「おれら、付き合ってみる?」

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表題作山田と少年

山田,社会人(工事屋さん),26歳
鈴木千尋,高校3年生,コンビニでバイト

その他の収録作品

  • あとがき
  • 季節がめぐってそれからの二人(描き下ろし)
  • カバー下:漫画「山田と少年とおちびさんズ」

あらすじ

クリスマスの夜、仕事帰りの山田(26)は、
泣きながら酔っ払っている男子高校生・千尋を拾う。
彼は、同性に惹かれてしまうことを悩む少年だった――…。

ノンケの社会人と、ゲイの高校生。
偶然出会った二人が
性別を超え少しずつ心の距離を縮めていく
三田織、待望の長編作。

作品情報

作品名
山田と少年
著者
三田織 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829685648
4.4

(464)

(270)

萌々

(140)

(42)

中立

(7)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
51
得点
2043
評価数
464
平均
4.4 / 5
神率
58.2%

レビュー投稿数51

おじさんは20代

 クリスマスイブの日に、山田は野外で倒れている高校生の千尋を助けます。
 山田は26歳なのに、ボサボサの頭髪と髭のせいで実年齢よりも老けて見えるので、千尋からも初対面で中年のおじさんに間違われてしまいます。
 千尋は同性が好きな高校生ですが、山田の見た目がタイプではないことから、話しやすく、千尋は自分の気持ち、思っていることを伝えていきます。
 千尋の好きな相手への戸惑いは、描写が細かくてきれいだと思いました。山田が皆さんから山田と呼ばれていて、これ以上しっくりくる呼び方がないのが可笑しかったです。

0

ありえない。

負け犬のおっさんが高校生に手を出すとか犯罪でしかない。
以上、論外。

0

棺桶に入れてもらいたい

約10年前、こちらの作品を友人からすすめられ、お陰でドボンとBL沼の住人になりました。
最近私も友人からBLに興味がある、オススメを教えてほしい、と言われ、よしきた!1番にこちらを進めねば!!と思い激推し。そのまま溢れる感情が止められず、勢いでレビューも書いちゃってます。
もーほんとにほんとに優しい作品です。
なんと言っても受けの千尋くんがほんっっっっっとに可愛い!!!号泣
このこ、こんなに可愛くてピュアで今までよく無事で生きてこられたね?!ってなっちゃいます。
攻めの山田も山田で、面倒見も良くて大人と思いきやそこまで大人でもなく(良い意味で)、あーこれは千尋くんも好きになっちゃうよな~って読んでました。
刺激的な事件は起きないのですが、ゆっくりと距離が縮まっていく感じが…はあ、素敵。
2人を見守ってとっても優しい気持ちになれます。はぁ~好き。
耳バラというワードもとっても好きです!!可愛い~~!!!

一時は毎週休日の朝に読み返しては号泣して、心のお洗濯をしていました…ほんとにほんとに大好きです。

この世界のどこかに今でも2人が存在して、生活してるのだと思うと生きとし生けるものすべてに感謝の念が沸いてきます。母なる地球~マザーアース~ありがとう。私の棺桶に入れてほしい。

ともかくとってもとってもおすすめの作品です!!

全くもって己に語彙力が無い!辛い!

0

陽だまりのよう

優しくて温かい気持ちになるのに、なぜかじわっと泣きたくなるようなお話。

最初はゲイを理解できない、という感じだった山田の気持ちがどんどん変化していくところが好き。
単に流されているわけでもヤケクソになっているわけでもなく
きちんと千尋と向き合って、否定することなく自身の気持ちごと受け入れられるところに大人の魅力を感じました。

これまでたくさん悩んできた千尋も山田と出会えて本当に良かったな、と。
信頼している人に「大丈夫」って言われると、心がスッと楽になる気持ち、わかる気がしました。
柔らかく微笑むところも堪えきれず涙を浮かべるところも、
知れば知るほど千尋が可愛くて、彼に幸せが訪れたことが嬉しかったです。

心がぽかぽかする素敵な作品でした。

0

ゆっくり、ゆっくりと、、、

三田先生があとがきで仰っていた通り、登場人物の26歳社会人山田と高校3年生千尋の2人は本当にどこにでもいそうな人間。そんな2人がひょんなことから出会い、恋に落ち、ゆっくりと、丁寧に、大切に愛を育むする物語でした。

もうすごく良かった、、、!!

千尋はゲイに悩み、日々生きづらさを感じている。
山田は正直で、千尋がゲイだからといって拒絶はしないし変な気をつかったりもしません。ただ純粋に1人悩めるDKに幸あれと心配し、願ういい人。
そこからの、2人の心情の変化と恋心に気づくまでの流れやモノローグが本当に沁みて泣けました。

その後の2人を描いた同人誌、これ涙なしに読むなんてむりですよね?

1

全てが愛おしい作品

「僕らの食卓」では、主人公が子供時代を語る場面で胸が締め付けられて涙が出たんですが、この作品は全編通して、二人がもう愛おしくて・・・じんわり涙が滲む感じでした。まさに尊い・・・

ストーリーはとてもシンプルに、主に山田目線で二人が近づいていく心情を繊細かつ丁寧に描いています。この可愛らしい絵柄と少女漫画寄りの素敵な表現で、二人の優しいキャラクターがお互いをどんどん好きになっていくのが最高に心地よかったです。

0

感情の移り変わりがいい

最初、道で寝ている子を拾って帰るってBLでありがちよな〜、山田さん目線のぐるぐるが続くのね〜なんて思いましたが、やっぱり見せてくれる所は見せてくれますね。

面倒なことは避けたいタイプだけど、ただぐるぐるしているだけの山田さんではなかった。

ここぞという場面で、山田さんが千紘をぎゅっとするのが好きです。

いわゆる心理描写がお上手な漫画家さんですね。
切ない、悲しい、さみしい、うれしい、戸惑い…などの感情が自然にすっと伝わってくる。
 
千紘の乙女心を薔薇で表現して、それを察する山田さんのくだりは、2人の個性をユーモラスに描いていてすごくいいなあと思いました。

そして、その感情の移り変わりが、繊細ながら、まどろっこしくなく、軽快なのが心地いい。

自分はゲイだと自覚はあるのに、性的な面では幼くて、裸になるのが恥ずかしくて丸まっちゃう千紘がかわいかったです。

最初は戸惑ったものの、千紘を好きだと自覚してからは誠実に積極的な山田さんもよかった。

なぜだか、前半の途中から、山田さんの独白が大◯洋さんの声で脳内再生されてちょっとおもしろかったですw 髪型のせいかな。

0

今更だけど、いい作品はいい!!

Canna展に行った時、5年以上前の知らない作品が多かったのでそのうち読みたいなぁと思っていた作品のひとつでした。

26歳のくたびれたおじさんと高校生。ノンケと乙女なゲイ。
可愛い高校生に年上が絆されちゃうんだろうと分かっていたけど…、やっぱり可愛くて健気。
くたびれたおじさんが髭をそったり優しくしてくれて、時々お兄さんになるし。
これはお互いに好きになっちゃうよね~!王道万歳!!

この本の素晴らしいのは「耳バラ」という言葉を教えてくれたこと!
耳が真っ赤になる受けちゃんって可愛いよなぁ~とずっと思っていました。
これよ!これ!「耳がバラみたいな色」になってるんだよね!!

バラが似合う高校生。とってもよかったです。
そして、妹ちゃんと弟くんも可愛かったです!

0

キュンの最上級ギュンギュンでした

何とも素敵なお話でした。
作者さんの作品を読むのは「僕らの食卓」に次いで2作目ですが、こちらもすごーく良かった。
歳の差が大きい年上攻めはあまりタイプじゃなくて、表紙の山田にも惹かれなかったのですが、読んで良かったです。

寒空の下寝ている高校生の千尋を拾って、自宅に連れて帰る始まりなのですが「女子じゃなくてもこんなん事案だよ」と不服に思っていたのですが、千尋がお酒を飲んでいて酔っ払っていたため警察に連絡しなかったんです、山田さん。
ここでまず山田の事を見直す(自分チョロい)
さりげなく千尋の気持ちを先回りして察してくれるのも、すごく良い。
初詣で千尋の恋愛成就をお願いしてくれるとか、優しすぎてこんなん惚れても仕方ない。
26歳とは思えないくたびれ気味な外見だけど、内面も落ち着いている笑

千尋の隠しきれない好意や山田が千尋の事を好きだと自覚した時の描写とか、キュンとさせていただきました。というか、付き合うことにしてからの後半はずーっとキュンでして心臓が痛くて病気になったかと。

2人なら大丈夫、ゆっくり恋人になっていこうっていうスタンスが好き。
心が浄化されるような素敵な作品でした。

0

小腹満たし戦隊

早々に、26歳でおじさん呼ばわりされる山田に胸が苦しくなる。違う!もっとキュンとする胸の苦しさが欲しいの!って気分でしたが、キュンとする方も沢山あります笑

山田(ノンケ社会人)×千尋(ゲイ高校生)
「自分が男を好きってことが 許せなくて 気持ち悪くて」ってセリフがキました。告白した相手に気持ち悪いって言われて〜みたいな展開はよくありますが、この論法は成る程と思うし、辛さがしみる…。

「男から告白されたらどうします?」「実際ちょっと引くかも」って会話が好きです。この流れでゲイ側が落ち込むっていうのはよくあるパターンなんだけど、ノンケの山田視点で進むので、千尋の感情は読者が推測するしかありません。
この、ノンケで恋される側視点のBL漫画っていうのが新鮮で良かった!"この時の千尋の気持ち"を考えることで、山田が主役なのに千尋に共感していくというなかなか無い読み方ができました。
心内のセリフ一切なく千尋が泣くシーン、セリフが無いからこそ色々考えてしまう。三田先生最高かよ〜

千尋は可愛くて良い子な高校生。ちょっと乙女。あえての学校内での千尋の描写、かなり重要だと思う。三田先生最高かよ〜(2回目)
山田がめちゃくちゃ普通の感覚を持った男性で、それもまた愛しい。26歳よりもうちょっと上に見えるけど、年の差的にギリギリのラインなのかな。

1

山田は優しさで出来ていますよ!

すごくすごく良かった。

三田織先生の絵が、ほんとに山田と千尋の良さを高めています。

千尋が失恋して、山田に拾われたのは偶然じゃなくて、お互いの新しい人生の始まりだったのですね。

山田の、もじもじした感じの不器用な優しさ。意外と聡い❗
千尋の気持ちを引き出して、その素直で健気可愛くて、ちょっと乙女な良さをわかってる‼️

じわりじわりと近づく二人なんですよ。千尋の作るごはん、おかず、お味噌汁。めちゃくちゃ美味しそうです!
味を聞いたりする時は、ちょっと上目遣い(多分天然かな)に、千尋がなっちゃうんだよ!山田が、アザと可愛さにドキドキするエンドレスハッピーです。
山田が好きで、何気ない事にも反応して耳が薔薇色‼️になっちゃうんだよ~

可愛いよ。山田が気になっちゃうのわかります。

ですが千尋は、千尋で、ゲイである自分を下げてみたり。自信が持てなかったりして、山田に申し訳なさを感じたり。

山田は、意外と聡い。そして優しい。千尋が、気持ちを隠さずに幸せになって欲しい。自分が幸せにしてあげたいと想っているし。

もう、変化球なスパダリかも❤️

あと、ちゃんと二人が付き合うようになって嬉し恥ずかしい、えっちな場面。
あーこんなに、可愛くてドキドキする場面は何より読んでいて楽しい。

今日は、個人的に地味に腹立たしい事に振り回されたんです!

だけど、ほんとに、今日この作品を読んだことで気持ちが明るく、何だか頑張ろうって思いました。

ほんとに感謝します!

1

耳バラに花エプロンなんて…

「僕らの食卓」の神作に衝撃を受け、新しい扉が開き一人で三田織先生祭り中でございます。
あんなにも温かくて、せつないエロなしBLは初めてで感動しましたが、
この作品はノンケおっさんとゲイ少年、年の差BLの醍醐味がギュッと詰まった上質な作品でした。

三田先生はエロなしだと勝手な思い込み…千尋のウブ味であのエロはかなりの衝撃…びっくりでした><
あんなに可愛い千尋ですが、無自覚な小悪魔タイプなんですよね…違和感なく背中に添い寝なんて。
ついつい山田さん目線で見てしまって、耳バラに花エプロン、そしてお味噌汁…惚れてまうやろ~~~!
バレンタインのチョコ作り作戦なんて、自分に?勘違い?違った?え~~やっぱり自分!!!!
も~~山田さんの振り回されっぷりに、こちらの心臓が持たないわって感じでした。

お買い物の帰り、買い物袋を二人で片方ずつ一緒に持って帰る場面は千尋の心情が重なります。
ゲイである葛藤や家庭の事情…千尋の抱えているものを山田さんが半分支えてあげているようでした。
「大丈夫、大丈夫」いつも言う山田さんの言葉…千尋にとっては本当に力になる言葉。
そして、恋する少年を好きになってしまった自分に向けて…。

気持ちが通じ合うまでの戸惑いや葛藤が、儚くて、せつなくて、温かくて…
とても繊細な心理描写に、がっつり気持ちを持っていかれてしまいました。
気付けば心を鷲掴みをされている感じで、三田織先生の技ありですよね…ほんと上手すぎます。

子どもの出て来るBLはあまり得意ではないんですが、三田先生作品の子どもは大好きで特別枠です。
絶対的な家族愛を貫いて描いているからなのか、家族を背負っている感じが嫌味じゃない。
年の離れたお兄ちゃんが、必死で面倒見ている姿が胸に刺さりますが、
それが温かいのがイイ…大好きです。

気持ちが通じてからの二人のもだもだが、なんとも言えない…
相手の様子を見ながらにじり寄ったり、溢れる想いに急発進してしまう姿に一人でニマニマしてしまう。

そして、この作画だからこそ醸し出されるエロ…まさかの展開にビックリのエロ><
恥ずかしがってダンゴ虫の千尋…背中を舐める山田さんで終わっても充分なのに、小悪魔千尋が発動!
千尋がほんと可愛いんです>< 
山田さんも堪りませんよね…最後までしなくても充分どエロでした…。

大学入学式でスーツで姿の千尋が急に大人びてみえます。
山田さんロマンティストなんですよね…バラの花束なんて~~~最後まであまあまです。
山田さんのおっさんっぷりは最後まで変わらないのが良かった!
余計に千尋が可愛くて、年の差カップル感が萌え増しでした。

三田織先生の季節感のある作画が大好きです。

1

優しい気持ちになれるノンケ攻め

 偶然の出会いから発展するノンケとゲイの年の差恋愛ストーリー。流れがとても自然で、ノンケの山田が同性に惹かれていくのも全然違和感がなかったです。自分がゲイであることを知ったばかりの歳の千尋が、山田の言動に度々耳を赤くするのが初々しくて可愛くて、それを見て自分もドキドキしてしまう山田も愛おしかったり。千尋は親友に失恋したばかりではあるんですが、そんな時に山田にこんな接し方をされたら好きになっちゃうようなぁととても共感しました。バレンタインのチョコまで作りに来ておいて、それを本人に直接渡さずポストに入れようとした千尋にきゅんきゅんしました。

 ほとんど波乱はなく当て馬なども登場せず、ただ2人が少しずつ距離を縮めていくのを見守っているような気持ちになれる作品でした。山田はゲイではないので、千尋の気持ちを知ってから付き合う段階になってもずっと、相手との接し方や過ごし方に戸惑ったりもします。それがリアルなノンケらしいなぁと思いました。でも、千尋の純情さや乙女なところに徐々に感化させられていくんですよね。ノンケ×ゲイに秘められた明るい可能性に改めて気付かされたような、そんな気がしました。

1

いい!

久々に読み返してのレビューです。

この作品、いいですねー。ほんとに”ほっこり”が似合う恋愛ものでした。
電気工事の仕事をする山田(20代)と、高校生の少年。
ある日、倒れている少年を拾う、というBLあるある設定でスタートしますが、それからは、傷つきやすくも健気でかわいい少年と、どこまでも優しくいい人な山田の、よちよち歩きの恋に癒やされました。

こんなかわいい高校生、好きに成よね、っていうのと、こんなにいい人が本当にいたら絶対に好きになってしまう、という山田で、どちらも恋に至るまでがすんなりと説得力のある魅力あるキャラでした。

1

ほんわかです。

私もドラマCDが発売されると知り、原作を、と読みました。
ほんわかして良い話ですね。
高校生の千尋はとても可愛いらしいです。山田さんの26歳というのは、高校生から見たらだいぶオジさんかもしれませんが、まだまだ若いですよ…。
そんな二人の物語は初々しく、瑞々しく、これから千尋くんの環境が変わったり色んな事がある中でも、お互いに拠り所になってくれていたら良いな、と思います。

ドラマCDがますます楽しみになりました。

1

心がホッと温かくなる

おっとり、ゆっくり。
二人の恋はきっと何処かの誰かなんだろうなって感じがします。

少女漫画みたいな王道な展開……王道好きとしてはたまらんです。
山田さんの年上相応の包容力とか、年齢相応に微妙に大人になりきれないところとか、とってもリアルだなって感じました。
千尋くんの高校生感も素晴らしい。
……こんなにしっかりしてて、頭の良い高校生は……ハイスペックか……。

また千尋くんの表情がとても良いなと感じました。
山田さんといる時は、可愛い。
高校の同級生といる時は、男子高校生。
弟たちといる時は、お兄ちゃん。
全部千尋くんなのに、顔が違うような、表情の描きわけが本当に上手です。

王道で少女漫画みたい、と前述しましたが、それでもBLとして押さえるところはきちんと押さえられていると思います。
失恋、葛藤、付き合いだしてからの不安……。
どれも王道だなぁと思いますが、やっぱり王道には王道の良さがあります。確実に。

夜寝る前とかに読むと素敵な夢が見られそうな一冊です。

2

振り回される山田

この作品がCDになると知ってちょっと興味があったので購入してみました。
山田が仕事帰りに倒れていた千尋を拾って連れて帰ったことで、千尋が山田のこと気になって好きになっていくのが、失恋でヤケ酒を飲んでいた時に優しくされたことがきっかけだったけど、徐々に惹かれていく様子がかわいかったです。

千尋は同性が好きなことに悩んでいたけど、山田はもともとノンケだし、顔が好みじゃないと言われて安心していたものの千尋はわかりやすく好きが顔に出てしまうので、自分のこと好きだとわかって、千尋を傷つけたくないし元々男が好きなわけではないことでもんもんと悩んでる山田もいい大人が振り回されてて微笑ましいです。

もう千尋がかわいすぎてキュンとしちゃうのわかるな。
お互い相手のことを考えて少しずつ少しずつ距離が縮まっていく。
キスだけで顔を真っ赤にしたり、それ以上もたどたどしいのが萌えます。

周りからおっさん呼ばわりされてる山田が色々考えながらメールしたり、千尋にドギマギさせられてるのが本当に微笑ましくてニヤニヤしちゃいます。

最後まではしていない2人だけど、最後大学生になったので続きが収録されていないのがちょっと残念。
その後がcannaに載ったみたいなので、そこまで読みたかったと思います。

2

清々しい

千尋が可愛かった!そして山田さんがいい人で良かった!それにつきます。

最初は酔って倒れてる所を仕方なく家に連れて帰る、あるあるパターンだよ、アレ?とおもったのですが。

千尋が乙女で可愛くて、山田も千尋の気持ちに気付いてどうしよう!ってもだえるところも良かったです。

千尋が好きだった親友から責められてやりきれなくてイブの晩に酔ってあの場所にいたんですね。
そこを助けてくれた山田さんをサンタさんみたいな人ってバレンタインにチョコ渡したり。

山田も千尋が可愛くて愛しくて二人のお付き合いが始まり最後は千尋の大学の入学式ですかね。出会ってから一年以上続いてたんだなあと感慨深かったです。
エッチはあの先へ進んだのかな?
清々しい話にゲスなこと言ってスミマセン!

2

タイトルそのままの素朴なふたりの話

大変、良かったです。
大きな出来事があるわけでもなく、命が危険に晒されるような事件が起こるわけでもなく、ただただ優しい時間が流れているような作品でした。

男に恋する少年・千尋に恋したノンケの山田。
山田が素朴で優しすぎる。無精ひげでも、枕くさくても、おじさんに見えようとも全然いい!と思える気遣いっぷり。おばかゆえに素直でごまかさない。だから余計なことも考えすぎないんですよね。
初詣で「オレの恋愛運もお前にやる」なんてお祈りしてもらえたら、完全に惚れてしまう。後半の千尋サイドの話で、初詣に行く前にあった出来事が語られているのですが、あんなことがあったあとの山田。効果が倍増すぎるというものです。

「大丈夫」
「なんとかなる」
その二言だけでも十分なほど千尋の支えになっているのに、さらに千尋を不安にさせないように、と考えられる山田。もうとにかく山田。耳バラ似合わないくらい見た目がむさ苦しくても、こんなにも相手のことを考えられるひとに拾ってもらえたことが、千尋にとっては一番の幸運だったんじゃないかと思えます。千尋が好きだった同級生、彼女できて良かった。

ノンケの男性が同じ男である相手を好きになるのってこういう感じなのかなあと、妙に納得しました。
最初は相手が心配で、そのうち気になって、距離を置かれたら寂しくて、会いたいと思う。
会ったら触れたくなって、そこでブレーキをかけずに「なんとかなる!」と踏み出せるかどうかが大きな分かれ目なんでしょうね。
これが大卒リーマン(26)とかだと世間体とか未成年とか将来設計あたりが頭をよぎりそうだけど、山田の頭の中には「千尋!」しかない。この単純さが本当に良かったです。

千尋のバレンタインデーのカードとか、ちょこちょこ面白いネタが潜んでいて、くすくす笑いが止まらなかったです。
あったかほのぼの、良い作品でした。

2

素朴で可愛い受が好き。

本当は、神評価を付けたいのですが、見た目大事な私としては、攻の山田のヒゲが気になるのです!
そんな訳で、たっぷり萌×2感を味わったので、この評価です。

受の千尋は、ホントにごく普通の男子高校生。でも、料理の腕はピカイチ!
起きたら男の子が朝ご飯作ってるなんて、可愛いじゃないですか!
エプロンしちゃうんだよ!男子高校生が!
横になって昼寝していたら、背中にピトってくっついてくるなんて、可愛すぎる!
可愛い所をあげたら、きりがないのです。

攻の山田は、まだ26なの?おっさんじゃない?と言われそうなキャラです。ぐぅたらな感じ。面倒なことは苦手。髪もボサボサ、無精ひげは常に。
でもね、千尋に出会って面倒でも、気になっちゃったんです!このおじさん!自分にだけは、甘えていいとか言ってあげるんです!
悩んでも前に進む考え方とか凄く好きです。それに感化され千尋もプラスな考え方になっていくのが、この2人の良いところ。

年齢差もあるし、千尋は母子家庭だから、お母さんカミングアウトされたら、ショックだろうなぁとか、何だか深いところまで考えて心配しちゃいました。
お話は2人共幸せで、ゆっくりと関係を進めていく感じが、とても良かったです。

3

読後感が最高

長く遠ざかっていたこのBL界に、凄い力で私を再び引きずり込んだのがこの作品です。もう大好き。おかげでイイ年してまた腐ってしまって(笑)
このお話は千尋が愛くるしいのが魅力なのはもちろんですが、山田の器の大きさもその一つです。
酔って寝転がってる高校生を 通報せずに自宅に連れ帰って介抱してやり、ゲイで悩むその子のために恋愛成就を祈ってやり、学校生活で素を隠していることすら心配している。いい奴だ山田!お父さんを小さい頃に亡くした千尋は、その包容力に惹かれた部分もあるのでしょう。
ストレートの山田が千尋を愛しく思うようになっていく過程がとても自然で、おっぱい星人なのに「おっぱい無くても可愛い子っているんですよ」とつぶやくのもグッときます。
同人誌での続編では 千尋はお母さんに ゲイであること、山田とつきあっていることをカムアウトします。山田は千尋に、千尋を一生大切にしますから安心して下さい とお母さんに伝えるよう言付けます。もう涙が出ます。意地悪も障害も出てこない夢物語と言ってしまえばそれまでですが、地に足がついたBLファンタジーです。幸せな気持ちになれます。ぜひご一読を!

5

大好きすぎる作品

私はこの作品がとっても好きで好きで…。心がほわっとしたい時に読み返しています。
それで読むたびに思うんです。「千尋は山田さんに出会えて本当に本当に良かったなぁ」って。

私がこの作品で好きなのは山田さんが仕事で千尋の学校へ行って友達とサッカーをしている千尋の様子を見ながら、ああやってると女子が好きなふつーの男の子に見えるなぁ…でも…「本当は乙女で泣き虫で バラの花隠して持ってる千尋 俺がいないとどこでそれ出せるんだよ」と思うところ。
千尋がもし山田さんに出会わなかったとしたら……と考えるとゾッとします。
可愛いものが好きな千尋、少しロマンチックなものが好きな千尋、何かあると耳たぶがバラ色に染まってしまう千尋、山田さんと出会わなかったらそういう千尋が損なわれてしまっていたかもしれないって思うと。
ありのままの千尋を「大丈夫、大丈夫」と肯定してくれる山田さんと千尋が少しずつ恋に落ちていく様子が丁寧に描かれています。

canna50号に番外編「翌朝」では、9年後の二人・26歳になった千尋と山田さんが描かれています。
この本編を読んだ後にこれを読むとなんか泣けるんです。どれだけ千尋が山田さんのことを大好きなのかが伝わってくるので。
そして山田さんもどれだけ千尋を愛おしく思っているのか判るので。
それとcanna42号にもスペシャル番外編「少年と山田 ~少年じゃなくなっても」には大学生になった千尋(山田さんとお付き合いして一年後)が描かれていて、これもとってもいいお話。
どっちのお話も大好きなので、同人誌の「ばらのアーチをくぐってきてね」も含めてまとめてコミックス化を切望してます。

4

千尋が可愛いすぎる

先生の作品は、やっぱり泣ける。本当に、人に対する優しさや温かさが作品から溢れていて…

受けの千尋が本当に健気で優しくて…
千尋の泣き顔を見ていると、大丈夫、大丈夫だよ、と、こっちが思わず応援したくなっちゃう。

郵便受けにブラウニー渡しちゃうシーンが、特にお気に入り。乙女か!
可愛いすぎるだろ~…と、思わずきゅんってしました!

濡れ場も少ないですが、それでも大変萌えさせて頂きました!よかったね千尋…

物語としては決してドラマティックではないですが、私は先生の優しい絵柄や世界観が好きなので、今後も作家買いします。
何てことない日々が、こんなにも幸せ。

三田織先生のあとがきも何気にすきです。自画像もゆるくてほっこりします。

癒されました!

5

おとぎ話のような

あーこれはかわいい。おっさんおっさん言われてますが、まだ20代半ばのガテン系サラリーマンの山田さんと、自分がゲイであることを自覚した悩める男子高校生の千尋くん。転がっている千尋くんを山田さんが拾ったところからはじまるゆっくりとしたラブストーリーです。
男に惚れるなんて、想像したことすらなかった山田さんが千尋くんの可愛さに次第にデレていく様子もとてもかわいかったです。このコミックでは千尋くんのキュートさを愛でるのが大多数かもしれませんが、不器用な20代の山田さんも私なんかからすると十分にかわいい。
普通におっぱいの大きな女の子がタイプだったはずなのに…と戸惑う山田さんですが、性愛も含めて千尋が好きなのだと覚悟を決めてからは千尋くんよりも積極的な所はふたりの経験値の差が現れてましたね。

ふたりが出来上がったあと、山田さんが出会いを回想しての「少年を拾った 面倒や 戸惑いも 一緒に拾った」というモノローグが素敵でした。

ふたり以外の周囲の人との関わりはチラッとしか出てきませんが、家族との関係なども含めこの先も見てみたいなぁと思いました。続編とか出るといいな。

3

なんて優しいお話なんだろう

三田織さんの作品初めて読みました。
Cannaの50号記念号に掲載された番外編を読んで、これは本編を読まねば!と思ったのです。

年の差モノの良さがぎゅっと詰まってます。
26歳にしてすでに色褪せた毎日を惰性的に無感情に過ごしている〔山田〕
10代という多感な時期の真っ只中にいる悩み多きゲイの男子高校生〔千尋〕
不器用に生きている2人が出逢って築いていく関係が優しくて、純粋な情愛に満ちてて、めちゃくちゃ癒されました。

この作品の良さを私の文章力では上手く言い表わせる気がしないので、ただもうこの一言だけ残したい。
山田さんと千尋くんが出逢えて本当に良かった!

本作と本誌50号に載った番外編の間のお話を同人誌で描かれているようなんだけど、もう手に入らない…読みたいなぁ。

9

幸福感で満たされる

なんでもっと早くに読まなかった自分!!となりながらも
読めて良かった…!!と思わずにいられませんでした!

20代半ばとDKの恋、山田がやたらおっさんおっさん言われていましたが
男性は年上に見える方がハクが付いていいような気がしますww
チビちゃんや高校生からすると20代半ばでも…と思うと
なんだか切なくなりますが;

千尋の濁りの無い恋心は、失恋して山田に助けてもらったからって
単純過ぎだとは思えませんでした。
親友を好きだと自覚した途端自分がイヤで誰にも言えなかったのに
山田に打ち明けても気持ち悪がられないのは
年上だっていうこともあって半端無い安堵感だった事でしょう。
完璧に好きになる前に離れようとする健気さ!!!
いちいちもらい泣きしてしまいそうな作品は久しぶり…。

山田は酔っ払いのDKを助けたはいいけど面倒なことになったって正直でww
好意を向けられても困るのに、意識して空回って…。
でも千尋の家庭環境を聞いて自分に甘えろだなんて懐デカい…!!
年上だって戸惑うし自信もなくて先はどうなるかわからなくても
お互いが大事で、想い合っていれさえすればきっと大丈夫、
そんなシンプルさを信じられる気がします。山田と千尋なら。

千尋自体がDKだからってだけじゃなく純粋で眩しくて
そのわりに山田の山田を愛でる時は(言い方)ギャップを発揮してくれるし
翌日には恥じらうというコンボ…たまらない……。

あああ可愛い……これからケンカしたり何かツライ事があっても
きっとずっと一緒にいてねと願わずにはいられないお話でした!!

5

にやにやが止まらない

Kindle読み放題にて。
この可愛いお話は何でしょう…!!ニマニマしながら読みましたっ!!
偶然出逢って、お互い好きになって、付き合うことになって、キスして…という一連の流れがとっっても丁寧に描かれてて、読みやすいし何より登場人物が可愛すぎる!!
千尋の健気なところが可愛くて撫でくりまわしてやりたい…!
オッサンも千尋の事でぐるぐるするの可愛いし、すごく誠実な人柄が伝わってくる。
付き合ってから、お互いの気持ちをちゃんと言葉にして伝える姿勢も良かった!

4

純情

一冊丸々二人のお話です。

失恋でヤケ酒し酔って倒れている高校生の千尋を自宅へ連れ帰り、一晩泊めてやるようなちょっとお人好しな山田は26歳。
ゲイということに悩む千尋へ親身になるうちに、二人の距離は縮まっていきます。

山田も千尋もすごく可愛いです。
特に千尋は山田がノンケなのをずっと気に病んでいて、自分のために無理して欲しくないと思っています。
それをちょっとした時に気遣い、そしてそのことに山田自身も胡座をかかずきちんと伝えようとするところがものすごく愛おしい二人です。
話に突飛さがないのが日常にいそうな気がして、そこがまた魅力的です。
日常系って山谷があり過ぎてもおかしいですし無くても間延びしてしまいがちですが、二人の歩みが急ぎすぎず優しいお話でした。

2

可愛らしくハートフル♡

中身も表紙絵と同じぐらい可愛らしくてほのぼのとしてます。ゲイであることや失恋、進路など色んなことに悩んでる高校生の千尋(受け)と、ゆる~い雰囲気で26歳とは思えない程落ち着いてオヤジっぽい山田(攻め)のCPです。

ホッコリするし、2人が一緒に成長していく姿が本当に感動的です。初めてのお泊りに張り切って学校の授業で作ったプラネタリウムを持ってくる受けがまた可愛い。そして、大きな宇宙が広がった小さな部屋で山田が告白して触りっこ始めちゃいます♡攻めがオヤジキャラとは思えない程キュンキュンするシーンでした。

中立なのは個人的な理由です。天然で小動物系の受けが苦手なんです(汗)。可愛すぎるし健気すぎて、私みたいなBBAには眩し過ぎるんですm(__)m

1

幸せな2人の時間に涙

悲しいことなどなに1つ起きていないのに、2人が幸せに過ごす姿を見て涙が後から後から溢れてきました。
幸せで胸がいっぱい。素敵な作品です。

4

呼び起こされる純情

うっ……キュンとしてしまった。
王道です。でもやっぱり王道は王の道。

純粋な高校生にこんな風にひたむきに想いを寄せられたら。
でも山田はノンケ代表みたいなごく普通の男で、男同士の恋愛に対する反応もとても普通っぽいんです。いきなり受けの色香に惑わされてぐらっときたりとか、全然しない。でもホモフォビアではなく、あくまでごく普通なんです。それがすごく良かった。

26歳の大人の山田が、だんだん高校生の千尋に肩入れしていく姿が自然に描かれています。どこにでもいそうな二人が、物語的な唐突さを感じさせずに進めていく恋は何だかリアルで、他人の人生の一部を覗いているようなドキドキがありました。二人が戸惑いながらちょっとづつ心を近づけていくのが可愛くて、面白い。

26歳なのにやたらおじさん扱いされてる山田ですが、がっついてなくてニュートラルな感じがいい。初エッチしたお泊まりの夜は、千尋のあまりの可愛さにノックアウトされました。
自分もまだ大人じゃないのに、小さい兄弟の面倒みてるお兄ちゃんって何か萌えます。好きな人と一緒にプラネタリウム見たかったとかもう……!

ああ……畳に布団もいいね。好きな人の枕の匂い、かいじゃうね。
だんだんレビューが変態化してきました。
これくらいにしておきます。

6

幸せのお裾分け

幸せなお話です。
ストレートだった山田が自分のことを見て耳を真っ赤にしている高校生千尋にどんどん惹かれていく様子が描かれています。
最初こそご飯を作ったり、買い物に誘ったりと積極的だった千尋がバレンタインの告白を境に諦める決意をして、他人の振りをするところが切ないです。
二人ともめちゃくちゃ美形と言うわけではないけど、相手を思いやる気持ちが優しくて、読んでいて幸せな気持ちになれる漫画でした。

5

サンタさんがくれたもの


すごくすごく、よかった。
心の中で温かい、ぽかぽかしたものが生まれてきて、それが涙に変わるまでの時間が本になったような。そんな作品でした。

何かとんでもなく辛いことがあるとか、そういう展開が待っているとかそういうことではないのだけれど、きっと、恐らくふたり両方に…特に青春真っ盛りな千尋(受け)には日常的にちょっとした心の痛み、棘みたいなものはあって。それを感じさせる作品の雰囲気でしたがその棘が出てすぐ山田(攻め)のやさしさが包み込んでくれて。抱きしめるような言葉のやり取りに涙が出ます。山田が、良いキャラだったんだなぁ。表紙見るとおっさんぽいですがお髭剃ると格好良いです!笑 作中、千尋が山田をサンタさんていう件がありますが千尋のサンタさんはお髭剃ったらイケメンですね(*ˆ ˆ*) その千尋も、終始ほわほわした内気な子ではなく学校ではちゃんと今時の子で、それが新鮮でした。

一歩一歩、道脇の小石にも目を向けながら歩いていくようにキスだったりもう少し先だったりと進むふたりで、どきどき、きゅんとしました。ふとんにて触りっこのシーンもよかった〜。

現実では無理だなんて思わずに、千尋みたいに悩んでいる子が山田みたいなひとと出逢えたらいいなと思います。

千尋が、山田に見つけてもらってほんとうによかった。
ありがとうございました。

7

ほっこりします。

山田がオッサンながら、さりげなく器の大きな男で、千尋(少年?)は恋に恋するような、この上ない初々しさで、何度も読んでほっこりした良い気持ちになりました。
千尋がかわいい。何やってもかわいい。山田(ノンケ)でなくても惚れるわ、こんなの。

5

好みの問題ですかね。。。

雪の降る日、酒を飲んで外で寝ていた制服を着た少年を 酒を飲んでいたのがばれたら面倒だろ。と、警察を呼ばず自分の家まで運んで介抱してくれた おじさん山田。
お礼にとわざわざ材料を買いに行って料理して朝食を用意する少年千尋。
更にお礼にと訪ねてきておいて楽しく喋るでもなく黙る少年に対して、あ~理由を聞いてほしいのか。と、悟る山田。
話を聞いてあげて、また来いよ!!と言ってあげる山田。
正月の初詣で、自分の恋愛運を千尋にあげてくださいと願う山田。
二人が接点を持っていき、恋愛感情をもつ上で自然なやりとりに見えるけれど、二人とも人間できすぎじゃね??特に山田。そんなに色々悟って気を回せるって20代でそれができるって凄すぎない?二人のやりとりがとても優しく、綺麗で、自然の様で。でも私には凄くあざとく感じてしまった。。。
もちろん作り物の世界なんだけどさ。ちょっとできすぎな優等生な二人のお話は私には合いませんでした。
でも、嫌悪感を感じる作品ではもちろんないので中立で…。

2

良かった(´;ω;`)

オススメされて買いましたが
とても当たりで涙が(´;ω;`)
年上攻め、おじさん(じゃないが)が大好きなので
ドンピシャすぎて、、、、
ヒゲかっこいいと何回も心の中で叫びました。
内容はエロ重視じゃなく物語重視です
なのでエロ重視の人はちょっと、、、、
内容重視やなんでも大好物な方は大丈夫だと思います!
フワフワキュンってなります読んでいて、、、、!!
攻めがおじさんっぽい感じがあります。
受けはホワホワしています。
最高ですね(`・ω・´)キリッ
オススメの1冊でございます。

4

お話はかわいらしくて良いのだけど・・・

フェア目的で購入しました。(評判も良かったのでこちらを選びました)

お話自体、健気で、でも結構積極的で頑張り屋さんな高校生の受け様(ゲイの自覚有)の恋が成就していく様が可愛らしくて、愛おしくて、優しくて・・・とてもほっこりできるお話でしたし、読んで損はなかった作品でした。
お話の雰囲気と絵の雰囲気も合っていて素敵でした。
ノンケの攻め様がちゃんと受け様の思いと向き合って、そして大事に考えて、ハッピーエンドになったのも本当に良かったです。

でも、とても申し訳ない事に「しゅみじゃない」評価にしてしまったのは、本当にこればかりは私個人的な趣向の問題なのですが、攻め様のスペックが・・・どうにもこうにも受け付けられませんでした。攻め様には最低限のスペックがないと萌えられないんです・・・ごめんなさい。
しかも、将来的に受け様の方が完全に立場的に(学歴も職業も生活レベルも)上になりそうなので、そうなった時にこの2人大丈夫なのかな・・・という事が頭をよぎってしまい、今一つだめでした・・・

4

ショボイを連呼しましたが、

初めての作家様でしたが評価が高かったのと、水彩画みたいな表紙が綺麗で購入しました。

山田がクリスマスの夜に拾った高校生の千尋。同性を好きになる自分に悩み、お酒を飲んで倒れていました。すぐに耳まで赤くなる可愛い高校生です。方や山田は26歳とは思えないショボくれた見た目の男です。1ページ目からショボイ後ろ姿。無精ひげでドテラを着た冴えない男。千尋からチョコを渡された時も、初めてキスしたときも、ショボイつっかけを履いているような、まったく私の好みから外れた男。それなのに、いつの間にか千尋の目線で、千尋の気持ちで見つめてしまい、「このまま一緒にいたら、絶対、山田さんのこと好きになる」だから、これでさよならと言うシーンで、めちゃくちゃ涙が溢れてしまっていました。ショボイ見てくれそのまんまの、ささやかな言葉や行動がとっても優しくて、千尋の気持ちを一生懸命に考える山田が、どんどん素敵に見えてくるのです。
 千尋はものすごくものすごく可愛くてけなげで、そしてちょっぴり小悪魔です。背中にぴとっとか、お布団の中から上目遣いとか・・・はぁ、息止まる。なんて可愛い子なんだろう。こんな優しくて可愛い二人が、お互いを思いやって、好きという気持ちを一生懸命に伝えようとする、それを思うだけでなんだか泣けてくるのです。
 

7

優しいお話です。

再読レビューします。

胸キュン出来て、とても優しいお話です。大好きな作品になりました。CPはノンケの山田(社会人)×鈴木千尋(学生)のお話が丸々一冊分になります。

あらすじは、クリスマスの日に山田は、同級生(同性)に失恋して、やけ酒をして酔っ払っている千尋を親切から、家に連れて行き介抱します。その時に、千尋が同性を好きになって失恋した事を聞いた後も、何かと気にかけるようになります。千尋から、新たに気になる人が出来た、と聞いて応援する事になるのですが、もしや自分ではとドキドキしてしまい、なお話。
登場人物の二人が、とても魅力的です。ものすごい、イケメンだったり、ハイスペックだったりする訳では無いのですが、ときめきます。山田は、とても優しくて誠実だし、千尋は健気でしっかり者(時折、小悪魔な所も良いです)
お互いに思い合ってる様子が応援したくなる二人です。
とても、温かいお話なので是非読んでみて下さい~

6

久しぶりなこの感じ

なんだろう。
上手く言えないんですが、久しぶりにこういう作品読んだなーという気がするんです。「こういう」がそういうのなんだって、上手く言えなくて。 依田沙江美さんの作品を読んだような感じ……?? いや、違うか……

なぜか懐かしいような気分になって、読後感が不思議な感じでした。
全然参考にならんレビューですいません。

最近人外とかガッツリエロいのとか読みすぎていたせいでしょうかね。絵柄も近頃読んでいたスッキリしたのとは違っていて、おはなしもじっくりと距離が縮まって行く感じがもうっ。

ほんと参考にならんな。読めばいいと思います。

5

本当にキュンキュンしたー♡

初読み作家さんです。
ちるちるの皆さんのレビューを見てもう絶対読みたい!
私もキュンキュンしたい♡
と本屋さんにダッシュしてきました(笑)

結果、もう千尋の可愛さに萌えまくり、萌えてキュン死にです…
千尋の一々に萌えました。
そりゃあ山田もノンケだけど惹かれちゃうよ!うんうん。

山田を『サンタ』ってわからない様に呼び名を変えてみたり
山田の一々に恥ずかしがって耳を薔薇色に染めたり
山田が千尋の弟と仲良くしているのに嫉妬したり(笑)
初Hで初めは胸が無い身体を気にして服を着たままでいたいと言いつつ、大胆に山田に触ったり…

もう他にも千尋は行動が全部一々が可愛いのです‼︎
(本当にもっともっともっとあるんですよ!)

山田も初めから無自覚に千尋を心配して、それを隠さないから天然っぷりが突っ込みどころ満載で、ノンケの葛藤もしっかり描かれているし、高校生相手にして無精髭はマストだし、髪もボサボサだけど、どんどん千尋とお似合いになっていくんですよね〜

山田も千尋も最初から最後まで萌えどころ満載で、久しぶりにこれでもかってぐらいにキュンキュンしてしまいました。

8

すっごいキュンキュン!

書店で目を引かれ衝動買い。でも悔いはありません。いい買い物をしたと心から思います。
タイトル通りひたすらキュンキュンさせられます////
なんたって千尋がかわいいんだ。なんでそんなにかわいいの~(*≧д≦)
そしてそんな千尋に引かれていくノンケ。わたし好みすぎる!!
購入を迷ってる人にはぜひとも読んでいただきたい一冊。
あと、眼鏡受け苦手なんで千尋が眼鏡にならなくてよかったな~ってあとがき読んで思ってました(笑)
ただエロ好きな人にはものたりないだろうな、と。 だから続編ほしい。マラソン完走するとこみたいww

7

読んでよかったな。

初読みの作家さん。
「キュンキュン」というレビューや評価の高さと、
素朴な印象の柔らかい線と色彩に惹かれて購入。

あるクリスマスの雪の夜、26歳の山田は酔っ払った高校生を拾う。
進学校の制服を着た千尋、親友に失恋したという彼の健気さに
徐々にほだされてしまう山田。

母子家庭で弟妹の面倒をみながら
普通に健全な高校生として過ごす千尋だが、実はゲイ。
小さな頃から自分の中の柔らかな感性を、隠して我慢してきたことが
小さなエピソードを通じて伝わってくるのが、とてもいい。

そしてそれをいとも自然に受け入れ大切にしてくれる山田に
千尋が惹かれるのは、とてもよくわかる。
二人が戸惑ったり照れたりしながら、近ずいていく様は
面映ゆいような甘酸っぱさと優しさに満ちていて、キュンとする。
初Hも(挿入まではいかないのだが)、初々しくていい。

生活感の滲み出た背景、地味な設定の中描かれる物語の中
二人が二人だけで大切にしている、鮮やかな「薔薇」。
それは、千尋の乙女な可愛さであり山田の愛おしく思う気持ちだ。

いいもの読んだなぁ……というピュアな気持ちで読み終わる
そんな一冊だった。

8

キュンキュンが止まらない

いてもたってもいられず初レビューです。
もともとノンケ×ゲイのカップリングは好きではあったのですが、そこに更に年上×高校生というオプションが…!!
可愛すぎてニヤけが止まらず途中で何回か本を閉じました。
千尋(少年)が本当にいい子で、山田さんと出会って自分をさらけ出せる場所を見つけることができて本当に良かったです。。
山田さん。どうか千尋を手放さないでいてください。
ずっと見続けていたい二人でした。

7

うん。かわいい!

読み終わった後に、可愛かったぁぁと溜め息が出ました!
両思いになってからの2人がとにかくキュンキュンです。
エロシーンは少なめですが、受け君の天然?な反応も一々えろ可愛いし、それにドキドキしちゃうおじさんも可愛いです(笑)

5

すばらしい一冊に出逢えました

近年読んだ中でベスト3、を付けたい気持ちです。
こんなにも温かく柔らかなのに、ドキドキがとまらない。
すばらしい作品だと思います。

あらすじを読んで興味を持たれたならそれだけで
ぜひ、ぜひぜひ読んでほしいです!

11

二人が愛おしくてキュンキュン必須の作品です

久々にこんなキュンとして、恋って愛っていいなと思う漫画を読みました。


まず無精ヒゲの山田さんのキャラがいいです!

パッと見たかんじ、よくも悪くも生活感出まくりのリアル男子(26歳)。
だけど千尋に対する優しさや、思いやり、
ぶっきらぼうな言葉の中に見える大人な気づかいに『ギャップ』萌えです!!

千尋の純粋ながら、真っすぐ懸命な心にも惹かれました。

二人が、それぞれ人間らしい葛藤や衝動を繰り返しながら、お互いを想いやる姿にじーんときます。思わず応援してしまう漫画です!

二人は結ばれるのか、Hはあるのか…それは読んでのお楽しみにということで。

7

ゆっくりゆっくり恋をしよう

ちょいとくたびれた26歳の山田が好きになったのは、耳まですぐ赤くなっちゃうピュアな男子高校生でした。

まさにほのぼの。
そしてとても優しい。
読んでいるだけで心が洗われるようなお話でした。

山田の一挙手一投足にすぐ赤面しちゃう千尋がほんとに可愛い☆
耳バラって素敵な表現ですよね!
この一言で千尋が耳まで真っ赤になってる様子が目に浮かびます。

山田は初めての同性との恋愛に戸惑い、千尋はまさに初めての恋愛に戸惑う。
お互いを大切に思うが故に、心がすれ違いそうになることもありますが、そこはそれぞれの気持ちを言葉にすることによって乗り越えていきます。

『好きです』『大丈夫』
ストレートだからより心に響いてきますよね。

母子家庭で育ち、小さな弟妹の世話をしながら頑張って来た千尋。
忙しく働く母に甘えることもできず、父のような役割を担ってきた千尋に、山田は付き合ってみる?と提案します。

そしたら千尋 俺に甘えられるだろ

千尋の重荷を2人で分け合いたい。
そういう気持ちから出た言葉なのだと思います。

2人の方が大丈夫だろ

無意識に出る言葉だからこそ、千尋の心に素直に響くのでしょうね。

ゆっくりゆっくり2人の気持ちが寄り添っていく様子がとても丁寧に描かれており、2人が愛おしくて仕方なくなります。
ピュアな2人に癒されますよ☆



11

きみは愛しいバラの花

アンソロ雑誌でお見かけした時からずっと、
コミックス化を楽しみにしていました!

三田織さん待望の連載長編作である今作は、
見た目は無精髭のおじさん・山田さん(26歳)と
悩めるゲイの高校生・千尋くんが、手を取り合い
『大丈夫!』な未来へ向かって、ゆっくりと進んでいく物語です。

山田さんは、最初は、一人で泣いていた千尋くんに
居場所を作ってあげたかったのだと思います。
『大丈夫』とか『幸せになれる』とか、無責任なことは言えないけど
彼を受け入れる”場所”を作ってあげたかった。

それから、一緒に時間を過ごすなかで垣間見た
千尋くんがこっそりと隠し持っている”バラの花”、
それを出せる場所は自分にしかないのでは、と気づき
いつしか”場所”だけではなく、『大丈夫』という言葉と共に
山田さん自身の愛情も捧げるようになっていく―

そのような過程が、千尋くんの純粋な想いと共に
とても丁寧に瑞々しく描かれていて
心が優しさでゆっくり満たされていくようでした。
(山田さんの千尋くんへの『大丈夫』という言葉が
半分は自分自身への言い聞かせであり、
千尋くんが男だからという理由だけではなく
こういう感情を持つのが初めてだから戸惑う、という所も良かったな)

一番心を打たれたのは、
雨の中、千尋くんが号泣するシーン。
母子家庭の息子・兄としての立場、学校や親友との関係における立場
泣ける場所がどこにもなかった、
そんな千尋くんが、山田さんの腕の中で『大丈夫』と言われ
帰り道、ひとりその言葉を響かせながら
涙で顔をいっぱいにするシーンには
目頭を熱くせずにはいられませんでした。

『大丈夫』という言葉のおかげで、
自分の進む道もきちんと決めて、成長した千尋くんと
千尋くんをめいっぱい大切にしていこうとする山田さんに、
きっとふたりはこれからも『大丈夫!』と声援を送りたくなる
そんな読後でした。

体を重ねるシーンも含め、想い合うふたりは必見です。
三田さん渾身の長編作、涙と共に堪能させていただきました!

11

あったかい、そしてほのぼの

優しくてあったかい、読み終わった時ほんわかするそんなお話でした。

料理上手なゲイの高校生、千尋と
工事現場で働く26歳ノンケの山田。
この2人が出会い、お互いの気持ちが少しづつ育ち
そして本当に恋に落ちるまで・・・
まるっと1冊に収められています。

千尋は優しい、そして相手の気持ちを一番に考えるそんな高校生。
好きだった友達(男子)に恋人ができ、一人ぼっちのクリスマス。
ヤケ酒飲んで倒れていたところを、山田に拾われる。
そんな高校生を拾っちゃう山田も、またそういう人間をほっとけない人。
そんな山田の優しさに、惚れちゃったんですね。
千尋が山田を好きなんだろうな・・・というのは山田本人も気づくくらい
とても直球な感じなんですが、そうだとは思っても
本人から直接告白されたわけでもないのに決めつけることもできず
そわそわドキドキ、どことなく落ち着かない数日を過ごす山田が
可愛くもおかしく、千尋に好かれることが嬉しいのか迷惑なのか
これが普通に女だったらなんの迷いもないのだろうけど
山田の気持ちが行ったり来たり、ぐるぐると落ち着かなくて
どうにもできない切ない想いが、手に取るようにわかる。
読んでいると「やっぱり山田も好きなんじゃん」と言いたくなるような
気持ちの変化や、表情や行動にすごく人間らしい暖かさを感じました。

男の子から好意を持たれること自体初めての経験。
そして有り得ないと思っていた自分なのに、千尋のことが頭から離れない
それをあっさり認めて、自分の気持ちに正直になれる山田が
すごく可愛くて、愛おしく感じました。
山田のために何かしたい、あふれる気持ちをどうにかしたい千尋の想いも
ちょっとした言葉や表情から感じ取ることができ
優しくてあったかいストーリーにまさに癒されました。

激しいシーンはほとんどなく、お互いを求める気持ちはあっても
それだけではなく、気持ちの部分で支え合おうとする2人が本当にいいです。
もともとゲイの千紘が、女を愛することができる山田の気持ちを考え
したくないわけではないけど自分との行為を無理強いしたくないという想いと
26歳の大人が高校生相手にむやみに盛ることを自粛しようとする山田の
想いが
微妙にすれ違うところなんか、可愛くて笑えてしまいます。
エロ少な目ですが、優しくほんわかしたい方にお勧めです。
最後にきっと顔がゆるんでしまいますよ。

14

普通男子、だからこそ愛おしい。

26歳だけど、不精ひげでくたびれめで、おじさんに見える、
ノンケの工事屋さん(攻め・表紙右)と、
男友達に彼女ができて失恋し、ゲイを自覚したばかりの、
純朴でちょっと乙女気質な高校生(受け・表紙左)とのお話です。

厚めの本まるごと1冊かけて、
ノンケとゲイの恋をゆっくり描いていて読みごたえがあります。

攻めも受けも、どちらも特別格好よくない、
どこにでもいそうな外見で、どちらもヘタレ要素あり。
でも、そんなふたりが、
困った顔をして迷いながらも惹かれあって、
お互いが大事な存在になっていく様子は、とても愛おしかったです。
ほのぼのテイストがお好きな方に、特にオススメの1冊です。


最初は、雪降る夜に攻めが、
酔って泣いて外で寝こけている受けを偶然見つけて、
自分の家に連れて帰って、
真面目そうないい子なので心配して気にかけてあげたら、懐かれて…
そんなはじまり。

攻めの言動ですぐ耳まで真っ赤になる、ゲイの高校生を見て、
俺のことが好きになったのか!? 面倒くさい…
そう思いつつ攻めはワタワタするのだけど、実際にそうだと分かると…


お互いに相手が大事だからこそ、すんなり進まない。
でもその中で、それぞれが相手のどんなところ、どんな言葉に、
心惹かれたのかが丁寧にゆっくりと描かれていくので、
一緒にじわじわとふたりへの愛情が増していきます。

なんとなくじゃなくて、
ちゃんと言葉にして「付き合おう」とか「好き」と伝えて進む姿にも、
とても好感がもてました、誠実で素直な恋って感じ。

お泊りに授業で作ったプラネタリウムを持ってきて、
でもそんな自分が恥ずかしくなって…という純でウブな受け、
初エッチでは最初はヘタレ全開だったのに、
途中から積極的にはむはむとフェラしちゃって、またその姿が可愛い。
そんな高校生と、
変に大人ぶらずに同じ速度で向き合ってくれる攻めも、すごくいいな。

挿入までは描かれていないしエロさは少なめなんですが、
それがまたふたりらしくて十分満足です。

スレてない恋物語を読んで、心がとてもほっこりしました。

17

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