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表題作お前のものは俺のもの!

斎川一也・受様の自宅の修理を請け負った工務店の左官
葛城皐・攻様に振り回された過去を持つ商社マン

あらすじ

一人きりで祖父母の残した家に住む会社員の葛城皐の家に、ある日車が突っ込み家の一部を壊してしまう。ところが修理のためにやってきた業者は幼い頃自分をイジメていた斎川一也で…?

(出版社より)

作品情報

作品名
お前のものは俺のもの!
著者
藤崎都 
イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
ISBN
9784041005460
3.2

(11)

(0)

萌々

(4)

(6)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
35
評価数
11
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

ハッピーエンド

「お前のものは俺のもの!」というタイトルに目が惹かれて購入しました(●^o^●)

まだ私は腐女子歴が浅いので、作品をどのようにレビューすればいいのか
勉強中なのですが (・・;)

藤崎先生の作品でルビーということで、最後はちゃんとハッピーエンドで
攻めさまが受けさまにベタ惚れでかわいいかんじの印象です!

攻めさまは、受けさまにとって「昔のいじめっこで嫌な奴」だったのですが、
今冷静に思い出してみたら、「いつも自分を知らない世界に連れて行ってくれてた」
ことに気が付き
そこからどんどん両想いに近づいていく流れです。

※わかりづらくてごめんなさい…。

0

まぁルビーさんですから・・・王道ですよね。

工務店勤務・斎川一也×会社員・葛城皐の再会モノです。

完全に「世界一初恋~横澤隆史の場合~」のショートストーリー目当てで
購入しましたので、この作品は特に期待はしていなかったのですが←上から目線で
すみません・・・。
まぁ王道ですよね。再会ものですし。
というか個人的に俺様攻めがあんまり好きじゃないんですよね( ゚ω゚;)

正直、斎川の俺様具合にイラっとすらしました。
いくら、学生時代の同級生で好きな相手とはいえ、勝手なことをやりすぎです。
皐の上司の嘉納の方がよっぽどいいと思いましたね(´・ェ・`)
できれば彼を救済してやってください・・・。

なんか少女漫画みたいな作品でしたね・・・

再会するも、つっぱねる→なんか気になる。→昔、憧れてた→そうか好きなんだ!

って感じで・・・。ただ、そこでよく好きだって気づけたなwwって・・・。
王道は嫌いではないですが、ちょっと少女漫画すぎな感じがしました。
ホント上から目線ですみません・・・。

1

このシリーズで1番の厚み

今回はルビーにしては厚みがありました。
藤崎先生の作品は期待せずに読むのがいいと思います。
正直ルビーでは限界があるのかと思いますがどの作品もさらっと読めるお話なので
今日はがっつりしたのはちょっと・・・と思われる日に読んで頂くのがお薦めです。
この作品の受様・皐ですがなんと眼鏡ですよ!陸裕先生のこの手の受様で眼鏡って
珍しいのでは・・・それだけで萌えました。攻様はガテン系です。世話焼きで料理上手
家事も得意、リホームから番犬までこなせるとってもお得なお方です。
ただ突き進みすぎて話を聞かない所があり、受様にはいじめられているようにしか思われて
なかった模様。
小学生のときに出会ったときにはもう攻様・一也は皐を俺のモンと決めていたようです。
藤崎先生は組む絵師様が好きな作家様が多いので大抵目を通すのですが何かおしい。
対象年齢が低めに設定されているのか?
設定とか、キャラは結構好きです。ただ、いちゃいちゃがエロくない。もっと掘り下げてしつこく
描写してもいいかな~と思います。
全部とはいわないので気持ちの通じ合ったあとのいちゃくらいは。
今回の攻様は折角小学生の頃からの執着愛なのでもっとしつこいくらい嫉妬してくれたら
嬉しかったです。まあ、嫉妬はするんですがもっと掘り下げた描写をして欲しいというか。
皐が過去に付き合った男とかにもっと嫉妬して欲しいんですよ!
こう、成就した後で、皐に交際していた相手がいたと聞いた時の一也の心境とかを赤裸々に
ですね~こういうのは崎谷先生が書くのお上手ですよね。
藤崎先生は好きなんですよ。結局。でもおしい。今回の作品は続編とか出て欲しいです。
トラップシリーズとかは大抵2冊組なのでこのシリーズでも続編でてもいいのでは。
ツンデレ受様を甲斐甲斐しくお世話するガテン系攻様っていうのが何だか微笑ましいので。
同居してから(勝手に一也がおしかけてるだけですが)のお話とか読んで見たいです。

1

空気の読めないガサツさも良いものです

今回はガサツで空気が読めなくて天然系の俺様攻め様と鈍感生真面目でツンデレ気味の
受け様との再会ラブでした。
帯だと攻め様がいじめっ子なんて書いてるけど、いじめっ子と言うよりは大好きな
受け様の為に良かれと思ってしていた事が全て裏目に出て、受け様から苦手にされる
可愛そうな攻め様でしたね。
受け様も自分が好かれているなんて事を考えもしていなかったくらいで、子供自分は
確かにそうだと思うけど大人になってからの攻め様の行動は意外に解りやすいと
思うけど、受け様はかなり鈍い感じ、まぁ、それは自己評価が低くて、子供の頃からの
劣等感が成せる業みたいな雰囲気ですね。

内容は、受け様の自宅に車が突っ込んできて、自宅が壊れ、その修理に来たのが
昔から受け様を強引に連れまわし、苛められていた記憶がある攻め様。
二度と逢いたくないと思っていた相手との再会、そして昔と変わらず人の話を全然
聞かないで勝手な振る舞いをしてしまう攻め様。
受け様は生活のペースを完ぺき乱されながらも、攻め様に引きずられるように
渋々ながらも攻め様の行動を結果的に許す事になっていくんです。
始めは攻め様に餌付けされるようになり、帰るのが面倒だと泊まり込むようになり、
流石にそれは嫌だと阻止する為に自分はゲイだから襲ってしまうぞと脅しの嘘を。
しかし、相手は攻め様、そんな脅しが通じる訳も無く、逆に溜まっているなら
協力すると言われながら酔った勢いもあり、欲望吐き出しのお手伝いをされる。
結果的に自分から誘った事に受け様は困惑するが翌日何事も無かったように振る舞う
攻め様を見て、自分ばかりが気にしているのも癪だと無いことにするが、
攻め様から、溜まったら手伝うと言われ、怒りMax。

中盤までは、ああ言えばこう言う状態で微妙にすれ違う二人なのですが、
嫌だと思いながらも結局攻め様に振り回される受け様は、ある日唐突に攻め様の事が
好きなのだと気が付いてしまうのです。
受け様は気持ちを自覚するのがかなり遅くて、攻め様は昔から受け様に片思いしてる。
かなりガテン系でやんちゃで俺様なのに、意外に可愛いところがあるんです。
受け様のツンデレ具合も良い感じで、傍若無人系のオレ様攻め様と相愛になってからは
まるで大型ワンコを躾けし直す飼い主みたいな展開で面白いです。
軽い感じで最後まで楽しく読める作品でした。

2

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