花束を抱く男

hanataba wo daku otoko

怀抱花束的男人

花束を抱く男
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神8
  • 萌×215
  • 萌19
  • 中立3
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
15
得点
160
評価数
47
平均
3.5 / 5
神率
17%
著者
高久尚子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

原作
雪代鞠絵 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
価格
¥667(税抜)  
ISBN
9784344830141

あらすじ

偶然見かけた、白い花束を抱え涙を流していた男・陣内は医者だった。次第に惹かれていく高校生・裕だったが……!?

表題作花束を抱く男

外科医 陣内慎二
高校生 相沢裕

その他の収録作品

  • あとがき(描き下ろし)

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レビュー投稿数15

閉じた心を開いてくれた恋。

設定タグだと、「精神的負債」これに尽きます。陣内はなぜ、そんなにも冷たいのか。この男の過去がだんだんと表れていく物語です。壊れてしまった、心の再生、というと簡単になってしまいますが。
裕は「恋がどんなに激しく狂おしいものか 」まだ知る由も無い、ほんの小さな子供なのだ。知らずに陣内に寄り添っていくことで、彼はきっと大人になっていく。
大人は何も知らない子供たちを消費するしか、その心を守れないのだろうか。と、いうような事を少し考えてしまう。せつなくて。裕がそんなに弱い、守られるだけの存在では無い、強い子であることは分かるんだけど。非力な子供である裕の優しさが全てを解決に向かわせる。優しい心というのは、どんなものよりもきっと強い。
ところで、同級生(委員長)と普通に友情、あるいは恋を育む、という選択も 裕にはあったかと思うのだ。(委員長は気づいてなかっただけで、自分の恋を自覚した途端失恋します。)この時期特有の大人の男への憧れが強い気もして。とても危ういですが、陣内は「俺は多分どんな卑劣な方法を選んでも、お前を失うまいとするだろう…。」と、黒々しいモノローグを吐いているので、(怖いよっ‼︎)この後は 溺愛執着攻めと化してくれることでしょう。
ちょっと辛い、痛々しい事件を挟むのでダメな人は要注意です。
もろもろ解決してからの、陣内が裕を抱くとこは甘々ですが、ちょっと陣内の必死さが伝わる(高久先生〜好き〜!)表情がたまらんです。

0

歳の差カップルが好きなら

歳の差カップルとして、年上の男前な感じも、学生の可愛い感じもすごく出ててよかったと思います。

受けである裕は不器用で要領が悪く、自分の事が好きになれない、でもまっすぐで無意識なのかもしれませんが、他人のことで一生懸命。それがもうものすごく可愛いです。
しかしストーリーはだんだん不穏なものになっていきます。
雪代さんの小説で前にもDVものを読んだことがあるけど、真剣な暴力って漫画で見るとすごい迫力ありますね。しかも子供相手にだから、ほんとに怖かったです。

このお話は裕がベッドシーンでも本当に可愛く描かれていて、子供なのに色っぽいし子供らしい小さい感じや柔らかい感じも本当に素敵でした。あとがきで16歳てどう描くの?て書かれていましたが、ホントに素晴らしく可愛いです!
本音を言うと、高久尚子さんは(挿絵はともかく)漫画は間の取り方とかの癖がちょっと苦手なところもあるな~と思ったんですが、今回は作画を担当されたのがこの方で本当によかったと思いました。
強いて言うなら、いまどきの16歳より大分幼く見えましたけど。精神が^^;
でもそれは女性向け作品だとよくあることですね。

裕が恋した医者・陣内とその友人大智・そして陣内の昔の恋人の三角関係に裕が巻き込まれる、少しバイオレンスなお話です。
巻き込まれたというか、裕が陣内に恋した上、おせっかいなので巻き込まれにいった感じです。

裕が色々痛々しい目に遭うので、バイオレンスな展開がダメな方は避けられたほうがいいかもしれません。それにしても最後まで腑に落ちない、裕に色々しかけてくる大智と陣内の関係・・・。
「陣内が自分に何をされても何もいう権利はない」と大智はいいますが、納得して付き合っていた恋人同士だった2人に何があってもそれこそ大智に何か言う権利はあるのか?と問いたいところ。
本当に陣内が大智に逆らえないのだとしたら、本編で書かれていないもっと深く狂った重い関係ややりとりが、陣内のなくなった恋人を挟んであったのだと思いたいのですが、(そうでなければ 黙って陣内が従っている理由が薄すぎると思います)そこまで伺えるエピソードがなかったように思います。
そのあたり最後まで納得できなかったです。

すごく嫌われているのかと思えば会話は普通にしているし普段は中良さそうだし泊りにも来ているし・・・本当に危ない人なら陣内がやすやす裕を近づけさせるはずもないし(実際裕は危険な目に何度もあうし)
「俺たちはおかしいんだ」と大智は言っていますが、この2人の関係をちゃんと分かり易く読み手に整理をつけて描いていないところが重大な欠点かなぁと思いました。

大智のことや、精神的な痛みで入院していた委員長のことなど、え、もう終わりでいいの?みたいな、いろいろ語り尽くされていないところもあると感じたのですが、それでも十分分厚い本だし、このくらい詰めるので限界なのかもと感じました。
1冊でまとめるには少しハードな内容だったのかもしれません。

だた、ストーリー、イラストのクオリィ共に私は高い作品だと感じました。

1

小説は出てるの?

裕(受け・高校生)が、陣内(攻め・医師)と歩道橋ですれ違ったことから話が始まります。こういう、小説で出せない雰囲気を読むと、漫画って良いなぁって思います。

原作つきコミックは、小説をコミカライズさせたのと、原作は作家さんですが小説になっていないコミック作品があるのですが、これは後者ですよね?

内容が多くて読み応えはあったのですが、感情をもっとゆっくり綴って欲しかったなぁと思います。友部も陣内に持っていたのは憎しみだけじゃなかったんじゃないかと。

ラストの陣内の心中からの続編も含めて、小説で出して欲しいです。読みたいです!

5

読み応えあるのに微妙な感じが・・。

まるごと一冊がひとつのストーリー。

絵もキレイですしお話も落ち着いています。
色々な要素がいっぱい入っていました。
憎しみだとか恋人の死だとか友情だとか。

でも・・・せっかく入っている要素が、
コレの意味はどこだ?という事がいくつかあったように感じました。
原作が小説だからでしょうか??小説をコミックにすると、
ページ数的にどうしても間引かないと・・・となりますよね。

小説は読んでいないので、小説読んだら解るのかしらっ^^;
なんだか、ほんの少し惜しいような残念なような、気がしました。。

1

歳の差

いやまぁ、かわいいよ。かわいいんだよ。
厚さの目立つコミックスで尺も多いと思うのだけれど
読後としては「え?」と思ってしまうほどちょっと薄め。

主人公は高校生。
白い花束を抱いて涙を流す男に目を奪われる。
その相手とはわりと近いところで再会し、少しずつ距離が縮まって~
という流れ。
恋人の死という過去のトラウマを抱え
花屋とのアレコレ。
イベントはわりとある風なのだけれど
最後わりと駆け足だったかなとも思ってしまう。
恋人との~もわかるのだけれどそんなに濃くはない。
全体的な雰囲気がふわっとしているためか、
ふわっとした印象で終わったしまったのが残念でした。

とはいえ、最初からやさしい雰囲気で
ゆるっと読める感じとお話のつくりは嫌いじゃない。
委員長がなんだかんだ失恋してるところもクスっときてしまう。
ちゃんと最初から正直にならないからよwっていうな。
原作付のこの作品。文章で読めばもっと
細かい心理描写まで追いかけられるのかなとか
じつはこのときこんなエピソードがとか。
あっても面白かったかなと思いました。

3

健気系

一応、高校生祭り中
高校生君が、街ですれ違った花束の男に一目惚れする話。
ワケあり風の大人の男を、天然健気攻勢でゲットだぜ。

嘘です。
全然、そんな軽いノリのお話じゃあありません。

ガチの健気ちゃんが、大人のこじれた三角関係に無意識無遠慮に踏み込んで、ハッピーエンドに引きずり出すお話。

えーっと、まず、この主人公の裕みたいな、ネガティブ且つ善意の固まり、みたいな子どもはどちらかというと苦手なタイプ。
で、いい大人のクセに過去の傷を引きずってるような陣内先生も萌られないタイプのキャラで。
この二人がくっついちゃうのは、、、。
個人的な好みとしては、陣内はきっぱりと裕を拒絶して、裕も恋する自分の酔いから目を覚まして、委員長君とくっついて、ほのぼのお付き合いする結末がいいんだけど。
まあ、これはあくまでも私の好みは、って話。
作品としてはとてもいいので、こういう健気な子どもに大人がマジではまる切ない系のお話がお好きならオススメ。

2

もう少し先が見てみたい

不器用な高校生、裕。
委員長のお見舞いに行く途中にすれ違った白い花束を抱いた男、陣内に恋をします。
陣内は委員長の主治医。

素直なのか天然なのか・・・
思ったことをなんでも口に出してしまう裕、ちょっとそれ聞いちゃう?
でも、優しくて一生懸命なところは好感が持てました。

前半、陣内に何か悲しい過去がありそれがその花束と関係あるのかな・・・
というのはわかりましたが、話が急展開してまとめた感がありました。
内容がラブストーリーではありますがシリアスで生や死がテーマにあるので
ほかの方も書いているように、もう少しゆっくりしたテンポでもいいなと思いました。

最終的に裕の幸せな笑顔が見ることができ
陣内先生も、これから明るい未来が待ってるような終わり方で良かったです。
可愛そうなのは委員長・・・♥が割れてた・・(T_T)

完結なんでしょうけど、もう少し先が見てみたいです。

3

表紙とタイトル

タイトルと表紙の構図がすてきだなぁ、と手に取った一冊。

何をやってもどんくさい高校生の裕が、
いつも面倒を見てくれる委員長のお見舞いに行く途中で
偶然見掛けた、白い花束を抱えて涙を流している男。
彼は、原因不明の足の痛みで入院中の委員長の主治医の陣内だった。
一目で彼に惹かれ近づこうとする裕だが、陣内には何かいわくがありそうで……

雪代鞠絵さんの描く物語は、可愛らしいのに結構えぐいところがあるが、
これもまた然り。
健気受けは時にはイライラさせられるのだが、この裕は可愛くて許容範囲。
切なさもあるストーリーとと高久尚子さんが絵のコラボは、
悪くないし、黒髪白衣の陣内はすてきだ。

全体にシリアスで、これだけ厚さもあるんだが、
それでも後半の花屋の友人・友部との関係はB級ドラマ的展開というか
ちょっと端折り過ぎで展開が速く、
もっと陣内や友部の心情や葛藤が描かれていると、腑に落ち易かったかも。


4

何かと惜しい・・・

雪代さんは好きなんですが、雪代さんの原作つき漫画は好みがハッキリ分かれてしまいます。
ただ、こちらは決して『もうダメ!』ではないんですよ。↑レビュータイトル通り『惜しい』んですが、確かに個人的な好みの要素が満載なんです。

『年の差(年上攻)』『高校生・健気受』いいですね~、ものすごく好きな設定です。もうこれだけで楽しみでした。
雪代さんの年の差・健気受っていうので期待し過ぎたというのもあるかもしれません。


キャラクターは、裕(受)はこの上なく健気で、ちょっとその演出がわざとらし過ぎる(わかりやすく表現されたんでしょうが)と感じるところはあっても結構好きなタイプです。

私は、受がネガティブでも自虐的でも一向に構わないんだけど、要領の悪過ぎるキャラクターはダメなことも多いので、裕も特に最初の方でイライラさせられる部分はあったんですが、結果的には大丈夫でした。やっぱり健気受大好きなので。

陣内(攻)も『いったいいつ裕を好きになった!?』というくらいに心の動きが読み難いキャラクターでしたが、(私の大ッキライな)『聞く耳持たずの傲慢な俺様』じゃないのでそれだけでもいい。
イヤ、それは極端だとしても、こういう寡黙な大人って感じのキャラクターもわりと好き。

この2人のラブそのものはいいんですよ。基本的な設定はすごく好みなんです。

ただ、こう言っちゃあなんですがそれ以外(ラブの周辺)が何かと空々しく思えてしまったんですよね。

特に、陣内の過去(陣内の友人・友部との拘りの元)の事情に、大変申し訳ないんですが『その程度で何を・・・』と感じてしまった時点で、せっかくの切なさに浸りきれませんでした。←三角関係自体ではなく、直接の原因が。単なる事故じゃね~のか!?と思っちゃったってことです。

さらに言うなら、個人的にこういう友部のような身勝手(と感じる)な病んだキャラクターがすごく苦手というかキライなので、ラブ以外の部分でウンザリしてしまったんですよ。
まあ、裕側の脇キャラクター(気の毒な委員長とか)はいいんですが。

う~ん、いろいろと詰め込み過ぎですべてが駆け足に感じましたね。

とにかく、このストーリーをいくら分厚くても1冊で描くこと自体にもう無理があるんじゃないかなぁ。基本設定がいいと思う分、何かと物足りなくてもったいない気がしてしまいました。

これ小説で、もっとしっかりじっくり書いてもらえたら、また違ったかもしれません(もちろん、漫画でもっと長くいろいろ描き込んでもらえたらそれでもいいんですが)。


高久さんは、挿絵はともかく漫画はこちらが初めてでしたが、正直好みとはまた違うものの絵はよかったんです。ホントに悪くない。

アレコレ言いたいことはありますが、作画ではなくあくまでも原作の問題です。雪代さんのこういうトーンは好きなので、余計に要求が高くなってしまうのかもしれませんけどね。

評価は迷いましたが、メインのキャラクター・ラブは好きなので『萌』で。

6

カバーのカラーが素敵です

ルチル本誌で連載第1回目を読んで面白そうだな・・・と思っていた作品。
コミックになるのを待っていました。
医師の陣内と出会うために裕は病院へ行かないと・・・ですが、入院している委員長と裕のやりとりその繰り返しが本編とほとんど関わらないのでもう少しそのあたり短くても良かったのでは?
裕の健気さとか真っ直ぐさとかを出したかったのかな?と思わないでもないのですがそのせいでラストが詰まってしまったかな?という印象。
陣内と友部の過去や裕の話を主に持ってきて欲しかった。
特に友部が裕に暴力をふるったあとのエピソードが裕からのあれだけというのはわかりづらい。
最後のなし崩しにハッピーエンド?が少し残念でした。

評価は中立でもよかったかな・・・と思いましたが、高久さんの作画は素敵だったので萌にしました。

3

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