ボタンを押すと即立ち読みできます!
すごく不思議で浮き世離れしていて、理解するのがなかなか難しいお話だったかなと思います。
主な登場人物3人の中に誰ひとり共感出来る人がいなかった、というのがやっぱり大きいんだろうなと感じました。
志信と兄の関係は、幼い時に両親を亡くしてからずっとふたりで生きてきたにしても
家族や兄弟の枠を越えてしまっていると思うし
和臣の暴言や無理矢理行為に及ぶ感じも納得できないし志信は子供にしか見えないし(汗)
彼らは幸せに暮らしているんでしょうが、その形が歪すぎてどうにも馴染みませんでした。
実の兄と口でチューしたり、
叔父と甥が近親相姦…。
文字にするとやばいです。
でも、ちしゃの実さんの、ほんわか温かい絵柄と
主人公のイノセントさ。
まあ、25歳にもなってセックスを知らないのは、モンブランのてっぺんの、だれもがみとめるお飾りのような、フィクションで。
でも、そのフィクションの度合いが他に類を見ない温かさを生んでいると。
字面でみると、ショッキングなイガグリから
人に必要な栗を取り出し、渋皮を向いて。
やっとやべられるようような、
とても丁寧に作られた作品だと思いました。
--------------------------------
温かさが、この作品の第一の魅力だとすると
第二は、人物の表情だとおもおました。
失礼ながら、画力がある作家さんたちはもっといらっしゃる。
でも、ちしゃの実先生の絵に引きつけられるのは、「目」。
「目」の表情の書き込みでネームを最小限にしているのかと。
表情をえがくのに、目の書き込みは、どの作家さんにも
でも、ちしゃの実さんは、もっとこまかい。
映画の俳優さんのように、登場人物が目で語ることのなんと多いこと。
--------------------------------
魅力の第三は、お待ちかね!
8歳差の、甥とのH!!
これもちゃんとエロいからすごい(^-^)!
あんなに少女漫画風なのに、満足、満足…
栗に生クリームまぜて、すごく、あまく、多幸感がありました。
--------------------------------
最後、第四はサプライズでした。
主人公の成長物語だったのだと!
この成長譚のために、すべてのエピソードが集約され、
読者にも跳ね返ってくるのかな、っとおもいました。
もうリピート読みしています
ごちそうさまです♪
ごめんなさい。
何もかも気持ち悪くて…。
とりあえず以下の点に「あ、無理」と思う方にはおすすめできません。
たとえちしゃの実さんの他の作品が好きでも、これは結構厳しいです。
・見た目が小学生〜中学生サイズで童顔25才成人男子
・挨拶で実の兄(36)と口にちゅうする童顔25才成人男子
・兄一家に居候と言うより、兄の嫁の役割を果たす童顔25才成人男子
・精神年齢と性的知識が6才くらいの童顔25才成人男子
・ご褒美は兄(36)とキス、一緒にお風呂、一緒にごはん、一緒に寝ることな童顔25才成人男子
・「家族」を壊さないためなら、実の弟を抱くことも介さない兄(36)
わたしは無理でした…。
志信が「家族」に固執する理由も分かるし、兄とのキスも幼い頃からの刷り込みだと分かるし、「子供でいること」で兄を安心させたい部分もあるのは分かるのです。
ちゃんと深い理由も描いてあるけれど、それでもこの歪な関係を受け入れることが無理でした…。
唯一健全なのが甥っ子くんだったのではないでしょうか。それでも叔父に恋してる時点でアレなのですが、兄弟の闇が深すぎて、歪みすぎて、しんどい作品でした。
残念ながら気持ち悪い。としか言いようがなくて。
何かあったりしたら、ワイドショーや週刊誌にめちゃくちゃ書かれるような状況っていうんじゃないですかね?ちょっと異常な家庭環境にしか見えない。
この作品はちょっと合わなかった。
読後感はうーーーん微妙?
イライラでもなくムカムカでもなくなんだったんだろう的な感じ。
どのキャラにも共感はできないし、魅力も感じなかった。
お兄さんと受けとの関係が一番気持ち悪い。
息子のいるとこでチューはないだろうと。
そんなだから、息子が叔父である受けにそういう欲望を持っちゃうんじゃないの?とか思っちゃって。
理解できない関係だったな。
多分合わない人にはとことん合わない作品だと思います。ちしゃの実先生の他の作品もいろいろ読んで、どういう攻め受けに萌えを感じる先生なのかある程度理解していないと、こちらはちょっとキツいかもしれないですね。『弟はたくさんだ!』が近い雰囲気の作品かと思います。まず、受けの志信がブラコンなんですが、その関係性もかなり特殊。兄と軽くキスもするし抱き合うし、お互いとてもオープンに好意を表しています。正直、この2人にはあまりにも実の兄弟という実感が湧かなくて、特に萌えは感じませんでした。年齢と見た目の差が大きくて、親子のように見えてしまうんですよね。
一方、メインの攻めとなる志信の兄の息子・和臣は、幼い頃からずっと志信のことが好きで、父親といちゃついている志信に段々鬼畜な扱いをするようになっていきます。おかげで彼に嫌われていると思い込んでいた志信。和臣は志信を抱いたりする過程で、徐々に甘さも見せ始め、志信も彼の好意に気付いていきます。
大好きな兄の息子である甥っ子と叔父との恋愛という、なかなか複雑な相関図ですが、私はちしゃの実先生らしいぶっ飛び具合だなぁと感じたのでそこまで抵抗感なく読めました。志信がもうちょっと年相応の見た目で男性らしさがあるとありがたいんですけど、ロリっぽい中性的な受けは先生の萌えが詰め込まれたものなんでしょうね。いろいろツッコミ所はありますが、ちしゃの実先生色濃厚な作品で代名詞的存在でもあるのかなとも感じましたし、濡れ場にまったく萌えなかったわけでもないのでこの評価にさせて頂きました。