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未熟な僕らの卒業論文

mijuku na bokura no sotsugyoronbun

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表題作未熟な僕らの卒業論文

香月旭、大学生(リバあり)
阿部大輔、大学生(リバあり)

その他の収録作品

  • カバー下 4コママンガ4本
  • あとがき

あらすじ

問1
友人と裸で寝ていました。
あなたにはどのような変化が生じますか?
→解答は本文で!

学校にバイトに友人に、普通の大学生活を送る大輔は、こと恋愛にはまだまだ疎いお年頃。
しかし、バイト仲間の女の子がストーカー問題で悩んでいたり、大輔は大輔で酔った勢いで友人の旭と☓☓しちゃったり…
なんだか突然状況が目まぐるしく変わっていって?!

ーーー恋なんて、誰かに執着するなんて分からなかった…でも…!

作品情報

作品名
未熟な僕らの卒業論文
著者
里つばめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
ISBN
9784864421928
3.9

(99)

(31)

萌々

(38)

(25)

中立

(1)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
12
得点
383
評価数
99
平均
3.9 / 5
神率
31.3%

レビュー投稿数12

友だちからの

大輔が恋愛にドライだというエピソードがあっての、旭を好きになりまんまと嫉妬やら執着するのが説得力ありました。

きっかけが、酔っ払って××(チョメチョメ)でBLを読んでいてほんと多いパターンだなと、私の中でBLあるあるトップ3に入るやつでしたが。

酔っ払って××して、大輔が旭を意識して、そこからぐるぐる考えるのが長かったですね。
ま、それまで考えたことなかったことだからそうなるんだろうなとは思いました。

旭が口が悪く正論ぶつタイプで、けむたがられることが多いけど、それを気にせず旭の良いところを見られる大輔とは相性がいいですよね。

旭が言いたいことを言って、それも世話を焼くやつだから大輔は耳が痛いけど、自分を思ってくれているのがわかるだろうし。
大輔も結構言いたいことを言ってケンカップルになっているところが萌えでした。

旭が足を捻挫した時の、大輔の一言がぐっときて、旭からキスするシーンはよかったです。

その後、スムーズにエロい場面になるのが、そういうものなのかな〜躊躇はなかったんかな、ページ数の関係かしらん。なんていらんことを考えてしまいましたw

本作では、女性キャラが嫌なタイプでなくてほっとしました(里先生作品でその傾向があったので)

0

きっと長く続くだろうな

 里先生といえばリーマンものなど社会人同士の作品が人気なイメージがありますが、この作品や『Evergreen Days』など学校ものの作品も、実は隠れた良作なのではないかと思いました。大輔メインの心情描写も、旭の大輔への接し方の変化もとても自然で引き込まれ、友達以上恋人未満の関係から、恋人へと発展していく2人に何の違和感もなく見入ってしまいました。相手を可愛い、と思う感情が強調されていなかったのも、自然に感じた理由の1つかも。あくまで自分が相手の一番でありたいという独占欲や嫉妬の延長線上にある恋愛感情なのが、実際にありそう!と思わせてくれました。

0

サラリとリバ

作者さん買い&リバ買いです。
恋愛対象に執着するなんて理解出来ずに生きてきた大輔と物言いが辛辣すぎてあまり友人が居ない旭、2人の男子大学生の日常からお話は始まります。
バイトや研究室の選択、飲み会など大学生のリアルって感じでお話は進みますが、1話のエンドでようやくBL的展開へ。

飲み会で記憶が曖昧になるまで酔っちゃって、朝気づくと友達と1つのベッドで寝ていた…全裸で!

そこから妙に意識したり、旭が女子と話したり、ストーカーされてる女子を家に送ってくというだけで気になっちゃう大輔が可愛かったです。
大輔が割と躊躇いなく告白するのと、旭が大輔の気持ちに応えるのに葛藤などはなかったように思えて、アッサリくっついたなーという印象でした。

一回のH中でのリバだし、作者さんのエロの描き方は割と好みなので作者さんのリバが見られて感無量。
捻挫の痛みも気にならないくらいの没頭具合なのも良かったです。
だからこそもう少しお互いの事が好きすぎて堪らないーみたいな描写が欲しかったかな(とくに旭の方に)。

4

卒業までの半年で、答えを出すと言うけれど〜♬

卒論!ああ何て楽しそうな響き。私は芸大だったので。卒業制作だったのだ。「卒制」。
フツーの大学がゼミというのに振り分けられ、担当教授の、時にヘンテコな研究に代々付き合わされ、後輩はそれをまた綿々と引き継ぐ。時々研究室に残る学生も居る。そういうのを理工学部系に居る友人に聞いてはワクワクしたものだ。里先生もあとがきに書かれている。
研究室のメンバーがなんて楽しそう。

まだゼミに参加していない学生、仲良しの旭、大樹。真面目で正義感の強い旭は多分優秀だが、正論をズバズバ言うのでキツい印象。華やかな容姿なのに、周りはとっつき難いと思っている。そんな裏表の無い旭のことを付き合いやすいと思っている大樹。
2015年発行の作品という事で、最近のふんわりとしたタッチとは違い、絵は少し硬い感じがするけれど。「GAPS」シリーズが好きな私にとっては、この旭の感じは片桐の原型を見る様な感じもして。実に好ましい。許せないと思ったら殴ってしまう、なんて。片桐もこういう学生だったんじゃないかな。そして大樹の、ちょっと面倒くさい嫉妬をしたり、面倒くさい女の子みたいな乙女思考は長谷川さんみたいじゃないか。可愛い。
バイト先の同僚の女の子がストーカー被害に遭うなんてところもシリーズ3作目の「GAPS apples and oranges」の事件みたいだし。里先生の作品の原型をそこかしこに見れる様な感じもして楽しい。そう言えば浅沼の闇は何だったんだろうね。能面の様な面して、コンビニバイトに執着して。

結末を言ってしまうと、彼等は卒論を書くところまで行かない。
多分先輩たちに可愛がられてこのゼミに入るんだろうけど。自分の気持ちと恋とそれから、という事に気付くまで。と、いったところで物語は終わる。
大樹が旭をそういう意味で意識し始めて変な態度になったり。そもそも旭はいつから大樹が特別だったの?キッカケは酔った大樹の大胆行動だったとしても。
大樹と同様に、旭の気持ちが分からなくてもどかしかったです。
そして意外に唐突にエチ突入。さらりと「…じゃあ次俺な。」と、リバになるのがビックリ‼︎ 旭は圧倒的「攻め」で、大樹はひたすら「抱かれたい」系乙女だと思ってたのに。そこは対等な男の子同士っていう。このナチュラルにリバるっていうのも良いなぁって思いました。
描き下ろしの「僕らの仮説検証法」ではやっぱり大樹が抱かれまくってるので、旭の攻め率は8:2か、9:1位になってるかもね♡

0

理系は男子が多い

里つばめさん大好きです。
少し古い作品ですが、購入したままになっていたので読んでみました。

大学生同士の友情と恋愛のお話です。
口の悪い旭と上手く付き合っている大輔は、旭の数少ない友人であり、マイペースで何にも執着しない大輔が、唯一執着しているのが旭である。
ある日、旭と酔った勢いで過ちをおかしてしまったものの、大輔は覚えていないふりをしてやり過ごしてしまい…。

過ちの後、旭が気になってしまう大輔の執着や嫉妬がすごいです。
初めはノホホンとした大学生という感じだったのに、意識し始めてからは女子並みに旭に嫉妬します。
好きだと告白したが、、今までと同じように友達でいいよな?と言われ釈然としないまま受け入れてしまうが、次第に大輔の本気が旭にも伝わり、ほだされた旭と両想いに!

Hは、旭が受け?と驚きましたが、リバでした。
電話相手に嫉妬した大輔が旭の携帯を見ようとしたお仕置きHでは、大輔は完全にネコにされてましたけど(笑)

正論ばかりで空気の読めない旭が優しくて素敵だったし、女々しい大輔も恋心ダダ漏れで面白かったです。
普通の学生同士のお話も、たまにはいいですね。

0

「じゃあ次俺な」を“KING OF リバ好きを殺すセリフ”に認定したい

GAPSの新刊発売が楽しみすぎてはやる気持ちが抑えられないので、プチ里つばめ祭りを始めました。

これは何と言ってもリバ!
スーパーナチュラルリバ!
初エッチで当たり前のように途中交代してて、キミら最高かよって思いました。
「じゃあ次俺な」
このセリフだけでリバ好きは昇天しながら萌え死ねるぜ…!

お話はぶっちゃけ何回読んでもいまひとつ記憶に残らなくて忘れてしまうんですが(言い換えれば、何度でも新鮮な気持ちで読めて◎)、リバシーンはほんと何回読んでも良くてね、読むたびジタバタしてしまいます。

里さん、もっとリバ描いてほしーーー!

【電子】シーモア版:修正-(描かれていない)、カバー下なし、裏表紙なし、電子特典(1p)付き

5

初めての執着は

理系の大学生あるあるとかコンビニバイトとか大学生ならではですね。

大輔の初めての執着の相手は友達だった。
恋に傷ついたり相手に執着してストーカーとか全然理解できない大輔。
いつも正論ばかりで周りに煙たがられている旭とは仲の良い友達。
先輩からもし旭が他の友達と仲良くするようになったらどう思う?と問われて初めて旭を取られたくないと意識するように。というかその夜の抜きあいはすでに恋心から?

しかも大輔のバイト先のストーカー被害の女の子を旭が送っていくとか言い出したり、いつの間にかメルアド交換してるのを知ったり、女の子からお礼にもらった映画のチケットで旭とその子が一緒に行くんじゃ!と思うと今まで沸いたことのない感情が。

そして旭に告白するも、俺にどうして欲しいわけ?と旭らしい返事が。結局友達ということに。

でも旭がストーカーから階段で突き落とされて捻挫したり、大輔がストーカーと対決するのに旭が友達?に頭を下げて付き添ってもらって駆けつけたり。

お互いがお互いを大事で。
エッチはするの意外だったな。いや見たかったけど旭がそれ込みで大輔を好きになるのかな?と。
しかも友達らしく平等に!でもどっちかというと旭が攻めっぽいですね。

研究室の先輩達もいいキャラでした。なかなか良いこと言ってます。

0

じわ~っとくる地道な恋愛

学生で、親友ものです。
とっても地味で静かに進んで行きます。静かというか、ごく普通の、大学生の日常です。バイトに行ったり、大学の研究室の見学にいったり。
2人の仲を進展させるある事件は起きるのですが、派手なお話ではなかったという感想です。
どっちかがモテモテというわけでもなく、性格が真逆で、でも親友。
誰よりも一緒にいる時間が長い関係。

この丁寧な地味さが好きです。
タイプが違うけど親友、てよくある事だと思います。
でもこの設定がなければここまで好きにならなかったかも。

言葉の節々とか、先輩やバイト先での会話が自然な感じ。
無理に作っていない感じがします。
そんな中で、親友を好きだと気づいたけど、今お互いの時間を一番占めているのはすでにお互い。幸せなことなのに、途方にくれる主人公。

こういう派手さはないけど、無理矢理感のない作品ってほんとに少ない気がします。地道にコツコツ、丁寧な恋愛を描いた作品だと思います。

3

○○のひとつの理想形

発売当初、地味めそう〜と手に取らなかったのですが、今頃

「リバあり」

と知り!
「何〜〜〜〜‼︎‼︎」と!



内容は、大学生の日常…って感じ。
片やズバズバとほんとのことを言葉にしてしまい、ちょっと嫌われポイントもありの旭。
片やちょっとぼんやりさんで優柔不断の大輔。
そんな日常の中に、大輔のバイト仲間がストーカー被害に遭ってたり、研究室に出入りし始めたり、と変化もありつつ。
その研究室の先輩たちとの飲み会の後、酔った勢いで……多分触りっこ?「友人と裸で寝ていました。」という状況に。
そこから大輔は旭を意識し始め…
と、まあ恋心はいいとして、何がいいって2人がお互いにこの恋心を通じて自分の新しい一面を発見する?出現させる?所だと思うのです。
ぼんやりさんの大輔は、自分以外の事で必死になる事。
自分は間違ってない、という旭は、自分以外の事で他人に頭を下げた事。
そして、それぞれが相手による影響だと理解している所。
そこが対等だから、結局2人の関係性も対等で平等なんだと思う。
初めて寝た時から自明のように『…じゃあ次俺な』。
いや、これマジに最高なリバパターンですわ…!
攻防一切なし!
はじめからお互いリバの同意があって、熱量もベクトルも同量で。これいいわ〜!全裸もいいわ〜!
(ひとつ注文するならば、もっとエロく。なんてね)

理想的なリバパターンが読めて満足です。こういうのもっともっともっと(x無限)増えて欲しいー。

3

卒論?

丸ごと一冊がひとつのストーリーでした。

タイトルってどうしてこれになったんでしょうね?
普段あまり気にならない方なのですが、
ちょっと気になりました。
というのも、タイトルと内容が関係ないというわけでは
もちろん無いのですが、ちょっと違うような・・。
まぁ、それはさておき。
2人の大学生、旭と大輔のお話。
悪い意味ではなく、大きな山も大きな谷も無い、とにかく
穏やか~なストーリーですね。
ただ一点、こういう穏やかなストーリーでは珍しいリバ有りでしたね。
でもそれがストーリーの中で、めちゃくちゃ自然に行われていました!
ビックリ!!!したんだけど、でも気付かないくらいサラリと。
こういう所がうまいなぁ~と感心しながら読んじゃいましたw

4

理系男子萌え!

話はどうってことない淡白な話。
ふとしたはずみで親友と裸で一緒のベットにいたことから
意識してしまって、やがてもとより一番大事だと気がついていく話。

当て馬?と思った女子もさらり、
途中で話を進展させるストーカー事件もさらり。
恋に落ちるというよりも、
もともと他の誰といるよりも居心地がよくて……という関係が
少し育って花が咲いたような恋。

何と言っても見所かつ萌えどころは、気持ちが通じ合った後の初H!
お互い対等、ナチュラルに「順番こ」のリバはかなりツボだった。

工学系研究室の描き方は、笑えるリアリティを追求しながらも、
絵がすっきり系でカチッとしていることもあって、むさ苦しさはあまりない。
H場面は少し絵の印象が変わる気がするが、これも悪くない。
と全体に薄味なんだけれど、個人的には好きな感じだった。

5

ま さ か の!!!

前作の『Evergreen Days』が好きだったので購入してみました。
今回は理系男子です!前作の先生と生徒のエチシーンにえらく萌えたので、今回も楽しみにして、どっちが受だろう〜、やっぱこの黒髪だろと読み進めてたら、

まさかまさかまさかの
リバでした!!!

ありがとうございます!!!(;゚∀゚)=3ムッハー

バイトも大学生活もいたって普通の大輔と自分の言いたいことはハッキリ言って同級生から敬遠される旭は、お互い居心地のいい友人としてつるんでいます。
ある日、見学に行った研究室の先輩達との飲み会で酔っ払った大輔は、目覚めたら旭と全裸でベッドにいました。(ゴミ箱には大量のティッシュ。おそらくコキあいっこかと思われる。)
その夜のことは忘れたフリをした大輔ですが、それ以来旭の一挙手一投足が気になって仕方なくなります。
大学の女子と話してるのにヤキモキしたり、大輔のバイト先の女の子のストーカー対策のため旭が家まで送るのにヤキモチやいたりと、完璧ホモフラグです。

大輔が風邪で熱を出したとき、勢いで旭に告白するものの、酔っ払っていると思われ流されて友達の距離キープのまま。このあたりは旭が何考えているのかわからず、ほんとにこの二人くっつくんか⁈な感じです。

ストーカー犯人が、大輔と旭の大学の教師なんですが、こいつに旭がケガさせられたり、大輔が教師にケンカ売りに行ったりとアクシデントが重なりますが、一悶着あった末、ふたりは自分以外にこれだけ必死になれるのはお互いだけだとわかりあい、晴れて恋人同士に。
ここまでの流れ、良くいえば、本気の恋愛をしたことがない大輔のもだもだラブなんだろうけど、個人的には盛り上がりがなくて、あ〜このままなんとなくくっついて終わんのかな〜、つかまさかエロなしなのでわ⁉︎と思ってた矢先に
リバキタ━(゚∀゚)━!! ってなったので、一瞬我が目を疑いました。
どっちが入れるかとかモメるのもなく、初セックスで「…じゃ次俺な」って超絶ナチュラルリバ‼︎‼︎
こんな自然にリバぶっこんでくるの日高ショーコ先生の『初恋のあとさき』以来だったので、一気に目が覚醒しました!いや〜里先生やってくれます。

書き下ろしは、電話で楽しそうに話す旭が気になって、大輔が旭のケータイを見ようとしたのがバレるお話なのですが、ここでも怒った旭に「覚悟しろよ、今日はお前のコレ出番無しな」ってヤられちゃう大輔にもういろいろと滾りました!
友人のときから大輔のほうが旭に執着の気があったので、付き合ってからも独占欲が強いのは大輔のようですね。

全体的にあっさりで、ストーカーもすんなり引き下がったし、バイト先の女の子が当て馬に変貌するわけでもなく、研究室の先輩とかが口説いてくるとかもなく、全く波風立たずカップル成立してしまいましたが、なんといってもナチュラルなリバに全部持ってかれました。リバがなければ評価いっこ落としてたかも…

帯に書いてあった質問
問1
友人と裸で寝ていました。
あなたにはどのような変化が生じますか?

A,男にハメて、男にハメられる
ですねwww

10

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