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【18禁・数量限定本】PINK GOLD 5

pink gold

  • R18
  • 電子書籍【PR】

表題作【18禁・数量限定本】PINK GOLD 5

その他の収録作品

  • 池 玲文「媚の凶刃~X side~」
  • 相葉キョウコ「PICK UP」
  • 藤崎こう「甘い破滅」
  • 大和名瀬「初めてのご奉仕 最恐教師~教師も色々あるわけで~」
  • 御景 椿「できちゃった男子~3P編~」
  • 石田 要「Cachē」
  • 座裏屋蘭丸「太陽と秘密」
  • 柊みずか「挿れさせてください」
  • 中村明日美子「ニコイチ」
  • せら「裸族の花嫁 ミチルとロディどうなっちゃうの!?編」
  • みなみ遥「双子な僕らについて。」
  • 本仁 戻「グラン・ギニョール」
  • 灰崎めじろ「殺し屋のペット」
  • ひなこ「カリメリス・ポルノ」

あらすじ

果てしないオーガズム。ピンク色の執着に包まれた男と男の18禁。

◆表紙
池 玲文

◆ラインナップ
池 玲文
中村明日美子
大和名瀬
みなみ遥
藤崎こう
御景 椿
石田 要
せら
ひなこ
座裏屋蘭丸
相葉キョウコ
柊みずか
灰崎めじろ
本仁 戻

作品情報

作品名
【18禁・数量限定本】PINK GOLD 5
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
X-BL
シリーズ
【18禁・数量限定本】PINK GOLD
発売日
3.6

(34)

(4)

萌々

(20)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
14
得点
120
評価数
34
平均
3.6 / 5
神率
11.8%

レビュー投稿数14

エロさが素敵です。

媚シリーズにハマり、買ってしまいました。
表紙の作者さんの絵は、個人的には好みではなかったのですが、
話の内容と、絵がとてもエロく、この本の中では一番エロい描写だったんじゃないかと思います。
有名な作家さんがたくさん描いておられ、どの作品も読みごたえがあります。
レーベルのよっては、局部が完全に見えなくしてあったり、
こんな修正の仕方しなくても…というくらい、萎えるようなハズレな作品もあったり。
でも、この18禁シリーズは、どの作品もエロく、局部も隠されておらず、安心して読めます。

他のレーベルの作品のエロに物足りなくなった時に読み返したりしてしまいます。
とにかく、エロを堪能したい!という方にはオススメです。

私もアンソロは苦手な方でしたが、この作品は楽しめました。

0

歪みの後押し


(敬称略) 池 玲文 / 相葉キョウコ / 藤崎こう / 大和名瀬 / 御景 椿 / 石田 要 / 座裏屋蘭丸 / 柊みずか / 中村明日美子 / せら / みなみ遥 / 本仁 戻 / 灰崎めじろ / ひなこ … さんの順に掲載されていて。
単行本でもよく拝読している作家さんが多くいらしたので大変満腹感がありました。なんというか、流石です!(拍手、笑)

中でも柊みずかさんの『挿れさせてください』、せらさんの『裸族の花嫁』がお気に入り。お二方とも初読み作家さんだったのですが美しい絵な上に柊さんは攻めの思い込み→引き→受けを誘い込む取引()がお上手でキュンッキュンしましたSM関係成り立つお話です。他でDT卒業しようとして…
せらさんはインパクトの強い、裸族!ギャグなのか…?ギャグ…だよな……でも……あれ……?という感じで引き込まれていきました(笑) 題材のインパクトって大事。
(後、ぐいぐいイケメェン!感が強く素晴らしい相葉キョウコさんの歪んだ…イケナイ一面を拝めたことが貴重でしたありがとうございますラブラドール受け…?最高でしたありがとうございます眼福ですただただ眼福)

ひなこさんのお話のみふたなりが含まれています。

1

ピンク色の執着に包まれた男と男の18禁アンソロ

池玲文さんの媚シリーズをおさらいしようと思ってこちらも読み返したんですが、うん、やっぱりこのアンソロすごく好き。

媚シリーズで加賦への常軌を逸した執着を見せるキャラ〔韮沢〕が表紙を飾っているこの5は、「ピンク色の執着に包まれた男と男の18禁」「抱き殺したいほど、アイシテル。」のキャッチコピーに偽りなく、18禁PINK GOLDシリーズの中でも最も大人向け、大人の女性好みに仕上がっている1冊ではないかと思います。
男の執着というのは、女のそれよりも時として恐ろしいと思っているのですが、それを女性の妄想でもってさらに脚色した形で描かれる訳ですからなかなか背筋にクルものがあります。
全部が全部ではありませんが、ブラックなお話多め。
PINK GOLDシリーズの中では自分的には2に次いでお気に入りの1冊です。

先ずは、トップバッター池玲文さん「媚の凶刃〜X side〜」
シリーズ1話目「媚の椅子」に回想で出てくるシーンを別軸から読めます。
加賦と韮沢は“あの時”初めてセックスしたのか!というニヤニヤと共に、その一方で、明かされる甘さゼロのエピソードに胸がひりつきます。
これを読んで「媚の椅子」を読むと、韮沢がただの健気で従順なだけの男じゃないことが分かり、一気に惚れ込みました。
1話目のあの「目」のシーンが引き立ちます。
このエピソードあっての韮沢の魅力だと思っています。
…なんですけど、これまだコミックに収録されていないんですよね。
2巻に入ると思ってたのに。
これから描かれるという番外編と一緒に収録されるのかな?

一番気に入ってるのは、本仁戻さんの「グラン・ギニョール」
こちらは「耽美主義」に収録されている「ロマンティック」の前日譚です。
主人×執事。
自分は一切手を触れずに、他人に受けを抱かせるという寝取らせモノなんですが、ただの寝取らせと違うのは、2人がキスすら交わしたことのないプラトニックな関係だということ。
全く意味の分からないプラトニックを貫く2人ですが、これが非常に萌える!
そしてとてもエロい。
この作品で、それまではどこに萌えるのか全然分からなかった「寝取らせ萌え」に突如目覚めました。
前述の「ロマンティック」には、この2人の耽美な結末が描かれています。
耽美が嫌いでなければそちらも是非にとオススメしておきます。

もう一つ大好きなのが、せらさんの「裸族の花嫁」
これは健全な方向の執着。
うん、執着って本来こうだよね。
ロディのシンプルな愛情表現に癒されます。
ミチルと離れ離れになっちゃうのですが、そこから発揮されるロディのめんどくさいことなんぞ一切考えない漢気溢れる行動に惚れ惚れ。
ロディかっこいいよー。
そして何と言っても、この2人のオープン過ぎるオープンなエロシーンが好き!
ロディのいくらなんでもデカ過ぎるあれが無事ミチルの尻に入って何よりです。

他もそこまでのハズレはなく、全編楽しく読めました。
これ読んで思ったのは、自分が思うエロいエロって言うのは、激しくやってるものじゃなくて、想いが激しいものをエロく感じるんだなと。
池玲文さん、本仁戻さんのエロは頭一つ抜けてエロかったです。

5

番外編

収録作品の参加作家さんのお名前を見ると、さすがに贅沢。
カバーデザインも豪華で、読みごたえがあります。
ただ、収録作品の内訳的にはBE-Boyの番外編集といった趣で、元の作品ありきな感が強くて、ここだけで完結するアンソロジーとはちょっと違う感じだったかな。
多分、ここの収録作品は、元の作品がコミックスになった時に一緒に収録されるのだろうけど、その時はもっと修正が強まるだろうから、その時の比較対照、修正部補完用として保存しておく価値はあるかも。

2

18禁=750‰

もうすぐ新刊が出るらしいピンクゴールド、滑り込みで前号のレビューです。
今さらで、すみません<(_ _)>
ちなみにピンクゴールドは初読み。
この程度で18禁を謳うか!という声も多いですが、たしかにそれは言えてるかもしれません。個々に見ればそっち方面はわりとライトな作品もありますし。
でも、今や18金ピンクゴールドは手の届かない値段だけど、18禁ピンクゴールドなら1,400円+消費税!
・・・と思えば、そう腹も立たない気がします。(ま、まあただのダジャレではなく実際にXレイテッドなんですけどね)

しかしまあ、エロいかエロくないかと言ったら、間違いなくエロいわけですよ。同じリブレの「エロとろ」とどう差別化されているのか、「エロとろ」を読んだことがないのでよく分かりませんけれど・・・

装丁は雑誌とは一線を画する豪華さ。
普通のアンソロと違って広告ページがないのもこだわりですね。
今回のテーマは「執着愛」なのか(BLはいつも執着愛っちゃそうですけど)、表紙にも扉(?)にも蜘蛛の巣のイラストが入っていて、統一感があります。
こういう部分は、永久保存版というコンセプトが生きてる気がします。

ただ、400ページ前後の中に14作品が収録されていて、1話の密度はあまり高くないんですよね。
しかも、人気作品の番外編もいくつか入ってますし。
個人的にはこのアンソロの中で世界観が完結する話が読みたいですね。長い作品でも32ページという短さですが、その制約の中で起承転結を付けるのが価値ある短編だと思うし、価値ある短編集であることがPGの永久保存版たる意義につながる気がするので。

即物的なエロはどこにでも氾濫してる中で、敢えて成人指定と冠するほどのエロって?ピンクゴールドならではのこだわりって?というところが、この本を手に取った人の一番の関心事なんじゃないかと思うわけですが、そこは正直よく分かんなかったです。
もっとも、個人的には、座裏屋蘭丸さんの「太陽と秘密」と、本仁戻さんの「グラン・ギニョール」は、期待してたものが読めたという満足感がありました。
女性にとってのエロツボを追求してみた、という感じで。

「太陽と秘密」は、どこだかはっきりとは書かれていませんが、きっと東南アジアあたりの観光地が舞台。
現地人の少年が、旅行者の白人に弄ばれて――と、思いきや、そこでは終わらない話。
冒頭の、魚屋の店先に魚が美しく並べられたコマに惹きつけられました。
エロまっしぐらに突進する話じゃなくて、遠回りしながらじわじわと奥ノ院へ・・・っていう余裕がイイんですよね。
ちょっとエキゾチシズムを味わいながら回り道した分、エロも盛り上がるというか。
同じことを満員電車の中でやる話はゴマンとありますが、所変われば同じ行為も新鮮に。
やっぱり雰囲気は大事、回り道大事です。

「グラン・ギニョール」とは、フランスの大衆キワモノ芝居だそうで。
登場する執事のコンラート君はドイツ人ですけど。いや、でもこの作品にはラテン系よりもゲルマンですよね、やっぱり。
こちらも旅先で拾った美青年を執事に・・・という話。
しかし主人の須蛾子爵には妻がいて、養子の彼に浮気はご法度。
義父と妻に足元をすくわれずコンラートを手許に置き続けるために、子爵は自分はコンラートに手を触れず、友人に彼を抱かせる――という間接セックスのお話。
子爵は当事者であり、観客でもあるわけです。
全裸よりも着衣がエロい、Hはじらされるほどいい――これはやっぱり女ならではのエロに対する感覚なんじゃないかと思います。
これからも是非この調子でお願いします!!(*゚∀゚)=3と叫びたくなった2作。

実はこの本、腐友さんからの借り物でして。
ありがとう。おいしゅうございました。

6

この作品が収納されている本棚

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