ボタンを押すと即立ち読みできます!
学校、バイト先など、全ての生活の範囲になぜかついてくる、SPの昇陽と大学生の春真のお話です。
春真は資産家の家に生まれ育ち、大学入学を機に親元を離れたのですが、親の都合で昇陽をボディーガードとして付けたのです。何でも自分でやってみたい春真からすれば、気の毒だななんて思いもするのですが、やはり春真はお坊ちゃまだなと思うことも多いのです。昇陽が熱を出さないようにブランケットを掛けたら自分が風邪を引き、子どもが線路に落ちるのを助けたかと思えば、自分が落ちてしまったりと、やはり昇陽がいないとダメかもと思うのです。
昇陽も心なしか春真のお世話が楽しそうな気がしますが、少し遊んでいるのかも知れません。
こうじま奈月さんの作品なので、大きくはずすこともなく、安定した王道作品といった所でしょうか。
世間知らずでウブで純粋な箱入りお坊ちゃんと明るく飄々としたボディーガードのカップリングです。歳の差カップルは大好きです。こういう性格の2人は、食べ合わせ(?)が良いというか、BLとしてしっくりくるんですが、何ていうか、大きくきゅんとくるシーンも特になく、なるべくしてカップルになって終わった感じがしないでもないです。
ただ、主人公の春真が泣き癖があるのか?てくらい涙もろく、小さなことに動揺しては涙を浮かべる様はなかなか可愛かった。本当に大学生なのか。
あと泣きボクロも好みでした。
個人的な意見をいうと、ボディーガードの昇陽がちょっと軽すぎるのが苦手でした。
確かにこのお坊ちゃま、可愛いかったです。
すれてない、ひねくれてない、素直!
勿論容姿も可愛い系。
超資産家の孫に生まれたばかりに、
大学生になったにも関わらずSPに付きまとわれる毎日。
そのSPが春真にとってチャラ男っぽい感じなので、いつも喧嘩ばかり。
(春真が一人でキャンキャン吠えてる感じで喧嘩にもなってないかもですが…(^^;)
ですがSPを付けるのにも理由があって…(春真には知らされてないですが)
お金を持ち過ぎると、やはりいろんなイザコザが身内内で起きるわけです。
今回の場合は伯父さんが悪い人たちと結託して、お祖父さんの財産を狙ってる。
それを知ったお祖父さんは怒って自分の財産は春真の父親と寄付をする!
と言ったもんだから、伯父さんが春真を狙わないようにと仕向けたSPだったのです。
結局誘拐されそうになってましたが…超金持ちも大変だね。
この本ではなかなか恋には進展しませんでしたが
最後の方でようやく恋人関係になれたのかな?
勿論、体はまだキレイですが。
それは次に続く???
続編「束縛プログラム」販売にあたり、購入前に再読。
一年たっていないのに、残念ながらほとんど記憶になかったこの作品‼
読み始めると、「そうそう…こんな話だったと」思い出すんですけどね…。
こうじま先生は好きなだけに、ややショック。
印象が薄い作品というまではいかないし、ラブコメでそれなりに楽しいお話なんですけどね。
年の所為にはしたくないところですけど、最近よくある様な気が…若い頃はこんな事なかっただけに、年々感じる記憶力の低下にさみしくなります。
昔に比べると、BL作品が多くなって、それだけ読みたい作品が増えたってことなんだよ…と自分に言い聞かせてみたり(笑)
たいぶ外れてしまいましたが…すみません。
内容は意地悪ボディガード•昇陽×超資産家のウブな坊ちゃん•春真のちょっぴり危険なラブコメです。
不器用で意地っ張りだけど、いつも一生懸命で素直な春真。
色っぽさを象徴している泣きホクロも大好きですけど、
なにせよく泣きます(笑)その泣き顔が可愛いんです。
冷静でいなくてはならないボディガードを、ドキッと危険な気持にさせるくらい‼
昇陽は意地悪なんだけど、だんだん春真が可愛すぎて、構いたくてしょうがないっていう意地悪さんで、私的にはツボでした。
執着していくっぷりも、読んでいて楽しいところ!
いつもは敬語だけど、関西弁で話すところも良かったです。
もっと聞きたかった(笑)
おたふくネタが面白かった(笑)
おたふくで腫れた顔の春真が可愛いんですけど、ある所も冷やされちゃったの?な羞恥プレイに大笑いでした。
ボディガードなのに、意地悪にしても、可愛すぎるからの理由にしても、キスばっかりしてもいいものやら…ウブで素直な坊ちゃんには刺激が強すぎますよね(笑)
そこがBL的王道な展開で、どんどんお互いに好きになっていく要素なわけなので、美味しいといえば美味しいのですが‼
こうじま先生らしい、可愛らしいお話でした。
ただ、昔の作品に比べると物足らなさを感じるだけに、最近評価が下がり気味になってしまうんです。
結局ことがおさまるまでは、ボディガードという立場で…な事になったんだけど、恋人でもあるので、
今後は、微妙な関係と、Hな進展を期待したいなあと思います。
昇陽の兄達が凄く気になるところ!