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一巻は、常盤のことが大好きなのに想いが報われない切なさ。
二巻は、好き合っているのに他の童子に対する罪悪感とのせめぎ合いの切なさ。
こんなに幸せになってもいいのかと、薔が思いやりのある子だからこその葛藤が苦しかったです。
また、今回は視点が多数入れ替わります。
椿→薔→風雅→薔→剣蘭(エピローグ)で、ああなるほどそう思ってるんだ…と、それぞれのキャラの思う所が新たに発見できます。
一巻では薔に意地悪なことをした椿は相変わらず常盤のことが好きだし、風雅が椿を想っていることが判明した時は正直、驚きました。
二巻も薔に不安を煽るようなことを言いつつ、常盤にはいい顔をする…。
他の攻めとくっついて、そこで幸せになってくれよ!と思ったけれど、まさかの風雅。
一巻の感じから総受けを匂わせてきて期待していただけに、少しガッカリ…。
さらに巻を増すごとに学園の背景が明確に…。
一巻と入れ替わりに新しい登場人物も増えたことにより、誰が誰を好きなのかがゴチャゴチャになってしまうので、自分で関係図を書いて整理したりしました(笑)
そして相変わらず最初のページの人物紹介はありがたい…。
メインのカプですが普段は厳格でクールな常盤ですがその分、嫉妬大爆発のシーンがより一層際立って最高でした。
このシーンだけでも読んで良かったと思えました(笑)
エピローグは謎を残す感じで終わったので、早く続きが見たくなります。
それにしても、毎巻バレないかとヒヤヒヤの私。
こういう感覚は滅多に味わえないで希少なシリーズです。
二巻目再読終わりました。
椿が誰かと密会していた、薔が降龍殿で襲われる、杏樹が神子として学園にやって来るという朧げな記憶があったので細部を確認出来ました。
思ったのは「暴君竜シリーズ」は攻めの成長物語でしたが、こちらの「ブライト・プリズンシリーズ」は受けの成長物語なんですね。
それもあってか薔の幼さにハラハラして、何度も繰り返す失敗にイライラしました。
でも結局は常盤が学園に現れてからの薔の反発は、常盤の気を引きたい為だったんですよね。記憶は無いのに無意識に執着していた点では萌えました。
漸く人間関係が徐々に分かって来た時点で終了してました。これから未読の三巻以降を読むのでとても楽しみです。
今のところ「暴君竜シリーズ」みたいにハマってません。登場人物にそれほど肩入れ出来ていないのが原因だと思います。
可畏の場合は凄く最低の印象から巻が進むにつれて良くなったからとても萌えたんです。
薔の場合は愚かでも最低では無いので、あまり印象が変わらないのが原因かもです。
それからちるちるさんの「ブライト・プリズンシリーズ」のページの各巻の紹介文?で良いのかな…。
ちょっと書いた方の主観が入り過ぎていて、どうかなと思ってしまいました。(担当した方ごめんなさい)
なので文庫本のカバーあらすじだけを読むことにしました。
うん、面白かったと思います。
が、乗り切れないのは、登場人物たちをあまり好きになれないからかもしれません。
薔へのお仕置き……あれ、酷くないかなって。
言葉で言えばいいものを、わざわざ恐怖を与えて分からせるっていうのが納得いきませんでした。
常盤も椿もあまり好きじゃない。
もっと言えば、薔もそんなに好きじゃない。
強いて言えば、楓雅が好きです。
ただ、次はどうなるのかな?というワクワクも感じます。
陰神子続けるのって怖いですね。
私だったら耐えられないー!
元陰神子の紫苑の存在が不便でならないです。
こんな教団絶対入りたくない。
龍神コワイ……
シリーズ1冊目から、続けて読了。
設定があれこれあって、いささかやりすぎと思える点も多いが、これだけ作り込んだ世界を主人公がどう壊すのか(壊すんだよね? 外の世界に出たがってるし)、それが気になる。ただ、二冊よみおわっても、まだ好みのタイプのキャラクターがいない・・・・・さらに視点人物が学園の謎をさらりと明かす展開が多くて少々辟易。この作家さんは、こういう書き手なのか? だましだまされ、という流ればかり。
大好きな犬飼のの先生の、
学園もの(と呼んでもいいのかどうか)第2巻。
常盤・薔・楓雅・椿の関係性や、
椿の本性が徐々に明らかになっていきます。
いままであまり出てこなかった大学部の詳細や、
学園の地下の描写が出てきて驚きです。
敷地が広いってのはわかっていたけど、
想像以上に広かった!
そしてまさかそんなものまであるとは。
白菊の復帰や杏樹の来訪で
休まることなく波乱続きです。
このシリーズは読んでいて辛くなる...。
でも、贔屓生の桔梗と青梅が、
薔に対して言う悪口の内容がちょっと笑えて、
特殊な環境で育っている子たちだけど、
年相応の子供らしい所もあるんだなと
(いや、高校生にしては子どもっぽい悪口かな?)
なんだかちょっとだけ安心しました。