表題作 秋山くん

柴大輔 → 岸尾だいすけ

秋山 佑二 → 間島淳司

その他キャラ
佐野智美[吉野裕行]/ 梶原[興津和幸]/ 多田[越田直樹]

あらすじ

ずっと好きだったんです。助けてもらったあの日から――。
不良グループの秋山君に恋した、雑草系男子・柴。思いあまって往来で告白した流れで取り巻きに拉致され、
柴も秋山も思いもよらぬスゴイ展開に!?
おふざけで始まったカンケイだけど、次第に互いの心が通い始めて――。
カゲキな描写にもドキドキしつつ、人を想う青く真っ直ぐな気持ちにあなたの心もキラキラで満ちる。

作品情報

作品名
秋山くん
著者
のばらあいこ 
媒体
CD
音楽
赤間明吉
脚本
野中幸人
オリジナル媒体
コミック
メーカー
CROWN WORKS
シリーズ
秋山くん
収録時間
60 分
枚数
1 枚
ふろく
特典「秋山くん番外編 ともみちゃん」ミニドラマCD
発売日
3.4

(22)

(7)

萌々

(5)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
8
得点
71
評価数
22
平均
3.4 / 5
神率
31.8%

レビュー投稿数8

岸尾さんの柴が良いです

原作既読です。

原作が好きなのと、レビューの評価も良かったので購入しました。

他の方もおっしゃってますが、岸尾さんの柴がめちゃくちゃはまってて原作でもかなり前半は気持ち悪いのですが、秋山くん秋山くんって言ってる柴の感じとか、頭の中でぐるぐる思ってる言葉とかも音声化されるとより変態っぽさが出てて最高です。

秋山くん役の間島さんも、あまり抑揚のない感じとかが喜怒哀楽がわかりにくい秋山くんにぴったりでした。ちゃんと絡みのところも抑え気味だけどエロいです。

1つ残念なのはやっぱり、「シバが、いるじゃん」のところ割とするっと流れで言ってしまったので、もうちょっとタメてというか大事に言って欲しかったなと思います。

原作好きだったら一聴の価値はあると思います。


0

あまりないタイプの作品

原作未読。
今まで聴いてきたCDと毛色が違っていて、こういうのもアリかと。

秋山くんのことが大好きな柴(岸尾さん)、これは岸尾さんが適役でした。
本当に秋山くんのことで頭がいっぱいでがっつくところが岸尾さんの演技にハマっていました。
そんな柴に思われている秋山くん(間島さん)。
つかみどころがない、感情の変化が少ない感じがこちらも合っていました。
感情の変化がわかりにくいからこそ、話が映えた部分もありました。

一般的なBLCDにおけるクライマックスはこの作品ではスタートにあたり、
そこからの距離感や感情の変化が割と丹念に描かれていて面白かったです。

原作を読んだほうが状況がつかめる場面もあったので、音声化する際の工夫がほしいところでした。
サクッと聴けると思いますが、聴き手は選びそうな気がします。
ハマる人にはなぜかハマってしまう魅力は十分にあると思いました。

0

原作→原作片手にCDを聴くことをおすすめします

CDを聴いて、よくわからなかったので原作を読んだ。

CDは、岸尾さんが好演とのレビューに惹かれて聴いたのだけど、
キャラの表情や感情の流れが見えず、急展開に付いていけなかった。

原作を読んだ感想は…
ダウナー系ヤンキーの秋山くんの思考は原作でもわかりづらいし、表情が乏しいし、言葉として出てくるものも拙いんですね。

漫画ならその空気感や絵で見える表現があるけど、これは…
原作未読でCDを聴いたなら、そりゃあ掴みづらいわ…。そういうことか…。

いっそ濡れ場以外の台詞をほとんどなくしたら、単館上映の短編映画にありそうな話。
焦燥感と閉塞感のある高校生の夏休みもの。

「秋山くん」はビジュアル表現なら台詞のない映像でも、紙芝居でも伝わると思うけど、
音声のみだとどうやっても伝わらないと思うわ。

そして原作片手にCDを聴いた。
なるほどなあ…。

受けも攻めも、二人とも変な人ですね。
台詞量が多いし感情のアップダウンがあるので柴のほうはまだ考えていることがわかりやすいけど、
秋山くんは間島さんが言うように「掴み所のないキャラ。気だるげでクールでよくわかんない」だし、
それは原作を読んでも同じ。

これは…キャラが掴みづらいことの他に、場面が飛ぶのもわかりづらいですね。
コンビニ→秋山くんが体育を見学しているのを教室の窓から柴が見ているシーンとか。
秋山くんの家に行く前に、ベンチで並んで喋っているシーンは原作でアイスを食べているけど、
ここはCDで食べている必要はないなあ。音だけ入っているから「?」だった。

まあCDから諸々を把握する能力が私に欠けているんだろう。
ボケっと聴いているから置いていかれて、よくわからなくなるのだわ。
特に最近の日常漫画のCD化は、原作片手に聴かないとよくわからない。

「秋山くん」の話に戻りますが、
吉野さんはヤンキーの嫌な奴の役が本当にハマるし、番外編のともみちゃんではドエロい目に遭うので、これはファンの方にはうれしい番外編でしょうね。
興津さんのモブ客役もよかったし、番外編の秋山くんは感情が見えて、それがまた煽るようなことを言う◎

原作→原作片手にCDを聴くことをおすすめします。
キャスト目当てでCDだけ聴くとよくわからないと思う。

1

原作&秋山くんファンの意見です。

本編既読済み。
本編の大ファンな視点からの目線での感想なので厳しめかもしれません>_<

「秋山くん」という作品は、のばらさんの独特な間の持たせ方とか、イラストで感情を表現してる作品なので、本当に難しい作品だとは思うんです。
でも、もうちょっとやりようがあった気がするんです…!間島さんは好きなんです。でも、初めの出会いのシーンとデレてからの演じ分けがもっと欲しかった…!小悪魔なシーンとか、ハート入りメールのその後のシーンとか可愛くわざと狙った感じでやって欲しかったんです!あと、テンポが良いのはいいけど、間を使う部分は使って欲しかった。。「シバがいるじゃん」のシーンとかもっと大事にやって欲しかった…!声優さんどうこうというより、ホント、原作から入ったがための意見なので、間島さんが悪い訳ではないのですが…。。いや、ホントに間島さんは大好きです。秋山くんへの愛が強過ぎてホントすみません。。
でも、岸尾さんと、よっちん役は合いすぎてほんとびっくりしました。柴くんの変態&ストーカーくさいのとかたまらんかったです。ゼェゼェ、ハァハァの岸尾さんの吐息がたまりません!笑

あのともみちゃんストーリーですが、ほんと良かった!ともみちゃんがいちいち可愛過ぎました!ともみは、吉野さんにしか出来ないな、とつくづく思いました。

2

ある意味、無敵なふたり

 原作既読

 なんだろう。ものすごく可愛い恋の話だ。
 誰かから一途に愛されることがどれだけすごいことなのかを知っている秋山くんと。
 誰かを一途に思うことを許されることがどれだけ素晴らしいことかよく知っている主人公の幸せな恋の話だ。

 バブル期に「自分のランクにこの男は釣り合わない!」とかアホーなことを言っていて今になって婚期を逃したことに気が付いてる勘違いさんたちとは真逆の美しさだ。

 不器用で微笑ましい物語にこちらまでほっこりする。
 愛を受け入れることはもしかしたら、とっても度量のいる謙虚な作業なのかもしれない。
 その難しい秋山君役を間島さんが飄々とでも時に切なく演じていて。
 時代遅れなほど一途なワンコ柴を岸尾さんがものすごい熱量で表現されています。
 こういう風にイキきった役やらせたら天下一品ですよね。
 脇の吉野さんも興津さんも越田さんも凄く素敵で。
 出番がもっとあればよいのになあと思いました。

 本当は萌えをもう一つつけたかったのですが…
 この作品も同時期発売の『僕はすべてをしっている』と同じで『言の葉の花』でメインに使われた曲を使っている。
 調べたら『僕はすべてを~』と同じ演出家だった。
 赤間さん、ちょっとは考えようよ…
 そんなことで萌え一つ減らさせて頂きました。
 ごめんなさい。



 
 

 

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