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この巻は付き合いはじめた三朗くんと優慈さんがぜ〜んぜんHできない!というお話。
可哀想だけどなんともおかしくて。
豆腐屋さんで家族がいつもいる三朗くんと、お寺で休みがない優慈さん。
2人っきりになりたくて初めてのドライブデート。
色んなアクシデントがあるけど、一層気持ちが寄り添っていくふたり。そしてついにラブホテルへ…
…ここは小鉄子先生ですから!Hできないんですよね〜。
まだまだ焦らされますよ!
善人と賢慈の方も、じわじわ〜っと。
賢慈は相変わらず残酷ですが、なんだかんだ食事に行ったりしてます。が!
どうやら賢慈に過去のオトコが…!しかも賢慈が引きずってる⁉︎で、そこを善人が見ちゃう⁉︎
…という波乱があって、引いた善人を賢慈が追う場面が!しかも、しかも、
キス!ですよ…賢慈からのキス!
ここで俄然「善人x賢慈」の行方が気になってきましたよね…
付き合って1ヶ月の三朗と優慈。
いい雰囲気になると様々な邪魔が入るという
奇跡的なタイミングの悪さを実感してしまうふたり。
ならばと計画を立て遠出をしての念願の初デート、
からの…とうとう…かと思いきや優慈のおしり事情に
よりおあずけです。
三朗には気の毒ですが、うん、ええよ、ゆっくりでええよ…と
仏顔で見守りたくなるふたりです。
そして賢慈サイドには過去に賢慈と関係を持ったという
お洒落チャラ坊主の諒一が登場してよっちゃんは
気が気ではなく。
賢慈の理不尽な振る舞いにも振り回されて…
さらによっちゃんのかわいい作戦に振り回されてもいた
賢慈から不意打ちのキス。
調子に乗っておかわりキスをしたよっちゃんを
賢慈がぶん殴ったのはまあ想定内でしたが、
思ったよりガチめだったのでちょっとかわいそう…
でも本人は幸せそうだったので何より…ですね。
優慈の初々しさと賢慈の素直じゃない性格が際立った
2巻でした。
2巻も、舞台になっている町の雰囲気や、優慈くんの雰囲気にほのぼのほんわか癒される一冊になっています。
お互い実家暮らしだし、近所の人達とは顔なじみだし・・・という環境の為にHに進めない純朴カップルの優慈と三朗・・・しかもお坊さんと商店街のお豆腐屋さんの子という事で、お互い休みを合わせてデートに行くのもままならない状況・・・
でも、ついに2人で遠出できることになって・・・
デートの時の優慈君が天然だけど、空回りしちゃったりとかして、なんだかその様子が可愛かった・・・
そして、成り行きでホテルにも行くのですが、最後までするに至らず・・・「お経唱えていいですか?!」には笑ってしまいました。(本人たちは至って真剣なのですが・・・)
そう簡単に最後までなかなかできない状況が私にはとても楽しいです。
しばらくはこの悶々とした状況と初々しさを堪能したいです。
そして、優慈の兄、賢慈の過去も明らかに!!!の今作。
同級生で元カレ、同業者で、既婚者・・・という諒一が登場して、動揺してしまう姿に、鬼畜守銭奴とか言われている賢慈の本当の姿(臆病で繊細で・・・)が垣間見られた感じがしました。
一巻に引き続き、メインのカップルお豆腐やさんの三朗とお坊さんの優慈くん。二人がキスから先になかなか進めないのです。でも、二人とも恥じらいつつもお互いストレートにしたいって態度をとってるので、変な誤解とか駆け引きとかなくて爽やかです。
メインに加えて、クリーニングやさんのよっちゃんと優慈の兄、賢慈のお話も。
優慈と反対で小悪魔みたいな賢慈、そんな賢慈にメロメロで、振られても振られてもガンガン攻めまくるよっちゃんが健気です。
やっぱり、こういう普通っぽい、純愛っぽいのが読んでいてニヤニヤしちゃいます。
3巻からの逆読みでしたが、優慈さんは三朗君と良いHができたらいいね。パニックぶりが相当なのでたまに苦笑ですが(゜゜)
やっぱり気になるのは賢慈兄さん&善人CP!恋のきっかけは案外他愛ないものだったりしますが、それだけだったら続かない。善人さんは、賢慈さんそのものが好きなのでしょうね。賢慈さんも、罵倒しつつも会えないとイライラして自ら会いに行こうとしたり自分からキスしたり…。口では何とでも言えますが、行動は嘘をつきません。賢慈さんも善人に惹かれているでしょう。だって、ピュアで一生懸命で不器用で一途なよっちゃん(善人)、魅力的だもん。笑われないよう小ズルくなってる男よりよっぽど品がいい。好きな男の前では、どうしても格好悪い所見せちゃうし。賢慈さんへの愛を通して成長し、賢慈さんの気持ちを温かく包み込める包容力、どんどん発揮されてくると思うし。早く賢慈さんとよっちゃんが身も心も結ばれる感動のシーン(H)が見たいです!賢慈の元カレが出てきたのは、賢慈がよっちゃんの愛によって過去の痛手をようやく清算できるからかと。今更元カレと賢慈のゴタゴタなんて要らないし(元カレも僧侶、そして既婚者。なのにあのチャラさは、ナイ。失った恋を時間をかけて処理してる賢慈を何だと思っているの。賢慈の心を何だと思っているの)、仏教会で2人が昔の話を完全に過去のものとして静かに語らってる姿が見たいと思います。ツル坊主:「賢慈、アイツ(善人)いい奴だな」賢慈:「(善人の事考えながら優しく笑って)あぁ…」みたいな。元カレさんには大人しくしておいてほしいです。折角設定が僧侶だし、切ない純愛が読みたいの。優慈&三朗CPはほんわかのんびりと、ホロ苦く甘い賢慈&善人CPは強い愛情で結ばれて…2CP共うんとハッピーエンドで!!お願いします。(善人への気持ちが溢れた時、賢慈が優慈にキレるシリアスな場面があるかも。「寺の後継ぎだどうだとかもうどうでもいいよ!お前に全部くれてやるよ!!俺だって人好きになる権利あるだろ!!善人とずっと一緒にいてぇよ!!」て。ま、物語だからその辺りは上手くまとめてもらって…) 賢慈&善人と優慈&三朗の、切なくて甘美で胸がギュッとなるハッピーエンドを願っています。