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表題作どっちの蜜が甘い?

花井マナミ,ネガティブ高校生・受の親友の双子の兄
名取大輔,匂いフェチの高校生

同時収録作品スタァ★誕生

臼田明義,平凡な銀行員
片瀬次郎,俳優

同時収録作品スタァ★失格 / スタァのその後(描き下ろし)

奥田真之介,元俳優・飲み屋の店長
長谷川慶,若手NO.1俳優

その他の収録作品

  • あとがき。(描き下ろし)
  • カバー下:ハチミツ食べたいな(ハチミツの美味しい食べ方イラスト)

あらすじ

進学校に通う高校生・花井マナミは、
背は高くイケメンなのに、性格が超ネガティブ。
社交的な双子の弟とは似ても似つかない(涙)

そんな彼の目の前に現れたのは、弟の親友・大輔くん。
可愛い顔して匂いフェチの大輔くんに、
首すじをクンクンされて、エロい匂いがする…と
ウットリした顔で言われると、もう理性が持ちません……!!!?

無自覚イケメン×匂いフェチ男子の初恋
他、一般人×人気芸能人のすれ違う恋を描いた
読み切りも収録★描き下ろし付き♪

作品情報

作品名
どっちの蜜が甘い?
著者
北別府ニカ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
発売日
ISBN
9784832288935
2.9

(10)

(0)

萌々

(1)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
27
評価数
10
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数5

同時収録がおすすめ

北別府ニカさん、結構読んではいるのですが、表紙や扉絵は好きなのに本編とのギャップが…。
どうしてこの可愛い感じや涼しげな感じの目が、本編になるといつも見開いているみたいになってしまうのか…。残念です。個人の意見なので悪しからず。

北別府さんの作品で足フェチものもありましたが、今回はにおいです。
二卵性双生児の兄と、弟の友人。
目を惹く外見に明るい性格、頭の悪さもご愛嬌という弟・メグミと、弟より優れているのは頭脳だけという兄・マナミ。においで弟と間違えた友人・大輔と友達になるべく奮闘した結果、恋人になったよ!という話でした。
恋人になるまではわりとすんなり行くのですが、恋人になってから大輔のにおい好きのせいですれ違ったり、大輔の影響で硬さの和らいだマナミが女子にラブレターをもらうというイベントがあったりします。
「どこが好き?」と聞かれて答えられなくて、でも考えに考えた結果会いに行けるマナミの行動力が素晴らしい。

おすすめは同時収録の「スタァ誕生」です。
下積み時代に知り合って、同居して支えてきた恋人と人気が出始めた俳優の話なのですが、まあ、切なかったです。胸がキリキリして涙が滲みそうになりました。
普通の社会人と華やかな芸能人。相手のために身を引くというのは美しい自己犠牲のようであって、相手の意思を無視している場合は自己満足でしかないんだな、としみじみ。
この段階よりも人気が出ても、周囲にのろけ続けてくれるような関係でいてほしい2人でした。

もうひとつ、「スタァ誕生」で出てきた子の仲の良い俳優の話が収録されていますが、こちらは初恋の相手に会うという話でした。あまり萌えず。

「スタァ誕生」を読んでくだされば!
それだけのためにレビューを書きに参りました。

0

ニオイフェチ

クンクン匂い嗅いでます。

主人公の大輔くんが小動物みたいで可愛い。
ネガティブなマナミはムッツリスケベでした。

二人のメールのやりとり
興味あること聞きなよと大輔くんが言い
考えた末のマナミの答えはパンツ何色?
ですからね。

勉強できる人=変態って思っちゃうわ。

大輔くんも一瞬顔をしかめたものの画像添付までしてくれてます。

マナミの匂いがよっぽどお気に入りなのか、マナミの匂いを嗅いでたぶん3秒しないうちに夢の中です。

カバー裏にハチに変身した大輔くんがお料理講座?をやってます。
ベーグル焼いてクリームチーズと蜂蜜たっぷりの美味しそう。

可愛い話でした。

0

さらりとこってり

カバーを観てアレ?と思われた方、ご安心ください。
本文の画風はいつも通りのこの方です。
ただ、展開方法が若干拍子抜けかも知れません。

とは言っても突拍子もない展開ではないのですが、
この方の場合寧ろそつのない展開の方が読者として
拍子抜けして仕舞うと言う。
この表題作がこの方の作品の初読みと言う方に申し上げて
おくと、多分これは希少な方の例ですから。
こう言うゆったりとした理路整然とした展開も評者は
嫌いじゃありませんが、せめて隠し味程度にこの方お得意の
不意打ちどんでん返しがあっても良かったかなと。
そう言う観点から言うと評者にとっては併録作の方が
心地好かったりします。ブレが無いなって感じで。

1

真面目過ぎるとトンチンカンだよね

双子の片割れが攻めですが、二卵性なので性格も容姿もまるで違う。
明るく元気な双子の片割れメグミの友人に突然メグミと間違われ匂いを嗅がれると
言うショッキングに遭遇しながらもその受けになる大輔に惹かれる生真面目マナミ。

真面目タイプって素で変な言動や行動をしてしまうことがあるかもと
匂いフェチのマナミと大輔のやり取りがとても笑えます。
双子だから同じ匂いで大輔お気に入りの匂いがいつしか同じ匂いと思っていたのに
双子の匂いに違いが出る、このあたりが大輔の心の変化でしょう。
ちょっと確認作業をマナミに見られて誤解されたりしますが、
マナミがストレートに匂いを嗅ぐなら自分にしてと必死で告げる姿がシュールだけど
必死な感じが可愛らしくもある。

よく、身体が目当てなんて台詞を聞きますが今回は匂いが目当てなの??ですもの。
ちょっとだけマニアックな雰囲気がする甘い恋のお話でした。

2

誠実だけど不器用ってイイな~

3つのCPのお話が入っていました。
誠実だけれど不器用なキャラが多い印象のこちらの本、
どの作品もサラッと読めるタイプの作品ですが、なかなか粒ぞろいでよかったです♪


■3/5ページくらいが表題作「どっちの蜜が甘い?」で3話。
二卵性の双子の兄(攻め)は、
イケメンなのに取柄は勉強だけ~という口ベタでネガティブ思考の高校生。
ある日、別の学校に通う弟の親友(受け)に、
「匂い」が同じだからと弟と間違われて、身体を寄せられて “くんくん” されて、
弟と同じ「良いにおい」と言われてドキッとしちゃう☆
社交的でリア充な正反対な弟と「匂い」が同じなら、
こんな僕でも気に入ってくれる? 仲良くなれる? そう思って頑張ってアプローチっw

でも攻めはコミュニケーションをとるのが下手くそで、
待ち伏せして校門前で「僕のニオイかいでもらえませんか!?」と大声で言ってみたりw、
初めてのメールは「今日は寒かったですね。明日は13度らしいです。」だったりww
恋をして、
不器用だけど一生懸命で、
ド直球すぎるくらい真っ直ぐに相手を想って、
そうやって変わっていく姿が、微笑ましく可愛いお話でした~


でも一番好きだったのは、
■「スタァ★誕生」平凡な銀行員 × 俳優 
出会った時の受けはまだ駆け出しの俳優、お互いに一目惚れで恋に堕ち、同棲。
話のメインはその2年後、
受けがドラマが当たって人気俳優になって、攻めが自分は不釣合いだと感じ始めて…。
忙しい合間に恋人と一緒に過ごせることをワンコのように喜ぶ受けと、
好きなのに同じ温度で喜べない攻めの、ふたりの心のすれ違いが切なくていいなぁ。
最後は熱い想いが伝わってちゃんとラブラブです~~♡


最後は、
■「スタァ★誕生」の受けの俳優友達(ゲイ)の話、「スタァ★失格」
俳優になるきっかけだった、憧れのお兄ちゃん俳優さんに会ったら~~という展開。
ほんとに昔俳優だったの!?と思っちゃうような普通オーラと、
眉を八の字にして困ったような顔で笑う顔にキュンときました~~


萌え×2寄りです♪

5

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