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表題作もう一度愛していいですか

N大建築物研究会・沖田公平(大学生)
M大建物研究部・広崎真澄(大学生)

あらすじ

高校生の頃に別れた恋人、公平と偶然再会した真澄。勝手でわがままな公平とのことは大学生になった今はもう過去の思い出のはずだった。なのに真澄は強引な誘いに負けて再び公平と体をつなげてしまう。年上で今の恋人である明智は、そんな真澄を優しく許してくれたのだが、一方で公平は、綺麗になって昔とは違う真澄にすでに夢中になっていて…。

作品情報

作品名
もう一度愛していいですか
著者
由比まき 
イラスト
緒田涼歌 
媒体
小説
出版社
プランタン出版
レーベル
ラピス文庫
発売日
ISBN
9784829652282
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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
0
評価数
3
平均
1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

別れた恋人との再会

高校生の頃に別れた恋人と3年後の再会で、復縁物です。
受けが現在の恋人とつきあっていて肉体関係もあるので、苦手な方はご注意。

N大建築物研究会・沖田公平(大学生)俺様自己中攻め×M大建物研究部・広崎真澄(大学生)流され受け
合同の大学の研究会に誘われて行ったら、高校の時の恋人で振られてしまった公平が来ていた。
何事もなかったように普通に接してくるので、自分も気負わずに話していたら、二人で飲み直そうと誘われて。
連れて行かれた公平の部屋で、関係を結んでしまう。
現在の恋人の明智に悪くて謝罪をすると許してくれて、公平の事は忘れようと誓うが、誘われると断れなくて。
何度も流されるようにしてしまうが、恋人がいるから公平とは一緒にはいられないと宣言して。

真澄と別れてからの成長が、公平にはないと思います。
相変わらず傲慢で俺様で自己中で、高校生の頃は真澄が重たくて捨てた癖に、いま再会したら以前よりも綺麗になっていて、自己主張も出来るようになっていたから理想の存在だって、捨てておきながら今でも自分の物扱いです。
今更、なにを言っているの?って気がして、復縁するとか無いだろと、話の展開から無理とは承知しながら仲が復活しないことを願っていました。
恋人がいるって言ってるんだから、もう追うなと、何度も思ってしまいます。
現在の恋人の明智さんは真澄より7つ年上で、大人で社会人で優しい。
でも、大人なだけに距離があるようで寂しいと思っていて、公平なら強引なのにと考えてしまう。
振られた側で思いが残っていたから仕方ないのかもしれませんが、恋人がいると言うのに流され過ぎです。それだけ、公平が強引だって言うのもありますが。
これできっぱり公平を振って、明智さんENDだったらすごく萌えたんですが、自己中でも俺様でも公平の方が好きなのです。
なんで、こうダメな男な方に行くのかなと思ってしまって、受け攻めとも苦手なタイプになりました。
結局、自分達さえ良ければいいみたいな結果も、2人に共感出来ないままだったので、納得できなかったです。

エロ:★3 現恋人と、公平とで、2人それぞれのH有なのは、珍しかったです。
総合:★2 Hの珍しさは評価に入れますが、話の展開そのものは評価しないです。

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