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表題作空と原

その他の収録作品

  • chapter1. Hara to Sora
  • chapter2. Otona to Kodomo
  • 番外編 ツーブロック
  • chapter3. Hara to Sajou
  • 番外編 アンド、キス
  • chapter4. Sorano to Fujino
  • chapter5. Hara to Arisaka
  • chapter6. Sora to YOPPARAI
  • Final chapter Sora to Hara

あらすじ

原先生をしあわせにしてあげてください」
 (「卒業生」終了後、多くの読者さんのメッセージより)

 原 学(はら まなぶ)、37歳、男子校教師、独身、「生徒には絶対手を出さない」という
 ポリシーを持つ男。
 3年間の片想いから脱するために訪れたゲイの集まるクラブで若い男に出会う。
 後に彼は、原が勤める学校の新入生、ソラノだと分かり…??
 不器用なオトナ、永遠のアテ馬と呼ばれる原先生に春は来るか!?

収録作品 : 「Hara to Sora」「Otona to Kodomo」「Hara to Sajou」「Sorano to Fujino」
        「Hara to Arisaka」「Sora to YOPPARAI」「 Sora to Hara」
         番外編「ツーブロック」番外編「アンド、キス」

※初版限定特典:キャラクター&スケジュール クリアステッカー
(*ご注意*HLBでの初回特典分の販売は終了しました)

(出版社より)

作品情報

作品名
空と原
著者
中村明日美子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
茜新社
レーベル
EDGE COMIX
シリーズ
同級生
発売日
ISBN
9784863492929
4.4

(448)

(284)

萌々

(105)

(44)

中立

(9)

趣味じゃない

(6)

レビュー数
56
得点
1981
評価数
448
平均
4.4 / 5
神率
63.4%

レビュー投稿数56

強引な生徒と幸薄な先生

同級生シリーズの原先生のスピンオフです。
同級生、卒業生冬と春を読んでから読み進めることをオススメします。

佐条が卒業したあと、ソラノが入学してきます。
ソラノは原先生をふりまわして、佐条とのデートまで取り付けてくるんですが、原先生が佐条を吹っ切るキッカケになったようで良かったです。

佐条と草壁のイチャイチャも少しだけあるので、そこも良かったです。

原先生が高校時代、一線を踏み外しかけた有坂先生が高校にやってきます。
響くんと有坂先生にも幸せになってもらいんですが二人に何があったのかもう少し知りたかったです。

原先生とソラノの物語はまだまだ始まったばかりなので今後への期待も込めて萌評価です。

0

過去の恋と今の恋,そして未来

原先生にスポット当てた物語なんて、なんて嬉しいスピンオフを描いてくれたんでしょう!作者さまに感謝しかありません。

当て馬のスピンオフは、たまーに見かけます。オリジナルの物語で恋に破れた当て馬が、スピンオフで新しい恋を始めていく姿を見届けるの、私もう大好きで。当て馬のキャラクターにもよるけど、負の悲しい感情で終わらせないのが素敵だなーって思うんです。

「同級生」で、原先生のキャラクターにすごく惹かれました。大人で先生という立場の矜持を持ちつつ、佐条に対する愛情もメラメラにあって、その絶妙なバランスが好きでした。

この作品ではソラノという少年と出会いが原を変えていきます。
原の過去の恋を掘り下げつつ今の感情に向き合い、そして共に歩ける誰かとの明るい未来があるんだって事を知らせてくれた、素敵な素敵な作品。過去・現在・未来の原の姿がそこにありました。内容はもちろんですが、ストーリーの構築と流れが最高に良かったです。


原を通して他カップルの姿を見れたのもまた嬉
しい。佐条と草壁は鉄板ですが、あの有坂先生のお話もありました。中村先生の魔法のような引き出しの多さには恐れ入ります。


原の側に寄り添うソラノの存在もまた良し。
彼にも過去の恋を引きずるジクジクした想いを抱えていて、嘘を吐かなくてはならない切ない状況に涙しました。

この作品の登場人物、みんなみんな頑張って恋をしているんだなって。色んなドラマを抱えているんだなって。…鼻の奥がツーンと痛くなりました。

彼らの恋の行方をこれからも応援していきたいです(*´꒳`*)

0

空と原

佐条に失恋の原先生のターン。
ハラセン自体は別に嫌いじゃないけどさ…昔の2丁目デビューの時なんてカッコよかったわよ?でも佐条に対してぐっちゃらぐっちゃらしてるのが。ねぇ。
そこで出会うのが新入生のソラノで、というお話がメイン?
ソラノは明るくて原を振り回すからそこは面白い。
でも先生をからかう生徒っていう図式は好みじゃなくて…。
しかし、原先生…
クールっぽく、枯れっぽく振る舞ってるんだけど、一番ジタバタしてたよね。
有坂先生に再会してま〜たグラグラしたり。
ま、好みのタイプはよくわかった。でも実際は好みじゃない相手の方がしっくりきたりするのよね。だからやっぱり騒がしいソラノがいいのかもね!
有坂先生は…薄幸という言葉が似合うかたですね。
飛び込めない…って芯まで染み込んでるようでツラい。

0

ハラセン!!!!!

本編の順番は間違えなかったのに、こちらの前にOB読んでしまい、あれ?と気づいて慌てて探しました!

ハラセン~~~~~!カッコいいじゃないか!可愛いじゃないの!おじさんにキュンキュンしちゃいました。やるせなさが切ない。ソラノも懐広くて踏み込み方がすごく良い!出会えて良かったねと胸いっぱい。

本編で食えない大人感、満載。でも憎めないハラセンの恋する面が見れたのがとても良かった!!漢気あってカッコよく、脆さもあって、物語の間合いも絶妙でじんわり染み渡ります。

1

大人なんだけどピュアで切ない、、

生徒と教師という立場だからこそ、辛いし切ないけれど、甘くピュアに感じられる。。。
素晴らしい作品すぎます!!!!

ある意味漫画っぽくない展開というか、登場人物達の関係が絶妙で、全くあきません。
読んでいてワクワクします!

ピュアなストーリーが好きな方には絶対読んでもらいたいです。

2

次の恋に進むために

「同級生」「卒業生」のハラセンの物語と聞いて、発売順に読みました。
「卒業生ー春ー」で草壁に結婚するからと言われ、誓いのキスを促したハラセン。
そこで一区切りついたのかなと思ってたのですが、予想以上に重症でした…泣
ごめんね、そこまでとは思ってなかった!

佐条とのデートでやっと過去に別れを告げられたのかな。
原がもっと悪い大人なら、原と佐条の組み合わせもあったのかもしれないと思うと切なさは増しますが、ここは前を向けて良かったです。

ソラノの恋にも区切りをつけられたし、これから2人のと思ったら佐野の登場。
当て馬君かなと思ってたらまさかの…でしたね。
なかなかの驚きでしたよ。

お節介でカッコつけのソラノとハラセン。
似たもの同士で、お似合いなんじゃないかな?
まだ3年我慢だけど、今度はしっかりつかまえてて欲しい。

続編のどこかで2人の近況などは描かれるのだろうか。
とっても気になります。

2

盛り沢山

原先生、結構、かなりマジだったんだな〜っていう切なさから始まる。自分の誕生日に手袋渡すんだからマジやろなそりゃ。

同級生、卒業生ではしっかり冊数かけましたが、こちらは一冊の情報量がすごい!といっても300ページ近くあるのだから当然と言っちゃ当然か。佐条への想いを完結させ、フジノくんへの想いを完結させ、ハラセンの過去、キュートなこまっちゃん、有坂先生、響くん…もりっもり盛り沢山なのに過不足ない中村先生の漫画力に圧倒されてしまう。

う〜んタイトルまで良い。隅から隅まで余す所なく良い。

2

答えが出ない問答みたいなテーマ

読後感想
難しいテーマを描いていると思いました。

ゲイは、教職や指導職に就いちゃいけないのでしょうか?
佐条利人と面差しが似ている有坂先生に、ヒビキ君の親が投げる台詞が刺さります。
「やめてよ 教師づらして 変態 変態 もう帰って」
ヒビキ君が家から飛び出てきて、母親と言い合う最中、響君に有坂先生がビンタ
「申し訳ありません、もう会いません 教師も辞めます 」

このあと、有坂先生が逃げ去るところを「また 彼を 捨てるんですか?」と原先生が静止する。・・・この言葉、経緯を読むと、切ない。「また」とは、昔の原先生のこと。
有坂先生は、普通になれる=「治せる」と思って、女性と結婚を一度した人。

その時の判断は、良くも悪くもない、自分にしても、他人にしても、その人がその時出来る精一杯だったと赦すしか無いです。
どっちが正解なのかは、本人の気持ち次第なのでしょうけれど。捨てないで済むなら、両方大事にしたかったんだろうと思います。
心を、自分の意志でどうにもならないときがありますよね。

私の感想は、作品を読まないと意味不明な散文。
この作者さんの絵はカマキリみたいな風貌で、独特。
あとがきに「原センを幸せに・・」とあったけど、なんとも言えない。

2

サブカプだってこんなにも最高…!

同級生シリーズのスピンオフで、ハラセンと空野の話。


他の方のレビューで溢れんばかりの魅力が語られているので、自分は有坂先生と響くんについて少しだけ書こうかな、、
ハラセンが学生時代に恋した有坂先生はゲイであるのにも関わらず、一度は女性と結婚し子供まで授かった。離婚後、教え子である響に恋をする。また、響も有坂先生に恋心を抱いている。
しかし、響の母親は認めてくれない。そりゃあそうなのだろう。愛する息子が男性に、しかも教師に恋をしており、その教師が話をさせてくれなんて冷静には受け止めきれないだろう。
母親の気持ち、有坂先生の気持ち、響の気持ちのどれにも理解ができるから読み手としてこの三人のシーンは苦しかった。
激しい言い争いのシーンで自分を大切にしてくれているが故の有坂先生に対する拒絶に対し「クソ」だの「ババア」だの「死んじまえ」と言った響をビンタし、土下座をして今後二度と響に関わらないと謝るところ。苦しいのにも関わらず、ダメなことはダメと示す有坂先生、、教師して教え子にきちんと注意する行動なのかなとか、離婚したが一児の父であるが故の行動なのかとかいろいろと考えてしまう。

読んだ感情を上手く文字に書き起こせないので読んで体感してもらいたいと思ってしまう、、
今回の話のメインのカプじゃないけれどこれほどまでに引き込まれ、胸がギュッと苦しくなる二人、、幸せになって!!!
有坂先生をそっと立て直させるハラセンの感情も複雑だろうし…あああ。


ハラセンと空野もすんごく最高。間違いないね。

2

掴んだ幸せをもう離さないで

 教師と生徒ものだと、生徒から先生にぐいぐい迫る作品が多いじゃないですか。だから、原が佐条に真剣に恋をしていたんだなぁというところに、まずぐっと来ました。生徒には絶対手を出さない、大人として最低限のけじめ。それを守ったために、佐条を横から奪われてしまった原。でも、理由はそれだけじゃない。やはりどこかに臆病な気持ちや油断などがあって、佐条に想いを伝えることを怠ったのも原因。彼が1年の時に気持ちだけでも告白していれば、卒業後2人は付き合っていたかもしれない。佐条が確かに原に好意を持っていた時期があると知ると、余計に原のやりきれなさが伝わってきます。

 でも、佐条と再び向き合ったことで、原の心の中でもやもやしていた未練はすっと昇華されたように見えました。真剣に恋をしていたからこそ、その恋を終える時もしっかり踏ん切りを付けることが必要だったんだと思います。そして、少しずつ少しずつ原の頭の中で、上手くアシストしてくれた空乃の占める割合が大きくなっていく。ひょうきんだけど時折諦めたような言動をとる空乃。原は佐条を吹っ切ってすぐ空乃に気持ちが向かうわけでもなく、また他の人に目が向いたり、なかなか罪な男。でも、それはあくまで浅い考えで辿り着いた勢い任せの行動でしかなくて。本当に自分をずっと見てくれていた人に気付くのは遅過ぎるほどなんだけど、そうやっていろんなものに抗って抗ってやっと気付くのが大人なんだろうとも思います。原学という1人の男の人生を読めて大満足でした。

2

しんどくない恋なんてない。

※カバー下読み忘れないようにっ!※

同級生シリーズ第4弾。スピンオフ。
原先生のあれこれ。

高校生の時から引きずってた気持ちも清算できたのかなぁ。

ソラノくん、いいこ!
しんどい恋から学んでいくんだね~。
それにして好きな人には幸せになって欲しいっていう域に達する迄、気持ちの紆余曲折あっただろうに
本当にそう思えるって素敵だな~と。

そして、コマっちゃんのキラキラな思い出エピソード大好きです。
キュンっときました。

ソラノくんが佐条くんのメアド、原センセに「教えない」っていう迄の間や表情のコマ、大好きです!

原センセ、もっと早く飛べてたら佐条くんと・・・って思うとやっぱ切なかったけど、有坂センセにしてもこればっかりは巡り合わせだもんね~。
ソラノくんと出会う為って思えば!

原センセ、佐条くんとデートできてよかったねっ!

3

本当に大好きな作品

同級生のレビューを飛ばして、まずはこの作品から!

私が初めて自分のお金で買ったBLが、
同級生シリーズでした。
まだ中学2年生だった自分には、
まだ触れたばかりの『BL』というジャンルが
衝撃的だったのを覚えています。

同級生を読んだ時、
原センの気持ちを思うととても辛く切なく、
どうか幸せになってほしい、
と願っていました。

そして、それから私は原センの背中を追いかけるかの如く、
別の作品でも当て馬が気になるようになり、
無類の当て馬推しに、、、
報われない恋に何度落ち込んだことか笑

そして『空と原』が出ました。
騒いで踊りました。
原センが幸せになるお話ときいて、
飛び上がるほど嬉しかったです。

原先生と、新入生のソラノの恋模様のお話。
最初は二人とも想い人がいたのですが、それが段々と二人の間(?)に恋心が芽生え、、、
もう、読み終わったあとはボロボロ涙がでました。

佐条に失恋したあと、
有坂先生への淡い恋心が再び芽生えるも、
またもや失恋。
さらに助太刀までしちゃって。
本当に原センは優しいです。
その優しさのせいで何度自分が傷ついたことか、、、

原先生!
ソラノと幸せになってください!

2

エロくないけど、好き

間違えてOBの一巻から読んでしまい、チンプンカンプンだったので、調べてこちらを購入しました!

原先生主役のお話です。
ハッテン場で出会った男の子。ちゅーだけして、その場から逃げ出した原先生。
でも後日、自分が勤める高校の新入生でした。
そんな2人が、自分たちの今までの恋心を清算しながら、お互いが惹かれ合っていく?お話。
OBを先に読んじゃったものだから、あ!この人知ってる!みたことある!みたいになりました(笑)
色々な人出てきます。

私は、原先生をもっとガツガツいくタイプの方なのかと思っていましたが、やはり教師という職をしているだけあって、真面目な面があるんだなぁと思いました。
若い頃の原先生に、キュンとしちゃいました!
新入生のそらと君は、きれーだし、可愛いしかなりツボです!若いし!
一冊が分厚くて、かなり読み応えがあるのに、エロいことが全くない!でも、心を鷲掴みにされました。
こういうBLも好きです。

2

推しの幸せを祈るという事

同級生、卒業生冬・春読了後はかなり心を持っていかれました。しばらくは何をしていても想いを馳せてしまう。佐条くんと草壁くんの未来に。そして何より原先生の幸せを。
物語終了後に推しの幸せを祈る事で次の展開が生まれる、そして願いが叶うという稀有な流れでありがたい事です。感想とか願望を発信していくのって大事ですね。
そこらへんの感動を噛み締めるためにも同級生、卒業生2冊読んでからこの本を、そしてO.B2冊の順番通りに読むことをお勧めします。
かつ、まだまだ彼らのその後も読みたい!!!と貪欲に祈り続けてます。
今作中で原先生の佐条くんへの想いのルーツが有坂先生だったことを言われて合点ガッテンガッテンでした。散々読んでおいて…自分の節穴ぶりに愕然。
あと原先生のお出かけコーデが最高に格好良いです。

3

二丁目の原、かっこよすぎ!

今更ですが、映画「同級生」の原画展を見に行ったら、シリーズ全部読み返したくなりました。
この本は、まだ未レビューだった。

「永遠の当て馬」原先生をめぐる男達のお話。
同級生の二人が卒業して、入れ替わりに入ってきたソラノ。
「生徒には絶対に手を出さない」ハラセンにグイグイと迫っていくソラノ。
そして、高校生だった原の、全ての始まりだった有坂先生のお話や、原のゲイ友コマちゃんのお話などがはいっています。
この本だけ主人公違いを意識してか装幀の雰囲気が違いますが、シリーズの一環として、「O.B.」より先に読んでおくことをオススメします。

それにしても、ハラセンの私服がエロい!

2

O.Bを読む前に・・・

「同級生」シリーズを再読し、その流れでもちろん「O.B」も再読しようとページを開きました。
「O.B」、以前読んだ時は、一応全体に目を通したものの、基本的には草壁と佐条の部分を重点的に読んでいました。
しかし今回、「O.B」を読み始めて、急に「空と原」も読みたい!!!という気持ちになりまして、慌てて購入して読んだ次第です。
何故今まで読まなかったのか・・・それは私が「空と原」が痛くて切なくて辛い話・・・だと思い込んでいたからです。あらすじかなんかを読んだ時に内容を早合点してしまっていたんです。

でも、今回、やはり「空と原」を読まなければ、「O.B」の醍醐味を十分に味わえないではないか・・・という気持ちになりまして・・・

大変遅ればせながらも気が付いて、読む事が出来て本当に良かったです。
やはり「同級生」シリーズは全て網羅しないとだめですね。

それに、左条と草壁も登場するので、2人が大好きな私には嬉しかったです。
また、原先生の可愛いダメさ加減が満載で・・年齢だけは「オトナ」だけど、高校生のソラノのほうがよっぽど「オトナ」だったり・・・
そういえば、もう一つのCPである、有坂先生(個人的にはちょっと受け入れ難い苦手キャラでした・・・すみません)と響君のケースも、響君の方が「オトナ」です。

ちなみに、若かりし頃の凄く綺麗で格好良いけど、不器用そうである意味かわいい原先生のエピソードもちらっと登場します。(←今の原先生、一見やさぐれた印象だったけれども、実は今でもこの10代の時のままなんだなぁ・・・)

原先生、本当に魅力的なキャラで素敵です!!!(見る目変わりました)
だからこそ幸せになってくれて本当に嬉しかったです。

4

ハラパパ!

「同級生」の名当て馬だった原先生と、新入生の空乃くんの恋のお話。

原先生がとにかくかわいいです。
あんな三白眼のがっちりした体型の大人をかわいく描けるなんて、すごい(笑)
あと、より頼もしく、父性を感じるキャラクターになってます。
原先生が空乃くんの世話を焼いているところなど、安心感がありすぎて、私はハラセンではなくハラパパと呼びたいくらいです(笑)

たとえチャンスが目の前に転がっていても、教師と生徒という境界を踏み越えない強い自制心と常識を持っている(不幸体質の)原先生。
おちゃらけていて背伸びしがちな空乃くんは、うぶな子が好きな原先生の好みとは全く違います。
でも、やさしくて身を引きがちな原先生には、空乃くんみたいにひょうひょうと強引に迫る男の子がぴったりですね(笑)
空乃くんでなければ、原先生はずっと、もじもじしちゃったりするうぶな男の子を相手に、その子の気持ちを思いやって身を引くような恋愛を繰り返したことでしょう。

どーか原先生と空乃くんが今後も幸せでいられますように。

3

キュンキュンが詰まってます

映画公開記念もかねて(笑)、「同級生」シリーズを全部読み返してみました。中でもこの「空と原」が、私は一番好き。

『同級生』『卒業生』『O.B.』それから、雑誌Operaの「同窓会」のショートショート3作、全て好きだし、やっぱり通して読むべきだと思うのだけど、この、原先生とソラノの存在が、物語に深みを出している気がする。っていうか、単純にハラセン好きだ。

草壁と佐条のカップルは、まあ間違いがないというか、わりとフラフラしがちな佐条を、しっかり草壁が光射す方へ導いてくれているけど、実際は、ソラノとハラセンのように、ゲイバー行ったり迷ったりするもんだよね、と思う。

「同級生」シリーズは間違いなく名作だし、色々レビューもあるので、個人的に気になったことを書くと、何か海外の児童文学を彷彿とさせるシーンが良いな、と思いました。
『同級生』の「肩コウ骨は翼のあと」は、『肩胛骨は翼のなごり』からだろうし(カーネギー賞受賞の名作)、『空と原』では、「チャリンコって 手ーーつないで乗ると 空飛べんだよな」って、二人で空飛ぶシーンが、めっちゃ素敵なのですが、私はジャック・センダックの「魔法使いの少年」のワンシーンを思い出しました(ちなみに、弟モーリス・センダックは、ゲイであったことを公言していますね)。もちろん、スピッツの空も〜と〜べるはず〜、も、ETも思い出しましたが(笑)

もし万が一、「同級生」シリーズの中で、『空と原』は読んでないって方がいたら、ぜひこれも読んでみてください。佐条と原のデートとか、わりとキュンキュンします。

2

救い救われ…似た者同士な2人。

37歳のハラセンと15歳のソラノは、年齢は離れているけど似た者同士なんですよね。

大人ぶって、カッコつけて、
人の恋愛には頼まれてもいないお節介を焼くくせに、
自分の恋愛にはてんで不器用。

そんな2人が出会って、お互いの恋愛にお節介を焼いて焼かれて、過去に決着を付けながら少しずつ前に進んでいく様子が描かれています。

最初は【大人なハラセン×子供なソラノ】だった関係性が、次第に【実は男前なソラノ×実は可愛いハラセン】な構図に変わっていくのがキュンとしました。

本編3冊とはまた少しテイストが違うのですが、こちらもやっぱり何度も読み返したくなるようなステキな作品です。

「Hara to Sora」
「Otona to Kodomo」
ハラセンとソラノ。

「ツーブロック」(番外編)
ハラセンとコマっちゃん(ハラセンのゲイ友)の昔話。
若かりし頃のハラセンは髪の毛さらさらの美青年(๑´ڡ`๑)

「Hara to Sajou」
ソラノの計らいで、ハラセンが佐条とデートするお話。

「アンド、キス」(番外編)
草壁と佐条。
ハラセンと佐条のデートのあと。

「Sorano to Fujino」
ソラノとフジノ君(ソラノの中学時代の同級生)のお話。

「Hara to Arisaka」
ハラセンと有坂先生(ハラセンの高校時代の恩師)のお話。

「Sora to YOPPARAI」
「Sora to Hara」
ソラノとハラセン。

3

原セン〜

原センにはとにかく幸せになって欲しかったので、
彼の事を好きになってくれる子が現れて本当に良かった。
すっごく歳下でまたも学校の生徒で、原センまたも頭を悩ませたりするわけですが。
私服の原センやオールアップの原セン、もうどうしてくれるの!ってくらいツボでした。
佐条君も登場する訳ですが、やはりデートといっても、光君のものなので、根本的に何かが違う…最初に出会ったのは原センなのに!とか、彼の気持ちを思うと、胸が苦しくて。
ソラノと末永く幸せになって欲しい、願わくば、ヤられて下さい。

2

ひえー

「このBLがヤバい ランキング1位」……。

そのことは、わたしも十分知っています。

それでもこの評価でした……。
あああああ、スミマセン!!

なんか、萌が補給できなくて、「?」って感じで
一回しか読んでいません。

「中村さんワールド」は「同級生シリーズ」で
何となく理解したつもりだったのに、
一体何が悪かったのでしょう……?

主人公がハラセンだったからでしょうか……?

でも相手は明るくて、個性的なキャラで
悪くはなかった……。

うーん、強いていうなら
途中まで全然くっつくような素振りを見せないで、
最後に急にくっついてしまったような感じがしたからかな……?

わたしがよく意味を理解できなかったんだろうか…。

うーん、残念です。(自分に対して)

2

原セン良かったね。

生徒には絶対手を出さないとか言いつつ生徒だった佐条にずっと片思いしてて手を寸前まで出しかけた原セン。そんな原センの次のラブも、やっぱり生徒じゃないすかという矛盾は感じますが、きっとソラくんと結ばれる運命だったのですよ最初から。ひょろひょろ伸びやかな彼は他の登場人物とはまるで違うキャラなのがまた良いですね。かつての片思いの相手有坂先生も出てきて、なんか複雑ですが。昔片思いしてた相手の恋バナ聞かされるのも微妙ですよね。酔っぱらう気持ちわかります。最後の海のシーン良いですね。ゴロンゴロンってなるとこいいなぁ。ソラくんが「二人で幸せになろうよ」って言った後の表情がもう、好きすぎます。こりゃドキっとなっちゃいますなぁ。是非二人で幸せになってほしいです。

2

完結編見てからの・・・

思い切って完結編2冊を一番最初に購入し
気になるハラセンを最初に追いかけたいと思い購入しましたw
スピンオフからかっても読めちゃいますね

ハラセン、イケてない雰囲気もありますが、これがまたかっこいいんですよね・・・
若い頃なんか、これまたw
ソラノですが、目線がすんごい気になるキャラでした
常にハラセンの事をすんごい見ててまっすぐな子だなと思いました
作品自体、間の取り方とあの目ですよね
キャラの目をじっと見てしまう作品でした

1

37歳、いつもと違う春がきた。

優しく健気でたまに情熱的な純情オヤジ○○。ハラセンの引き出しの多さに驚きです。1冊丸々かけて人をいとおしいと思う感覚が味わえる、じわじわと暖かい本でした。枯れそうで枯れないオヤジの魅力が最大限に引き出される作風で、同級生シリーズにはそこまで入り込めなかった、という方にもオススメです。誰かを好きになりたい時に、読んで下さい。

マイベストシーン↓
「長年培ってきたセーブ機能」が一瞬壊れてすぐ元に戻るところ

3

幸せ!

ハラセン…
同級生、卒業生では 当て馬というか…間男(!)とまで思ってしまっていたので 原先生に対しての思い入れはそれほどありませんでした。
が、読了後には「原先生かわいい!バンザイ!良かったね!」と手放しで喜んでいました。
それほどに充分過ぎる満足感、幸せに涙するような あたたかい気持ちになりました。

ただ新しい恋が芽生えるというだけでなく、
過去の恋にケリをつけて そこからのスタート、ようやく踏み出した原先生の恋、そんなストーリーの流れが本当に良かった。グイグイと引き込まれていました。

思わずニヤニヤしてしまう背表紙の幅(厚み)と、
胸がじんわり熱くなって頬が緩くなってしまうカバー絵と帯も。
この一冊が手元にあるだけで全てが幸せ、そんな気になっています!

2

ハラセンを愛でる本

当て馬だろうと愛されるキャラ、ハラセン。
ご多分に洩れず私も彼が大好きです。

若かりし頃の髪型がツーブロックなんですが今なら兵長スタイルですね、たまらん…。後ろ姿可愛いv

いや、どこを開いても可愛いハラセンが見られるのです。(カラー扉絵でピンクの靴下履いてるし)

どちらかと云うと、有坂先生と響くんのお話に心が持っていかれてしまうのです。(ヒビキくんの眼の色気と髪型が好き…)
有坂先生の為に発揮されるハラセンの行動力にぐっと来ます。
何度読んでも涙腺を刺激される。

そして人の背中ばっかり押してきたハラセンの可愛さに気付いてくれたのは、22歳年下の教え子・空乃。
手酌酒~(吉幾○)でべろんべろんでも理性のはたらくハラセン。スーツのまま枕抱えてじたばたしてさ、、、そんな可愛い37歳ズルいよ!

でも可愛いだけでなく、好きだった人への想いを自分なりにけじめをつけたソラノの頭なでて、ちゃんと涙を流させる懐の深さもあるハラセン。
もうほんと、ズルいしか無い。

人を好きになるのにあれこれ理由を見出そうとするのが大人なら、そんなのくそ食らえだって飛び越えてくるのは子ども。
あれだけ理性でがちがちになってるハラセンの心の扉をこじ開けた器のデカいソラノ、バンザイ☆

色んな事を否定し続けて残るのは、自分の望みさえ何だったか解らなくなる死んだ心だけだから。

ハラセンはソラノに見つけてもらったから、たんと愛されればいい。飛び越えて来た人を腕を広げてただ受け止めればいいよ。
いつでも必要なのは少しの勇気だと、原先生には教えてもらいました。

それにしても、キスがうまいとかアナがないなぁハラセン…。ソラノは佐条と草壁を混ぜた様な感じの子だなぁと。
色んな意味で。

あとがきのソラノ可愛いすぎ…!年の差はあればあるだけこういうのに萌える。ハラセンが学生の頃ソラノ生まれてないという事実。

4

春をしょってやってきた新入生

「センセイって意外とカワイイ顔しますね。」
ソラノは見抜いてます。先生は可愛いのです。先生は●●なのです。←・・・・違うかな?
ノーHです。ノーHでここまで萌えるお話ありますかね!!?(ケンカ腰)

今までの原先生はどこかかっこいい大人~な雰囲気だったのに。
ソラノとの出会いでボロボロとボロが(笑)
余裕ぶっこいてサジョウが卒業するまで~なんて悠長にかまえていたら
横から草壁にとっとともってかれちゃってそんな二人の誓いのキスなんか見ちゃって
凹みまくりの原先生。


久しぶりの行きつけのバーで速攻ハンティングで捕まえたのはメガネをかけた
どこか初々しい男の子。
ソラノとの出会いはなんだか学園ラブコメ~みたいな(笑)
新入生としったソラノを絶対にもう手は出さないと宣言。

サジョウが卒業アルバムを受け取りに訪れ原先生の態度にピンときちゃいます。
そのおかげで最初で最後のデートができた。
それに陰からついてゆく、ソラノと草壁(笑)
付き合うことはできなかったけどサジョウの心の中に少しでも入れたことが原先生にとってはとってもうれしいことでそれが知れただけでもういいと思える。
ん~やっぱり原先生は優しいな・・・・。付け込もうとしないんだもん。

ソラノの失恋や原先生の痛い腹の中や必然的に二人の距離が二人の知らないうちにちぢまってゆきます。
原先生がここまでパートナーができなかったのは(いたこともあるだろうけど)
ソラノと出会う運命だったんじゃないかな??と思える。

ソラノの愛の告白は最強だよね。
見た目はチャラっぽいけど男儀があるいい男になるなぁ~。
あとがきの「原先生って丸丸・・・・・」●●ってどっちかってことですよね??
違うかな??最初何をいってるのかわかんなかったですけど
そうだよね??

カバー下のソラノはなんか男前度あがってるようでした。
「おまたせー」って感じだよね。

PS
早くO.Bでてーーーーもう一刻も早くサジョウや草壁・ソラノや原先生に会いたいです。
いつ本になるんだろう・・・・・。
で、タイトル通りの二人でいいのかな・・。ソラノ×ハラセン ハラセン×ソラノ・・・。
22歳差だとハラセン×ソラノのほうが自然体のような気がするけど・・・・。
でもぉ~。ソラノの男前度からゆうとはやり ソラノ×ハラセンな気がするしそれを見たい自分がここにおります。ふーむ。この二人のタチネコ談義を誰かとしたい(笑)

3

読了後の充足感

原先生は、学生時代に先生と関係があったものの失恋、先生になって佐条に失恋…と悲しい過去があり、「アテ馬」と呼ぶにはなんとなく抵抗があるキャラクターです。

「空と原」なのに、個人的には入学したての佐条と桜並木を自転車二人乗りするシーンと、「おれが好きだっただろ?」ときいて佐条が赤面するシーンが一番好きです。叶わなかった恋の跡がせつない…。

ソラノは暗い過去も持っていて、大人じゃないけど子供じゃない、高校生らしい魅力的なキャラクターです。
原先生のタイプは繊細そうで線が細い佐条のような男性ですが、案外それよりも原先生と対等な立場にいようともがきぶつかってくる空乃といた方が幸せになれるのではないかなぁと思います。

明日美子先生の繊細なタッチと相まった、恋愛の美しさと切なさの描写にとても心がゆさぶられました。

3

この漫画に出会えて本当によかった

読んだ後、何度もそう思いました。
なんだか読み終えた後は満足感でいっぱいであたたかい気持ちになりました。

最初に…中村先生のファンの皆さま本当にすみません。
正直中村先生の描く絵があまり好みではありませんでした。
同級生シリーズの評価が高かったので読んでみたのですが
私には合わないのかな?と少し残念に思っていました。

その時、絵が好みではなかったのもあると思いますが、
『同級生』『卒業生・春』の2冊で完結だと勝手に思い込み
『卒業生・冬』をすっ飛ばして読んでいたので『卒業生・冬』を購入して
同級生シリーズをすべて読み直し、この作品に対する自己評価がガラリと変わって
スピンオフの『空と原』を読んでこの作品が大好きになりました♪

さて本題!『空と原』の感想です。

視点は同級生シリーズに登場していたハラセンこと原学先生に向けられ
佐条と草壁がいた3年生が卒業した後から物語が始まります。
新入生が入学する前、佐条への気持ちを断ち切るために
ゲイバーに訪れた原先生は一人の男の子に出会い
ホテルへ行きキスだけして帰ってきます。そして入学式、
新入生の中にゲイバーで出会った男の子ソラノがいた。

そのキスをしている時にソラノくんは眼鏡をかけていたのですが
原先生は「外さないでいい。」と言って佐条くんが思い浮かぶんですね。
本当に原先生は佐条くんが好きなんだなと改めて感じました。
佐条くんには草壁くんがいて原先生とどうにかなるというのは不可能でも
原先生には幸せになって欲しいと思っていたので、
ソラノくんの登場でやっと原先生も幸せになれるのかと
読み始めて早々にそんな事を考えていました。笑

ですがやっぱりそんなに簡単にいくものではないですね。
原先生の自分の幸せより人の幸せのお手伝いばかりしちゃうところ
ここが原先生の恋を邪魔してしまうのでしょうか?
強くて優しくてかっこいい原先生なのですが何でも自分を後回しにしすぎです。
自分のことはどうなるのでしょう。そこを変えてくれたのがソラノくん。
最初、ソラノが受けだと思っていたのですが読み進めるうちに
あれ?とよく分からなくなってくる時がありました。
他の方も書いていらっしゃる通りソラノくんすごく男前なんですよね。
「二人で幸せになろうよ」その言葉に感動しました。
原先生よかったね!という気持ちでいっぱいです。

『空と原』には、『卒業生・冬』で登場していた有坂先生が登場します。
元生徒の響くんとは恋人同士なのですが響くんの両親から有坂先生との関係を反対されていて罵倒されたり殴られたりしていて有坂先生が痛々しかったです。
ですが、響くんの先生に対する涙ながらの強い思いと反対されても
最後にやっぱり自分は響が好きという有坂先生の思いに胸がきゅーっとなりました。
私はこの二人のエピソードも大好きです!この二人の今後が気になります。

それから注目して欲しいカバー下!!卒業式を終えたソラノが原先生の元へ訪れます。
少し大人になったソラノがかっこいいです♪

登場キャラクター一人ひとりに深い物語があって、
たくさんの色々なエピソードが出てくるのですが一つ一つ不完全燃焼なまま
あやふやに終わることなくきちんと解決して読者側もすっきりした気持ちで完結する
このお話はとってもお見事で素敵だなあと思いました。

3

良いしかない。

なんとも色気のある先生。
ハラセン
私も
原先生を幸せにしてあげてくださいと思った読者の1人でした。

その相手はどんな人なのかととても楽しみだったこの作品。
卒業アルバムを見てはため息。

そんなに好きだったのか?と
改めて思いました。

お相手はなんと生徒の。
いや、なんとではなく、やはり?なのかな。

メガネを外さないでといってみたり、抜けてない。好きな気持ち。

そんな切ない恋とこれからはじまりつつある恋心をとても大切に読ませていただくことができました。

くせのあるイラスト
描き方、好きとは今でも言えませんが、同級生シリーズ大好きです。

それはひとえにハラセンありき。
やさぐれ教師。
いろっぽさは相変わらずでした。

手をむりやりひっぱっていってあげてほしい!!

2

前髪上げてるハラセン超好み。

キャラに自然と感情移入出来ること、
スピンオフも楽しめること、
シリーズものの良さだよなぁと思います。

同級生・卒業生シリーズは、
登場人物が多くはなかったからこそ
其々のキャラに感情移入しやすく、
ハラセンも勿論とても好き。

自分自身が主人公二人よりも
ハラセンの方に年が近いからというのもあり、
本編でもソラハラでも、
ハラセンに共感することが多かった。
「喜怒哀楽も 露出は五割」とか
「もらってもらうプレゼントもアリだろ」とか
「生徒には手を出さない」とかね。
うんうん、って思うの。

ストーリーに関しては
いろんなユーザーさんが書いてるので
あんまり言及しませんが、
ストーリーとは別の萌えポイントとしては
「ファッション」だったなぁ、これ。(超個人的だが)
まず、ソラノの服がかわいい!
そしてハラセン前髪上げるのめっちゃいい!
ちょっと出てくるハラセンメガネも萌え!
ファッションを仕事にしてるコマっちゃんもイイ!
(しかもどんどん話が進むにつれて
 コマっちゃんのキャラがよくなってく。)
あとねー、明日美子さんの描く、靴。
大好きなんですよね。
上靴、サンダル、ブーツ、ローファー。
靴だけでも各キャラの好みがわかるもんね。

有坂センセのとこは、
私辛くてあんまり読み返せない。
ハラセンも自分のこと好きだったとか
ハラセンがゲイだって天然で気づいてないとかどうよ。
あと。響×有坂センセのとこも
辛すぎてあんまり読み返せない。
響が若くてさー、幼く感じてしまって。
経緯があんまり分かんないからだろうな、共感できなかったのは。
今連載してるの見たら、響も好きになれるのかも。←単行本化待ち

とにかく、これからがとても気になるふたりだな。
卒業式の後とか、
学さん呼びが定着した感じとか、
初めてのセックスとか(受け攻め大事)、
見たいよね。
待ってます←

とにかくシリーズ続けて読むことを強くオススメ。
シリーズ通じてどのキャラに一番感情移入するかは
個々人の性格次第なのでそれも楽しめると思う。

あ、BLって、
いつの間にか周りも同性カップルだらけなことを
不思議に思ったりすることが多いけど
(スピンオフ等の為仕方がないのだが)
このシリーズは、同性カップル数組いても
すごく自然に感じたというか
その点があんまり気にならなかったのも良かったです。

同級生・卒業生がシリーズ通して「神」なので、
これは今後に期待しての「萌」で。
先が見たーい!

5

個人的な想い…

「同級生」「卒業生」ときて、この「空と原」。
確かに、原先生は名傍役で皆彼の幸せを願っていたと思う。
彼を主役としたスピンオフの要望が殺到したというのも、さもあらんと思う。

そして出来上がった作品は、確かに悪くない。
原先生の過去にキュンとして、ようやくの幸せが見えることでハッピーな気分になれるし、
佐条達のその後が垣間見えるのも嬉しい。
表紙や裏表紙は綺麗で素敵だし、カバーを外してもみても、後書き読んでみてもいい。
特典ステッカーもコラボペーパーも可愛い。

でも……
この作品はなくても良かった、という思いもある。
細かい部分は、流石は明日美子さんな感じなのだが、
全体の印象が読者の方だけを向いて書いている感じがして
彼女の持っている独特のオーラみたいなものが薄くて、散漫な感じが否めない。
今連載中の「OB」は相変わらず萌え死にそうになっているので、
原先生のその後も、そんな感じでサラッと断片で見せるのでも良かったのではないか?

ソラノは可愛いけれど、佐条や草壁、
そして今回の主役の原先生程の魅力的に感じなかったのもあるかな。
個人的には、有坂先生のエピソードの方にパワーを感じてしまったのだが…

ということで、神評価が並ぶ中ですが、私の評価は大好きな明日美子さんだからこその
「萌」です。

4

あとがきの破壊力

本編は文句なく面白かったけど、あとがきが全てを持っていった感がありました。
あとがきが本編より印象に残ってしまったけど、そのおかげで連載中の続編「O.B.」の展開がどうなるか非常に気になっていますw

本編は、「同級生」シリーズで色々と報われなかったハラセンが、
主役になっても自分のことより他人のために奔走してばかりなところには笑いつつもホロリときたし、そんなハラセンの良さを分かってくれる人が現れて良かったと心から安堵しました。

ハラセンと似たところのあるソラノが、若さと温かさと包容力でハラセンを癒すような、二人でようやく幸せになれそうなラストも感動的で良かったです。

が、それより何より気になるあとがきのコメント…。
個人的には、本編読んだ限りではハラセンにその可能性は特に感じてなかったので何か違う感が…いや二人が幸せならなんでもいいんだけど…という意味で、○○発言に中村先生同様?衝撃を受けましたw

前作で××と思われた当て馬キャラがスピンオフで…というパターンや、
今まで××だった年上が、年下の男に…というパターンはblでよくありますが。

ハラセンに関してはポリシー確立済みのリアルゲイというイメージがあったためか、ちょっと包容力を見せられたからって長年の性的嗜好が揺らぐか?という点で違和感があり。
あと「幸せにしてもらう」ことは別にそっちに転じなくても可能なんじゃね?などと無粋なことを考えてしまいました。
そのへんの心境も、ソラノ君の卒業を待つ間にハラセンの中で変わっていくんでしょうか。年齢…という切実な問題もあるだろうし…(;´Д`)

色々書きましたが…最終的にどっちに転んでも(ぼかしたまま終わっても)中村先生ならばきっと美味しく仕上げて下さると信じて、二人の再登場を待ちたいと思います♪

5

原先生幸せになってね

生徒と知らずに空乃と出会った原先生ですが「生徒には絶対手を出さない」というポリシーのもと一線を引いた付き合いをしています。
空乃は15歳。
傷ついた空乃を慰めたのは原先生の大きな手のひら。
そんな時、原先生にとっては過去になっていた有坂先生が赴任してきます。
会ったら今になる。
飲んだくれた原先生を癒したのは空乃でした。
有坂先生と響の恋。
原先生はずるくて弱い有坂先生の背中を押します。
自分のことのように怒る空乃。
原先生、空乃に会えて良かったね。
こっそり記された卒業式。
あの日のようにずっと手をつないで歩き続けてください。

3

よかったです

読む前は原先生オンリーのお話かと思っていたのですが、
よんでみると原先生とソラノくんの周りのお話もいっぱいあって
とても満足感がありました。

個人的に原先生のゲイ友と原先生のお話がかわいらしくて大好きです。
あのゲイ友さんとてもいいと思います(笑)

いわゆる濡れ場はありませんが、それでも十分楽しめるお話だと思います。
中村明日美子先生のこの同級生シリーズはやはり全体的に綺麗ですてきですね。
カバー下のソラノくん卒業マンガ素敵でした!!!!

2

早春賦

 中村明日美子先生の描かれる 目が 大好きです。
 セリフを見なくても訴えてくるようなあの黒い瞳が。
 怖いような迫力のある眦が。
 覚悟溢れる目頭が。

 中村先生の描かれる フェイスライン が大好きです。
 品のある頬のライン。
 可愛げを覗かせる鼻梁。
 色っぽさ爆発の顎のライン。

 中村先生の選ばれる 余白の割合 が大好きです。
 まるでお芝居の間のような。
 そこに情緒や不安や情動や。

 中村先生の描かれる 手が 大好きです。
 もしかして表情以上に饒舌な彼らの指にドキドキします。

 発売した当初はワクワクしながら、うっとりしながら、読み終えてしまうのがもったいないと思いながら読み終え。そしてまた繰り返し読み続けています。
 
 原先生がこんなに可愛い人だなんて、前作まで気が付かなかったなんて、私のバカっ!
 もう可愛くて愛おしくて。
 ソラノがまた素敵で。
 出逢うべくして出逢った二人なんだな…と。
 出逢えて本当によかったなあ…と。いろんな切ない出来事もすべてここにつながっていたのかなあ…と。
 確かにかなりの年齢差なんだけど。
 ソラノといるときの原さんは時々、まるで高校生みたいで。
 それはきっと原先生の中に眠っている高校生の原学なんだなあと。
 あの美形で不器用な高校生をひげおっさんから引き出しちゃう度量の持ち主のソラノがすごいのか。
 それとも二人がそれほど相性がよいのか。
 素敵なお話に心洗われる思いがしました。

 カラーも素敵で。表紙の帯下はきれいなお花なんですが、裏表紙の帯下はなんと可愛いおっさんたち!
 そしてカバー下のマンガ。
 めっちゃドキドキしました~!!もう、こんなところにずるいよ!

 先生、原先生は●●ですよね(笑)

 
             

3

面白かったですが・・・

面白かったです。
面白かったんですが・・・

「同級生」シリーズは大好きですし、原先生はアテ馬なのにすごくイイ人だから幸せになってほしいと思っていましたし・・・。

ただ、原先生とソラノ君以外のお話を詰め込み過ぎではないかと感じました。

確かに、原先生が過去の恋愛をふっきる時間が必要だったのは分かります。
しかも、「生徒には手を出さない」というポリシーもあるので、ソラノ君とすぐどうこうなることは無理だということも分かっているのですが・・・(*_*;

個人的には、もう少しソラノ君との絡みがほしかったかな、と思います。

OPERAで、この作品に登場するカップルのその後が連載中とのことですので、原先生とソラノ君のお話はこちらに期待します。

原先生とソラノ君のラブストーリーとして読むよりは、原先生が過去の恋愛と決別して立ち直るお話として読んだ方がいいかもしれません。

4

オトナ~

まるごと一冊ひとつのストーリーでした。

時々「同級生・卒業生」の2人が出て来て
原先生カップルのお話以外にも楽しめましたね~。

それにしても、原先生のダラけっぷり、たまりませんでした。
ものすご~くオトナなのに、ダラけまくってて
そりゃぁ、ソラノからカワイイと思われちゃうでしょうよ!(*^^*)

でもソラノくんって、草壁くんよりオトナな感じしますね。
15歳高校生・・という感じがあまりしませんでした。
だからこそ、年の差あるハラセンとも良い感じになれるのかも♪

すご~く面白かったです!

2

音楽教師祭り

リバ 熱烈希望!!
どっちが上でも下でも 私は構わないわよ!
ぐるぐるしちゃってちょうだいな。
高校生(それも教え子)だから ヤリタイのすっごい我慢している音楽教師が萌え所。
先生をやっている時の姿は 冷めている様に見えて 本当は熱い男なんだぜ。
生徒の事を よく観察してるし アドバイスもしてるし。
何か遭ったら ものすごい勢いで助けに来てくれる。
いいなあ。学校生活楽しいだろうなあ。男子校よっ!萌え萌え。
そんな熱い音楽教師に これからの展開を期待するぜ!

3

子供に戻ったハラセン、大人になるソラノ

ようやく読みました。

取り敢えず。
バーに向かった(=オフの状態)ハラセンは、とてつもなく好みで鼻血が出ました。
鼻血が出ました。2回言いました。

ハラセンが主役の本作。
ソラノの存在があって、ハラセンはどんどん可愛くなっていく。
きっとどこかで素直になりたかったでしょう、「大人」だの「教師」だのという枠組み取っ払って突っ走りたい時だってあったでしょう。
でもそれをしなかったのは、ハラセンの性格が故なんだと。
優しい人です、本当に。だって人の事ばかり考えちゃうから。

そしてソラノ。
この子もとっても優しい。「自分の気持ちより大切なもの」をしっかり分かっていたなんて、大人でもそうそう無い。

有坂先生も自分の気持ちを揉み消したり、人を裏切ったり、そういう経験をしているから響君の気持ちに真っ直ぐ応える難しさを知っていた。
ましてや、自分に成人を迎えた子供が居るなら尚更でしょう。相手の親の気持ちも考えてしまう。


べーやん×佐条君が大好きな私としては、最初の方で出て来てくれて嬉しかったんですが…
やっぱりそうだったのね、佐条君。
考え過ぎなのか、佐条君の学生時代の切り替えがいつだったんだろうとか思っちゃいました。


ハラセン、凄い立派で強くて繊細で綺麗な人だと思う。
だって、佐条君にあんな事聞けるだなんて。
それで吹っ切れたならいい、それがハラセンにとってのプラスならいい。
でも中々普通は聞きたくても胸にそっとしまってると思う。
だから、ハラセンは綺麗だと思う。
だからこそ、あのカバー外した2ページ。
あの後の「二人の幸せ」を期待します。


OPERAの方で、続編が始まっていますが。
きっといつまで経っても、この「同級生」シリーズから目が離せないと思います。

明日美子先生、本当にありがとう(涙)

5

脇役の脇役スキーでごめんなさい。

原センのためのスピンオフですね。
雑誌で第1回だけ読んだのですが、その第1回からは想像していないような着地点でしたね。
ひとえに原センとソラノのポジション的な問題だとは思うのですが。
初回はやはりどちらかというと原セン×ソラノみたいな感じで。
サブタイトルも「Hara to Sora」なんですよね。
ソラノはどこか不思議な人物ではあるけれども、まだまだバーにやって来た時とかの感じから見てもカワイイ系の印象強かったし。
「Sora to YOPPARAI」あたりでポジションがガラッと変わって来たような気がします。
原センはどんどんかわいくなっていくし、それに比例するようにソラノはかっこよくというか男らしくというか。
包容力みたいなのが出てきて。
一生懸命に原センを幸せにしてあげたい雰囲気が伝わってくるというか。
ちょっとずつの触れあいとかの積み重ねがコマっちゃんの言葉もあって明確なものにかわったというか。
行動にも出てますしね。
そして、最後は「Sora to Hara」
これまでの恋愛が必ずしも幸せなものではなかったような原センがソラノと一緒にいることで幸せになれるといいなと思いました。
最初の方で原センが生徒は相手にしないみたいなことを言ってたのにも意味があったんですよね、なるほど。

そしてそして。
脇役スキーな私はむしろ、この子が一番好きだー!と思ってしまったのが響です。
漂う雰囲気とか容姿とかで一目惚れに近いものはあったんだけども。
捨てられそうになって子供のように泣く姿とかかなりズキュンです。
響と有坂のお話も非常に気になるところです。
もっとこの2人の物語見てみたい。

これCD化されるんですよねー。
原センは石川英郎さんですが、ほかのキャストは誰がやるんだろう?
楽しみですw
もちろん、草壁・佐条ペアもちゃんと出ますよね?
久しぶりにのじー(野島健児さん)拝めるのかしらーw

3

空と原・・・原と空じゃないってことは・・

ハラセンが受けってことでいいんですk・・ごふっ

はい。落ち着きます。

前回の同級生シリーズでハラセンの独白編が最強に切なさを爆発させていましたよね。
実はあのお話読んで、ちょっぴり涙があふれました。
彼は人の気持ちを理解できて、優しくて、そして自分の気持ちを抑えることを知っている。

でもでもイイ男だから好きな相手といっつもいい雰囲気にはなるんですよ・・・なるのに諦めちゃうんですよ・・大人だから。

そんな大人に子供の空乃がお相手になるのは、納得でした。
ハラセンの好みは見る限り、「物静かで大人の対応ができる受身の繊細そうな美人」なんでしょうけど、自分の身を引いちゃうから十中八九上手く行かないだろうし、実際上手くいかなかったしなぁ。
空乃くらいの強引さがないと難しいだろう、と推察するわけです。

最後のシーンで二人がマウントポジション取り合いながらキスするシーンは今後の二人を垣間見たようで面白かったですw
どっちが受けに回るかで揉めに揉めるだろうなぁ・・けどタイトル「空と原」だから・・ウン。

4

ハレルヤ

卒業生~よりこっちのが好き(ノ∀`)うぁv
原先生のその後~なお話ですね。
あんまり印象に残ってないのは、ワタクシの読み込みの甘さなんだろうな
なんだろうけど「生徒とは関係をもたない」理性の抑圧~の行は思い出したよw
そんな原先生の恋模様がテーマな今回。
忘れるべく久しぶりに出かけた先。
引っ掛けたのは、焦がれた生徒に似た〝メガネ”。
ホテルまで連れ込んだ相手は実は原先生のところの新入生!?
生徒には手を出さない、そのルールは果たして?!
な、、、今回。
なにが面白いって、片思いの切なさ、苦しさ、だけれどもその片思いの~
な、気持ちのきゅーーーーっとしたところがいっぱい詰まっている
ほら、恋愛って片思いしている間が一番楽しいなんてよくききますが
それです。まさしくそのきゅーっと苦しくてもどかしい気持ちが
いっぱい詰まっておるわけで、読んでいておもわず きゅーっとしてしまった。
原先生かわぃぃよ(*´□`)<<ぉ゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!!
もどかしさをありがとうwwというか、その後しあわせな二人の図が
思わず浮かぶラスト。美味しくいただきました。
ついでにいうと、原先生のが受だとおもうwwジュルリ

2

卒業後が気になるふたり

いい人過ぎて貧乏くじを引いてる原先生が、幸せになれてよかったです~!
そんなに人の背中押してるばっかりでいいのか、と思ったのでラストでほっとしました。
カバー裏の2枚が、エピローグになっているのがいいですね……!
どっちがどっちなのかは、作中では好きに解釈できる?雰囲気ですが、卒業後はソラノ攻めっぽい感じ……?
その辺のとこ、実際どうなのか、雑誌で連載中だと言う続編がコミックスになるのを楽しみに待ちたいと思います。

「同級生」しか持ってないのですが、この本を読み終わってからまた改めて「同級生」を読み直して、改めて、原先生に春が来てよかった……!と噛みしめました。
スピンオフ作品ですが、この本から読み始めても支障はないと思います。
今なら逆に、これから読み始めて、さかのぼって「同級生」を読んでみるのも味わい深いのではないかと……。
まだ読んでない「卒業生」の2冊も、原先生目当てに読もうと思います!

3

原先生も私もしあわせになった

なんか、このシリーズの高校生らみんないいなあ!!!!
責任でガチガチになった大人を天真爛漫な高校生が救っちゃう。しあわせにしちゃう。彼らのまっすぐさにこっちまでしあわせになった。ありがとう。
原先生もずっとあて馬だったけどようやく自分も幸せな恋愛を掴めてよかったね・・・・!!!!
佐条くん光くんもあいかわらずいい感じで原センとのデート尾行してる光くん可愛くて微笑ましかったですお幸せに。
光くんのいいところはチャラそうなのにそんなことなくてすごく気遣いできるところ・・・・!!!!!! 普通の攻めとか迷わず「帰したくない」とか言っちゃうのに、相手を気遣って言うのに躊躇するとかすごく可愛かった・・・・!!!!!! 間違いなくポイント高い光くん そんでそれをわかってる佐条くんもすてき このふたりすてき
この萌はあて馬原センにもあてはまりますやさしいからこそのあて馬 sukidesu

後半に出てくる有坂先生と響君の馴れ初めがすごく気になります。有坂先生の色白で優しくてでもちょっと色っぽい感じすごく惹かれる。響君との絡みをもっと見たかった・・・・・・・・・・・響君も冷めてそうな顔しながら先生のことになると顔色変わるしあのカップルもっと見たかったです 

最終的に生徒x先生に目覚めました。(^o^)/

3

萌え禿げ散らかして脇役萌え!!

やたあああああ!!萌え死んだ~!!!!

あああ、大大大好きな中村明日美子先生!同級生シリーズでは世界的に絶賛されているのに
自分だけ理解が及ばず、もう自分は人としても腐女子としても終わりだorz死のうorzとかなり落ち込んだのですがっ

今回「空と原」空(左)原(右)配置・・・!!(いえ、配置は各自好きなように解釈していいと思います!!むしろリバでも!!この二人なら!!)
では萌え禿げ散らかして、全身の毛が無くなって、
「ああ、ハラセンが…そうか…」と妄想するだけで胸がキュンキュンして病院に行きたい。

すっごくすっごく素敵で甘酸っぱくて、これが青春か、と疑似体験することに成功しました!
同級生での萌えを理解できなかった私にとっては起死回生の敗者復活。素晴らしい体験ができました!
と に か く ハラセンが!!可愛いいいいいいい!!(もちろんヘタレ攻めにも見えますが!私は受けとして読んで萌え転がりました)
脇役萌え?あまのじゃく萌え?当て馬についつい感情移入してしまう方には天国のような作品なのではないでしょうか。
もちろん神神神!大満足です!!ヒャホー

3

ほんとによかった!

中村先生ありがとう!!
原先生はほんとにいい人なんですよね。
いい人過ぎるのかなんなのか…なかなか幸せになれない 笑
ソラノは不思議なキャラですね。
どことなく原先生に似ていて、左条にも似てるし、雰囲気だけなら草壁。
みんなをぎゅっと凝縮したようなキャラクターで可愛かった。
先生ホントによかったね!!ソラノくんに愛してもらって、幸せにしてもらってください!!

そして、「卒業生」「同級生」の二人も少し出てましたが、草壁はあんま変わってないのに、左条がすんごく大人になったように感じました。
大人というか男?になったなぁと。
この二人大好きなので少しでも出てきてくれてうれしかったです。

2

良すぎる・・・

私もハラセンに幸せになってほしいと望んでいた一人なので
本当に良かった。

中村明日美子さんの絵は決して好みではないのですが
どれも話に引き込まれ、他の絵だと駄目なんだって思ってしまいます。

3

おもしろかった!


スピンオフといううことで、原先生どうなるの!?
とおもいながら読みましたが相変わらずの先生でしたw

同級生、卒業生が好きで読んでいたので草壁×佐条に身悶えて
原先生の当て馬感はあまり好きではなかったのですが(好きな方すいません!)
本作では先生の大人の思考や、振る舞い、本音と建前がすごく面白かったです。

原先生の佐条くん大好きさに感服しました(何様
でも空くんの若さと勢いで先生に寄り添っていく感じもよかったです。

中村先生の作品を久しぶりに読みましたが相変わらずのクオリティでした

3

中村先生ありがとう

幸せになろう と思うのも大事ですけど
幸せにしてもらおう と思うのも大事かもしれない。
人に寄り添うってそういうことかもしれない。
(あとがきより)

中村先生のあとがきはいつも作品の根本が集約されているのですが、今回もまさにそうだったので抜粋させて頂きました。
上記の言葉、まさにハラセンのような、自分より人の幸せを優先してしまう恋愛器用貧乏な人のためにある言葉です。

本作は同級生のスピンオフ作品です。前作未読の方には理解に苦しむと思われますので是非同級生、卒業生から読み始めることをオススメします。
そして、私を含め前作を読んだ人の誰もが待ち望んでいた待望のハラセンが主人公のお話です。買うに決まってるじゃないですか・・・読むに決まってるじゃないですか・・・。

本作は「いままで愛することに必死だった人が、人から愛されることを知るためには」という大きなテーマのもとに展開されたお話だと思います。
ハラセンという人は、本当に好きな、本命の人とだけは結ばれることが出来なかった経験を二度も味わったことのある大人です。
幸か不幸か、恋愛においてハラセンは「大人」であり、自分の気持ちよりも相手の立場や理性が先に立つ人なので、どうしても我が儘を通す「子供」には成りきれなかったし、特に成ろうとも思っていない。
そんなある日、彼の前に救世主が現われます。そんな救世主は、まさかの「子供」。

人を愛することに経験的に長けた「大人」が、まだ未熟な「子供」に愛されるというのは、本作、ハラセンにおいては必然の展開であり、とても納得のいく形でおさまったカップルです。
「大人」が、少しだけ「子供」に心を委ねてみよう、愛されてみようと心を解放する。「子供」は未熟ゆえの恐れを知らない大きな心で「大人」を包み込んで行く。これこそ恋愛における二人の関係の最良の形なのかも知れません。
そういったことを教えてくれる作品でした。

もうね、中村先生には目の前で土下座キメて額を地面に擦り付けながら号泣しつつ感謝の意を述べたい程度にはファンです(迷惑)
絶妙にギャグとシリアスを行き来しながら最終ゴールへと締めくくる、漫画としての完成度の高さも一級品。
沢山の人におすすめしたい作品です。

21

幸せにしてもらいなよ

 あ〜〜〜よかった。
 若くてかわいい子に、かわいがってもらいなよ。

 ハラセンが幸せになってくれてよかった。


 神にしようかと思ったのですが、なぜかこの方の作品全般いえることなのですが、お話に入り込むより先に、うまいなーって思っちゃって、お話の構成の方に目がいってしまうんですよね。
 毎回ガッツリと入り込めない自分に、残念なのです。なんでだろうなぁ。

2

待望の…!

明日美子先生!!ありがとうございます!
一生ついていきます( ノД`)…
ほんっとに待ってました、原先生が幸せになるのを!!
と、作者様にお礼が言いたくなる一冊でした

あったりまえだの神評価です!
もう本の表紙からして素敵だと思うんです!
さわやかー・先生と生徒・青春・とにかく
この本には素敵要素満載です☆
絵もストーリーもすべてが萌えツボをどふっと
突いてきました!

「同級生」&「卒業生」よりも好きになっちゃいました
佐条君も草壁君ももちろん好きなのですが、
ハラセンとソラノくんはまた別格!!

今作で新カップルも登場して、ますます
目が離せない、いや離さない作品です!

3

これからはじまる…

良かった~!
超良かった~!


原センセ、最初っから最後まで!相変わらず超がつくほどのお人好しでした。
コマッちゃんが「ハラちゃんには幸せになってほしい」と言うのもよくわかります。
ニューキャラ、ソラノはあっかるくて、優しくて、凄く頭も勘もいい子ですね。
そんなソラノが「原センセに幸せになって欲しい!」って心から思っちゃった所でラストになってました。
まだ始まっていない…という感じでやや食い足りないラスト。
そこがまたイイ!

佐条・草壁に続き、また純情CP誕生ですね。
今回は2CP…ということになるんでしょうか。

まだ終わってませんので萌×2に…と思ったんだけど、シールも戴いちゃったし~帯もカラーだし~カバー裏の書き下ろしもキュンだし~…でやっぱ神!!

OPERAで3CPのその後が連載開始されたので、そちらも楽しみです。

中村明日美子先生の作品は相変わらず台詞が少なく、間でキュン×2魅せてくれました。

4

教師だって恋をしていい一人の人間

過去これほど支持を受けた脇キャラがいたかいな?というくらい、当て馬になりそこなったそのプチ哀れさに同情(とお笑い)票を集めた一人の男がおりました。笑
彼の名前は、ハラセンこと原学(はらまなぶ)。
じっくり温めようと思っていた恋を横からかっさらわれ、目下傷心中の教師37歳、もちろん独身。
「原先生をしあわせにしてあげてください」という読者からの声援を背に、見事主役の座を得ての登場です。
いよっハラセン!待ってました~!やんや、やんや。

生徒には絶対手を出さないと心に固く誓っているハラセンのお相手として(作者に)選ばれたのは、なんの皮肉かこれまた教え子ときた。しかも「明日美子さんそれハラセンいびりっすか」と聞きたくなっちゃう新入生、15歳っすよ15歳。
若さの塊15歳クンの名前は青砥空乃。そう「空」。
光と原も悪くないけれど、青空の下に緑の原っぱが靡く風景の心和むさまの相性の良さにはやはり適いません。
青空は春をしょってやってきたのだ。

そしてこのソラノくん、これまでハラセンが恋してきた相手とは明らかにタイプが違います。
眼鏡をかけてたのはフェイクだし、おぼこくもないし、元気だし、わりと行動力もあって、笑うときは全開。そして実はソラノも傷心中です。
ハラセンが佐条を好きだったと知ってからは(佐条と草壁も登場します!)、何かといらんおせっかいを焼いてちょこまかと動き回る。
これは、佐条の恋愛を見送るだけでこれっぽちも足掻こうとしないハラセンにもどかしさを感じてるからで、そして心のどこかで相手(佐条)はゲイなんだから…という羨ましさがあるのが仄見えます。
そんなわけで、彼らは何も恋し合ってるわけじゃなく、失恋という共通点が何となく二人を結び付けてるわけです。
傷を慰めあうでもなく、仲間意識を持つでもなく、互いの恋を看取ることで相手の心の柔らかいところを見、見えないところで少しずつ少しずつ気持ちを積み重ねていく過程が、たまらなくお上手です。

とにかく、作中ずーーーっと感じたのは、ハラセンが異様にかわいいってことです。そしてものすっごく愛しい。
ヒゲつきおっさんなのになんでこんなに愛しいのというくらい、人の幸せのお膳立てをしてしまうそのあまりの不器用さに身悶えてしまいました。
大人としてあるいは教師として一歩ひけるところがハラセンの良さであり、同時に自分をさらけ出せない弱さでもあり、幸せをつかみ損ねてる大きな要因でもあります。
恐らく、ハラセンがソラノに自分の本音や醜態を見せることができたのは、かつて好きだった人たちを目の前にしていて、それどころじゃなかったからだろうなと思うわけです。

優しさと、臆病さと、かっこつけと、プライドが混ざった、「生徒には絶対手を出さない」に集約されたハラセンの不器用さ。
そこに気づいて理解してくれる人が現れてほんとに良かったのう…と、いいちこで乾杯したくなりました。飲めんからエアーいいちこで。

そしてちょっと話は変わりますが、脇キャラに至るまで服のセンスをきっちり描き分けているところなんかに明日美子さんの完璧主義なところが伺えて、ひたすら感心してしまいました。
そして、皆様カバーはめくられました?心憎い演出が待ってますので、未読の方はぐっとがまんして絶対に絶対に読了後にめくりましょう。
特典のスケジュールクリアステッカーもめちゃんこかわいいです。わたし帯がフルカラーとか初めて見ましたよ。さっすがBL界一人気シリーズ(たぶん)だぜぃ。
裏カバーのじいちゃんパラダイスにも思いっきし心が和みました。なんか一人昇天しそうな先生がいるんですけど。笑
それら諸々含め、ハラセンの魅力と萌えがつまった、とってもとってもとっても素敵な1冊でした。
BL界の数多の先生攻めにハラセンの爪の垢を煎じて飲ませてやりたいわい。

何はともあれ、ハラセンよしあわせに……くっ(ハンカチ押さえ)

9

乙女なハラセンと男前なソラノ

この世界は、ほんとうに読者を夢中にさせますねっ!!
OPERAにて全話既読ですが、やはり、こうやって一冊になると感慨深い。
10年に明日美子さんが体調を崩し休載(6号のツーブロックが最後)、そしていつかわからない復帰は思いのほか早くやってきて1年後に再開。
この休筆を経て、若干絵柄の変化が微小ながら例えば、ハラセンの顔が若くなったとかw
そんな変化もありながらも、1冊で続けてみるとそのお休みさえも気がつかせない構成で、これで心を掴まれて、毎号楽しみにしていたんだよな~♪と、改めて萌え死にさせていただきました!

佐条に失恋したハラセンが、その想いを断ちきれずに3年ぶりに訪れたバーで出会ったのが高校デビューを図ろうとしてたソラノ。
結局のところ、佐条への想いが強すぎて土壇場で逃げ出すハラセンは、学校でソラノと再会するのです。

このお話は、いつの間にか恋に臆病になっていたハラセンが、
一つの恋を断ち切ろうとしている随分年下の生徒であるソラノによって、救われ、
またソラノもハラセンによって救われ、
でもどちらかというと、前向きなのはソラノで、ハラセンは大人な分臆病で面倒見のいいオヤジになってしまっている。
そう、むしろハラセンが乙女で、ソラノが男前だったのです!!
ラストの人の幸せのおぜん立てばっかりして、自分の幸せが後回しになっているハラセンに、ソラノが代わりに怒るシーンが実に実に良いのですっ☆☆☆
もちろん、中間にある様々なエピソードにキュン萌えしまくりましたが。
たしかラストのテーマが「上、下」だったのですが、互いにキスを仕掛けて上下をとろうとゴロゴロする様が、将来の二人のポジションをあらわしてるようで、ニヤケてしまったのを思いだします。
で、どっちが攻め受け?というのは・・・www
絶対、ハラセンは受けだと思うんだけど・・・なぜなら、番外編の「ツーブロック」でゲイ友のコマっちゃんとハラセンの出会いの話があるのですが、この二人は友達になれど、どうして恋人にならなかったの?ってソラノが聴くんです。
真相は明かされなかったけどwwwwじゃないかな~♪って、このエピソードを読んだ時に思ったものでしたv

作中にハラセンが高校時代好きだった先生が臨時の教師としてハラセンのいる学校に赴任してきます。
そこで先生の顔を見て、話を聞いて千路に乱れるハラセンの心。
この先生が佐条ににているのですよ、きっと佐条が中年になったらこんな感じ?というw
本編のラブが薄い分、この先生カプの話でまた違う愛の話を挿入しているところが、いいですね♪
そして、前半ではハラセンの佐条への断ち切れない思いを知って画策するソラノということで、佐条と草壁も登場。
ここでハタと気が付いたのですが、佐条のフェロモン顔は草壁といる時に発動されている!?
恋する男の表情の違いというのを見せつけられてしまい、ハラセンに思わず同情してしまったよw
カバーはずした本体に、ソラノ卒業のやっと恋人(?)の一歩を踏み出す対等になる時のひとコマが描かれています。
ドキワクさせるじゃないですか!
現在OPERAでこの同級生キャラのオムニバスを掲載中なのですが、ハラセンの話はできうればこの二人が恋人になった話を強く希望してしまうのです。
出会った時が15歳と37歳。
ソラノが18歳だとハラセン40歳♪

音声化も気になります。
ハラセンの石川さん大好きでした。あの声でオロオロする様が展開されるかと思うとワクワクします。ソラノは誰なんだろう?

11

ああ、良かった!


同級生のハラセンが主役の今作品。
凄く爽やかなお話で、良かったです。この季節に出すなんて狙ってるとしか思えない!
お話は同級生ペアが卒業した次の年、そしてハラセンのお相手は新入生くんです。
ハラセンは、佐条くんが卒業しちゃってちょっとうじうじしていて、区切る為にゲイバーにお相手を探しに行きます。
本当に好きだったんだなぁってちょっと可哀想にも感じちゃいました。
そこで会い、ナンパした男は実は新入生で…っていうお話です。
ハラセンとソラノ、二人の恋というよりも、他人との恋が絡み合った、失恋とか片思いだとか、そっちに重点がある切ないお話です。
酔ったハラセンがソラノに絡んで、ソラノがキュンとしちゃうシーンがあるのですが、本当に可愛い!37歳が本当に可愛い!
ハラセンって、別にビジュアルが格好いいわけでもないのに(変身したらかっこよかったですけど)、行動、考えがとても可愛らしい。ドキッとする表情、キュンとする守ってあげたくなるような考え!ソラノの気持ちが分かります。
カバー裏にワクワクする、『ハラセンとソラノの恋が本腰に入る』瞬間が描かれていたのですが…下世話な話、どっちが受け攻めなんだろう?とか思いました。
どっちでも良いけどね!けど私はハラセンが受けだと思うよ!いや、エッチとかしなくても全然良い!

前の同級生・卒業生ペアもちょっと出ています。
良かったです。

4

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