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表題作nez[ネ] Smell and Memory

鷹目兆,元公安で潔癖症かつ神経質なCAS所員,34
燕千里,女好きで異常な程嗅覚が鋭いCAS所員,34

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

燕 千里。勘がよくて、お調子者で女の子が大好き。
特異体質の持ち主で、その嗅覚は動物レベル。
鷹目兆。高身長、高学歴、高収入だけれど、他者に対する気遣い能力は幼児並みの低レベル。
潔癖性のインケン眼鏡野郎。
ふたりは相性診断会社CASでコンビを組んで働いている。相性は最悪!のはずなのに、身体の相性は最高だった。友達でもないけど恋人でもない。でも、ただの同僚というには、千里も鷹目も互いに抱いている割り切れない感情を意識しつつあった。そんなとき千里にある異変が起きて!?

作品情報

作品名
nez[ネ] Smell and Memory
著者
榎田尤利 
イラスト
湖水きよ 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
nez [ネ]
発売日
ISBN
9784813012870
4.5

(156)

(106)

萌々

(34)

(9)

中立

(2)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
16
得点
695
評価数
156
平均
4.5 / 5
神率
67.9%

レビュー投稿数16

二人の距離は少し縮まるけどシリアスな展開 3巻

シリーズ3巻目。
始まりはこれまでと同じように、冒頭から千里と鷹目の漫才みたいな掛け合いで始まります。と思ったら職場エッチに突入したので、嬉しい驚き!w

と始まりはコミカルな雰囲気でしたが…
CASの仕事で新たな依頼に対応するうちに、千里の様子が徐々におかしくなっていったり、ニャンが謎の人物に襲われたり…
物語は段々とサスペンスっぽい不穏な雰囲気になっていきます。
どうやら、2巻で匂わされていた謎の男が、千里の周辺に現れ、千里を手に入れようと画策しているようです。

鷹目は様子のおかしい千里が気になってしょうがない、でもなぜ気になるのかわからず戸惑います。もう鈍いな〜w

千里は嗅覚が低下して、頭痛にも悩まされ、過去にいた「モズの森学園」の薄暗い悪夢を見る。話が進むにつれ、千里の状態はどんどん悪化していくようで可哀想…。

終盤、鷹目が冷静に千里を支えようとする様子にキュンとします。そしていい雰囲気になり濡れ場へ。
二人の言動から、お互いに好意を持っていることが感じられて良きです。鷹目がニャンと寝るのはいやだと、素直に白状する千里がかわいい。そんな千里にめちゃくちゃ優しくキスする鷹目にも萌える〜。お互いまだ口に出して認めてはないけど、両想い感溢れる良き濡れ場でした♡

そしてラスト、ようやく鷹目は千里への気持ちを自覚しました!
「チリがいる。住んでいる。鷹目の心の中に」
このモノローグがとても素敵で好きです♡

3巻では色々と謎な部分が明らかになってきましたが、またまたわからないことだらけ。
最終巻の4巻ではどうなってしまうのか…ドキドキです!
そして千里と鷹目も、どんな結末を迎えるのか、楽しみ!

0

「nez」3巻

起承転結の転の巻で、2巻目に引き続きすっきりしない終わり方です。ラブの面では鷹目が口に出していないにしろほぼ恋愛感情を認めたので、甘〜〜〜い空気が漂っています。その分鷹目の個性が1巻ほど強くなくて、徐々に普通の男になっていっている気もする。ちょっと寂しいけど、鷹目はかなり好きなタイプの攻めです。今まで読んだ榎田先生作品の中でも1,2を争うほど好きな攻めかもしれない。

3巻がしっかり終わらなかったので、モヤモヤしてるレビューが多いですね!完結してから手を出しているので、4巻がすぐに読める私はラッキーである。

洋子には絶対何かあると思うのですが、匂いのわからない相手から得体の知れない薬を受け取る千里ちゃんの気が知れませんでした。千里って結構抜けてるよなぁ。鷹目が横にいた方がいいわやっぱり。

灌仏会に関しての意見が鷹目と一致してて面白かった。もっと注目されてもいいよね。
萌〜萌2

1

起承転結の『転』

nez3巻目。
2巻で不穏な空気が漂ってきてましたが、3巻は不穏さぷんぷん。
千里の嗅覚もおかしくなっちゃうし、過去に何があって今後どうなるー…で次巻です。
これから読む方は全巻揃えて読む事をお勧めします(笑)

そして、ラブ面はあまいのがきましたー!!
お互いまだ「好き」とは認めてないとはいえ、もう認めるのはあと一歩どころかあと半歩って感じ。
最後のエッチの後のいちゃつきはカップルそのもので、ニヤニヤしちゃうと思います(笑)

2

にやにやが止まらないシリーズ3

電子にて。シリーズ3冊目。
鷹目に甘える千里と、千里の事を可愛い愛しいと思う気持ちに戸惑う鷹目。
そんな二人が可愛くてこっちはニヤニヤが止まりません(///ω///)!

最後のエチシーン、お互いの愛を感じられてすんごく良かったです。
事後のイチャイチャ、ごちそうさまでした!
匂いとか関係なくお互いを求めて、やっとそれが何か気付いたかな。
でも千里を取り巻く空気は怪しくなるばかり。
絶対鷹目が守ってくれると思うけど、コトの顛末がどうなるのか気になるよー(・∀・;)!

4

変わってきた二人の関係

嗅覚が鈍くなった千里。
これまで嗅覚から感じ取る情報でさまざまな判断をしてきた千里だけに、この体の変化に心まで不安定になってしまいます。

その変化に気付き心配する鷹目ですが、頭では「心配する理由がない」と未だに素直になれません。
この二人のそんなじれったさが大好きです。
さらに甘いにおいを感じないのに鷹目を求めちゃった千里がエロ可愛いくて最高でした。

そして話の方はというと、千里の過去にどんどん迫ってきているのに、先が見えずもやもやします。
最終巻は危険をともなう何かが起こりそう・・・気になる。

2

えー、まじですか、ここで終わりですか!!

シリーズ3作目。てっきりここで完結と勘違いしていた私。奥付が出た瞬間、”なに~!!続くなんて聞いてないよ、続巻続巻っ!”となりました。

このシリーズ、面白くてツボで大好きです。続きが気になって眠れないので、続巻買ってから読みたい。

今作は、相変わらずメロメロエッチがあるものの、二人の意識が変わってきます。どうしても逆らえないくらい、官能的な香りでお互い致してしまう、そのことに加えて、仕事上の信頼関係が深まるにつれ、人間として向き合うようになっていく。相変わらずのケンカップルっぷりの根底で、強い絆が結ばれていく感じがたまりません。

前作の不穏な動きから、今作は千里を脅かす闇の手がだんだんと迫ってきます。
依頼相手の関係者だけどあやしい人物、そして千里の生い立ちにかかわる封印された学園の謎、千里の臭覚の変化などサスペンス色が強くなっています。

そして何かが起こりそうなところで、いきなり終わってしまう!

この作品の良さは、ひとえに鷹目の魅力にあると思います。理路整然、潔癖症、他人の気持ちを慮らず思ったことを言ってしまう、表裏のないといえば聞こえは良いが、ちょっと自己中で、だけど優秀な調査員。銀縁眼鏡ですましているけど、脱いだらすごい細マッチョ。Hがうまくて、でも節操はあって、優しい。こんな人が自分にだけ優しかったら、惚れちゃうよね。
キャラの作り方がさすがです。

全然反対のタイプ、むしろ苦手なタイプの人間なのに惹かれてしまう。この作品では匂いという動物的な部分から入っていますが、仕事上のパートナーとしてお互いを認めるようになるのがいい。だけど、プライベートでも人間として惹かれる、というプロセスは描かれないので、そこは物足りない。

匂いから入るだけ合って、Hはすごくエロいです。

2

続くからには

早々に次を出していただけるのかしら?

お互いに、あと一言までたどり着いた恋愛模様もそうだけど、
千里の過去に関わるモズの森学園についても、学園の概要はだいぶ明らかになったけど、そこで千里に何があったのかはまだ不明だし、
千里の能力減退についても、その原因は不明だし、
そして、最後にまかれた、解決したかに見えた案件の急展開。

これだけ色々引っ張ったからには、
早々に続きを出していただけるんでしょうね。
お願いしますよ。
続きが気になる~~。

1

雀影

セルフつっこみ
湖水さんのイラストって、お顔はまあいいんだけど、なんか骨格が不自然で見ていてすごく不安定な気分になる。
この表紙イラストも、千里の肩関節と腕の捻れ具合がすごく違和感あって気持ち悪いの。
中の挿絵も微妙にプロポーションに違和感があって、つらい。

だんだん面白くなってきた

おおう、とうとう鷹目が自分の気持ちに気づいたか。
ようやく二人が心を寄せ合うようになってきたのと同時に、千里の周辺は俄然きな臭くなってきましたね。
千里の頭上の低いとこに暗雲が立ち込めてくたという表現はぴったりだ。
洋子さん・・・怪しいよな。
「モズの森学園」の実態が明らかになってきて、千里本人も記憶にない部分がいずれ暴かれてしまうという予告も孕んでいた3作目。
しかしなあ
言うまいと思ってたけど、どうしてもイラストのページで集中途切れます。
井戸を覗きに行くカット・・・12歳には見えませんよ。これせいぜい6歳。
やっぱりイラストって大事だなあと思うばかり。見ないようにすればいいんだけどね。

1

続きものっぽくなってきました

シリーズ3作目です〜
前々回はラブコメ要素が強くて、一冊だけでも楽しめる感じで。
前回は、エピソード的には一冊完結したけれど、合間合間に思わせぶりなモノローグが挟まって。
今回からは完全に謎解きモードに入った感じがしました。
ストーリーが二人のラブより、受け様千里ちゃんの過去とか、迫り来る脅威の存在を中心に展開して行った印象。
そして何もかもが解決しない(苦笑)
ただ、話の進行が謎解きベースで進んでいても、今回は攻め様鷹目と受け様千里ちゃんの距離がぐっと近づいた回だったと思います。
Hも前半と後半で2回してるし、流されてでなく自発的に求めあってます!

ただ、いきなりこの巻だけ読んでも多分「う〜ん」だと思います。
シリーズ読んでないけど興味持ったって人は是非「nez」から読むことを全力でオススメします!
ちなみに
シリーズ一作目が「nez」
二作目が「nez」 sweet smell
三作目が「nez」smell and memory
です。
タイトルは全部「nez」なのでご注意ください。私は本屋で惑いましたσ(^_^;)

4

まだ評価は確定できないけど…

前からチョロ出しだった謎がまたちらちら出てきて、眠る探偵シリーズのような感触です。

眠る探偵の時は最後まで読んで、それから一巻から読み返し、「なるほどー」と思った覚えがありますので、「Nez」シリーズもそうなるのではないか、と思うと、現時点で評価を確定できません。

ただ、この巻だけで言うならラブもエロも中途半端で、あくまで「過程」であるという事を除いても萌えるに至りませんでした。

続刊を待ちたいと思います。

1

かなり

出るのを楽しみにしていました。1年の内、本当に楽しみにして出るのを待っている本て、一冊あるかないかで(まあまあ読んでみたいかなっていう感じのはもっとあるのですが)何か月も指折り数えて待っていた新刊です。
やはりBLを読むからにはエロスで満足したいというのはあるのですが、この作品は少なめです。それでも読後に満足感を得られるのが榎田先生の作品の魅力だと思います。
一番の萌どころは、やはり鼻の利かなくなった千里がタカメになぜ抱かれるのか?というところです。

4

シリーズもんやったんか~い‼

ランキング上位やったんで、なんの確認もせんと購入しました('Д')
読み始めて気づく、まさかの3巻………‼
すぐに1,2巻も発注し、今は3冊ともお気にいられ、マイベッドにおります。

3巻とも読み終えたいまは、普通にハマってもたんですが、
初めに3巻だけ読んだときのあの感じ……‼ 恐怖?ですかね⁉
ちりちゃんの夢のなかで枯れ井戸のふたが動いたときとかまじ発狂でした……。
とかげ刺さったリースとかアレとかコレとかもう怖すぎやからーー‼
3巻読んでおもろかったからシリーズそろえたというよりは、
1,2巻読まな後味悪すぎて呪われるんちゃうかと思ったからであります…。
1,2巻読んで、普通に萌え設定もしっかりあるんやと気づきました。
怖さでわからんかったけど、超嗅覚とかめっちゃおいしい設定やんか~♡

全部読んだ今は、普通にハマって次が読みたくてうずうずしとります‼

で、なにが言いたいかと言いますと。
まだこのシリーズに手出してないけど興味あるアナタ………‼
ぜひ3巻から読んでみてください
3巻から読むだけでこんなに受ける印象がちゃうんやということを
だれかに知ってほしくてたまらないんです!

まぁ、それだけなんですけどねっっ‼(=゚ω゚)ノ

4

関係も事件も大きな進展が!

”相性診断”なるものを請け負うCASでコンビを組んでいる
常人以上に発達した嗅覚を持つ千里と、観察力に優れた元公安の鷹目の相性は最悪・・・
のはずが
という愉快な組み合わせの物語ですが、今回は前巻で触れられた千里の子供時代の失った記憶のよみがえりと、2人の関係の進展が、CASに来た依頼を通して描かれていくという実に心憎い程にグイグイと引きこまれる展開となっておりました。


敏感な嗅覚を持つ千里はどんなにおっぱいが大好きでも、臭いが合わないと吐いてしまったり気分が悪くなると言う事で身体の関係が持てないのに、何故か鷹目だけは。
最初は勢いと過ちのようなモノだったけど、今回嗅覚が働かなくなってしまったにもかかわらず鷹目とは大丈夫な事に気が付くのですが
その嗅覚がなくなるきっかけが実に興味深いのですよ!

千里が珍しく臭いを感じないという依頼者に絡んだ女性の登場、情報屋がケガをした時に見た(勘違い?)鷹目との近しさへの無意識のショック、悪夢に見る失った記憶。
要素はこれだけありながら、匂わなくなったのは鷹目がニャンと?というこの時からのような感じなんですよね。

事件も動くけど着実に千里の鷹目への気持ちが、大きな円でぼんやりと囲まれた「臭いが大丈夫な人」から、ピンポイントな小さな円「特別な感情を動かされる人」に
そう!「恋愛」への発展の兆しの輪郭がはっきりしてきたのです♪

鷹目ってば、冒頭の入りのエッチシーンなんか絶対明らかになだれ込み狙いのスケベだし(笑)
でも、千里の悪夢に見る失った記憶への恐怖と、能力を失くしてしまった恐怖と、それで弱ってしまって鷹目へすがる千里に、これまでの勢いなだれ込みとは違う感情を鷹目も持ったに違いないと思えるような行為への発展。
何と言っても、いつもは事後に今までなかったような布団イチャイチャに近い会話がある事が注目ですよ。

恋愛面の進展がみられると実に更に面白くなってくる。
それがサスペンスで深刻な出来事と絡んでくるから一層に深みが増してくるので~

手放しでほめてるというわけではないんですが、引きこみ方が上手いな~って
ものすごく榎田尤利な作品という特徴が現れている。
千里の過去も、2人の関係も、次がいよいよクライマックスになるのだろうか?とても楽しみです♪

9

やっとラブラブ?な3巻!!

甘くないのに甘い二人です。
おっぱい大好きチリちゃんと潔癖でゲイな鷹目

チリを猫っかわいがりするレイに対して知らず知らずヤキモチやく鷹目とニャン(情報屋でゲイ)と鷹目の間を勘違いして怒るチリ。

鷹目とのエッチを伏せて相談までしちゃう。


性格は好きになれないのに身体をほぐされて気持ちが迷走じれったい〜〜
チリの過去もミステリアスに絡んで不吉な予感しないんですがもうそれがドキドキ
いつくる??!今かっ?!

次巻だーっ


毎度、CASにくる依頼はそんな手の込んだお話じゃないのにキャラが動きまわって楽しいです。
パンドラボックスのママに幸せがきてほしい〜〜。

ラストは鼻のきかなくなったチリに盛った鷹目がチリが自分の匂いだけじゃなくて自分に欲情してる気づいてお互いヒートアップ〜ひゃ〜
翌朝の二人のイチャコラが鷹目ファンを増やしたはず、、、。
まじ、2人の決定的な言葉はついてないのに自然とカップルっぽくお布団でイチャコラです。
鷹目、、やればできるやーーん

5

この安定感!!!

とんでも嗅覚の持ち主・千里と
陰険で人間味が薄い理論的な鷹目の
バランス悪そうでがっちり歯車噛みあうコンビ、第三弾!!!

個人的に、新書でシリーズものってやっぱり気構えてしまう傾向にありますが
そこは榎田さんですもの……一気に読ませていただきました!!

二冊目の『Sweet Smell』で不穏な影がまた徐々に広がって
千里のぼやけた幼少期の記憶が
千里自身が見てしまう夢と、美濃刑事の出現で更に強く…。

ニャンという鷹目と交流のあった(色事でも)情報屋にうまくノせられ
手伝ってしまった序盤の出来事と今回CASに依頼があった件が並走して
どうなるんだ!?とハラハラさせられました。

その中でコミカルに繰り広げられる、
千里の部屋の1階にあるキャバレー、パンドラ・ボックス内の会話が
今回も面白かった!!
あの鷹目を「あんたわりと頭悪いわね」まで言ってのける逞しいママとか
釈尊を「ジャクソン?」とか言っちゃうナターシャとか
いつも思いますが榎田さんの作品の女性軍は強くて愉快で爽快です!!
千里をよく知っているメンツだからこそ、
鷹目が千里を心配している様子を淡々と見守る姿勢が微笑ましかった…。
脇ですら個々に光っているのですよ、いつも榎田さん作品は!!!

今回もね、カットされたピザを巻いて食べる千里だとか
鷹目と千里と食べる喫茶店のモーニングだとかやはり美味しそうです☆

楽しそうな中で、ふと入ってくる、キーパーソン『鳥』のモノローグが
すごく気を引き締めるというか…。
狂気をはらんでいる様子に慄きます。

肝心の、鷹目と千里の愛(?)ですが
認めたくないけどこれって…っていう攻防に肩が痒くなりましたww
お互いの嫉妬っぷり、美味しい♪
そして、鷹目が千里の過去と今を背負う覚悟が……。

今回、千里の従兄の歯科医・澪の
“優しそうでこういうタイプが一番おっかない”という面が見られて
なんか嬉しかったです!
阿莉同様、千里を心から愛して心配してくれているのが。

場面場面で心地よい切りかえがあっても
しっかり続いていく構成は不自然な点が何もなく脱帽です!!!

千里の能力のピンチと、それが影響すらしない鷹目との交わり、たまらない!!
早くがっつりくっついて欲しいと思いながら
まだまだ続けていただきたいという我侭っぷりですみません;

今後も期待大です!!
神寄りの萌×2で♪

7

たまらん展開です

待ちに待ったnez(ネ)の続編です!
本当に待ち過ぎて前2作品を何度読み返したことか・・・

今作、とにかく千里が健気で可愛かったです。
千里の過去に関係する「モズの森学園」ですが、今作の一番重要な要素となっています。
記憶が曖昧ながらも不吉なシーンや洗脳教育と思しき場面が散りばめられ、千里は悪夢にうなされる様に。
そして何とあの超嗅覚にまで異常が及んでいくため、物語は一気に不穏な空気をまとい始めます。
また前作で登場した情報屋のゲロニャンが再登場するのですが、彼と鷹目との関係でやきもきしてたり、千里の心情を思うと切なくなります(;;)

そして精神的に不安定になってしまう千里に対して、鷹目の優しいことといったら!
二人とも口先だけは相変わらず反目し合ってるのですが、お互いにどうしようもないくらい大切な存在になっているんですね。
千里は鷹目が居るだけで不安が和らぐんですよ。
もう後半のベッドシーンは本当に萌えとしか言いようがないですw
今回は今までに無かったピロートークが含まれてて、鷹目と千里のイチャぷりが駄々漏れします!w
鷹目は件の学園と謎の人物の脅威から千里を守ることを決心するんですが、その時のモノローグがイケメン過ぎてヤバイです。

さて、彼らの働くCASの新しいお客さんですが、解決したかと思いきや最後の最後で次回まで持ち越しになることが判明!
この展開にはちょっとビックリしました。

また次回作を待つのが辛いですが、このnezという作品は巻を追うごとに内容も複雑になり、面白く、何より鷹目と千里の関係も更に進んでいくと思うので楽しみにしてます。

13

この作品が収納されている本棚

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