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Renta!で1冊丸ごと無料だったのでお試しに読んでみました。
作家さんはどの方も今まで読んだことがなかったですが、気に入ったお話がいくつか。
それらをピックアップして少しご紹介します。
・「レンアイ同居人」平賀ミツナガ
東京の大学に合格し、田舎から叔父の元へ下宿人としてやって来た正太郎。
そこには正太郎の他にも個性的な下宿人たちがいる。
その中の一人、静は生意気で人を寄せ付けない雰囲気なんですが、小動物みたいな正太郎とは何故か普通に話も出来て…
今回は二人の出会い編でお話はまだまだ始まったばかりという感じですが、純粋で小柄で可愛い正太郎とメガネでツンとした雰囲気の静の今後が気になります。
・「誘惑ツンデレーション」間宮法子
真面目な眼鏡サラリーマンxチャラくて軽い男
攻め様の大学の恩師の葬儀でその恩師の孫だという受け様に出会うお話なんですが、このお話がこの雑誌で唯一、一話で完結したお話でした(もしかしたら続くのかもしれませんが)。
亡くなった恩師から手紙で「(孫を)よろしくお願いします」と頼まれた龍之介。
真面目な彼は自分とは全く性格の違う春樹と友人付き合いを始めるのだが、尻が軽い春樹に振り回されて…
今まで一度も真面目な恋愛はしたことがないような雰囲気の春樹が、本当の恋人が出来たらもしかしたら結構一途なのかもしれないと思わせる雰囲気があって萌えました。
・「結んで、ほどいて、キスをして」三月えみ
同級生の再会もの。
同級生が何名か登場するのですが、少なくともこの回では誰と誰がカップルになるかはまだ不明(ただカラー絵で窺えるのみ)。
ただ、主人公が仕立て屋ですよ(私、仕立て屋好きなんです)。そしてヤクザになった同級生ですよ。個人的にこのシチュ大好物なので、それだけで先が気になるお話です。
商店街の再開発計画で立ち退きの危機に晒されているという状況なので、シリアス系です。
・「美しいきみ、月の華」後編 吹屋フロ
前編を読んでいないのですが、この後編だけで泣けてしまった。><
この雑誌の中では一番好きだったお話。
史実を元にして描かれたと思われます。
時代は平安末期。平経正(平敦盛のお兄さん)と経正が稚児として預けられていた仁和寺の僧とのお話。
平家一門の悲しい運命と相まって、とても切ないお話でした。