣言!!

最初はウザがってた一も、安藤の強引さに引き込まれていってる感じ。
他の人がいたら駄目でも、安藤とならと…
表情にはあまり出てこないですが、だんだんと楽しく感じてると思ってた頃に
安藤から女の紹介を受けて…

そしてギクシャクした時間の中、安藤が自分の気持ちに気がついた―。

その告白を聞いて、一は安藤の元から逃げ出してしまう。
今まで友達がいなかった一にとって初めて身近にいる人物。
一緒にいると楽しいという感情がやっと出てきた頃に
急な告白ときたもんで正直パニック状態。
友達でいようという一と、そういう意味で好きだという安藤。

安藤が焦ってる訳ではないんだけれど
一の感情の幼さがついていけてない感じですね。
そのまま最悪な状態で続くです。


後半は別のお話1本収録されてます。
先生×生徒の話ですが
受けがアホの子で結構楽しめました。
 

4

不安げな表情がすき。

表紙の絵を見ると、
しっとりとした大人の恋の話を読ませてくれそう~という雰囲気で、
実際読んでみると、
絵の感じと勢いのせいか青年マンガのような印象。
(個人的感想です)

でもだからこそ、そのふたりの距離が友達として近づいて、
まずは一方から恋に発展していって・・・という特別とは言えない流れにも、
なんだかちょっとドキドキしちゃう。

女がそそられるという、タレ目で無愛想で羽賀くん。
最初はそんなに羽賀くんいいかぁ~?
安藤の方がよくないか?
って思っていたけど、だんだん羽賀くんが可愛く見えてしょうがなくなるw
友達も好きもよくわからない、
一部が抜け落ちたまま大人になってしまった彼の、不安げな表情が堪らない。

まだまだ、友達をさよならして恋人同士になる日は遠いけど、
いい雰囲気の絵が一話ごとの表紙のところにあって素敵で、
う~~早くーーこういうの見たいよーーーーって思ってしまう。

2巻はやく出ないかなぁ~

3

野良ネコ。

人付き合いをやる気がないぼんやりしたタレ目が自分にだけなついてきたら、誰だってかわいいさ!、という話。
ものすごいスカした奴とかじゃなくて、ほんとにわかってなくて、たまに無表情に「…?」となるのがいい。
はじめて出来た友達なので、いい大人なのにDVD一緒に見るって約束が何より大事だったり。
とにかく続きが気になります。
両思いになったら、どう変わるんだろう。全然照れずに無意識にベタベタ甘える子とかだったら楽しいのに。
それで攻めがかわいすぎて困ったらいいのに。

書き下ろしの読み切りはドSな先生が不良を食べちゃう話。
つまりこれは先生がアホっ子にベタ惚れってことだよね?
萌えた!この人は涙でぐじゃぐじゃの顔がエロいです。

0

友達から恋人に変わる瞬間

 ヘアメイク担当の安藤は、無愛想で何でもはっきりと言ってしまうスタイリストと羽賀と友達になります。ある夜、仕事仲間との飲み会で、二人は中座します。その理由が羽賀が酔ってしまったことと、安藤が女子と仲良くしゃべってたから(笑)二人とも20歳は確実に過ぎているのに、なんて初々しい!安藤が好きの一歩先に踏み込もうとしますが、見事に羽賀に振られて1巻は完結です。安藤がなかなかなつかない猫を手なづけているといった構図で、特段珍しい物語が展開されるわけではありません。1巻で完結しないあたりが、またやられたという気にさせられました。

0

これ、良い!!!

無愛想なのにやたら女にモテる羽賀一に対し
最初僻みも入っていたのに何故か気になり、
友達がいないと言うから「俺が友達になってやる!」と
無理矢理友達になる安藤達緒。
お人好しだなー、無茶な事すんなーと呆れもしますがw

垂れ目で泣き黒子の一、反則でしょお!!
性格が悪いというより、人づきあいがわからないだけなんだけど
徐々に達緒に慣れていく様子が萌えるよ!!
自分の世界を変えられる事が怖くて大嫌いと言ってしまうけど…。
明らかにもう変えられてます!!

達緒は友達友達と強調していたけど、
誰にも懐かない一が可愛くてたまらなくて独占したくなる。
おせっかいの延長が実は恋心で、
告白してキスしたのち、拒否られ更に大嫌いと言われる始末。
気の毒すぎる…(泣)
でも、動揺させるだけの影響力があるって、早く気がついてほしいなぁ。

正直、ヘアメイクとかスタイリスト等の職業にはあまり興味がありませんが
特に気になる事もなく、
二人の関係の変化にきゅーんとしました♪

最後の読み切り『鬼塚先生のお気に入り』は
私は、出来れば生徒×先生の方が好みなので
「おおお!!」とまではいきませんでしたが、
あれです、羞恥プレイの一環は萌えます。
真面目で嫌味な先生に恥ずかしい思いをさせたかったのに
終いにゃ自分が恥ずかしい事を言わされ、いやらしい事をされw
先生はS気質でした。
眼鏡のSってやっぱりいいですね!

あー、続きが気になる!
早く2巻が読みたいです!!すごく楽しみ~♪



2

タ、タ、タレ目、うれしいな

まず、このカバー絵にズキュン!ですよ。
タレ目に泣きぼくろの最強コンボ!
ちょっとスズキツタさん風のアップ顔ですが、中の絵はツタさんに全然似てないです。
おひげで、女の子大好きなヘアメイク安藤と、見た目でモテモテだけど実は無愛想で人嫌いなスタイリスト羽賀。
安藤は羽賀の無愛想な傍若無人を矯正させたくて、強引にお友達になろうとします。
安藤がしつこく羽賀にかまっていると、実は無愛想な羽賀の鎧の下には幼い可愛い顔を隠し持っているのが見え隠れしたりして、、、。
表題作は、表向きS属性やM属性がはっきり書かれているわけではありませんが、この、羽賀みたいな、一見無愛想で、冷酷そうな子が、実はハリネズミみたいに、とげとげの背中の裏にはふわふわのお腹が隠されていて、それをなんとかお腹を上にさせて、ふよふよいじり回したい。
そんな嗜虐心を催させる被虐性がぷんぷん臭っています。
この巻ではHまで行き着かなかった二人ですが、無事にHにこぎ着けた暁には、安藤には、思い切り羽賀を泣かせて欲しいものです。

書き下ろしは、高校の先生とヤンキー生徒くんのお話。
こちらはH成分補完目的の短編なので、鬼畜先生攻めとアホの子受け全開です。

2

大人2人、「友達」から始めよう

きましたきましたーっ!エンゾウ先生の最新刊!
前作『かわいさ余って何かが百倍』が素晴らしい作品でしたので、これはもう!
期待MAXで待ってましたよ~っ!
相変わらず絵も綺麗で、大変読みやすかったです。
表紙の2人のアップ絵もかなり目を惹きますよね!

同じ職場で働く男2人が「友達」を始めることからお話は進んでいきます。
この簡単そうで難しい「友達から」という題材がとっても上手い具合に
使われていて、かなり胸キュンさせてもらいました!
そしてその2人のキャラ具合が、某大人気アニメのヒーロー2人に
ちょっとわたしの妄想脳内変換されてしまって…!(笑)萌え倍増でした。

ヘアメイクの〈攻め〉安藤は20代後半で、周りから『なんでも言うこと聞いてくれ
そう』『人が良さそう』と言われる彼ですが、気がきいて面倒見がよく、実は恥ずかしい
こともサラッと言えてしまうような無自覚天然タラシで結構モテるヒゲ男子なのです。

スタイリストの〈受け〉羽賀は、無愛想ながらもクールで整った容姿からモデル・
スタッフからもモテモテのイケメン男子。
しかし、顔はいいものの無愛想で人と接するのが下手くそで、何が好きか面白いかも
自分でわからない、友達も1人もいないと言う彼。

そんな羽賀と接するうち、安藤が告げた『見た目でモテてもそんなどうしようもない中身じゃ誰からも本気で好かれない』という言葉に自嘲気味な笑みを浮かべ『まぁ、そりゃ
そうでしょうね』と返す羽賀を見て、『人付き合いってもんをイチから教えてやっからさ!』と安藤は羽賀と「友達」になることを決めます。
自分に干渉してくる安藤を最初は受け入れない羽賀ですが、『アイツが笑ってる顔を見たくてしょうがないんだ』と安藤は徐々に徐々に距離を縮めます。

羽賀も少しずつ安藤に心を開き、周りへの態度も少しだけですが変わっていきます。
そして安藤も、そんな不器用な羽賀を「可愛い」と思うようになり、
野良猫に懐かれたような喜びや自分しか知らない羽賀の部分があるということに
優越感を感じるようになります。

そして、同僚に言われた『羽賀一人占め』という言葉について悩んだ安藤は、
あることをきっかけに『羽賀を自分のモノにしたい』という羽賀への本当の想いに気づきます。

一方羽賀は、つまらないと言われてきた自分に対し『面白いよ』『俺だけが知ってるってのもいいな』と自分の閉ざした心にぐいぐい入り込んでくる安藤に、『俺の世界が変わるかもしれない』と感じるようになります。
しかし、そんな折に安藤からの突然の告白と、突然のキス。
自分の初めての反応に動揺する羽賀ですが、いろいろと考えるうちにわからなくなり、
『無かったことにしよう』という結果になります。しかし、安藤は…

というところで1巻は終わるのですが、き、気になる~!
エンゾウ先生は、魅せ方がとっても上手いです!
綺麗な顔して毒を吐く羽賀ですが、感情表現が下手で時折見せる子供みたいな
態度や発言が可愛くてですね…!
安藤も本当に面倒見のいい兄貴分ですが、羽賀の頭を弄りまくったり、
羽賀の自分しか知らない可愛さにドキドキしたり!
謝ってキスするシーン、とてもお気に入りです。

いい年した大人の男2人が友達から関係をスタートし、最初はぶつかりながらも
お互いを知っていき、ノンケなのに「友達」になったはずの自分と同じ男を好きに
なって…。攻め目線・受け目線両方から心情を見せてくれるので、読み手のこちらも
一緒にドキドキ、「安藤いい奴!」「羽賀の不器用さ可愛い!」など感情移入というか、
胸キュンさせてくれます。
そして、あとがきも面白かったです!エンゾウ先生、自分の顔を顔文字で表現されて
いるのですが、それが可愛くて結構ツボだったりします。

2人のじれったい恋、2巻も期待して待ちます!

7

友達はじめました

衝撃のデビュー作品からやっと2冊目、まってたよーーー!
後書きによると、最初5回連載だったのが7回に伸びたとか。
なので、まだまだエッチまでいきませ~ん。
今回は、モテるのに感情が薄いというか薄情というか、人間に興味がないというか、そんな男に変わったやつだな~、じゃ、オレが友達になってやるか♪
なんて始まった「お友達から」な関係の二人のお話。
一話づつゆっくりと、ゆっくりと、心を乱されながら進んでいきます。
なので1作目のような衝撃や興奮は実は薄く、2巻の展開を待ちましょう!な様子見の1巻となりました。
だけどね、この人のよい人具合とか、感情の起伏が薄い具合とか、どよよ~んとした暗さとか、おろおろした具合とか、そんな表情はとても好きです。

モデルの子がヘアメイクの安藤と夕飯の約束をしていたのに、急にキャンセルを言ってくる。
それは彼女がスタイリストの羽賀との約束を取り付けたから。
しかし、その翌日モデルの子が部屋から泣きながら出てくるところに遭遇すると、羽賀が「一回くらいやっただけで彼女面するな」と言ったそうだ。
「お前な~、、」と安藤が羽賀のまりに冷たい態度に、そういう薄情な態度を諭す人はいないのか?と聞くと友達はいないと言う。
その無表情で人に関心がなく冷たい様に、安藤は「それなら俺が友達になってやる!」「人づきあいを一から教えてやる!」と、その日から無理矢理押しかけ友達になることにしたのでしたwww

これが1話の始まりで、そして2話でウザいと思いながらも気になるようになり、
3話で安藤が羽賀を好きだと気がついて告白してしまい
4話で羽賀が今までの自分のペースが乱されて安藤の事を考えているのにイライラして。

見どころは無関心・無表情の羽賀が不器用な変化を見せる些細な部分。
安藤のペースに巻き込まれて飲み屋に誘われたら、安藤が誘ってくれたから行ったのに自分と話してくれないと飲めない酒を飲み過ぎてダウンしてしまったりw
安藤に構われるのを嬉しそうにしてみたりw
まるで野良ネコが少しずつ懐いていくようです。
ペースを乱されて怒りの感情に近く自分にイラつくのも成長の証?
うーーん、、あとひと押し!

実は安藤、受けくさいんですよw
羽賀も受けくさいんで、ここで安藤が気張って攻めに成長してくださいまし(爆)
ファッション業界が舞台なのに、何か地味な感じも面白いんですけど、安藤の靴が注目だったりします♪
きっと、2巻のほうが盛り上がるような気がします。

そして同時掲載の書下ろしは学園ものなんですが、、、これが面白い!!!
眼鏡でドSの先生に、墓穴を掘ってやられてしまう不良生徒が♪
笑います、おかしいです、Sのエンゾウさんを見せてくれてありがとう(爆)
屋上でエロ本やタバコを持っているのを見とがめられ先生に没収されてしまった不良生徒が、先生の弱みを握って仕返ししてやろうと準備室に忍びこむのです。
すると、そこにあったのは男同志の~♪
先生に嫌がらせのつもりで、それを声に出して読み聞かせているうちにwww
この展開大好きです!先生の逆襲好きです!!ドS眼鏡大好きです!!!

この描き下ろしがあったので、この本の評価が上がりました。
ありがとう♪
2巻も楽しみにしてますっ☆

5

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