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ファンタジー色の強い1冊でした。
そしてなにより直野先生といえばおっさんですね
今回表題作はおっさん攻め、同時収録作品におっさん受けとおっさん好きには1冊で2度美味しい作品になっています!
魔法を使う場面が割とさらっとしか描かれていないので魔法使い感は薄いですが
さすが直野先生、エロ描写はばっちりです!
特に魔法使いの失敗での白駆さんがミニマム化してのHがよかったです。
全体を通してみてもエロ度には大満足!
今作はそれぞれの作品のページ数が少なめだった気がするので
次回は厚みのある直野作品をがっつりと読みたいですね
相変わらず直野さん=オッサンですね!!
魔法使いのオッサンが何度も何度も死んでしまう好きな少年を
何度も何度も修正していくお話でした。
その少年が結構ポジティブな感じで、オッサンを振り回してます(笑)
今回確かにオッサンの表題作も好きなのですが中間のお話の方が好きと言うか
それに出てくる(守)といわれる霊獣の緋丸が可愛くて可愛くてvv
その緋丸を操れるのが依人っていう少年だけなんですが
依人の感情によって緋丸が変化(成長)していくのです。
その成長変化で依人がエッチした後の姿がもの凄く可愛いいのvv
勿論本編は白黒なので色までは表現できてないですが
セリフからショッキングピンクと判明!!
(飼いたい…)
ファンタジーってやっぱりいいわ~vv
カバー下も見逃さないでね!!
ファンタジーものは箸休め程度の1、2作品かと思っていたのですが、がっつり4作品+書き下ろし。
表題作「魔法使いの…」2作品。
白駆は私好みの無表情・むっつりでとても良かったんですけどね。
ただ魔法使いの意味がないような気がして…。
どこが魔法使い??と少しストーリーの厚みが足らなかったように思います。
「…とお化けの…」2作品。
世界観ははっきりしてるけど、そのせいで大事な所が端折り過ぎた感じでもっとページがあればと、もったいない感じ。
後、三郎に無駄な期待した私の気持ちの持っていき所がなかったので。
唯一のリーマン物「SECRET NEWS」
これもせっかくの設定が使いきれていない感じ、なのと真宮さんが私好みじゃなくて、やっぱり残念。
Hシーンは十分満足なので、コミックス1冊分のお話が読みたかった。
そんな期待を次巻に持ち越す結果でした。
何度も死んでは夢のように生き返っている与一、本人はその事に気がつかず
近所で野菜を作っている白駆に懐きまくる。
この与一くん、かなり粗忽もので危機能力が欠如しているみたいで
後先考えず、危険に飛びこんで瀕死になる事体にいちも陥る。
それなのに不思議、いつもそれは夢の中の出来事みたいで目覚めるといつも
布団の中だったりするのですが、夢で白駆に別れを告げられた時に全ては
事実で、自身が何度も死んでいる事に気がつく。
白駆はその度に魔法を使って与一を助けていたりする。
形あるもの命ある者はいづれ壊れ死ぬ運命だと解っていながら尚死なせたくないと
思ってしまう程愛しい相手とのコミカル風味もある作品で面白い。
与一くんの粗忽さは最強だと呆れるくらい筋金入りで白駆の苦労は
一生終わらないのではと思える大人風味のファンタジーで
同時収録作品もそれぞれ味があっておススメの1冊です。
登場人物達の醸し出す幸せオーラに当てられ、
細かい所にツッコミを入れる野暮は既に放棄して
いる評者です。
設定と言うのは確かに大事なんでしょうけど、
物語の性格によっては余り設定が細かすぎると
本筋を見落とさせる事になりかねないのだな、と。
これは表題作だけではなく全収録作に言える事ですね。
そう言う大雑把な読み方の方が味わい深くなる作品も
世の中にはあるのです。
考え込み過ぎると魔法使いの涙の薬効について
つい一晩中考えかねない羽目になるでしょうから。