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表題作Citron VOL.20 ~20号記念特集~

その他の収録作品

  • 糸井のぞ×木原音瀬 「期限切れの初恋 #LAST STORY」
  • 雲田はるこ 「いとしの猫っ毛 第19話:まいごの恵ちゃんのマキ 第20話:おとまりデートのマキ
  • 草間さかえ 「やぎさん郵便 第十九話」
  • 市川けい 「友達じゃなくなった日」
  • 峰島なわこ 「There no other olternative.」
  • ヤマヲミ 「ひみつのセフレちゃん コウノトリさんいらっしゃ~いvの巻」
  • 楓木まめ 「MACRO MODE」
  • 吹屋フロ 「仇椿ゆがみて歯車 第3話」
  • 三角社ぴえ 「プラネタリウムしか歩けない 後編」
  • みゆき朗 「止まり木にロワゾーブル #03」
  • 芥ミチ 「薄氷の上を歩く #後編」
  • はにわ 「黒岸探偵と姫城助手の奇妙な関係 FILE.06」
  • 仁茂田あい 「もえきみ3」
  • やまねむさし 「フラッシー・ブギ 後編」
  • 名取いさと 「ひらひらおちる2」

作品情報

作品名
Citron VOL.20 ~20号記念特集~
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
シトロンコミックス
発売日
ISBN
9784799713235
4

(4)

(1)

萌々

(2)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
16
評価数
4
平均
4 / 5
神率
25%

レビュー投稿数3

ひらひらおちる目当てで購入しました!


名取いさと先生の「ひらひらおちる」目当てで購入しました!
読んでからもう一月以上たってしまってレビューです

前号で日陰蝶の続き読みたさで購入して、
毎号買う決意も猛々しくあらぶっていたら、今号でいきなりリニューアル号でした!!驚愕!!

といっても、大きな変更は
「さぎさん郵便」と「いとしの猫っ毛」のお引越し、ということで
「ひらひら」が突然最終話!とかではなく。両作品ともコミックス派な自分には実害ナシでしでした。すみません・・

ひらひらはもちろん、あわわどうなってしまうのか!!牧先生と健気松浦くんどうなってしまうのか?!永田さんがやはり牧先生が嫉妬から目を、あわわにしてしまった
あの過去の友人なのか?!
とか美味しいです大変有難うございます商業BLではなっかなか読めない貴重なドロドロで拝むような気持ちで読んでいるのですが
まとまりません。楽しみです続き待ってます。

で、
他の作品も、コミックス楽しみなくらい楽しかったです!
「期限切れの初恋」これは絶対、書下ろしありますよね?!コミックス楽しみ
凄く切なくて、ほろキュンしました

「セフレちゃん」よかったね^0^
くーかわいい いつまでもお幸せにw

「もえきみ」

絵もきれいで、声優さんと漫画家さんのお話!凄い興味アル世界なので
面白い~こちらも続きがとっても楽しみ!切ない

「薄氷の上を歩く」

!!!!黒髪が受?!!
わあああああああ!!続きいいい!!この続きをカマアアアン!!となりました
つ・・続きは? 編集さんお願いします

そしてダークホースだった
「仇椿ゆがみて歯車」

時代劇が難しそうなのと、青年コミックのような緻密な絵に最初
読むのを引いていたのですが・・・
一ページ目からちゃんと読んだら・・・グイグイ!!すごい、時代物だけど
解りやすいし、展開が気になるし表情が深くて、凄く面白くて
どどど どうなってしまうのでしょう
こちらもめちゃくちゃ続きが気になります!!

とにかく書き切れない程楽しいシトロン。
私は大好きなので頑張って欲しいです!!
そして次号から読みきりオンリーとなるとのこと・・・
一作当たり50ページ前後となるのでしょうか?作家さんの負担がちょっと心配ですが

ひそかに応援しているファンとして毎号追いかけることを誓います!!
シトロンさん頑張ってくださーい!! 面白かった!感動した!

2

猫っ毛2話掲載、&……!?

「今回、猫っ毛が2話収録されてるんだって!」
友人からのメール情報により、急いで購入に至ったCitron vol.20。

記念すべき20号。もっと大々的にお祭り騒ぎでも良いのでは?と思って居たら。
20号を境に、Citronが大幅にリニューアルされるとのこと。
年2回の発行、内容は全て長編読み切り。
ベテラン作家さんも新人作家さんも、『いい作品を世に出す』をコンセプトに取り組んでいかれるそうです。
「あくまで前向きなリニューアル」との書かれては居ましたが、愛読されていた方にはやはりさみしいお知らせですよね。

そして、連載中の2作は、
・雲田はるこさん『いとしの猫っ毛』→ b-boy GOLD
・草間さかえさん『やぎさん郵便』 → 月刊MAGAZINE BE×BOY
に、お引越しになるそうです。
猫っ毛ファンとしては、途中で打ち切りとかじゃなくて良かったと心から思いました。


猫っ毛2作掲載に心躍り、初読み作家さんが多かった中から、特にお気に入りを。


◆雲田はるこさん『いとしの猫っ毛』第19、20話
官能小説家・みぃくんと、道産子ねこっけ・恵ちゃんのお話。
私の大好きな大好きな二人が、一度に2話も!これはもうもう幸せっ♡

≪第19話 まいごの恵ちゃんのマキ≫
決死の覚悟で連休のお出掛けに誘ったみいくん。……が!振り向いたら恵ちゃんがいない!?
どこどこどこ!?と探し回ると――と進んでいきます。
もうみいくん、やっぱり未だ恵ちゃんの事になると泣き虫健在?べそかきなさんな♪
引きずるのはダメかもしれないんですが、数か月前に発売された単行本『小樽篇』で二人の涙(特にみいくん)をたくさんたくさん見たから、二人がひなたぼっことか、腕絡まれてみぃくんが幸せそうとか、そういうのを見ると、ものすごーく胸が熱くなってジンと来ちゃって、何か泣きそうになるんです…
…いやまぁね、その後そのままじゃ済まないんでね、アレなんですけどね(笑) だってみいくんの効果音『プクゥ~』だし…いやちょっと(笑)
それにしても、恵ちゃんのエッチシタイスイッチはどのタイミングでだったんでしょうね!

≪第20話 おとまりデートのマキ≫
久々にお出掛け!しかもお泊り!人ごみ凄いから離れないように手を繋ごう、誰も見てないよ。
そんな空気感が愛しくてタマリマセン♡
そして恵ちゃんのイモ感タップリなファッションがタマリマセン!安心するわぁほんと(笑)(そう言えば第19話の時も白ブリーフ健在だったもんね)
ご飯も食べたしコレからいよいよホテルへ…なのに何故に会っちゃうの火野さん!なワケですが、火野さんの小脇に抱えたバッグに爆笑!
ページ横のコマ外に書かれた火野さんの人物紹介にも爆笑…くもはるさんの愛情が伝わって来ます(笑)
ようやく逃れてホテルへ。そして初めて明かされる、みいくんの趣味!?
勢いで買ったけど凄く一生懸命に言ったんでしょうね、だから恵ちゃんは「キモイのなんて今更だけど」と悪意なく前置きしながら理解してくれたんです♡
さすが恵ちゃん!予想外の言葉にみいくん困惑!
みいくんアレはアレで萌えますよね!だから「それもいいけど」なんでしょう!?(笑)
しっかりエッチも出来て大満足な連休な二人でした♡


◆木原音瀬さん×糸井のぞさん『期限切れの初恋』最終回
村上と宇野のお話。初読みにして最終回。
このたった1話しか読めていないのに、苦しい空気が立ち込めているのは、設定や台詞は勿論ですが、糸井さんの描くタッチが作品の雰囲気にマッチしているからなんですね。
お互いの肌の温かさ、その奥の温かさ。それに触れてしまうともう終わり。
そう思って居たけれど、宇野の幸せも、村上の幸せも、お互いだからこそ築いて行けるのでは…。そんな事を期待してしまうラストでした。


その他にも、市川けいさん『友達じゃなくなった日』。切なく可愛くキュンとします。
楓木まめさん『MACROMODE』。読みやすい絵柄に切ない思いに甘酸っぱいキュンが交じり合って素敵でした♪

とっても読み応えたっぷりな記念すべきvol.20でした♪

((余談))
雲田さんと草間さんの他に、ページの最後が『continued.』となっている作品が幾つかありましたが…それらはどうなるのでしょうか?
web上で今後発表という事は、現時点では何も決まっていないのか…
うーん…続きが気になる作品、ありましたよ?

2

Citronが変わる!?

創刊20号を迎え、ひっそりと記念号の今回、この本がリニューアルすることが発表されました。
今まで隔月だったのが年二回(9月・3月)の発行に、そしてオール長編読み切りという形をとると言うことです。
お知らせ文には、雑誌とかアンソロは最近売れないから名前を変えて出し直し?ではなく、前向きのリニューアルで「良いBL作品を出し続けること」を念頭に、じっくりと読み応えのあるBL誌を作りたい、云々の事が書かれています。
この本の中で人気作家・人気作品、及び連載中の作品で次の移行が決まっているのは
雲田はるこ「愛しの猫っ毛」→BE・BOY GOLD/草間さかえ「やぎさん郵便」→MAGAZIN BE×BOYということ。
じゃあ、他のまだ連載途中の作品はどうするんだ?ということですが
随時、シトロンwebで情報更新しますって・・・
どこかに続きが描かれるかもしれないし、ひょっとすると、その年2回の中に読み切りの形で続きが掲載されるってこともあるってことで取っていいのだろうか?
実を言うと、最近もうシトロンは追うのを辞めようと思いつつ、前号にて名取いさとさんの【日陰蝶】の続きが描かれだしたので、やったー!!的に思いとどまった読者でもあります。
もちろん売れ筋作品も気にはしていますが、個人的に三角社ぴえ作品とかも楽しみにしていたので、それが先になってしまうのはとても残念でもあるのです。
そして、今号で一応区切りにしているせいか、”end”を迎えた作品も早急感のある終わりが多く、?? 物足りなさもあるんですよ。

連載が継続中でどうしちゃうのか心配なのが、
◆みゆき朗さんの【止まり木にロワゾーブルー】ちょっと河内遥っぽい絵柄な雰囲気の、これから展開がいいところで…
◆仁茂田あいさんの【もえきみ】もえごえのスピンで新人漫画化と新人声優のお話も展開はまだまだこれからというところ。
◆名取いさとさんの【ひらひらおちる】Sの先生と過去の男と生徒との病んだ三角関係がドロドロとして、もう気になって気になって仕方ない作品!

一応エンドを迎えましたのは以下の作品。
◆糸井のぞ【期限切れの初恋】木原音瀬の原作をいい感じに絵で再現してクライマックスでした。この続き…木原作品の小説になるのでしょうか?と、それを期待しつつ
◆ヤマヲミ【ひみつのセフレちゃん】太ったコースケを妊娠したと思いこむトモに、その勘違いをどうやって解こうか悩むコースケ。結局らぶ甘なのですv
◆吹屋フロ【仇椿ゆがみて歯車】連載が少し飛び飛びになっていましたが、結末として仇に出会って彼に惹かれて…、集中して連載してほしかったと思った時代モノでした。
◆三角社ぴえ【プラネタリウムしか歩けない】伯父の慰みモノとなっていた先生に惚れた学生。先生のちょっぴり病んでる超ヘタレ具合が好きでした。
◆芥みち【薄氷の上を歩く】互いに同じ感情を持ちながら接近できなかった二人がやっとくっつきました。
◆はにわ【黒岸探偵と姫城助手の奇妙な関係】女子を狙う通り魔事件が無事解決。黒岸と姫城は一歩前進。
◆やまねむさし【フラッシー・ブギ】ヤンキーものですが、今回後編でワンコなキー坊に懐かれる西園寺という構図がいい感じになったところでend。この先が面白そうなのに。

読み切りだったのが以下
◆市川けい【友達じゃなくなった日】キスをして体を触った翌日から気まずくなった二人だが両思い、という方やポジティブに、方やヘタレという気持ちを魅せた作品でした。
◆峰島なわこ【There no other alternative】以前キスをしてしまった相手である先輩と10年ぶりに仕事で再会。逃げ道を作るずるい先輩と、それに翻弄され気持ちを再び乱される後輩という、気持ちを見せる作品でした。
◆楓木まめ【MACRO MODE】先輩に告白して振られた所を見た同級生に半分脅されたように始まるある関係。その中で「好き」という感情が芽生えて行く学生の姿。
・・・こうして見ると、書下ろしの作品はエッチとかエロとかそういう方向じゃなくて、「気持ち」というのに非常に重点を置いたプラトニックな作品であることが目に付きます。

人気連載は不動の魅力
◆雲田はるこ【いとしの猫っ毛】みーくんと恵ちゃんの気持ちは通じているんだよ、なお出かけストーリー。
恵ちゃんの白ブリーフも捨てがたいが、みーくんが恵ちゃんに履いて欲しくて買ったショーツはみーくんの方が色気があって似合っていた(笑)
このぽややんとしたのんびり絵が繰り出すエロさは、もうみーくんでなくても鼻血ものなのだ♪
◆草間さかえ【やぎさん郵便】人でなしっぽい澤が有原に見せていた自覚のない執着は、優しさとなって現れるのです。
襲っているのに、気持ちいいことしかしない。これは澤には珍しいことだそうで。
有原が翌朝「空気がきれいなのかもしれないな」の言葉は非常に象徴的な言葉でした。
もう決着がつきそうな感じもするのですが・・・

次は9月の新装シトロンということですね。
一体どういう風に変わるのか、期待していいのか?見守りたいと思います。

4

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