誰かが刻んだ『愛の証』。燻りながら、目を醒ますジェラシー。

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表題作獅子の双飛

レオン・リー/彫り師 上海マフィアのボス
梶谷英令/ニューヨークを拠点活動する弁護士

あらすじ

「お前は、あいつをおびき出すための餌だ」。
世界屈指の優良企業・ウェルネスマート。
そこのNY本社出身である弁護士の梶谷英令は、
恋人であるレオンとケンカしたまま、
久しぶりに日本を訪れる。
しかしそこには、東京・新宿の裏組織による
妖しい陰謀が待ち構えていた。
裏組織の罠に堕ちた梶谷は、レオンによって
彫られた腰の刺青を暴かれ、上海の影の
権力者であるレオンを日本に呼び出すよう、
強要される。「私をこんな目に遭わせても、
『上海の獅子』はここへは来ない」。
気丈に振る舞いながら、屈辱に耐える梶谷だが…。
眠らない街で、男たちは真実の愛を求め彷徨う。

<ふゆの仁子先生のコメント>
久しぶりのレオンと梶谷の話です。
他にも色々なキャラクターが顔を出す賑やかな作品と
なっています。楽しんでいただければ嬉しいです。

作品情報

作品名
獅子の双飛
著者
ふゆの仁子 
イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
竹書房
レーベル
ラヴァーズ文庫
シリーズ
駆け引きはベッドの上で
発売日
ISBN
9784812449288
3.4

(15)

(2)

萌々

(4)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
6
得点
49
評価数
15
平均
3.4 / 5
神率
13.3%

レビュー投稿数6

イジメっ子とスネ夫くん

ウェルネスシリーズ上海編、カップリングはレオンx梶谷。獅子第3弾です。
上海編と言いつつ本作の舞台は東京です。

梶谷はウェルネスから独立していますが、ヨシュアから紹介された日本企業の仕事でNYから東京へ。
その際、先に日本行きを誘ってくれたレオンを気恥ずかしさから断っていたために、俺の誘いよりヨシュアの誘いを選ぶのか、みたいな痴話喧嘩になってる。
獅子CP恒例の意地っ張り喧嘩です。
すぐイジける梶谷と、すぐ怒って意地悪するレオン。またかい……と思ったり。
そして、本作はティエンx高柳、ヨシュアx遊佐も登場するオールスター編なのですが、その割に事件が小さいかなぁ。
香港の龍、上海の獅子、NYのアンジュまで揃って、なぜ新宿歌舞伎町のヤクザの覇権?
レオンと梶谷は好きなカップルだけど、レオンはいつも何も梶谷に言わないで1人で行動するので、梶谷は蚊帳の外の不安感を抱いてしまう。そんな不安と意地がHの時に反動となって、初めは絶対色々抵抗するんだけど、逆にその態度がレオンを煽って結局何もかも吹き飛ぶほど抱かれる、というお約束。今回は遂に梶谷の口から『愛してる』の言葉が飛び出しました!
もう喧嘩はしてほしくないけど、お互い嫉妬深い?からムリかな。

4

痴話喧嘩カップル(^w^)

「龍の覇道」読了後、すぐに読んでメッチャ萌えました\(^o^)/

ド直球に気持ちを余すコトなく伝えあってケンカのケの字も出てこないカップルのラブラブでラブラブなラブを読んだ後にみる、レオン×梶谷の痴話喧嘩の美味しさといったら…(^///^)
些細な嫉妬からの売り言葉に買い言葉の行き違い。普通に読んでたらスッと読み流すシーンだけど、ティエン×高柳カップルとの真逆さが新鮮で、萌えシーンになりました!

途中、ティエン×高柳が登場するのですが、2つのカップルの対比がクッキリ別れてて。。。。
ティエンから何でも話をしてもらえて 危機の中でも"ティエンが近くにいるだろう"って信頼してポヤーっとしてる高柳と、秘密主義で何も話してくれないレオンに振り回され 何も知らないまま必死で右往左往する梶谷。
ついつい高柳と比べてしまってショックを受けてる梶谷が可愛かった!外見も基本の性格も「可愛い」からかけ離れてるのに、何気に乙女思考だよなぁ…(﹡´◡`﹡ )←生暖かい目

このシリーズは主に各カップルの会話を楽しんで読んでるけど、良い加減ヨシュアの立ち位置をハッキリさせてー!表向きは優良企業のトップだけど、裏の顔を曖昧にチラチラさせてるのが毎回続いてモヤモヤする…(-ω-;)もしくは、ヨシュアの影が一切ないストーリーが読みたい!
も一つ気になったのが、今回のゲストキャラ・城橋先輩のキャラデザがレオンと被ってる?51ページの挿絵は一瞬レオンかと思った。奈良さんのイラストが大好きで、昔も今も絵が変わっていく過程も含めて好きで、今まで満足してたけど…城橋先輩は残念でした。

追記:この本と「ラブ・コレ 8th anniversary」のセット読みがオススメです!ティエン×高柳サイドの後日談が書かれています♪

1

いつから仲良しファミリー系になったの!?

ウェルネスの皆さんお久し振り。
又お会いできて嬉しいわ(^0^)

でもね…

ストーリーの雰囲気もイラストも変わり過ぎじゃありませんか!?

いっそリシャール・アンリ・先生・遠藤・片岡・加納・アンジュ…みんな出て来~い来い(←もうヤケです)
あっアジア支部の忘れ去られた存在のジョイも出してあげてね。

そして奈良千春先生、ますますデジタル化が進まれたようで…。
変わり過ぎて、もはや誰だか判りません~(泣)
否!どんなに絵が変化しようと、私はずっとついて行きましてよ!!(←多分)

はぁ~…
頭冷やして、もう一回「駆け引きは~」から読み直してみます…。
愚痴だけのレビューで失礼しました。
m(__)m

1

このシリーズ、もう12冊めですか

自分の中ではオス臭1番のレオン^^
今回も、レオンの漢っぷりとツンデレ姐さん梶谷のモヤモヤを楽しみました♪

東京・新宿が舞台。
ちょっとしたケンカで1人行動→大学時代の先輩に拉致られた→ちょと感じちゃった→
ヒーローの登場→お仕置き→やっぱラブラブ~♪に、スパイス足した話。

既刊の華やかさに比べると、どうも今回は全体的に地味めでしたね。
今回のサブカプの梶谷を拉致った先輩が一般ピーポー過ぎたからか?
(情けなさを見せる男は嫌いじゃないけど)
先輩の彼氏(大親分の子)の方はなかなか良いじゃない?キャラだったのに、事後報告の説明ばかりだったから?
(な~んかね~戸書き風だったような~×)
嬉しい他の主人公クラス登場もあっさりしていたから?

その中で、色めき立ったエピソードはやっぱり「嫉妬」ですねv
梶谷が知らない時間に、レオンとサブカプの受けとの濃密な○○○を妄想する梶谷の心は、もう堪らんのです!
「レオンの熱い視線を感じながら○○○されていたなんて(くっすん)」
“○○○”は読んだ方のお楽しみ~(?!)
ふふふ、ツンデレさんの嫉妬はレオンじゃなくても美味しいのですよ~♪
今回は『梶谷の羨ま嫉妬ネタ』と、ラストの『強磁石のようなH』ですね^^

2

お久しぶりな遊佐とヨシュア

ウエルネスシリーズで今一つようわからんカプがレオン×梶谷だったりするんですが、今回もこの彼等か~!と思いつつ、大好きなティエンと高柳が出るんじゃないかと期待してしまってwww
舞台が日本だっただけに、出てまいりました全員というわけにはいきませんでしたがひとまずヨシュア×遊佐、ティエン×高柳。
ひょっとして「高柳の食いしん坊ばんざい」が見られるのかと期待しておりましたらキャンセルしておりました!!
ええ~~~、、、その後の彼等はラブコレにて♪

珍しくレオンが日本へ行こうと誘うのですが、祖国にはまだわだかまりのある梶谷が返事をしなかったところ、ヨシュアからの仕事の依頼で結局レオンとは別行動で日本へ来ることになった梶谷。
そこで、大学時代慕っていた先輩に再会&拉致されて、日本に来ていたレオンとともに、新宿の覇権争いの抗争に巻き込まれるという、大雑把にいえばそんなお話でした。(うわっ!滅茶要約し過ぎwww)

割とですね、そういう事件性とかそういうのに彼等は直接関係あるわけじゃない。
たまたまレオンやティエンがアジアに精力を持つ組織の実力者であるとことが、その地位を利用したいと思う日本のヤクザに使われてしまうというそんな感じ。
まあ、ウエルネスのCEOの恋人だってマフィアの云々ですから、、、
ひょっとしてウエルネスって、とてつもないコネを持った世界最大裏組織じゃないの(爆)
そう考えると、いつも「俺は何もかも知ってるんだぜ♪」なヨシュアは影の支配者!?
ってことはないですけど、ほんとうこの人、いつも憎たらしいですよねwww
彼にアゴで使われまいと、何気に逃げるのがレオンとティエンだったりするんだけど、世生真面目な性格が災いしてとばっちり食うのが梶谷なのかな(笑)と。。。
だけど、熱い友情とかあるわけじゃないけど、或る程度の仲間意識はあって、彼等のピンチには手を貸そうみたいな、そんな部分は垣間見えるのかな?

レオンの師匠の件もあり、それが今回の跡目争いと覇権争いが絡み、な、細い糸がどこかで繋がってるお話でした。
このウエルネスシリーズは、まだまだ続く?
一度、ヨシュアが弱音吐いてピンチに陥ってへこたれる、その鼻柱をへし折られる話を読んでみたいものだ♪とも思うのですが(鬼畜?)

イラストについて言及してよいものか・・・
最近、白黒のイラストカットにおいて顔がきちんと表現される事がすくなくなったような気がします。
何気に全体の雰囲気だけ伝えるような・・・
梶谷が某ドヤ街の医師にみえたり、某組の年上姐さんに見えたり、眼鏡キャラの顔が!?
あとレオンがチンピラ化してwww
シリーズを前から知ってる身には、その変化にとまどいもありながら彼等の特徴をしっているから彼等だということがわかるのですが、初めての人には!?かも。

ラブコレはたのしそうなので(何と言ってもティエン×高柳だし♪)そちらへまいります~♪

1

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