鳴神組の双璧と呼ばれる武闘派の真砂と頭脳派の千郷。二人はある事件に巻き込まれ…!?

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表題作B.B. con game

真砂半次郎,鳴神組若頭補佐(33)
蜂栖賀千郷,元財務官僚・鳴神組若頭補佐(33)

その他の収録作品

  • あとがき(水壬楓子)
  • あとがき(周防佑未)
  • カバー下・「車中にて。2」

あらすじ

鳴神組の双璧と呼ばれる武闘派の真砂と頭脳派の千郷。身体を重ねる二人だが、甘い雰囲気とは無縁で…。そんなある日、敵対組織が絡む事件に巻き込まれることになり…!?

作品情報

作品名
B.B. con game
著者
水壬楓子 
イラスト
周防佑未 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
B.B. baddie buddy
発売日
ISBN
9784796405515
3.9

(22)

(5)

萌々

(12)

(3)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
84
評価数
22
平均
3.9 / 5
神率
22.7%

レビュー投稿数3

読みやすい

さらっと読めて面白かったです。
千郷と真砂の会話のテンポは相変わらず面白くて、対等な感じがすごく楽しい。
千郷の気持ちが真砂に向いていく過程もわかりやすく無理のない感じが良かった。
前回は先代の存在感というか、イイ男すぎて真砂の良さが目立ってませんでしたが、今回はちゃんと見せ場があり、とても彼らしくて楽しめました。
まだ先代と真砂を比べてしまう千郷ですが、それもまた今作の魅力なのかなと思います。
ぜひとも続編が出て欲しいです。

3

ピリッと

実はスピンオフである「氷刃の雫」から読んでしまったのですが (とても楽しませていただき萌2)
どうやら鳴神組の双璧と呼ばれる若頭補佐の二人の話がある!そっちが先!ということで、baddie buddy、con game を読ませていただきました。
二冊通しての感想です。

水壬先生というとTHEオヤジ攻め、オヤジの魅力溢れる作品が沢山ありますが、同い年CPもとてもいい!しかもバディですから尚更いい!

先代がカッコよすぎる男だったので、千郷の気持ちが完全に真砂に動かないのも素直に頷けちゃう。
先生もあとがきでおっしゃってますが、当時も先代人気が高かったようですね。
しかし私は最初から真砂派。
成り上がりの武闘派ヤクザなのに実に可愛い男。
先代のイロであった千郷が欲しくて、ずっと指を咥えて待っていたような男なんです。

二人の甘くない恋愛の部分と、事件、そしてピリッとした台詞回しに大変萌えさせていただきました。

前作 baddie buddy 神
今作 con game 萌2

2

ラブストーリーを読んだ気がしないんですけど・・・

『B.B. baddie buddy 』の続編になります。

あとがきでも言われていましたが、水壬さんは基本的にメインキャラクター・CPが移り変わって行くスピンオフスタイルなので、同一キャラクター・CPでの続編は珍しいですね。


それはともかく、個人的に『ヤクザもの』も『バディもの』も『事件もの』も『キャラクターの年齢が高め(特に同年代同士)』も悉く苦手なので、読んでてまったく入り込めませんでした。
その上、とにかくキャラクターも好きになれないので(特に、千郷が『受キャラクターとして』かなりダメなタイプ。『ヤクザ受』がもう無理だし)、何から何まで好みの要素がひとつもなかったんですけどね。

正直なところ、前作も個人的にはまったく好みじゃないんですが、それでもこちらよりはマシだった気がします。読み返す気はなくてもそれなりに面白かったし。
まあ前作は、設定的にも『メインCPのラブはこれから~』って感じだったので先への期待も込めての評価でしたが、結局こちらでもラブが足りないことこの上なかった。

タイトル通り『con game』 ってことで、騙し合いを主軸にしたストーリーとしてはなかなかスリリングで読み応えあるのかもしれませんが、私はBLを読んでたつもりだったんだけど・・・いったいこれは何?
え~、これはホントにラブストーリーなんですか?←H(描写)がないわけじゃないですよ。


『ヤクザもの』あるいは(ちょっと違うかもしれませんが)『事件(仕事)もの』がお好きな方なら、これは面白いんでしょうか。

申し訳ありませんが、何とか読了するのが精一杯でした。私には何がどういいのかさえわからなかった。

前作も合わせて再読はないでしょうし、このシリーズでさらに続編が出るとしてもこれ以上読みたいとは思いません。←組長のスピンオフならちょっと考える。

久し振りの新刊だったのに正直ガッカリでしたが、それでも『まあ、あの続編だから・・・』とあまり期待してなかったので、ダメージは最小限で済みました。
イラストの周防さんもすごく苦手だから余計ですが。

水壬さんが好きだから作家買いの一環で買っただけなんですが(他の作家さんなら設定・あらすじだけで絶対手にも取らない)、やっぱり無理・残念でしたとしか言えません。

ただ、もちろん『ヤクザもの』や『事件(?)もの』そして『対等な大人同士』がお好みならまったく別なんだとは思います。←私は全部ダメ要素なので。


前作に引き続き、カバーを外した下にSSがあります。しかし・・・せっかくならもう少しくっきりはっきり読みやすくできないんでしょうか。ピンクの小さな文字、ちょっと読みづらいです。

6

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