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表題作キミがいる深夜2時20分

(攻め受け未定)松尾伴太郎、高校生、18歳
(攻め受け未定)小林一莉、高校教師、26歳

同時収録作品DRAGONに恋。

(攻め受け不明)小林一平
(攻め受け不明)時町龍太郎、小説家志望

同時収録作品モウソウオトコ~Cafeteria ノ話~

(攻め受け不明)チョイ悪系イタリアーノ男
(攻め受け不明)片桐、会社員

同時収録作品回りくどくて可愛いキミに

(攻め受け不明)シゲル、高校時代バスケ部先輩
(攻め受け不明)木場翔太、高校時代のバスケ部後輩

その他の収録作品

  • コンプレックスオーバーシュート 前編/後編
  • マリちゃん物語(描き下ろし)
  • あとがき
  • カバー裏あり

あらすじ

幼いころ、家が近所でよく遊んでいたいっちゃん(26)と伴太郎(18)は
高校教師とその生徒として14年ぶりに再会した。
昔は女の子のように可愛く、「いっちゃんとけっこんする」
と駄々をこねていた伴太郎はバリバリの体育会系に成長。
が、しかし――
図体はでかくなっても、伴太郎は昔と同じようにいっちゃんに迫ってきた!!
全力で好きだとアピールしてくる伴太郎に、いっちゃんの気苦労の日々がはじまって――!?

(出版社より)

著者:会川フゥ

作品情報

作品名
キミがいる深夜2時20分
著者
会川フゥ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829685266
3.5

(76)

(16)

萌々

(20)

(30)

中立

(8)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
23
得点
258
評価数
76
平均
3.5 / 5
神率
21.1%

レビュー投稿数23

色んな予感のする短編集

作者買いしている会川フゥ先生のデビュー作とのこと。
作画はそんなに変わっていないように感じますが、最新作と比べたらやっぱお上手になってました。

1話目が作品のタイトルと違っているのですが、表題作は1番初めの「コンプレックスオーバーシュート」前後編の後日談となっています。
子供の頃懐いてきてた近所の幼なじみ、伴の通う高校に新任教師として配属されたいっちゃんのお話でした。
昔にした、伴が18歳になったらいっちゃんと結婚するという約束を軸に展開する年下ワンコ×臆病教師。
昔から知ってる大事な弟みたいな存在だからこその躊躇い、伴に諭してる言葉はそっくりそのまま自分に言い聞かせてる…みたいな哀愁が感じられて良いです。

表題作(なのに描き下ろしです)では、いっちゃんが今まで散々悩んできたことを軽々乗り越えて来る伴が頼もしく感じました。
きっとスパダリにこの子はなる!そんな予感。

あと「モウソウオトコ」という短編がとても気に入りました。
オープンカフェで見かけるイタリア男に妄想を掻き立てられるリーマンの片桐。
いつもジロジロ見すぎてて、ついにイタリア男が…って所で終わりーーー。
続きが見たいところですが、ここで終わりなのが萌えなのかもな、とも思う。
私的には「彼×僕」です!

他のバスケ部先輩後輩と同級生再会モノも可愛かった。
この短編集の男子たちは外見も中身もそれぞれ似たキャラが居なくて、個性的なのが良かったです。

毎回ホモを引き当てるマリちゃんのお話も面白かったです。
その人はこれから(私の脳内で)受けになる予定だからダメよんw

2

絵柄がわりと好き

短編集。

・コンプレックスオーバーシュート

イチリとバンは幼馴染で8歳差。
バンは小さい頃からイチリと結婚すると言っていた。

最初はバンが一方的にイチリを慕ってて、イチリは困ってる感じなだけの話かと思ったら、イチリはゲイで、ゲイゆえに悩んだり傷ついたりしてきた過去があった。

イチリは付き合ってる彼氏がいたけど、彼氏は実は女性と二股してて子供ができたから結婚すると言われ、イチリは傷ついて当然別れたつもりだったけど、彼氏の方はそれでも問題ない、子供が生まれたら一段落したらまた会えると言って関係を継続しようとしてきて、別れようとしたイチリを殴ろうとし、間に入ったバンを高校生と知りながらグーパンで殴るという最低野郎だった。

結局、高校生のバンと付き合ったり泥臭い事してるイチリはいらないとかいって諦めてくれたので、よかったけど、ほんとにさいてーなやつでした。

イチリを一途に思うバンは中身はかっこいいんだけど、見た目がもうちょっとカッコよかったらすごくよかったんだけど、そこが残念。

女の子みたいと言われる子供の頃から、いまいちかわいいとも言い難く、高校生の姿もかわいい名残を残したのかもしれないけど、かわいくもかっこよくもない微妙な容姿。

イチリは色気があってカッコいいので、これでバンの見た目も好みならすごくよかったのに。

結局、バンは高校生だし、イチリはちゃんとは受け入れられないまま、今後に期待って感じで終わります。

・モウソウオトコ

これは短編ならではな終わり方って感じかな?
イタリア男はゲイなのか、職業は何なのか、彼が話しかけた来たところで終わっちゃうので、何もわからないまま終わるので、もうちょっと何かわかってほしかったなーと思いました。

回りくどくて可愛いキミに

高校の部活の先輩後輩が、OB会に参加した女子がきっかけで、お互い好意を抱いてて、両片思いだった事がわかる話。

先輩がわりと明るくおもしろく可愛くて、よかったね、って思うお話でした。

・DRAGONに恋

高校の時の同級生が、居酒屋の客と店員(バイト)で再会して、お互い気になってたとわかる話。

時町がバイトの時は前髪を上げてイケメンな顔が見えるのに、バイト終わると長い前髪で目が見えなくなっちゃうのが残念。
「やっぱ変わってねー」はおもしろいけど、でもイケメンな顔をもうちょっと見せてほしかった。

あと、時町の方は杉田にあこがれてた、好きだったんだと思うって言ってたから、わかるけど、杉田の方は、気になってた程度で、一回だけでその後話しかけもしなかったのに、再会したからって、キスしちゃって俺も好きだって言うのは、随分急な気がした。

・キミがいる深夜2時20分

コンプレックスオーバーシュートの続き。
バンは大学生になってて、飲みの後に、イチリの部屋に来る。
まだイチリはバンの気持ちを受け入れてない。
バンは両親にイチリが好きなことを話したと言って、あくまでイチリに対して一途に真摯に向き合って進んでいこうとしてるバンが男前。

コンプレックスオーバーシュートのときより、バンはちょっとかっこよさげになった。
逆にイチリは髪が短くなったせいか、色気&カッコよさが減っちゃった感じで残念。


絵柄がわりと好きなんだけど、この中では、イチリと時町が好みでした。
バンとかキャラによっては、あまり好みじゃない見た目なので、やっぱり自分好みの見た目の組み合わせかどうかが重要だなと思いました。

ストーリーは1話目以外は、わりとあっさり軽く楽しめる話でした。

0

きゅん萌えする短編集

ほぼ読んでる会川先生の作品の中で、デビュー作である本作を読んでいませんでした。
まぁー、素晴らしい!
きゅんきゅんするとはこういう事なんだな♡
ノーエッチなのに、焦ったくないし物足りなくない。

短編集なのですが、表題作につながる前日譚的なお話も収録されており、半ページ弱が表題作カップルの話です^^
全体的に恋人未満だったり、これから恋に発展するかも?みたいな作品が多いのですが、だからこそ萌えます。
悪意のかけらも感じない純愛ばかりで、本当に心洗われました。

こんな短編集ならどんどん読みたい。
絵のテイストもあまり変わっていなくて、作品としてとてもクオリティが高いと感じました。

0

デビューコミックス

会川先生は年1ペースで新刊出されてますね。デビュー当時の絵柄が好きで結構追いかけてました。こちらはそんなデビュー短編集。

バラエティに富んだ一冊です。会川先生の作品はシリアス展開よりワチャワチャしてるおバカな雰囲気の方が好き。エッチ描写は全くなくて、ラブラブイチャイチャの一歩手前です。BL漫画を読むというよりコメディとして楽しめますが、正直もっと欲しい笑

◾︎コンプレックスオーバーシュート
◾︎松尾伴太郎(高校生)×小林(いっちゃん 教師)
ゲイの教師って設定が好きで、それだけでワクワクしますが、小林のこの感じでよく教師になろうと思ったなとは思う…謎。
◾︎キミがいる深夜2時20分
その数年後、伴太郎が大学生になった続編が表題作です。未成年が主役の作品の数年後っていいですよね〜関係が続いてるのが嬉しいし、成長してるのが萌える。残念なことに結局さほどの進展は描かれてませんけど!

0

とにかく皆んな幸せになって欲しい。と、何となく願う気持ちになっている。

表題作は、巻頭の「コンプレックス オーバーシュート」の後日談というか、数年後だったのですね‼︎
という、何となくオシャレにも思える構成。しかも描き下ろしなんだね。
これを本作のタイトルにした意味は何だろう…。
蛍光パステルのポップな表紙絵と相まって、その意味をツラツラと考えてみたい。

■「コンプレックス オーバーシュート」
幼馴染の伴は幼ない頃から8歳年上のいっちゃんと結婚すると言っていた。
子供の言うことだから、と取り合わないっちゃんは、18歳になった伴にまた迫られる。
男同士だし、俺は教師、お前は生徒。ダメに決まってるだろ、とやはり取り合わないいっちゃん。
いっちゃんは実は辛い恋をしていて…。という、ちょっぴりビターなラブ・ストーリー。
伴のどーしたものか、バカ過ぎる一途さが愛おしい。

■「モウソウオトコ〜Cafeteria ノ話〜」
三次元で素敵な、あるいは個性的な人を見て、妄想する人は実際に居るらしい。
私はしないけれども。そんな人の、そんなお話。
残念ながら、ショート過ぎて、彼等のその後は無い! 片桐の妄想を愉しむだけだ。
何かが始まりそうでいて、終わる。現実は始まる事すら無いと思うから。
突然のファンタジーだ。

■「回りくどくて可愛いキミに」
これは可愛い♡ 私もこのショートストーリーが一番好きです。
部活のOB会に嫌々出席した、バスケ部の元エース、ショータはイケメンで、ちょっと
モデルの様な事をしてる事もあって、もの凄く女子にモテる。
本人は、高校の時からずっとバスケ部のキャプテン、シゲルさんだけが好きなので、
女子に絡まれるのは面倒くさいと思っているのだが、何と⁈ 自分にベタベタしてくる
マリちゃんにシゲルさんが何かと気に掛けていて、ガッカリしてしまう。
酔ったマリちゃんを送ってあげて、と言われ、落ち込むショータだったが…。
うん、これは可愛い。
お互いに好きなのに。こんなにも気付かない。そんな事ってあるのか⁈っていう。
期せずしてマリちゃんが当て馬になっているのも笑えて、この子は高確率でホモを引き当てる
特殊能力を持ち合わせている、らしい。(友人談)

■「DRAGONに恋。」
たった一言。あの思春期の頃、たった一言だけ君と交わした言葉が嬉しかったから。
数年ぶりに偶然再会した、時町と杉田は、ギュッとあの頃の一瞬に引き戻される。
本当はこれが恋かどうかもわからない。だけど、多分。
何かいいな、ってちょっと思ったんだと思う。
彼等の恋はこれから。

■「キミがいる深夜2時20分」
いっちゃんと伴の数年後。伴はマジで今後の事をちゃんと考えている。
怯えているのはいっちゃんだけ。
こんな夜更けに一緒に居れること。それが今は幸せ。そういう事だと思う。
少なくとも今は。

とにかく、皆んな幸せになって欲しい。そう願いたくなる。
温かな気持ちになる読後感。

0

短編集。短いです。

短編集でした。
コンプレックスオーバーシュート
子供の頃は美少女風で結婚するって言ってたパターンですね。
本気で18歳まで結婚するつもりなのがすごいです。お相手は辛い失恋をしたところ。何度もアタックを受けても諭して断りますが諦められません。
押して押して最後はほだされたのかな?どっちが攻めになるのか気になる!

モウソウオトコ
すごい妄想力ですね!そして受けも攻めもありか!ゲイっぽいイタリアーノさん、この後どうなるの?気になる!

回りくどくて可愛いキミに
おお!まさかの両想い!先輩も好きだったんだ。先輩いい人過ぎ、わからないよ。ショータ良かったね!

DRAGONに恋
こちらも両想い!時町何があった?仕事中の別人の様子は。しかも実はイケメン!でも素ではあの頃のまま。健気だよー!杉田も気になってたけど一回しか話す機会がなかったんですね。時町はその一回の約束を今でも守ってる。お付き合いするのかなあ。気になる!

キミがいる深夜2時20分
コンプレックスオーバーシュートの続きですね。伴が大学生になってます。いっちゃんは相変わらず現実的ですね。伴は両親に話して承諾もらった?感じで本気です。責任を取れる大人になっていっちゃんを支えたいって長期戦ですね。もう流されてくれないかなあ、いっちゃん。伴の将来を案じてるのですがこんなに慕ってくれてるのに。

マリちゃん物語
ここであの人が出て来ますか!またしてもダメな予感。しかし最近のお嬢さんは飲み会であんな連れ込み方するのかな。

0

恋が始まりかけ、始まる予感

今さらながら会川フゥさんの初コミックスを読みました。
初コミックスで表紙の装丁がきれいだと、出版社の期待度が比例しているように感じてしまう不思議。

4つの話が収録されていました。
8才違いの幼馴染が高校教師と高校生で再会。
カフェで見かけるイタリア人っぽい男に妄想するリーマン。
卒業しても定期的に飲み会で集まる高校バスケ部の先輩後輩。
高校で一度だけ話しかけたことのある小説家志望のクラスメイトとの再会。

どれもこれから恋が始まる予感のところで終わっているので、「しあわせな2人の話が読みたい!」という方は物足りなさを感じるかもしれません。
表題作は一番最後に収録されていて、その前の話が一番最初にあるのですが、この話は賛否ありそうな設定だなと思いました。
ずっと一途に年上の幼馴染との結婚を夢見てきた高校生と、中学時代に自分がゲイだと自覚してから逃げるように家を出て、女性と二股どころか結婚しても関係を続けようとする男と離れられない高校教師。
こう並べてしまうと純粋で真っ直ぐな少年と、汚れた大人という風に見えてしまうけれど(実際わたしも最初は大人の方に腹を立てながら読んでしまいました)、8才も年下の子の告白を信じてきれいなまま待ち続けるって逆に現実的じゃないんですよね。自分が20才のときに相手は小学校6年生。そこを恋愛対象に捉えられる方が「だいじょうぶ?」となってしまうわけで。
それに気付いたら、女性と二股でも愛人でも愛されたいと望む姿が切なく感じられました。隠されなければいけない存在、自分はそんなに悪いことをしているのか。モノローグが胸に刺さります。異性同士だったら表に出て、周囲にも祝福してもらえるんだよなあと再認識。
つらい思いをしてきたからこそ、高校生の長年消えるどころか、より燃え上がっている気持ちに包まれて、しあわせになってほしいなあと思えました。年の差のせいで素直になるのは難しいかもしれないけれど、大人はデレたらすごく甘えそうだし、高校生→大学生はめろめろに甘やかしそうな2人でした。

個人的にはバスケ部の先輩後輩の話が良かったです。
ずっと好きだった先輩の意志を継いで頑張った結果、インハイまで行って人気者になった自分に無頓着な主人公。飲み会が合コンになっていて…、という飲み会スタートから家に帰るまでの短い時間の話なのですが、先輩の行動が可愛くてほほえましかったです。

この短編に出てくるマリちゃんの話が最後にあるのですが、笑った!NYにいた頃の自分を思い出しました。カッコいいひとはみんなゲイ。そんなものです。マリちゃんにもしあわせが訪れますように!

0

会川さんの初コミックス

会川さんの作品は今までに何冊か読んできましたが、この作品が初コミックスなんですね。
全部で4組のお話が収録されていますが、個人的に一番面白かったのが『モウソウオトコ~Cafeteria ノ話~』。
タイトル通り、大人しそうなリーマン君の妄想話なのですが、その妄想が可笑しくて思わずクスッと笑ってしまいました。
誰の妄想をするかというと、いつもお昼のカフェで見かけるチャラそうな男性。
リーマン君の心の葛藤も可笑しいです。
短い短編でこれからどうなるんだろうという所で終わっているのですが、そこは読者の妄想に委ねるという所なんでしょうか。
タジタジな黒髪メガネリーマン君をもっと読みたいと思った作品でした。

表題作は年下ワンコとヘタレな年上モノで、生徒x先生モノです。
一途な年下ワンコが可愛かったです。

0

年下わんこ攻め

やっと会川フゥさんのデビュー作読ませていただきました。デビュー当初から2014年現在まで絵柄がほぼ変わっていませんし話傾向も相変わらずです^ ^

「キミがいる深夜2時20分」
題名の2時20分とは後日談での話のことかな?と勝手に解釈してます^o^
教え子であり幼馴染の伴と8歳年上の幼馴染であり教師のいっちゃんの話です。
幼少期からいっちゃんのことが好きだった伴は好機なことに自分の学校の新任教師として来ていたいっちゃんに好きだと伝えますが玉砕 完全子供扱いをされてしまいますσ(^_^;)
いっちゃんは8歳も離れてるし子供の頃の憧れの延長や自分がどのような恋愛をしてきた(それによって伴にどのような思いをさせてしまうか)やらなんやらで深く考えずに断りましたが伴はめげないボーイ何度もアタックさすが肉体派鋼の心かな笑

ある日二股されていると知っていながらも付き合っていた男がいっちゃんの前に現れよりを戻そうと言うがそこに伴(ストーキング)が登場ボコボコにします笑 それによって全てを話したのにまだ伴はいっちゃんが好きだというので大人になったらもう一度考えるという事で終わりましたが私は伴が成人する前にいっちゃん折れる気がするんですよね〜グイグイ系に弱い顔してますからw

「モウソウオトコ〜cafeteriaノ話」
これが一番続きが気になりました。完結するにしては話の区切りが悪いと思います。すごくあの…どっちなの?という感じで(モウソウオトコくんが受けだと私が嬉しい)
カフェで見かけた気になっていた人に話しかけられた→終 なのでその後「キミ僕のこと見つめていたよね、そんなに僕の顔が好き?」な感じで妄想してますね

会川さんの作品はついつい続きが読みたい!と思う作品ばかりなのでとても魅力的ですし読む意欲が掻き立てられます(^。^)

5

ほんわか

幼なじみで、後をくっついてまわる小さな子…。
その子が大きくなって、攻めに回ったら…?
好きな設定です!
バッチリOK!

というか、どっちが攻めか物語の中では
明確に記されてないんですが、
伴太郎がどうみても攻めでしょう!
いや、攻めでなくては困ります。

たいするいっちゃんは、これまた鉄壁のツンデレで
受けの雰囲気を醸し出してます。
これは受けでしょう!
いや、受けでなくては困ります。

本番もHっぽいこともなかったですが、
これはこれで楽しかったです。

第2話に出てくる妄想の彼。
面白すぎるでしょう。
いや、ここまできたら、妄想癖…。

でもそれが実りそうでよかったね。

会川さんの次作にも期待!

0

短編

最初に読んだ、フゥさん作品のインパクトが強かったので
どれもそのテイストなのかと思って読んでしまう。
可もなく不可もなくという感じかな。
ちょいちょい見える可愛さでみれば、悪くはないのかなとも思うのだけれど。

◆コンプレックスオーバー~・・・
幼いころから一途に一途に。
純粋培養かってくらいまっすぐ直球の年下攻。
夢は受と結婚することというなw
もちろん、大人な受はそれを本気にすることもなく
というところでは有るのだけれど、実際問題は
恋愛で傷ついて、おぼれて。
もろもろある受のほうがもろい部分多そうだな=な雑感。
一回合体したら節操ないんだろうな。きっとすぐそばなんだろうなww
と最後は大団円。意外とダメなのは大人の方だよなと
ちょっと切なくなりました。

◆モウソウオトコ
妄想に始まり妄想に終わる。
個人的にはめがねが受だと良いな。

◆回りくどくてカワイイきみに
ずっとホントウは。
まわりまわって大団円wよくある展開かな

0

「いっちゃんとけっこんする」

表題作は幼馴染再会ものです。
前向きな年下攻め×うじうじ年上受け。
個人的に年下攻めがあまり好きではないのに
読んだのが駄目だったのかもしれません。
最後の最後まで萌えられなかったのが悔やまれます。
受けは妻子持ちの不倫相手で、いざこざがあるんですが
攻めがその相手を殴りつけて関係を断ち切ります。
最終的に受けは攻めにほだされたんでしょうかね。
好きになっていく過程があまり伝わってこなかった
という印象が強く残っています。

あとは、妄想する男の話
高校時代の先輩後輩だった二人の話、
同級生再会の話、この3つのお話が収録されています。

一番萌えたのは、先輩×後輩の話です!
女の子が出張ってくるので、最初は地雷臭が漂っていましたが、
むしろ女子が良い当て馬、スパイスになって
大変萌えさせてもらいました。
分かりにくい先輩にびっくりしました。
先輩はノンケだとばかり思っていたので、まさかそんな……。
後輩が格好良い設定で、一時期男子の中でピンブームを
引き起こしたというのがツボで笑いましたw

妄想男の話は、ただの妄想で終わると思いきや、
もうそう相手が話しかけてきて、これからどうなるの!?
そう思わせる良い所で終わったのがずるいですね。

同級生再会ものは、高校の時地味でさえなかった子が
実は格好良かったというありがちな設定でした。
寝るのを確認した後にほっとしたように
微笑むイケメンの顔が好きです。
BL力が足りていないのか、受け攻めを
どっちがどっちか分からなかったのが悔やまれますw

2

個性的なカップリング

表紙がきれいでなんとなく購入しました。
短編集なので、全体的にどの話ももうちょっと見たい、気になる感じでした。
個人的には「モウソウオトコ cafeteriaノ話」が気になりました。攻めキャラは「イタリアーノ男」と書かれていますが、カラーでは毛先が緑・・・ますます男の正体と今後の展開が気になります(笑)
個人的には表題作よりも他三作(モウソウオトコ・回りくどくて可愛いキミへ・DRAGONに恋)の方がおもしろかったです。

4

表題作じゃない作品が好き

幼馴染がダントツ好きだけど、
としの差あっても幼少期に一緒に遊んでいる関係も好き。

家が近所だったため、年は違うが一緒に遊んでいた2人。
伴太郎は大きくなったらいっちゃんと結婚したいと思っていた。

結婚したいとだだをこねる伴に、いっちゃんは、今はできないから大きくなってからねと言う。

いっちゃんは学校の先生となっていて伴はその学校の生徒。

18歳を迎えた伴は、結婚!結婚!と喜ぶが・・・

幼少期ならまだしも、18歳になってもまだ・・って
どんだけ純真だよ。とつっこみまくりたいですが
伴少年は愛くるしいから良い。

今後伴くんは悩む時がくるのだろうか。それともずっとこのままなのだろうか。

ほのぼのあったかい気持になったものの、ちらりと不安がよぎりました。

3

短編集

表題作の絵柄が・・・ある種の人間が読むと違う方向に妄想が炸裂してしまう雰囲気の絵でした。
会川さん…お好きですね!(何が)
絵柄自体は大変好きなタイプでした。

『コンプレックスオーバーショート 前後編』(中立)
『キミがいる深夜2時20分』(萌)
いわゆるご近所もの+再会ものです。
高校生の伴太郎(18)×高校教師のいっちゃん(26)のCP。
伴太郎が小さい頃からいっちゃんに対して「いっちゃんと結婚する」とずーっと言い続けていて、
そして高校生になっても結婚する結婚すると言いまくっているお話でした。
微笑ましいです。
しかし伴太郎、もうちょっと世の中の摂理というものを考えて欲しい感じですよねw
面白いんですがあまりにもいろんなことに対する引っかかりがなさすぎて、
明るすぎて萌えなかったです。
当て馬の人もあんまり萌えるキャラじゃなかったです。
ページ的な問題もあって、色々駆け足に感じる面もありました。
う~ん、個人的には惜しかったです!

『モウソウオトコ~cafeteriaノ話~』(萌)
これは笑ってしまった!妄想炸裂男のお話です。
黒髪+眼鏡は単純に好きです。
最近はメガネだから萌えるということもなくなりましたが、
そうはいってもメガネキャラはバカにできない!
メガネの需要は永遠にあると思います。
これはしかし続きが読みたかったです。
この先妄想男の妄想がどうなるのか、
そして照れてあたふたしているところなど見てみたかったです・・・!
お話としてはすごく好きな部類でしたがそこで終わってしまうのかー!
というショックが大きかったです。

『回りくどくて可愛いキミに』(萌)
The体育会系でした。先輩、回りくどいっすー!
でもぐるぐる系は時として嫌いじゃないのです。
震えながら抱きしめるシゲル先輩と照れているショータが可愛いかったです!!

『DRAGONに恋』(萌)
チャラ系・一平と地味系・時町のお話。
なるほどこれは時町のギャップ萌ですね!
普段地味な子が髪を上げるとイケメンだったというオチですが、萌的にはありです。
一平、人のネタ帳を勝手に見るのはいけませんな!
私も同級生の男子のネタ帳を拾ったことありますけどね。
気まずいですw

とりあえず短編という時点で満足度が低いのは覚悟していたのですが、
う~ん、それなりに萌は頂けたのですがやっぱり続きをプリーズと思いました!
これは面白いなーと思ったからこその感想ですね。

3

欲しいという気持ち…

 「コンプレックス・オーバーシュート」

 高校生の伴太郎はどうしても、幼なじみで今は高校教師の一莉と結婚したいと言い張ります。一莉も法律の問題などを盾に断るのですが、なかなか彼は折れません。
 
 一莉のかつての恋人であり、今は結婚して子供も居るという誠司から復縁を迫られるものの、そこは伴太郎がしっかり助けに入ります。(笑)
 今はまだ教師と生徒なのに、必ず一莉を守れる大人になるという伴太郎は、とても逞しく見えました。(笑)

 「モウソウオトコ」

 真面目な会社員、片桐が昼休みになると向かう先、カフェ。片桐は、そのカフェで高級スーツを着ている男性を見ては、彼が極道、あるいは女装をしているのではないかと妄想しているのです。

 片桐が新しい扉を開けたかどうかは残念ながら描かれていないのですが、短いお話なのにすごく印象に残りました。

 「キミがいる深夜2時20分」

 大学生になった伴太郎は、一莉の家に泊まりに来るようになります。周囲のこと、一莉を支えられるような大人になりたいという彼は、底抜けに明るいのにどこかしっかりしています。ずっと一莉は悩んでいたのに、その一言って実は大きいのかなと思ったお話でした。

4

それぞれ悩むこと

知人に面白いとすすめられたので購入しました!
それでもあんまり期待していなかったのですが、
期待以上!すごく面白かったです。

個人的には「回りくどくて可愛いキミに」が一番ときめきました。
そうだね、そこで迷うよね、男同士だもんね、
とほっこりした気持ちになれました。

「コンプレックスオーバーシュート」も悩んでました。
とっても素敵な悩み方で、
自分が男である故の悩みや歳の差など、
いっちゃんの悩み方は先のことをしっかり考えた
ホモである自分を真剣に見つめていてまさに理想でした。
この二人なら、きっといいカップルになれると思います。
すごく可愛かったです。

8

ずっと気になっていました!

たぶん好きだろうな…でも定価買いしていいものかどうか…と
散々悩んで結局定価買い。

さっぱりめの絵柄。作風。でも、それだけで終わらせられない何かが。
あ!まんじゅうさんはトジツキさんっぽいと!なるほど!!
それに雁須磨子さんも若干入っているような…個人的な感想です。

更に個人的に『モウソウオトコ~Cafeteriaノ話~』が一番好き!!
「キスとか師範レベルで上手そうだし
週に5日はセックスしてそうだ」とまで妄想してしまう、
会話もした事のない相手のイタリア―ノ…。
どんだけフェロモン出てんだ!ダダ洩れか!!
でも、そういうのってやっぱりわかるものなのかなぁ。すごいわ。
雰囲気って侮れないかもしれませんね。
その後が非常に気になります!!
描き下ろしはこれの続きが読みたかったのに!!

各話、一生懸命な恋が読めます。『モウソウオトコ』以外はw
また楽しみな作家さんが増えちゃったー♪
あー、買って良かった!



2

むふぉふぉふぉ

なんともむず痒い、微笑ましいBL。

これからの二人の物語が詰め込まれた一冊。
ハッピーエンド&ラブラブ
とまではいかないお話ばかりで
なんともむず痒いですが、
とっても明るい未来を希望できそうなものばかり。

ただたんに、のほほーんとしたものばかりかと思いきや
結構現実的に考えることも普通にあり、
漫画だなーと強く感じることなく楽しめました(*^^*)
絵のタッチも優しくて、読みやすい一冊です。

しかし、初恋でそれからずーっと好きなのが同性とは(笑)
ふりまわされる相手役もたいへんですね。爆

お互いがお互いを想ってるのがよくわかるお話でした。

2

ほほえましい気持ちになれる癒し系BL

飲料水でたとえるなら、ポカリスエットとかカルピスウォーターのイメージの短編集。
どのお話も、主人公たちがお互いを気になりだすところからはじまります。

恋をして相手のことが気になったり、ちょっとしたことが嬉しかったり、どきどきしたり・・・。
そういった甘酸っぱい心の揺れが伝わって、読んでいて照れくさくなってきます。

BL漫画はエッチがあってこそ!
そういう考えもよ~・・・っくわかりますが、エッチがなくても満足感のあるお話たちだと思います。
こういうさわやかな恋物語でほのぼの癒されるのもたまには良いと思いました。

13

男子男子していてとっても好き☆

作家さんのデビューコミックのようです。
実は読んでいて、キャラクターが某少年漫画の色々なキャラクターと似ているな~とかそんな登場人物がちらほら。
何らかの二次活動もされているんですかね(調べきれなかったので不明)
しかしながら、とても勢いがあって、作品自体はどれもとってもよかったのです。
「男子」という登場人物の表現が自分の好みにドンピシャ♪(表紙のデザインもpopで結構好みです)
楽しく明るく前向きで、気持ちのよい青空みたいな一冊でした。

表題は、この本の前半にある『コンプレックスオーバーシュート』の主人公達のその後なのですが、一応恋人(?)となるまでの話が肝心です。
8歳年上のいっちゃんに、小さい頃から執着して「結婚する」と言い続けた伴は、入学した高校で先生と生徒として再会するのです。
あいも変わらず「結婚する」を言い続けて何の迷いもない伴。
だけど、大人になったいっちゃんには、伴ほど素直に前向きになれない理由があるのです。
とまあ、ゲイであるが故の悩みを先に体験してしまった大人が、真っ直ぐで前向きな年下にほだされていくお話ですね♪
この伴のひたむきさ、真っ直ぐさ、バカワンコさが、好みです。
いっちゃんは多分受けなんですが、受け臭くないのもポイント高いです♪

一番気になって、これは絶対続編が欲しい!!と思ったのが『モウソウオトコ~cafeteriaノ話~』♪
メガネをかけてもっさりした会社員が、PCを持ち出してカフェで気になるイタリアーノに抱く妄想は、徐々にエスカレートして・・・
おおーっ!!現実になるのか?どうなのか?
めちゃ面白いです。
尚、多分、この妄想男、前の作品に通行人として顔が出てるようなきがするんですがwww

『回りくどくて可愛いキミに』
高校時代から好きだったバスケ部の先輩。
卒業してもOB会で付き合いは続いているのだが、気持ちは隠している。
そして、酔いつぶれた女子を先輩と一緒に送った時、女子にキスをされてしまった主人公を見て先輩は・・・
勘違いとスレ違いで、本当は両思いだったというチャンチャン♪なお話。
この先輩の天然ぶりが、焦って本気モードになる姿が何故か可愛らしかったりww

『DRAGONに恋 』
高校時代一度だけ言葉を交わした同級生と居酒屋で再会。
当時いつも前髪で目を、表情を隠していた彼はバイト先の居酒屋では顔をあらわにして、暗かった当時のイメージは一切なかったのだが、仕事が終わると下のとおりで何も変わってなくて。
昔声をかけたその一言を律儀に守ってくれていた彼にほだされる主人公(爆!)

やっぱり妄想男が絶対気になるのですが、描き下ろしの『マリちゃん物語』にもモブで!?
ひょっとしてモブキャラ専門なんですか?
とてもとても気になるキャラクター。
是非次回作は、彼で一冊読んでみたいですっ!

3

作家買いリストに追加!

知らない作家だな~と思ったら、それもそのはず
初コミックスなんですね。

正直、読むまでは中身がないオサレBLの可能性もぬぐえなかったのですが…… 今後は絶対作家買いします!!(宣言)
というくらい個人的に絵からキャラクターまでドストライクでした。
若干トジツキさんの影響を感じますが、それも許せるくらい萌えがつまってます!
というかトジツキさんが好きな方は絶対好きなはず。
若い男の子を描くのがすごく上手で魅力的。

短編が多くて物足りないところがあったので、次はもう少しちゃんとみたいです。
とりあえず作家買い決定!
今後も絶対追いかけます!

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続きが気になる短編集

初読み作者さんです。
裏の帯の黒髪メガネが(ピンポイントですが)気になって
購入しましたが、1作1作はなかなか楽しめました。
ただ、短編集なので、え?この先無いの?気になる!
が積もり積もってしまいました(笑)

表題作は、幼馴染の再会もので、
子供のころから「結婚する!」と言われていたものの、
子供の話と思っていたが、
14年ぶりに再会しても、結婚したいと迫ってくるし、
高校生になっていい具合に成長してるし・・・なお話。

個人的に気になったのは、「モウソウオトコ」
そうです。購入時に気になった黒髪メガネのお話です。
でも、このお話は、始まる前に終わっちゃった感じで、
この先が気になって仕方ありません。

衝動買いでしたが、
買って、損はそんなにないかな~という1冊でした。

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