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表題作恋咲くポタジェ

由井 料理自慢のカフェ店長
田野畑セツ おもしろ野菜農家の青年

その他の収録作品

  • 9割ヘタレの残りの1割

あらすじ

カフェの残念店長・由井は農家のセツにくびったけ。なんとか振り向かせようと奮闘しているけれど…。バターナッツカボチャに花オクラ! ? お話に登場するおもしろ野菜料理のレシピ付き☆

作品情報

作品名
恋咲くポタジェ
著者
見多ほむろ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784041027806
3.9

(116)

(34)

萌々

(47)

(30)

中立

(3)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
19
得点
451
評価数
116
平均
3.9 / 5
神率
29.3%

レビュー投稿数19

美味しい爽やかラブコメ

「好みじゃなかと」で見多ほむろ先生に撃ち抜かれて、今作にたどり着きました。
過去絵の方が目元が涼やかキラキラ系な印象。
好きです…!

農家とその野菜を調理するカフェ店長の恋で、
作中のお料理が美味しそうですし、
二人の距離感やお互いの存在に感謝している様子に癒されました。

由井さん視点で描かれるだけでなく、セツ君視点のエピソードもあり、
二人の思いが一朝一夕のものでないところも胸アツ。

えちは控えめですが、濡れ場も爽やか笑
読後感がよい作品でした。

1

あまあまで可愛い

田舎のカフェの店長兼料理人のユイさんと、亡くなった両親の家業だった農家を継いで一人奮闘するセツくんの(実ははじめっから)両思いなストーリー

いつもおちゃらけてるユイさんの「それだけじゃないでしょ?」が最高。めちゃくちゃに攻。めちゃくちゃにカッコいい

はじめて読む作家さんでしたが、絵がとっても綺麗でキャラクターもすごく丁寧に描かれていて、一つ一つの表情が良いです

全体として、ゆったり、平和に進んでいくので、もう少しわちゃわちゃしてもよかったかも?

0

野菜の「地産地消」と恋愛そしてレシピ付 

店長の由井x農家のセツ
ポタジェ(potager)/ジャルダン・ポタジェ(jardin potager):フランス語。
実用と観賞の両目的を兼ね備えた欧州伝統スタイルの家庭菜園のこと。
セツが由井を驚かせようと、珍しい野菜のポタジェガーデンをコッソリ庭に造っていた。

凄く綺麗な色どりの表紙のこの作品がHONTで紹介されていたので、興味を持ちました。可愛らしい物語でしかも料理の解説付、凄く嬉しい構成。

カフェの店長がセツの野菜無人販売所で野菜を購入する際につかったのは、お札折り紙の♥型。・・由井は、アピールすることにまめな人。
由井は猫に好かれるのに、猫アレルギーを持っている。
由井が愛する田野畑セツは、人付き合いが苦手、感激屋で涙もろくて、可愛い焼きもち焼き。

由井とカフェを運営する三木が、お店を紹介するブログ「残念店長ぶろぐ」を設営して以来、セツの野菜も、由井の店も来店が倍になる。

---
レシピ 5種
①トマトピーマンの肉詰め
②バターナッツカボチャのトルティーヤ
③桑の実のアイスクリーム、パンケーキ乗せ
④花オクラのねばとろ丼
⑤セルリアックのドライカレー

良い提案をさり気なくしている良い作品だと思いました。
有機農法にこだわって美味しい野菜や作物を作っても、作る人達=農家の皆さんが流通販売のノウハウや伝手を持っていないため、売れなくて頓挫することが多いらしいです。
この作品のように、地元のレストランやカフェで全部野菜を買い取ってもらう方法で相互扶助する形が、美味しいうちに食べる事ができるし、地産地消で一番良いと思います。

0

どっち?

いいお話ですね。和みます。
最初はセツくんが男いけるかわからないのにどうなるの?と読んでいたら、あらら?脈あり?

純情頑張り屋さんのセツくん。
田舎な感じなのに由井のお洒落なカフェがあるのが不思議。しかもイケメン?

いつも猫ちゃんに邪魔されてちょっとずーつ進展して、どうもセツくんも本当は…?となったところで過去へ。

就職一年目で農家のご両親を亡くし後を継ごうと都会の会社を辞めて。
最初は農業や野菜を育てるのも上手くいかず。
そんなところに由井と出会って。

知らなかったところで自分の不出来な野菜を好んで使ってとっても美味しい料理にしてくれてて。

それが現在に繋がるんですね。そりゃ惚れちゃうよね!

大事な問題なのですが読んでもどちらが攻めかわからなくて。態度や身長から由井が攻め?と思ったけど腰を痛めるのって受けにありがちだし、えーどっち?と読み終わって上を見たら由井が攻めらしい。

萌えというより二人の出会いとセツの再生に萌×2で!

1

美味しいご飯BL

美味しいご飯BLです。
橋本あおい先生がお好きな方とか、オススメ。

ヘタレっぽいキャラが突然見せるキメ顔、ギャップにやられる。由井(カフェ店長)の突然の王子顔はセツ君(農家)じゃなくてもドキドキしてしまうよ!
そして、皆んな大好き"扉を閉めてそのままキスシーン"があります。さらに玄関エッチになだれ込むボーナス付きです笑
お風呂エッチもあるし、王道に読者が好きなものを詰め込んでくれてる感じ。

ポダジェ…家庭菜園を意味するフランス語
実はタイトルでネタバレがあった訳ですね。

0

セツくんの野菜と由井さんの料理と、ときどきニャンコ

読みながら優しく温かい気持ちになれる作品です。
絵も丁寧で、スッキリしているので読みやすいです。

カフェ店長兼シェフ兼オーナーの由井さんと実家の農家を継いだセツくんがお付き合いするお話。

亡くなったお父様の営んでいた農業を継ぐため、会社を辞めて実家に戻ったセツくん。
農業の知識もほとんどなく、美味しい野菜が作ることが出来ないため、取引先がどんどん減っていきます。
人と距離を取るセツくんは相談する人もおらず悩んでいました。
そんなある日、由井さんのカフェでセツくんが作った野菜を使った料理を食べます。
セツくんは、由井さんの美味しい料理と「すげーうまんだよ!」って言葉に涙が溢れ、他の農家さんに頼れるようになります。
きっと、由井さんの料理を食べたことがきっかけだったのでしょうね。

いつからお互い好きになったのかわかりませんが、本編では初めから由井さんがセツくんにガンガンアプローチをしています(笑)
でも、いいところで猫に邪魔されることが多いです。ちなみに、由井さんは猫アレルギーです。
いつも、セツくんが作った野菜を活かすためにメニューを考えたり、カフェよりセツくんが気になってしまうくらい好きです。

セツくんも由井さんが好きなので、由井さんが好む珍しい野菜を集めた畑を自宅庭に作ったり、由井さんのために出来ない料理を頑張ります。

当て馬も事件や事故(小さいアクシデントはあり)などのトラブルもないですし、お互いが想い合っているので、最後まで安心して見守れます。

セツくんは笑顔がとても可愛いのですが、髪型が好みじゃないのです…すみません(汗)
由井さんはイケメンで超タイプ♡強引なのに恥ずかしがり屋の一面もあり、男前なのにヘタレです。

他にはカフェ定員で由井さんのモブ友 三木さんがかなりいいキャラです。
隠れ三木さんファンは多いんじゃないかな(笑)

セツくん大好きな由井さんと農業に真剣に取り組むセツくんのほんわかした恋。
大切な人に手料理を作りたくなります(私は全く料理が出来ませんが…)。
優しい気持ちになりたいときに、ぜひ読んでいただきたい作品です。

2

パステルカラーのような作品

可愛らしい作品でした

攻めは何でも出来そうなイケメンで、余裕ありそうなのにイマイチ決めきれないちょっと残念な男前

受けは健気というのか、鈍感というのか、イマイチ気持ちが読みきれない可愛い男の子

展開が緩やかでところどころにポイントとなるストーリーがあるのに、あまり強調されすぎて無いなんとも不思議なお話でした

この作者さんの他のお話も読んでますが、今回の登場人物ならもっと内面の描写がリアルでも良いんじゃないかと思ったりする反面、絵が可愛いらしいので、その雰囲気を感じながら読む作品とするなら可愛いらしい素敵なお話でした

1

由井ビジョンのセツ君にヤラレタ

何ですか、これは!!
すごく面白かった!!!
鼻息が荒くなったまま、戻らないくらいに神作品です。

以下の項目に当てはまる方は、この作品をフルに楽しめると思います。
① BLにえろすはなくていいと思っている
② ちょいちょい笑える作品が好き
③ BL作品購入の決め手は食べ物が出てきそうな気配
④ 猫を愛してやまない
⑤ 「なに食べ」のレシピを試したことがある

始まって4ページ目でもう大好きでした。
由井はイケメンなのに本当に残念すぎるほど残念でヘタレなところまで愛せるし、セツくんは素直で可愛いだけじゃなく、すごく苦労してきた子で守ってあげたくなるし、ひたすらモブ扱いを受けている三木も最高すぎて、文句のつけようがないです。
無理矢理一個文句をつけるなら、調理する人がマスクをするのは衛生上何もおかしくはないよ、ということくらいで、あとは何もかも萌えすぎた。好きすぎた。

笑って愛でるばかりではなくて、セツくんが農家を継ぐ過程の話が入るおかげでセツくんが農業にかける思いが並々ならぬことやセツくんにとっての由井の存在もしっかり伝わってきて、物語に奥行きが感じられたのも良かったです。
絵のクオリティも他の作品に比べて、この作品だけ群を抜いてませんか?もう何もかも好みでした。
レシピもセツくんが近所にいないので珍しい野菜は手に入りにくいよ、と思っていたら、ちゃんと代用できる手に入りやすい野菜も載っていました。カバー裏にもドライカレーのアレンジレシピがあったのでお見逃しなく。欲を言えばカバー裏は番外編的4コマが良かったけど、これもまた一興。

ふう、最高でした。薄いカバーをつけていましたが、これから何度も読み返したいので高い方のカバーにつけ直します。

6

表紙のイメージどおり可愛らしい一冊

一冊まるまる同じカプです。
料理人×農家の青年ってことで思っていた以上にお料理BLでした。
1話につき一つのレシピも掲載されてます。

せっせと料理人のために野菜を作る。作った野菜をあれこれ料理して青年に食べさせるという行為に私はエロスを感じました。
例えば「彼の体の1/3は俺の料理でできている」とか、
キスをした後に「俺の料理の味がしてエロイ」とか、酔っ払っていい雰囲気になって「俺は今日はどんな味がするんだろう、(相手も)俺の作った野菜の味がするんじゃないのかな」とか。
自分の作ったもの、料理人なら食事、農家の青年なら野菜で相手の体を満たして体の一部になっていくというのがエロいです。

あ、でもけっしてエロスに満ちたお話じゃなくて、表紙のイメージどおり可愛らしくてほのぼのとしてます。
受けは笑顔が可愛くてキラキラとした青年。料理人は一見余裕があるような感じなんだけどちょっとヘタレ、そして青年のことが大好きなのがダダ漏れしてるという微笑ましい二人です。

全編ほのぼのお料理路線で行くのかと思いきや、途中で青年が野菜作りを始めた時の挫折、そして先輩農家や料理人に出会って救われたエピソードが入っているのでちょっとお話にも深みが出てて良かったです。
恋のお邪魔虫が飼ってるブサかわネコだったり、料理人がモブの店員三木との遠慮ないやりとりをするところも面白く一冊ほのぼの楽しく読めました。

2

丁寧で優しいストーリー

表紙に一目惚れして購入しました!
表紙が好きで買った時に、表紙と中のイラストがかなり違ってガッカリなんて経験もあるのですが、中の登場人物のかわいさたるや(#^.^#)
イラストが綺麗で好みで大満足でした。
ストーリーも、ゆっくり丁寧に進む照れ屋な二人の恋に終始胸きゅん☆☆☆
美味しそうなレシピもたくさん描かれていて、真似したくなりました!どれも美味しそう\(^^)/

2

BL的萌え<ヒューマン的感動、でもイイんです!

『好みじゃなかと』を読み、多くの皆様同様、
槙さんの九州弁と男臭さに萌え転がって
見多ほむろさんフリークになった口です。
その後気付いたのですが『ダメ犬の彼氏になる方法』も
ほむろさんだったのですね。
いつもお世話になっております。

で、こちら。電子でキャンペーンをやっていて
あ、ほむろさんだ、でポチッと。

まず由井さんのイケメン具合にびっくりしました。
ほむろさん、レンジが広い!
くどいようですが『好みじゃ〜』の槙さんの
くたびれた色気にクラクラきていたので、こちらの由井さんの
三枚目なんだけどキラキラしたイケメンっぷりに驚愕です。

内容の方は、最初から想い合っているとおぼしき
由井さんとセツくんのやりとりを
お料理を媒介にほのぼのと愛でる、といった感じでした。

私的に一番ジーンときたのは、
セツくんの今は亡きお父さんのセリフ。
同業の先輩農家の方の言葉から、
あの時のお父さんの真意が解るというシーンがあります。
セツくん、なんてイイ子なんだろ…
そして一生懸命作った野菜を
由井さんに美味しいって言ってもらえた時の泣き顔、
うっかりお母さんサイドの気持ちで見てしまいました。
BL萌えではなくヒューマンで感動だったよ…

気を取り直してBL的トリビアをひとつ。
こちらでセルリアックという野菜を使って
ドライカレーを作るお話(5食目)があるのですが、
由井さんとモブ店長(笑)との掛け合いのなかで、
酒屋さんからの依頼で米粉ピザを作らなきゃというくだりがあります。
そして由井さんが日本酒『龍吟』を一緒に飲もうと
セツくんを誘うのですが。

これ山佐木うにさんの『So Sweet So Tight』とのコラボですよね?!
急遽 So Sweet〜 を読みなおしたら、
造り酒屋さんのイベントにてカフェ ユイが出店してました!
気付いたときはなんだか嬉しかった〜
てっきり出版社が同じで番宣的なアレかと思いましたが、
別の出版社だし、ほむろさんとうにさん、お友達関係なのかな?

なんだか薬にも毒にもならないレビューでお目汚しを…
とにもかくにも皆様、6月のほむろさんの新刊、楽しみですね!

1

見多ほむろさんハズレなし…

先日著者さんの九州弁BL、『好みじゃなかと』を読んでハマり、未読既刊『ダメ犬の彼氏になる方法』を読んで再びツボにハマった見多ほむろさんの既刊です。
きゅん度で言えば、『好みじゃ〜』『ダメ犬の〜』のほうが上なんですが、ほのぼの可愛くて、これはこれでとても好きでした。

おしゃれカフェの店長である攻めは、変わった野菜を作っている農家の青年・受けが大好き。日々猛アピールを繰り返しているが、猫や店員やらに邪魔されてなかなか伝わらない。全然進展がないと思っていたが、受けの心の中にも恋の芽は順調に育っていたようで…。


1冊まるまる同じカプの話で、恋愛以外のいろんなエピソードや、変わった野菜や、レシピなんかも載っていて楽しい本でした。
イケメンなのに少々残念な攻めと、店員三木氏の遠慮のないやり取りも面白かった。結局三木氏は受けが好きだったのかな?
受けはもう本当にいい子で、野菜を喜んでもらえてにこっとするところでは、攻めと一緒にキュン死しそうになりました。

受けの素直で優しく、純粋なところが好きなんだとはわかるんですが、攻めが受けに惚れたきっかけがあったらよかったな。あと恋愛に移行するところがちょっと駆け足で、それは残念でした。

2

良い意味で裏切られた

経歴諸々で、農業物にはちょっとうるさいわたくしですが。

読んでみたら、攻が料理人、受が農家ということで、どことなく栽培・収穫から料理までのイメージがあったけど、ほぼ料理漫画…!
しかも、ちゃんとレシピ付き。

ただし、珍しい野菜が多いので、代用品を使ってね☆
攻は受ラブラブだけど、受は奥手だし猫は邪魔するしで中々手が出せないよ。
でも、受が作った美味しい野菜の料理(愛の結晶)を紹介するぜ!

と、まぁ、こんな感じの話です。
攻視点が中心なので、こうなのですね。
ちょっと受視点もありますが、それは受と攻の出会い編、ってとこなので、大きく農業に触れているわけでもなく、色々な意味で自然なBL。
農業には煩いわよ~と目を光らせる必要はありませんでした(笑)

しいて残念とすれば、やはり今までと同様、設定が甘いこと。
私(料理人でも主婦でもない)でも知ってる野菜を、料理人が知らないとは…!とかね。

でも、ほわほわとできる漫画でした~

5

可愛くて微笑ましくてキュン

「ダメ犬の彼氏になる方法」からの逆読みで、
見多さん作品2冊目なんですが、
これもすっごく可愛くて微笑ましくてよかったです~!!
もう、見多ほむろさん、ツボに入りまくりです、
今日また古いの1冊買ってきちゃったw

こちらは「ダメ犬の~」よりも、
恋愛色がちょっと強めでキラキラしている印象でした~~☆
その分、可笑しさが若干弱めかな?
十分笑わせてもらいましたけど、あんまりギャグっぽくはなかったな。
どっちの要素が多めでも素敵なんですけどね。
(もう、見多さん作品の魅力にすっかりコロッといってますw)


一見余裕があって積極的に見えるイケメン、
カフェ店長の攻め(表紙左)は肝心なところでヘタレてしまうし、
そのカフェに野菜を卸している新米農家の受け(表紙右)は、
純粋すぎて恋に奥手って感じで、なかなか進展しない。
そんな2人の恋を、
攻めのカフェで働く地味めの店員が、
(味のあるモブ脇役! わざわざ「モブ」って書いてあるのが可笑しいw)
尻を叩きつつ、容赦なくツッコミを入れつつ、翻弄しつつ、
お話と恋の行方に面白さを出しています~

あ、いいところで登場して、動物アレルギーの攻めの邪魔をする、
ブサ猫たちもステキ脇役だったな。


好きな人を自分の作ったもので笑顔にさせたい、
困ってる時には力になってあげたい、
だけど、
今の自分じゃ力が足りなくて…でも、自分のできることからやってみる…
そんな2人がとってもキラキラしていて素敵です。

職種が違うふたりだけど、
お互いの存在が支えとヤル気になっているのも、
お互いに相手を眩しく想ってるのも、
素直に伝わってきて、すごくキュンときました。

トマトピーマン・バターナッツかぼちゃ・桑の実・花オクラ・セルリアック

そんなちょっと変わった野菜果物を使ったレシピまで付いていて、
頑張れば萌えだけじゃなくお腹も満たせるってのが、またニクイなぁ~~♪

食べることと仕事、どちらも生きていくのに不可欠だけど、
それを好きな人と一緒にできたら…その存在を活力に頑張れたら、
人生はもっとキラキラだな~~そんなことを改めて感じました。

エロさは少な目ですが、
ふたりの生活の中にHなことがちゃんと溶け込んでる描き方で、
そんなところもとても好きな1冊です。

7

生きていくための栄養がギュッと詰まってる

作者の前作が好きだったので
贔屓目でニヤニヤと表紙をめくりました。
それもあってか最初の数ページがなかなか進みません。

まあなんと、可愛いお話!
カップルの設定や展開などは珍しくないのだけれど、
コメディ要素たっぷりで、甘くてメロメロでも
人として生きていくための、大切な部分がちゃんと入っている。
そしてそれが複雑に描かれていないところも作品にぴったりです。

残念でも情けなくて悩んでも
はたから見たらどちらも太陽みたいなふたりだよなって。
細かいことを抜きにすると、キラキラな気持ちをくれる一冊です。
ぜひたくさんの人に読んでほしい。

レシピページに到達するたび意味もなくドッグイヤーしそうになった。
お料理はどれもおいしそう!

9

お腹がすく

美味しそうな漫画です。
可愛くて、癒されます。

1

進展しない二人

連載の頃からかなり注目していたので購入させていただきました〜!
エロが流行ってる中こういうすぐに照れちゃうようなほのぼのBLはすごく落ち着くし読みやすいです^ ^

イケメンカフェ店長の由井とそこに野菜を提供しているセツくんのお話です
話が現在→過去 と後々二人の出会いが明かされる所が面白いと思いました。

由井のアタックに満更でもない日々を過ごすセツくん、セツくんの自宅には猫がいるのですがその猫に度々邪魔をされて今一歩進めない可哀想な由井が魅力的ですね笑
受けに萌える攻めに萌えるとかはなくCPとしてかわいいなと思った作品でした。ヘタレだけど頑張る由井と恥ずかしいけど頑張りたいセツくん
いつかセツくんから迫ったりしてほしいですね由井くんホイホイ

見多ほむろさんは絵も見やすいですし、背景も柔らかく線が太くないので読んでて疲れず温かい気持ちになれました。また何か新刊を出すときはチェックしたいと思っています( ´ ▽ ` )ノ

4

久々にいいBL

お互いが恋心を抱く過程に違和感がなく、自然体の恋愛模様を楽しめました。
頼りない自分を情けなく思うのも、相手を突き放しちゃうのも好きな人が輝いていて愛しいからが故ですよね。うまうま。
作中の野菜は創作なのでしょうか?描き下ろしのレシピで「○○でも代用できるよ!」と書いているので、本来その野菜を使って料理するメニューなのかな?
料理とBL、一冊で二度おいしいです。私も常連さんになりたい!

あと、作中で由井さんがヘタレキャラ扱いだったのが気になったのですが、ちるちるの分類でヘタレと男前が両立していたのでこれなら…と(笑)
由井さんの照れどころは誰でも恥ずかしげなく言い放つのは難しいところでしょうし、それ以前の包容力や優しさからうかがえる男前さを考えたら、私個人としてはヘタレというほどヘタレ攻めではないと思います^^

あ、通称モブの三木くんもいいキャラしてますよwおすすめ!

7

これは誰かに薦めたい!

私はインタビューなど、特集モノがある時だけ雑誌を買うタイプなのですが、このお話はそうして飛び飛びで読んでいたにも拘らず毎回面白くて、コミックスで通して読むのを楽しみにしていました。

まず初めに、表紙と中身にはいい意味でギャップがあります。優しい色合いのカラフルなカバーデザイン、好きですが、漫画の方が絵もスタイリッシュでとっつきやすく、キャラクターみんなの表情が可愛い。表紙で敬遠している方がいたらぜひ漫画を読んで…!と叫びたいです。

さて、肝心の中身を…。
攻めは、新鮮な野菜を使った創作メニューが売りのカフェ店長・由井。ひどい猫アレルギーなのに動物に好かれる体質。
受けは、そんな由井が惚れ込んだ変わり種野菜の作り手・セツ君。
丸々一冊この2人のお話です。

由井は、自分の料理を食べては「育てた野菜をこんなに美味しくしてくれるなんて」と幸せのあまり泣いてしまう、純なセツが大好き。どうにかこうにかアピールは続けているものの、肝心なところでヘタレなため、「男の人は好きですか?」なんて当たって砕けられるわけがない。

しかし一方のセツも、由井ために自宅の畑で珍しい野菜の研究をしていたりと、実は互いを大切に思っていたことが分かります。この場面で、“由井に喜んでほしかったから”と言うセツに「ほんとにそれだけ?」「それだけじゃないでしょ?」と迫る由井が最高にシビレました。結局いいところでセツ宅の猫にジャマされてしまう残念由井さんでしたが(笑)
と、ここまでが掴みの第1話。

はじめは展開が早く、2人が恋に落ちる過程が分かりづらいなと思いましたが、後々のストーリーや過去編でどんどんと外堀が埋まっていくので、読後の物足りなさや不明瞭感はありません。

一見わかりづらい恋心にも思えますが、親から継いだ畑を盛り返そうと懸命に努力を重ねたセツ、お客さんのために料理を作り続ける由井。2人の間には、野菜と真剣に向き合っている彼らにしかわからない、彼らだから惹かれ合うものがあるんだなぁと感じました。

エロはちょっと少なめ?最後の描き下ろしでは、9割ヘタレの由井店長がエッチの時に出す“残りの1割”の顔が見れます。「ほんとにそれだけ?」にヤラれた私としては大変美味しい逆壁ドン、ありがとうございました。

カフェの店員で由井店長のモブ友(笑)・三木くんの存在感もいい。何度も笑わせてもらいました。この調子で由井のお尻を(お店的にも恋愛的にも)叩いていてほしいですね。また本の紹介にもあるレシピは、真似するのは難しそうですがどれも美味しそう!

そして余談かもしれませんが…私は普段受け視点が好きなのですが(これ視点が攻めじゃなかったらならもっと好きなのに!と思うくらいには受け視点が好きです笑)、このお話は過去編を覗いてずっと攻めの由井視点だったのが、ストーリーとしてとても良かったです。同じお話でも、逆だったら好みじゃなかったかも知れません。そういう意味でも印象に残る作品でした。

レビューや評価が付いていなかったので、もっと読んでほしい!という思いから長々と書いてしまいました…
ヘタレ時々男前攻め×純粋内気健気受けが好きな方、疲れた時に心を温めたい方、少しでも気になったらぜひー!

10

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