コミック

  • 彼の嫌いな生徒について。

彼の嫌いな生徒について。

kare no kirai na seito ni tsuite

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作彼の嫌いな生徒について。

白川 聖人/大学院生
殿村 貴二三/准教授/30代後半/ヒゲ

同時収録作品この山を降りる頃には/ワンダーファミリア

古河 廉/大学生
藤谷 尚/大学生

その他の収録作品

  • 彼はやさしいストーカー
  • スーツの教授を頂く作法
  • ぼくの先生は夜もカワイイ
  • あとがきまんが(表題作2P漫画&作品解説1P)
  • カバー下2P漫画(尚&廉後日談)

あらすじ

優秀でイケメン、しかも憧れの教授のお気に入り……気に喰わない院生の白川に進路相談された准教授の殿村だったが、気がつけば酔わされ、白川に犯されていて……!?
大学院生と准教授、研究室でのアブない恋のサバイバルv

著者:せいか

作品情報

作品名
彼の嫌いな生徒について。
著者
せいか 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス 麗人uno!
発売日
ISBN
9784812483008
3.9

(93)

(33)

萌々

(34)

(17)

中立

(4)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
17
得点
356
評価数
93
平均
3.9 / 5
神率
35.5%

レビュー投稿数17

良く言えば純愛、悪く言えば変態

成績優秀・容姿端麗な院生の白川は
くたびれた中年准教授の殿村に恋している。
だけど、殿村は心酔する教授の一番弟子の座を巡り、
白川を勝手にライバル視して嫌っている。

ある日、殿村は白川から進路についての悩みを打ち明けられ、
相談にのる体を装ってラボから追い出そうとするが、
泥酔している隙に逆に抱かれてしまう。
そのときになってようやく、白川が狙っていたのは
一番弟子の座ではなく、自分の尻だったことに気が付く殿村であった。

恋情に優秀な研究者としての探求心が加わることに
よって執着モンスターがここに誕生したのだった。

黙っていれば爽やかなイケメンな白川だけれど、
その中身は狂気のガチストーカー気質。
セックス写真で恋人関係を強要し、殿村に嫌がられることに
すら恍惚と悦びを感じ、自宅の窓から肉眼での殿村観察、
GPSを仕掛けてのストーカー行為、顕微鏡でみるために
セックス中に精液を採取など、字面にするとそのヤバさが
さらに際立ち、かなり気持ち悪い奴だということがわかってしまう(笑)
ただ、その愛だけは本物である。

そもそも惚れたきっかけというのも華麗なモテ人生において
初めて自分を邪険に扱った人間が殿村だった、から。
アプローチ方法も相当ヤバいけれど、
惚れた理由もドMすぎて理解不能である(笑)

とはいうものの、人間の慣れというものは怖ろしくて、
拒絶しならがもなんだかんだ逃れきれず、絆されてゆく殿村なのであった。

当て馬としては元カノが登場し、こちらもなかなかのぶっとび枠。
BL世界では女性の当て馬は敬遠されがちだけれど、
彼女の衝撃発言に好き嫌いも吹っ飛んでしまった。

最終的には白川と意気投合しているが、似た者同士で
理解し合える部分もあったのかもしれない。
どうやら殿村はヤバい人間ホイホイのようでした。


描き下ろしの
『この山を降りる頃には』『ワンダーファミリア』は
幼馴染の2人の甘酸っぱくて、切ないお話。
好きだから、不幸にしたくなくて相手の将来を想い、
〝好き〟という気持ちをずっと秘めてきた親友の愛が深くて切ない。
最後は家族の公認も得て、幸せいっぱいの結末がすごくよかった…

0

せいか先生デビュー単行本

◾︎表題
◾︎白川(院生)×殿村(准教授/髭)
院生→准教授→教授(吉田) という歳の差ラブの連鎖

このオチならもっと激しくギャグに振り切れていた方が楽しめました。個人的にはギャグとエロとシリアスの割合が半端だった気がしてならない。

殿村が髭を剃るあたりで心が沸き立っただけに残念!髭キャラはもちろん髭がいいんだけど、お約束的に髭オフも見せてくれるとより可愛く見えて萌が倍増します。意外と若かったけど、しっかり白川との年齢差は感じられる素敵な描き分けでした。
あと飯村が吉田教授を見るときの若返り笑
つやつやキラキラしちゃって可愛いんだな〜

あとがき漫画の白川くんがとっってもいいです。この単行本の中で最もいい男だと思う。吉田教授といい勝負…吉田教授より察し力は高い気がする。

萌〜萌2

0

ロックオンされちゃったおっさん受けの悲哀が笑える

二作品収録されていますが、表題作が四話分収録されていてボリュームがあり、執着変態イケメン攻めにロックオンされちまったオッサンの災難コメディって感じで面白かったです。

幼い頃から顔も抜群、成績も優秀で誰からも一目置かれてきた白川(攻め)。
ところが准教授の殿村(受け)だけはそんな白川に興味を示さないどころか、敵視しています。
何故なら敬愛する教授が白川のことを気に入っているからで、教授を慕ってこの道に進んだ殿村としては何とかして目の上のたんこぶである白川を研究室から追い出したいと思ってるのですが…。

白川は頭脳が良くスマートなので周囲にはバレていないけど、変態で腹黒なんです。
その優秀さで秘書どころか出来る奥様ポジにおさまって、時には強引に時にはじわじわと確実に殿村の身体と心を手中に収めていく様子が面白かったし、そんな白川にロックオンされてしまったおっさん受けの悲哀が笑えました。

そして笑えたのが殿村の大学時代の元カノ。
嫌いになって別れたわけではなく、お互い進むべき道が異なったために別離せざるえなかった二人。
昔も、そして今も相変わらず美しく存在感を放つ彼女との再会にドギマギする殿村ですが、彼女の口から発せられた衝撃の事実に笑いました〜。
まさかの事実を受け止めきれない殿村を差し置いて、白川と元カノが分かり合える二人ってな感じで意気投合しちゃうあたりが爆笑です。

【この山を降りる頃には/ワンダーファミリア】
両片思いの幼馴染ものです。
全体としてほのぼのコミカルな雰囲気が漂いつつも、好きだと言ってくれた攻めの気持ちに応えず何でもないような態度を取り続けていた受けの気持ちが切ないなぁ〜と思いました。

1

性格大事

ーメインCPー
攻めも受けも愛しい。
白川さんは、物腰の柔らかいSとある意味変態的な要素を混ぜたような性格。
強引だけど俺様とは違うフレッシュな雰囲気があります。
それがとても自分好みの攻めでした。
攻めの性格を好きになると基本同調できます。
そして何より、最中の殿村さんの可愛さが素晴らしい。
大人の色気より可愛さが勝っていました。
表情がいちいち堪りません。

ーサブCPー
眼鏡をかけていなそうなタイプの眼鏡受け。
告白のタイミングに驚きましたが何度か読み返して納得しました。
好きな人に触られたら確かになあ…という。
やることはやっています。
でも爽やか。純情でした。

0

続きが読みたい!

ちゃんとラブラブになる所まで見たかったです!
殿村の気持ちの変化は読み取れるけど二人がちゃんと恋人同士で両思いだという所までちゃんと見届けたかったです。

もう続きは見られないのでしょうか? 残念です!
攻めの白川はイケメンですがものすごく変態でストーカーです。
殿村が可哀想なのですが全く悲愴感もなく楽しく読めます。
殿村のおしりの感度がよい理由にはびっくりしました。 まさか元カノであるみんなのマドンナの先輩が開発していたとは。 キャラクターがそれぞれ濃くてお話も面白いので、これが初コミックだと知ってびっくりしました!

1

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP