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愛してる、んだよ、真悟のこと。 他はなんにもいらない。
昔の真悟ならば、賀神兄に暗に邪魔者扱いされたらブチギレるか、さっさと去るかどちらかだったと思うんですが、成長した姿を見せてくれました。
それもやっぱり、賀神を愛してるからもう離れないという気持ちの成せる技なんですよね〜。
好きすぎでしょ、お互いに!
とは言え、案外子供っぽいのは賀神の方なのかもしれないですね。
誰かれ構わず真悟に近づく者には嫉妬するし、兄弟喧嘩で真悟にたしなめられるし…。
もう帰る場所の無い真悟が「出て行った方がいい?」って賀神に聞くシーンは切なかったです。
そんな事言わせるなよ〜TT
ラストは激しめ仲直りおせっせでした。
ネコ科のチ◯コって?って思っても検索しない方がいいですよ〜。気持ちいい…のか?って絶対なりますので。
リオがすっかり真悟っ子になってて可愛いです。
将来イケメンに育ったリオが真悟に迫って、賀神が嫉妬…そんな未来が見えました。
今回はけっこう重いテーマなのかな、と思いながら読みました。ユージンの「圭市はメスと子を成さねばならない」という言葉に、悩む真悟。でも身を引くことなく、圭市への愛を貫いた真悟に拍手です。
家族のいない真悟は、圭市に家族を大切にして欲しい。圭市は、真悟と家族になりたいわけではなく、家族というくくりを越えた愛を育みたいと…、すごく感動しました。
重い、と描きましたが、デートに誘うメールが「ローション持って集合」とか、リオくんのかわいさとか、はすみんの家をクローゼットと言っちゃうところとか、たくさん笑えるので、楽しく、そして感動も出来る一冊だと思います。
賀神兄ことユージンが真悟をグサリとやりますね。
賀神が真悟のことを分かっててはぐらかされてあげて真相を突き止めようとするとか萌えます!
賀神は兄を捨てても真悟を取ると言いますが、家族のいない真悟はそれがしのびなくて捨てさせたくない。
リオが真悟になついて可愛いですね。はすみんの家をクローゼットとか言っちゃってさすがユージンの子供。
賀神に子供を作って欲しい当たり前の幸せをつかんで欲しいとユージンが真悟に頼みますが、真悟は賀神じゃなきゃいやだ、離れないってちゃんと言いましたね!
ゴタゴタありましたがやっと愛してる、これからは俺だけでイケよって!熱く愛し合いとろけます。
真悟と家族になるつもりはない発言の意味も分かってもう最強の恋人同士ですね。
巻末は楽屋を真悟の通り道に取って真悟を拉致。家までの数時間が待てない賀神でした。うーん絶倫。
クロネコシリーズ再読しての感想です。
前巻で賀神兄のユージンから豹の家柄の賀神のうちには、イエネコの居場所はないと言われての続きです。
そんなことを言われているなんて知りもしない賀神が真悟の微妙な変化に気づいて、何を怯えているんだろう?と探っていくのですが、相変わらずお互いの思っていることが言葉足らずで伝わらなくて、モヤモヤします。賀神と真悟、賀神兄弟、賀神兄と真悟と揉めるシーンが大半のなかで、リオと真悟が急激に仲良くなるエピソードが散りばめられて、ほんわかさせてくれます。
リオにせがまれ、クロネコに変身する真悟ネコが可愛いのと、大興奮で小さな豹になるリオがキャッキャッといちゃつく様は賀神じゃなくても妬けてしまいます。
一番ギューンッとキたのは、無理矢理されてしまったあと謝られることもないまま気不味い中、1人ソファベッド?で眠る真悟に近付いた賀神に対しての「…なぁ やっぱ 俺 出てった方がいいか…?」「っ」の台詞。賀神が追加の毛布を持ってきてて、それがより切なかった。
賀神も決して出て行ってほしいわけではないってことが伝わってくるから。…伝わってくるのにすれ違ってしまっているのが何とももどかしくて。
後はえち!笑 賀神のいう"精液でも〜ないの"、できることならお願いします(安らかに拝み)
お兄ちゃんの方のお話も凄く好きなのでまた読み返したくなりました。