初回購入はマンガ全品100冊まで40%OFF!
忘れないうちに応募しないと・・・。
前号の予告にあった楢崎壮太さんの「食べられちゃう系男子。」は、スピンオフの「舐められちゃう系男子。」にタイトル含め、変更されてました。
★高久尚子「僕はすべてを知っている」第26話(33頁、扉絵カラー)
この二人、なにかあったな・・・。
最初の6ページと、次の6ページの時系列が逆転してて少し戸惑いましたが、全体的には読みやすい内容でした。
前回、プライベートな話をしたい犀川から夕食に誘われた金沢先生。
酒が入ると眠ってしまう金沢を、加賀(歯科医)が迎えにきて自宅へ連れて帰ります。その際にキスされて、しかも途中で寝落ちしてしまう流れでした。
(↑これは酔うと可愛くなる金沢のせい。これには勝てない、仕方ない。)
翌朝、金沢先生もパンツはいてると安心してたんで・・・多分、キス以上のことは無かった・・・と思いきや? クリニックに来て、昨晩のことを怒ってないか問う加賀の様子がおかしいし、ちょっと話がかみ合ってません。
読者に対する思わせぶりなシーンが満載の回でした。
ちなみに、金沢先生と加賀編はシリアス寄りのラブストーリーです。
コミックス1巻がギャグっぽかったのは、犀川先生のせいかも・・・。
★ひなこ「俺のコトをよく知ってからモノを言え!」第3話(32頁)
ポジティブ・バカの主人公(藤ヶ谷)が、S気質のインテリ大学生(都築)に一目惚れして追い回すお話です。
とにかく恋愛がしたい藤ヶ谷は、体から始まる恋もあるだろうと、タイプの男に声をかけ続けていました。それが仇となり都築に相手にされません。
都築は、藤ヶ谷の尻軽さを嫌っています。そこで、藤ヶ谷は一途になると決めますが・・・。どうすれば一途ってことになるのかと、紆余曲折。
二人のバーやホテル前での遭遇率が高く、都築が遊んでない様には見えません。彼がなぜ深い関係を避けるのかが、3話目でやっと出てきました。
面白くなりそうな材料が揃ったところで最終回なのは残念。
この作品に限らずChara Selection は、ここからってトコで切る話が時々あって、方針なのかなって気がしてます。あー、つづき読みたい。
★木下けい子「ひねもすのたり君と僕」第2話(32頁)
第1話の掲載が2014/1号ってことは、ちょうど一年前ですね。
貧乏長屋に住む葛原洋(よう)の、腐れ縁的片想いを描いたお話。相手は2才年上で幼馴染みの井上尚之。長屋の大家です。
尚之は、ろくでなしのダメ男ばかりを好きになり、惚れた弱みに付け込まれてはトラブルを抱えます。それを助けるのが洋の日常。
1話目は、尚之が長屋で下半身ゆる男とH中に、ゆる男の女が乱入して刃傷沙汰に。駆けつけた洋が、女を取り押さえてる間に、二人に警察を呼ぶよう叫びます。しかし、尚之は素っ裸で全身緊縛中、ゆる男はオロオロ立ちすくむだけ。なんだこれ。(結局ふたりは別れます)
今回の尚ちゃんは、ヒモにつかまってました。頼られるのが大好きな尚之。でも、それだけの能力が無いので、結局は洋が面倒事を背負います。
洋は洋で、お節介に過ぎるところがあって・・・。
種類は違えど尚之も洋も「都合が良い男」。したたかに見える洋も、尚之に対しては、どヘタレでした。
★左京亜也「年頃のオトコノコとアレ」第5話(35頁、巻頭カラー)
同級生(篠原)にソロプレイを見られた主人公(桜井)が、デュオ活動に参加させられるラブコメ最終話。ん~、何だろう、この既視感。
無理矢理に絆された桜井が、まさかの失恋をするという前回の流れ。
(読者にとっては、まさかって感じでもなかったんですが。)
桜井から見れば、いままでの篠原のゴリ押しは何だったのかと。
隠れ俺様な篠原は、無神経な振る舞いに対する非までは認めませんでした。それを甘んじて受け入れる桜井。また言いくるめられちゃいました。
できることならば、篠原の髪を引っ掴んで、地面にめりこむほど叩きつける桜井の勇姿が見たかった・・・ホントにやったらギャグだけど。
もうちょっと勇ましくてもよかったのにと思いました。
篠原の変態ぶりは、最後まで揺るぎなかったです。
―― 小冊子の全サがあるから、買ってる人が多いんじゃないかな。
今号の作品は、いつにも増してボタンの掛け違い、勘違い、見解の相違が目立ってました。腹の探り合いが多いのは毎号のことで慣れました。