家族? 同居人? 恋に落ちたら関係ない

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表題作レンアイ同居人。

浮田静:大学新入生
伊藤正太郎:大学新入生・家主の甥

同時収録作品レンアイ同居人

江上侑生:浮田静の元彼の友人・押し掛け同居人
伊藤将生:家主・正太郎の叔父

同時収録作品レンアイ同居人

緒方夏希:正太郎の従兄弟・春佳の弟・高校生
緒方春佳:正太郎の従兄弟・夏希の兄・高校生

その他の収録作品

  • レンアイ同居人。room.6、room.7(描き下ろし)

あらすじ

大学生活を機にシェア生活を始めた正太郎。期待に胸を膨らませるが、正太郎を待ち受けていたのは見た目が良いだけの冷たい同居人、静だった。
なんとか仲良くしようとするが、静にはどうやら男の恋人がいるようで…。
いっしょに居ればぬくもりも人数分。ときめきシェアラブストーリー!

作品情報

作品名
レンアイ同居人。
著者
平眞ミツナガ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784864570817
3.2

(29)

(2)

萌々

(8)

(16)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
91
評価数
29
平均
3.2 / 5
神率
6.9%

レビュー投稿数6

シェアハウス萌え

平眞さんの作品で一番最初に読んだのが、この作品でした。
BLハマりたての頃で、「右固定とは何ぞや?」とか言っていたわたしには、適当に遊んできた人×純朴少年というCPすら軽い地雷だった記憶があります。
それと同時に溺愛系攻め萌えやシェアハウス萌えの原点もここだなと。

大学入学を機に上京して、叔父の元へとやって来た正太郎。
彼を待ち受けていたのは、裸で抱き合う男同士で…。

正太郎は初見から、犬や猫というよりリスにしか見えませんでした。
それはどうでも良いのですが、親との軋轢から潔癖症になってしまった静が、正太郎にだけはキスができてからの静の気持ちの変化をもう少し知りたかったです。
ここ、一番萌えるところ!
今まで出来なかったキスができる→嬉しい!→自分のそばに置いておきたい→これが好きってことか!?みたいな。「嬉しい」の部分がなかったので、「なぜ何回もキスを?」という疑問が生じてしまったけど、あれですかね、野生の本能的な。勝手に体が動くみたいな。
あとツッコミを入れさせていただけるなら、本当に潔癖症であれば、適当な人と適当に付き合うのは無理ですよ。軽度の潔癖ですが、好きでもない人は触りたくないので、潔癖症と遊び人という要素を両立させるのは厳しいなあと感じました。
言ってしまうと正太郎が友達じゃない好きになった理由もよく分からないけれど、恋心を解明しようとするのは野暮ですね。
CP成立した後のこのCPが一番好きなのに、長々と文句を垂れ流してすみません。
ソファで自分の足の間に座らせるとか、常に後ろに立ってるとか、大好きです。

あとの2CPに関してはわたしの中では失礼ながらおまけでして。
合間に出てくる静×正太郎を見るための延長戦的な。
緒方兄弟に関しては弟が静に似たタイプで、こういう寡黙な一途、いいですよね。
お兄ちゃんがキャンキャンうるさいきらいはありますが、弟に翻弄され続けるんだろうな、と。

たらしな侑生とお人好しな叔父さんは、まだまだCP成立という域には達しなそうだけど、長すぎた片思いからやっと一歩踏み出した叔父さんを手練手管を尽くして逃がさないんだろうなあ、という空気感。

いろいろ言いましたが、萌えます。
細かいことを気にすると萌えが減ってしまうので、「誰にもできなかったキスができちゃった!」→「運命の番!」くらいの感覚で読むことをおすすめします。

1

シェアハウスって夢がある

シェアハウスに住む6名3カプのそれぞれの恋模様

一冊で3カプなのでそれなりに短いお話ですが、ちゃんとリンクしているし
似たカプがいないのでそれぞれ楽しめました

性格悪くて偉そうな攻×光属性まっすぐな受
(ともに大学生)
チャラく見えてなかなかの包容力攻×ツラい恋をしている受け
(押しかけ同居人と家主さん)
兄よりカッコいい弟×小さくても男前な兄
(DKの兄弟)

さらっと感は否めないですが、平眞先生らしいお話だなあと思います
好き…意地悪ドSメガネなくせして執着系嫉妬も隠さない俺様静くん大好きです←

1

シェアハウスのお話

可愛いお話でした
シェアハウスの同居人たちが織り成すお話
3つのカップルが出てきますが、個人的には家主さんのお話が好きかな

どれも、ちょっとありきたりな展開なんで新しさはないですが、独特の雰囲気がある絵でリズミカルな作品です

テンポが良いのでさらさらと読めてしまう感じかな

どれも、どちらかというとさらっとくっついちゃうのであっけないというか、一度読んでしばらくすると忘れちゃう感じかな

けど、まるっと一冊シェアハウスの話なのでスピンオフとか好きな方にはオススメのできる作品でした

1

「俺の軽薄さを利用したらいい」がグッときました

シェアハウスに暮らす6人 3カップルのお話です。

家庭トラウマありの無口男×素直にすくすく育ったいい子ちゃん
一見チャラそうな男×人の良いゲイの大家さん
兄よりもカッコいい弟×弟よりもチビなお兄ちゃん

3カップルの話なのでどうしても足早に進んでしまい、特に最初のカップルは、へ?もうくっついた?!状態でした。

二つ目のカップルのお話は好みでした。
長年の親友のことが好きな大家さん(受け)。親友の頼みで最初のカップルの攻め(家庭トラウマ持ち)を預かったりしているお人好し。
攻めは、住人ではないけど恋人のところを追い出されて以来、勝手に住み着いていて、いつもヘラヘラしていて軽薄な不真面目男だと受けには思われている。

そんなある日長年好きだった親友からの結婚報告の電話を受けて、心底落ち込む大家さんを見て「誰でもいいから優しくしてほしいときこそ 俺の軽薄さを利用したらいい」と言って抱きしめる攻めでそのまま寝てしまいます。こういう事誰にでもするんですか?と受けに聞かれて、「誰にでもってわけじゃないよ。」と攻め。

「俺の軽薄さを利用したらいい」っていうのがいいセリフだなって思いました。
ヘラヘラに見えるけど、大家さんの事を良く見ていて実は一途だったという構図。

別作品になりますがこの作者さんの「つまらない二宮さん」の収録されていた「先輩ですから!」に登場する一見チャラそうな攻めもそうでしたが、一見チャラそうだけど実は・・・という人物を描くのがとても上手というか私の好みです。このカップルに関しては萌2です。

三つ目はガチ兄弟なので、地雷でした・・・・。
触りっこしてました。。。

1

早足過ぎた?

内容的には色々えぐってくる黒平眞降臨に
なるのかなぁ…と半ば期待しながら頁を
めくったのですが…実質白平眞とも言い切れない
感触にどうも戸惑っています。
帯とカバーと本文が見事にすれ違ってる
感じなのですね。
シチュエーションもキャラクターも確かに
美味しく戴けるのです。ですが、それらが
合わさって美味しさが倍増するのかと言えば
そうではなく、所々にどうしても馴染まない
部分が残っている様に思えてしまうのです。

アクに近い隠し味が、何処かに欲しかったですね。

1

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