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すごく好きな、『君とパレード』の続編です。
『君とパレード』がシアワセな終わり方だったので、ほんわか気分で読破した後に、こちらの作品を知りました。
レビューを読まないようにしてましたが、ちらっと目に入ったレビューで、読む気が。。。
このままシアワセなままでいて!そんな思いがあったので、上下巻購入してから、読もうと思うまで数ヶ月。
やっとこ手に取りました。
二人のシワアセな生活を見るのが大好きです。そんな場面もあります。赤星くんが10年たっても、可愛いし、敬語使ってるし、小児科医だし。菊池くんは変わらず普通。そこがいいんです!
赤星くんと同じ病院の久住先生が、いい感じで出てきて、赤星くんに惚れちゃうんじ
ゃ?!など、ドキドキしながら読みました。
やはり、中盤から嫌な雰囲気に。。。
でも、やっぱり読んで良かったです!
下巻まで読みました!
読んで良かったと思えます!
ぜひ、2人が好きなら、読んでください。
こちらの作品の前作を読んでいなかったので、最初数ページはあれ?と戸惑いましたが、すんなり話に入っていくことができました。
が、、とにかく切ない!!切ないです。切甘というよりは、”切なさ”一本です。
(上)なので(下)でハピエンになることを期待しますが、胸が締めつけられるような思いでした。
気持ちにすれ違いが生じ、目を合わせてもらえなかったり、手を振りはらわれたり…すごく苦しい。。智沙くんを思わず抱きしめたくなりますTT
しかし、自分のことで頭がいっぱいになって、相手の立場になって考えられなかったり、無意識に相手を傷つけてしまう秀緒の気持ちも分かります…(しかしやはりBL攻めキャラは男らしい人が理想!なのが本音。笑)
そんな二人を見守る(?)久住先生が一番カッコ良かったなと思いました。笑
次作でもきっとおいしいところを持っていってくれるんだろうと期待してしまうような、もはや久住先生とくっついた方が幸せになれるんじゃ…?と思ってしまうような、それくらい最後数ページには痺れました。
冒頭でも言いましたが、全体としては本当に”切なさ”を求める人にオススメの作品だと思います。
こっ・・・・・ここで終わりますか・・・・・・・!!!
せつない・・・・!!!
思わず取り乱してしまうほどの、です。
私の心まで壊されてしまいそうな。
よくモノローグにあるフレーズですが、それをまさか体験させられようとは!
それを計算に入れてのことだとしたら、これはひとつのエポックメイキングではないでしょうか。
読了直後なので、まだ取り乱しているのかもしれません。
それにしても、よくBLで描かれる感覚を読者に体験させるというのは、並大抵のことではありません。
衝撃の切れ間、という意味では、是の浅沙利が白紙になったラストもかなりの衝撃ではありましたが、これはさらに新しい要素を含んでいる。
どんなに波乱万丈があったとしても、メインカップルの両想いは鉄板であるBLにおいて、そしてだからこそどんな悲劇もある意味安心して読んでいられるBLにおいて、これは。何かを突き付けているのでしょうか。
時折挿入されるモノローグで、晴れて一緒にいられるようになった二人の生活の描写の上に常に黒雲がかかっていました。これまでほのかにひそやかに香らせる程度であった、小嶋ララ子さんの見せる闇の気配が、この作品ではしっかりと表に出てきました。
そのことだけでも、この人はこの作品を通じて何かをしようとしているように感じます。王道のBLらしからぬ展開もその一つなのかもしれません。
続編の展開いかんによって、この作品だけでなく小嶋ララ子さん自身もなにか大きな展開を迎えそうな気配を感じてしまいました。
これを描ききったら、小嶋さんはなにか大きなものをひとつ越えるんではなかろうか。
これはもう、息をのんで続きを待つしかない。
続編で神以上の評価をつけたくなるような作品に昇華されることを願ってやみません。
最後に、好みはそれぞれあるでしょうが、少なくとも私という人間をここまで熱くさせてくれる作品であったことを書いておきたいと思います。
こういう衝撃があるからこそ、BL読みはやめられない。
前作も読んでいるはずなんですが、、、
なんで前作はレビューしていないのかなぁ、、、。
この本も、感想が書きにくいタイプのお話で、、、。
ばっさり言っちゃうと、この本って、優柔不断なダメ男が逃げ腰になるお話?なのかな。
「臆病な大人のメロウ・ラブ」
誰にでも優しい臆病者。
9年も付き合って一緒に住んでいても、結局のところは、智沙のがんばりにただ漫然と甘えていた秀緒が、いざとなったら保身に走って、恋人にも自分にも、ちゃんと向き合うことも出来ずに逃げ回る。
こんなヤツさっさと捨てられっちまえ!
ってな感じで、イラっときたけど、結末が気になるから、続きがでるまでは判断は保留。
ララ子さんのほんわかふわふわがとても好きだったのですが
最近の作品は怖くてもう読むことはなくなってましたが
この作品は続編の為購入しました
付き合って数年しそれぞれが互いを思う気持ちのずれがあるのも
不安に思うのも、とっても自然なこと。
ストーリーとしては普通に読めたのですが、読む私の気持ちがもう
後ろ向きになっているのかもしれないのですが
幸せを感じなくなってしまいました。どこかに黒く渦巻くものが
覆われているような・・・
家族がいないから家族になってほしいといった真意は甘えのような気もするし、こんなに同じ年月をかさねてもその背景がみえなかった2人ってどうなのだろう。
下巻も一応よむと重いますが
気が重いです。
すみません