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表題作仕立て屋と坊ちゃん

高宮秀一郎,大学生,御曹司,19歳
片山彰,老舗紳士服店の仕立て屋

その他の収録作品

  • ある日のふたり。(描き下ろし)

あらすじ

「ずっと前から好きでした! 」
「……知ってるよ?」
良家の御曹司・秀一郎には長年片想いをしている相手がいる。
スーツのオーダーメイド店「テーラー片山」の店主であり、妙な色気の持ち主の片山 彰だ。
年の差もあり、相手にして貰えるはずもなく…なんとか振り向いて貰おうと必死にアプローチするものの、軽くあしらわれるばかり。
けれど口説き続けた甲斐あって、片山はカラダだけは許してくれるようになり――?
純情な青年×手強い大人、難攻不落の恋。

作品情報

作品名
仕立て屋と坊ちゃん
著者
大島かもめ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
海王社
レーベル
GUSH COMICS
シリーズ
仕立て屋と坊ちゃん
発売日
ISBN
9784796406963
3.9

(199)

(67)

萌々

(76)

(41)

中立

(10)

趣味じゃない

(5)

レビュー数
34
得点
772
評価数
199
平均
3.9 / 5
神率
33.7%

レビュー投稿数34

これが初コミックスだって

後書きに先生の手書き文字で「人生初コミックス」と書かれていましたが、最新作でも見られる「大島先生らしさ」が既に表れていてクスッと笑えたり、胸がジーンとなったりしてとっても面白かったです。

仕立て屋に歓迎されてなくともなんとか用事をつくりお店に行く坊ちゃん、秀一郎が1人で舞い上がって毎回片山さんに冷たくされる。というパターンが基本形。彼の素直でくじけず明るい性格がすごく可愛らしかった。
そこに鋭すぎる片山さんの言葉がナイフのように秀一郎の胸をえぐり、まじでへこんでしまいます。

もー、おぼこい好きとしてはヨダレが出てしまうほどの展開でわくわくしました。
秀一郎、年下が攻めで、年上クールな片山さんが受けっていうのも良いですね。

1

年の差

タイトル通りのカップル。
7歳のときに、父に連れられていった行きつけのテーラーで、仕立屋の片山さんに一目惚れした坊ちゃん。
二十歳になったら告白すると決めていて、一大決心で告白したものの。。

坊ちゃんの方はどれだけ一途なんだよ、というほどの筋金入り一途(ワンコ)です。ですが一方の片山さんは実にすげなくて。。
このすげない感じがよい。年上で、抑制が効いていて、料理とか何にも出来ないけどどこか怪しく官能的な彼。
まるで相手にしてくれていないようで、体は許してくれる。心は?
という関係が萌えです。

とても分かりにくいけど、読者にだけ(?)見せてくれる、片山さんの本心がにくい。
おしゃれな一冊。

1

一人称が僕の中年男性は栄養価が高い

片山の言葉遣いが好きです。
くだけた口調でありながら品のある男というのですかね。
一人称が僕なのもツボ。これはたまらないです。
ただそこに立っているだけで妙な色気がある、難攻不落の仕立て屋さん。
そんな彼のことが幼い頃から大好きで大好きで仕方がない、ようやく20歳を迎えつつあるお坊ちゃんが全身全霊で果敢に猛アタックを繰り広げていくお話。
これぞ年下攻め!な良さが光る1冊でした。

全編攻めの秀一郎視点で進むので、なんだかもう秀一郎から溢れ出る坊ちゃん感と圧倒的光属性な真っ直ぐさに絆されてしまいそうになるのですが、受けの片山はなかなかそう簡単にはいってくれません。
秀一郎のことを決して悪くは思っていないように見えますし、ああ、本当は気に入っているんだろうなというのが分かるんですよ。
どれもすごく分かりにくいのですけれど。

こちらの作品、20歳overの年齢差が良く効いているんです。
押せ押せな攻めにサクッとほだされてめでたしではなくて、甘さ控えめな受けが大人と庇護されている立場である子供の線引きを淡々としていくのが好きでした。
秀一郎が恵まれた環境にいることを片山から思い知らされる、大人への一歩となる気付きも良ければ、遠回しにしか坊ちゃんの突っ走り…もとい暴走を心配をしていると言えない片山のどうにも素直になれない感じがこう…なんとも良かったな…
片山さん、気のないふりをして秀一郎のこと好きでしょう?なんて思ってしまいますよね。
だって、ずっと好意を向けられていることを知っているのですから。彼の気掛かりはやはり年の差と若さゆえの眩しさだったりするのかな。
その辺りは次巻で分かると良いのですが。

とても素直でポジティブな秀一郎。
なんというか、片山が1を言えば10くらい吸収をして、今後ぐうの音も出ないほどの理想の男になっていく素質があるように思えてなりません。わくわくしちゃう。
そんな姿が見られることを期待しつつ、続刊も読んでみたいと思います。

1

お堅い魔性の受けに永遠に振り回される年下攻め

極上のワンコ系年下攻めが味わえる作品です。
受けである片山さんのキャラクターがとにかく良く、偉そうで慇懃で、かと思えばナチュラルに魔性なのが素晴らしいです。

他の作品も含め、大島かもめ先生のキャラクター造形がとても好きだなと感じます。行動や口調、性格や雰囲気のすべてがトータルでキャラクター自身を形作り、お話の中でイキイキと動いているように感じます。

年下の攻めである高宮君が振り回され翻弄されているさまが可愛らしいので、いつまででも振り回されていて欲しい(かわいそうだけど)と思いながら読んでいたら、その期待通り第一巻では振り回されたままで終わりました。
キチンとくっつくまでのモダモダが大好物の、私のようなタイプの方に是非ともお勧めしたいです。

片山さんの、丁寧なのにぞんざいな口調が大好きです。語尾の「〜なの?」や返答の際の「いいえ」や、「君」呼びなど、非常に良いです。わかりにくさも含めて魅力的。誰もを虜にする町の仕立て屋さん。年齢不詳(第一巻の時点では)。
やはり魔性です。

1

歳の差

歳の差CPですが、なんとも受けの片山は40超。
対する攻めの高宮は20歳になったばっかり。(大人になるまで待ってたのよね!)

いやぁ、出会いが小学生の頃ですよね、父に連れられてイヤイヤ行ったテーラーで出会ってしまうって。それ以来、喜んで仕立て屋に行くわけですが。
なかなか片山の方はまともに取り合ってくれません。
そりゃそうだ。普通に考えて、20歳以上も離れた若者に言い寄られても信じられるはずがないw

秀一郎の方は、片山に会いたくて父親のゴルフに届け物をしに行ったら、あいにくの雨でずぶ濡れになった片山を見つけるが、その時透けて見えた下着がビキニだったことに欲情してしまう…このシーンが好きです!
エロい。何もしてないのにそのシチュエーションがエロイ!
大島さんはこう言うのが得意なのかも。情景が立体化されちゃうと言うか。

カラダは手に入れた秀一郎ですが、さてツンの片山は絆されてくれるんでしょうか。

1

片山〜手強い!

久しぶりに、再読〜。
大島かもめ先生の作品、落ち着いていて〜品があっていいね〜。
この物語の良い所は、詳細に語られる背景や、心の声が丁寧で引き込まれる。

22歳年の差カップル。
このクールで、難攻不落な片山が良い味出してる。
全く相手にしてないようで、しっかりツボを押さえてる所がツボだわ。
負けじと粘る坊ちゃんが、もぉ〜おかしいやら切ないやら、頑張って!

ちゃんとした返事もせず、のらりくらりかわすのは、やっぱり年の差ではないだろうかと思う。けど、その度に真っ直ぐな坊ちゃん。
これには、片山も形無しよね。

この片山って言う受けは、BL界でも手強いサイコーの受けでとても好き。

さて、2巻へ

1

説明のいらない最高傑作

この漫画に出会うためにBLを読んできた気がします。下手なレビューなんかいらない、なんの説明もいらない、読んでみれば全てがわかる。しばらく他の作品が読めないくらい感動というか衝撃というかショックを受けています。セリフもいらないくらい、空気感と表情だけで二人の気持ちが手に取るようにわかる。
しっとりとした漫画なんだけどカッコつけなくてもかっこいいというか、気取ってないのにこれ以上に雰囲気で読ませる物語があるかというような漫画。ユーモアも落とし所もあるのに胸を鷲掴みにされて動けなくなるくらい感動しました。愛おしくて愛おしくてたまらない話でした。

1

翻弄される?年下攻め。

何度目かのトライで読了しました。
最初は片山の態度が苦手で…。

仕立て屋片山とお得意様の息子秀一郎20歳。
7歳で片山に初恋をして片山にスーツを作ってもらえるような大人になったら告白しようと。

秀一郎が健気で一途で可愛くて。
プレゼント攻撃も秀一郎にとっては、ただ喜んで欲しくての一心で。

片山は寝てはくれるものの、付き合ってないよって素っ気なくて。

何それ?と最初に読んだときは反発があったのですが、読み進めると片山も良いところ?可愛いところがあって。秀一郎のこと特別扱いしてるのに、悪魔でそんなつもりありませんよって態度で。

年の差の色っぽい謎の受け、健気な年下攻め。年下が翻弄されるのは苦手だったのですが、秀一郎が素直で頑張ってて応援したくなります。
片山は大人だからのあの態度なのかな?

絵がキレイですね。

0

がんばれ秀一郎!

大島かもめ先生て勝手にもっと前からご活躍の作者さんだと思ってたんですが、この作品がデビュー?っぽいですね。そうは思えないくらい面白かった!

全くの予備知識無しで読みました。
「仕立て屋と坊ちゃん」というタイトルから、坊ちゃんがワガママなツンデレなのかな〜という予想をしてたんですが、逆ですね。
世間知らず健気ワンコ×ツンデレ四十路仕立て屋。
歳の差20overですよ。
秀一郎7歳の時から片山さん一筋十余年。
テーラーに通い、貢ぎ物をし、やっと身体の関係になれたが…なお話でした。

ワンコが一途で健気でちょっとおバカなところが可愛いです。
どうにかして片山さんの気を引きたい、少しでも一緒に居たい気持ちがアツいです。
濡れたゴルフウェアが透けて見えた片山さんのビキニタイプパンツで大人の階段を上るエピソードが最高に好きでした。

矢印で表せば 秀一郎→→→→片山 が 秀一郎→→→←片山 くらいになってるかなぁ。
いや、 秀一郎→→→←←片山 くらいかも知れない。
片山さん、ツンデレというかちょっとイジワルなんですが、素直になれるのかなぁ。
立場逆転が見られたらいいな、と期待しちゃう。
次巻早速読みます。

1

続きを読まずにいられない

一巻完結かと思っていたら、全然くっついてない!読み終わってすぐに続きをくれー!と渇望した一冊w最高に可愛い年下攻めでした。

もう序盤から可愛いが炸裂してる坊ちゃん。スマートなおじさまに比べると情けない…そんな自分にしゅんとなる描写に弱くって…もうこの時点で全力応援!て感じでした。
受けの仕立て屋さんはつかめないのがまた良いですね~。ビッチっぽい性格に見えるけど、そんなこともないようで。とても素直じゃなくって、陥落もたぶん分かりにくいんだろうけど、そこに萌えが爆発しそうな予感が半端ない!

ただ一人に一途で、よそ見することもなく二十歳を超えてしまった坊ちゃんは片山さんが初めてだったのかなあ…?そこが詳しく描かれてなかったのはとても残念なんですが。すっごく見たかったよっ、そこが!ってなります。

とにかく次が楽しみで読まずにいられなくなる一冊でした!

2

坊ちゃんが坊ちゃんすぎるw

坊ちゃんがあまりに坊ちゃんでw
一途なのはいいとして、片山への思いや行動が一方的でひとりよがりで。
あんなにプレゼント攻撃をしても喜ばれるとは限らないとか、バイトしすぎて倒れるなんて片山がどう思うかとか…わからないんやね。

片山から
「想像力がない」
とビシッと言われていたしw

でも、片山はあっさり高宮と体の関係を持って、つきあっていない、と。

これは、ほんとは高宮のことを好きだけど、高宮のことを考えて縛らないようにとか、そういうことを思ってのことなんでしょうね。

装丁が好き。
絵がきれい。
片山が美形で、体つきがえちいですw

1

22才の歳の差最高。年下攻め最高!

年下攻めって最高だ…!

年下好きとして生まれ沢山の年下攻めを読んできました。
その中でも『仕立て屋と坊ちゃん』はかなり上位に食い込んできました。
病的な年下攻め好きが最高の年下攻め作品に出会うとそれはもう大変な精神状態になるわけです。
「年下攻め好きに生まれて良かったーー!!」と大声で叫びたい気分です。


※1、2巻同時に読んだので2巻通しての感想になります。
 2巻の内容にも多少触れておりますのでネタバレが許せない方はこの後飛ばしてください。
 お互い嫌な思いをしない為にお願いします!!


攻め:大企業の御曹司・20才・7才の頃に出会った22歳年上の受けを想い続ける純情一途。

受け:長く愛される街のテーラーの二代目・42才・回りくどくて面倒でわかり難い。

もうこの設定読むだけで「最高だ…!」と涙が出てきます。
1、2巻を通して読んだのですが「仕立て屋と坊ちゃん」では片山さんのモノローグがほとんど無いんです。
年下攻め作品って受けが攻めの将来を想って身を引く展開って多いですよね。
(年下攻めの醍醐味!!私の大好物!!)
攻めを冷たく突き放した後一人になった時に

彼に相応しいのは自分じゃない
きっといつか目が覚めて自分から離れていく

こんな感じで受けの「心の声」を聴けることが多いんですけど片山さんは語らない!
あぁ!!ここでも語らないのか!!という重要なシーンでも心の声が聴こえて来ない!!

でも…!でも…!!それがいい!!!たまらなく良いんです!!!!!
『目は口程に物を言う』という言葉は片山さんの為に存在してるんですね…。
目が、指先が、言葉より雄弁に片山さんの想いを伝えているように感じました。
視線だけで秀一郎を誘うシーンは「あぁ!!大人!!こんなの秀一郎君イチコロだ~♡」と
テンション上がって倒れそうになったので素敵なおじ様受けがお好きな方には是非読んでいただきたいです。
(こちらのシーンは2巻に収録されております!)

この二人の関係ですが「未来ある若者を軌道修正する為」に想いを受け入れないのではなく
ただ単に、片山さんの言葉は言葉通りという印象です。
「君は会社を継ぐんだから女性を愛して幸せな家庭を築くべきだ」なんてことも言いません。
体の関係はありますし、そこまでの「しおらしさ」が無いのが片山さんの面白い所です。

小さい頃から秀一郎を知っている「大人」としてかなり厳しい事もハッキリ本人に告げます。
片山さんの言ってる事って正しいんですよ。ぐうの音も出ない位。
特に「あぁ、そうだよね」と思ったのが秀一郎が働く喜びを語るシーン。
秀一郎は家の方針で「お小遣い」は貰っていないのでアルバイトをしています。
バイト代は「全て」片山さんへの贈り物に使っています。

でも、それが出来るのって秀一郎が恵まれているからなんですよね。
衣食住の心配がないから。学費を親が払ってくれているから。

バイト代で家賃や光熱費を払っていたら大量のプレゼントを贈る事は不可能です。
テーブルの上に堆く積まれてましたからね。
秀一郎が贈り物にこだわる理由は初めて片山さんのお店に父に連れられて来たときに
大人に囲まれて緊張していた秀一郎(当時7才)に片山さんが飴をくれた…という
秀一郎にとっては大切な思い出によるものなのですがそれでもあの数にはちょっと引いたよ…。

恵まれた家庭に生まれた秀一郎が恵まれた環境の中で育つ。
そのなかで形作られた「秀一郎の価値観」を否定する気はなかったと思います、片山さん。
「親が与えてくれるもの」という言葉が重く響くけど、
秀一郎を止めるには秀一郎に「君はまだ親に守られてる子供」という事を自覚させるのが一番効果的。
私にはそう映りました。

ただね、この回りくどい「大人の正論」は秀一郎が心配だから出て来た言葉なんです。

「君は子供なんだからそこまで無理して何か贈ろうとしなくていいんだよ」
「自分で稼いだお金は自分の為に使って欲しい」
「そんなに疲れるまでバイトするなんて君の体が心配だ」

これを素直に言えないんだよね…!!
22歳年上だからね!!付き合ってるわけじゃないって言い張ってるからね!!
あぁ~~~~~!!面倒くさい!!不器用!!じれったい!!!
でも…それが良い!!!

この後秀一郎が過労で倒れてしまうのですが
体一つでお見舞いに来ない、来られない片山さんがまた最高に可愛くてね…。
年上受けの可愛さに悶え死にしそうでした。
「この前は言い過ぎた」のたった一言を言うためにどれだけ回りくどいことするの片山さん…。
最初はあまりにも秀一郎の想いが一方的で気の毒になる事もあったのですが
読めば読むほどどんなに捻くれた事を言ってても秀一郎が好きって言ってるようにしか聞こえなくなりました。

1巻では片山さんの本心が掴めず秀一郎の熱烈な一方通行に見える「仕立て屋と坊ちゃん」ですが
2巻では「そうだったのかーーー!!!」という涙なしには読めない素敵なエピソードが待っていますので
あまりのじれったさに2巻どうしようかな…と思っている方がいましたら
迷わず読んで頂きたいです!2巻最高に最高ですから!!

中島ヨシキさん主演でドラマCD化お待ちしています♡

6

ずるい大人

高評価だったので楽しみに読みましたが、とっても良かったです。イケおじ好きにはたまらない片山さん。

街の仕立て屋さんに幼い頃からずーっと熱い片思いをしている坊ちゃん。20歳になってようやく告白するも、「知ってるよ」の一言で終わってしまいます。
でも振られたわけじゃない!とアプローチを続ける坊ちゃんですが、体の関係を持つのは早い…
え、これ好きを認めてくれたからじゃないの?と思いきや「気持ちいいから」って。それで告白を受け入れも断りもしていないわけで。

もう、片山さんが本当にずるい大人!冷たい言葉を言ったと思えば、隙のあるようなことをしたり、坊ちゃんが自分をずーっと好きでいることを知ってるからこそ出来るんだよなぁ。
その辺の駆け引きがとても上手だなぁと思いました。
冷たいけど、坊ちゃんには少し甘い片山さん…片山さんのキャラが本当に好きです。

1

仕立て屋という魅力的な職業

仕立て屋のおじさん受けです。

年下の坊ちゃんが頑張ってアプローチして、バイトして、そのお金全部使って貢物するけど、おじさんに裕福だからそんなお金の使い方できるんだと諭されたり、攻めが若さと経験の無さ故に残念な感じです。
ただ、スーツを仕立てるような環境なら、もっと対人経験豊富設定でもいいんじゃない?とは思いました。

仕立て屋のおじさんはシュッとした感じの受けです。
年下の攻めを受け流すのかと思ったら、割とあっさり体の関係を持ったりとわりとめんどくさい思考の持ち主です。

表紙の雰囲気と年下攻めに惹かれたのですが、攻めが少し頼りない感じでした。

0

読み返す度に味わい深くなるようでした。

作家さん買いしましたが、大満足の味わいでした。

おおむね攻くん視点でストーリーは進みます。
攻くんが超ポジティブシンキング坊ちゃんで、ちょい天然かましつつの誠実な感じですごく好印象。
対して仕立て屋の受さんは、言葉にはせず(出来ず)、不器用ながらも愛情表現をちみちみ表現してて、受攻ともに好印象なキャラクターです。

分かりやすく好きだ愛してるだのの言葉のやりとりはありません。
攻くんが相手のことをより深く知っていくなかで、受さんのことをより大事に大切に、誠実であろうとする姿が、見ていて「うおーーー」と悶えました。
そしてたまに挟まれる受さんの視点を見て、こんなに攻くんのことを大事に思ってるのか、とさらに「うおー…以下略。
大好きな人の身体を遠くからでも舐め回すように見て、妄想炸裂させてトイレに駆け込むシーンは、このストーリーの攻くんだからこそ、ニヤニヤしてしまいます。

超個人的ですが、せくすはスポーツみたいなもん、せくすは好きじゃなくてもできる、でも「抱きしめる」は好きじゃなきゃできないんだのストーリーが特にぐっときました。
オチは相変わらず受さんのツンな感じで終わりますが、でもそこがイイ!!!
だいたい受さんのツンな態度に対して、攻くんの盛大ながっかりのリアクションが毎度見ていて飽きません。
最終的にはそのツンも愛情表現として受け取るこのカッポー最高やないかい、と心の中でガッツポーズしてしまう私でした。

1

素敵な年の差カップル!

初めてこちらを読ませていただいた時、
片山さんの愛情表現分かりづらすぎ……と思ったのですが
そこが!最大の魅力じゃないですか!!自分のアホ!!!
数年経って読み返すのも大事だなと思いました(反省)

お坊ちゃんなりに健気に想いを伝えても
ちゃんと受け止めてもらえていなかったりなかなか追いつけない焦りなど
とてもいとおしいですね…!!
片山さんにツレなくされなければ見えてこなかった事がたくさんあるから
秀一郎も一生懸命になれたんでしょうね。
片山さんはそんなつもりは無かったかもしれませんがww
でも、自分の非をちゃんと詫びる事が出来るのは
素直でまっすぐな秀一郎がやっぱり可愛いからなんだろうなぁ。
そりゃずっと想い続けられたら絆されちゃいますよね。

13歳の精通が片山さんでだなんて興奮してすみません…。
あの透けたビキニタイプのおパンツにもよおすとは
よく分かってるじゃないか秀一郎よ。

心は許してくれなさそうで、
でも体を重ねてくれるのは「気持ちいいから」だけじゃないって
若いからなかなか気づけないのは秀一郎にとってはしんどいけど
お相手が片山さんだからしょうがないww

描き下ろしの、秀一郎のバイト先に来た片山さんが
自分から一緒に帰ろうと言わないところがまた愛しい!!

1

ツンデレが過ぎる片山さんの、オトナの色気。

7歳から13年。拗らせる事なく一途に片山さんを想い続けた坊ちゃんこと、高宮くん。その圧倒的な片想いの日々を綴った奮闘記。
「喜んでもらう、その為だけに色々贈ってきたつもりだったけど、尽くしている自分に対する好意を求めてたんだと思う。」(中略)「でも、好きな人に好きになってほしいと思う事が駄目なら、もう人を好きになんてなりたくないよ。」
まだ学生の高宮くんは、片山さんと身体の関係は持つようになれたけど、告白の返事を貰ったわけでは無い。片山さんの周りに居る大人に嫉妬して。迷惑を顧みずプレゼント攻撃を仕掛け、そのお金を稼ぐ為にバイトし過ぎて過労で倒れる。そして、片山さんに心配かけてしまう…。
「自分がその立場に立たないと分からないなんて。想像力がないよ。」じゃ、お大事に。と、言葉短く伝えて帰ろうとする、このシーンが好き。
ここで、高宮くんもようやく理解する。片山さんのツンデレさんぶりを。大人だと思っていた片山さんを初めて可愛い‼︎ と思うようになる。こういうのも下克上っていうのかしら。
ほんの少しだけ、対等に恋愛が出来るスタートラインに近づいた、みたいな。
めげる事なく押せ押せの高宮くんを応援せずにいられません。まぁ、読み手側にはもぅ片山さんがとっくにほだされてんのは分かってるんですがね。

ところで!高宮くん13歳、片山さん35歳かな、の頃の想い出がそこはかとなくエロくて良い♡
雨に濡れた片山さんの白いパンツに浮かぶ下着のライン…エロい‼︎それを見てしまい、もよおしてしまう高宮くん‼︎多分、エロい意味でも好きになった最初っていう。台詞も少なくてとても短いエピソードですが、とても可愛い。

1巻はほぼほぼ高宮くん視点ですがこの後は…。次巻へと続く。

6

くじけない坊ちゃんがなんともいじらしい。

これは、仕立屋の片山さんもほだされるわけです。

大人の理性を若者の一途さが解きほぐすとでも申しましょうか。
とにかく高宮くんがまっすぐなのが好印象。
大人な片山さんはさらりと躱そうとするも失敗。
……その気持ち、分かるなぁ……あんなに一生懸命来られたらね。

それでも冷静に見ている片山さんに、
ガツンとやられてしまう高宮くんですが、
そこでくじけないのが若さなのかな。

まだまだ片山さん攻略には時間がかかりそう……
と思っていたら、二巻が発売されましたよ!
読まなきゃ!!!

……と、次巻を大いに期待して「萌×2」!

1

高宮頑張れ~!

 大島先生はシリアスなのもコミカルなのも、ストーリーに強引さがなく、毎回すっと物語の世界に惹きこまれます。

 受けのことが大好きな攻めと、攻めより一回り以上年上の受けのお話。
 冷たくあしらわれてもめげずに頑張る高宮が可愛くて、つい、頑張れ!と応援したくなります。
 一方の片山さんは…、まあ一回り以上年上だし、攻めを子どもの頃から知ってるし、逃げたくなる気持ちもよくわかります。

 中年受けが苦手なので、評価は萌1にしましたが、読みやすく、満足のいく読後感でした。

1

表紙が素敵

表紙に惹かれて読んだ一冊です。

もう高宮くんが健気で健気で。当たっても当たっても砕ける様に「がんばれー!」という気持ちになってしまいます。
対する片山さん、ツンデレ(デレ成分ごくわずか)なのも程があるというか、わかりにくすぎるというか…。年の差、立場の差…いろいろあって素直な態度を取りにくいのは分かりますが、結果として純情な青年を弄んでいるようなことになってしまっていて、むしろ大人としてどうなのよ?という感じがしないでもないです。(身体だけ、は受け入れたのが本当は一番むごい)……実際のところは、素直になれないだけなんですけどね。

作品としては、エピソードのハズシ方、ギャグ要素の入れ方が独特で面白かったです。絵は上手いしかわいいのですが、オーダーメイドのスーツやシャツがあまりフィットしているように見えなかったのがちょっと残念でした。

全体としては今後彼らの話が続くならば読みたいなぁと思える作品でした。

3

大人のツンデレ最高☆

デビューコミックスという事で、表紙の絵も素敵だったので購入しました。
(今、現在はもう一冊出ていますが)
とても、面白かったのでレビューします。

タイトルの通り、仕立て屋さんと坊ちゃんのお話になります。
高宮秀一郎 大学生の年下ワンコ攻め×片山彰 贔屓にしている仕立て屋さんでツンデレのおじさん。攻めが7歳の時に父親に連れられて、オーダーメイド店にやってきます。その時に、受けの片山に一目惚れしてから20歳になるまで一途に思い続けて、ようやく20歳になって告白するのですが?なお話。攻めは貢ぐのが好き?で、小中高とその時々に受けに贈り物をするのですが、それもクスッと笑えたりで良かった。
受けの片山は色気があるし、つれない感じが逆に萌えます。激しく愛情を表現しないので解りにくいんだけど、きっと攻めの事好きなんだろうなと、ニヤニヤします。年上受け最高(^^)/
けっこう、ツン比率が高いのが好み+年上受けがお好きな方はぜひ!!
オススメです。

6

見えないデレの見つけ方


「デレずにデレる」ということで。
ずっと独特のギャグセンスを伺っていて気になっていて、やっと読ませていただいたのですが成る程…!と。さりげないギャグは勿論ですがそれ以上に"萌え"ポイントだったのが健気攻めとツンツン受けのやり取り。
これがよかった!!
ツンツン受けとはいっても、年齢的にはおじさんなのであまりツンツンすぎると頑固になってしまうと思いきや、見た目含め上手にデレずにデレる、表現されていました。

受けがツンツン、というよりその前に攻めが健気に飛びついていって、それをさらりと躱したり流したり、時には意地悪く返したりする受け、に、自分を恥じてしまう攻め。という流れ。萌えでした。
受けの立場に立てば見えないデレが見えてきます。
次回作も楽しみです。ありがとうございました。

4

見どころが多い

とにかく主人公たち中心で進んでいくところが気持ちよかったです。

見どころ、というより想像するところ、かしら。

きっとこの仕立て屋はー
仕事が好きだけど、仕事が日々の90パーみたいな生活で、癒しを求めでもしたら崩れてしまうのではないかと頑固さ前面で独り頑張ってきたのだろう。
あんなふうに向かってくる人は他にはいなかったんだろう、と勝手に思って私は坊ちゃんが大好きになりました。
坊ちゃんは、いろいろと悩むのだけれど、結局深く考えすぎずに動いているんだよね。でもそこがいいなと思った。

お互いを長く知っていて、あれやこれやしてしまっているのにまだ1.5ぐらいからスタートって感じなのも、これからを想像させる楽しい部分でした。
描きおろしあたりで、ようやく新たな一面。

しかしゴルフ場シーンにはひらめきを感じます。
あれがきっかけだなんてどういう脳内なんだと思うけれど、間違いなく忘れられないお気に入りシーンになった。
疲れた時に顔が見たいと思う人、謝りにいける相手がいるってやっぱり幸せなことだよな、と感じさせてくれた素敵な一冊です。

9

絵は文句なくお上手

もう、表紙絵から、全く隙なくお上手。

子どもの頃に見初めたテーラーを一途に思い続けて、大人になって初めてスーツを作ってもらう時にようやく好きだと告白したら、あっさり認めれていなされて、それでもめげずに、、、
絵がお上手だし、お話の展開もテンポ良く、プレゼントの話とかいい話だし、なんだかおもしろく読んじゃったけど、読み終えて、ふと思う。
何で、この主人公、ここまでこの年上の仕立屋さんに執着するの?
まあ、それが初恋だったからっていうなら、そこは譲ってもいいけど、
で、何でこの年上の仕立屋さんはこの子を受け入れたの?
これだけ絵がお上手で、ちりばめられたエピソードもいいんだから、きっともっとちゃんとした何かがあっていいはずだと思ってしまう。
これだけハイレベルなんだから、そこをもうちょっとしっかり見せて欲しかったなあ、ということで神にはあと一歩。

4

オーダースーツを着ても…萌がない

ちょっと前に読んだテーラー物が良かったので
こちらもどうかと読んでみたのですが…。

小さなころから父親に連れられて来ていたテーラー
そこの仕立て屋に恋をして二十歳に至る。
そして二十歳の誕生日に自分の気持ちを伝えるのですが
「知ってるよ…」の一言。
まぁあれだけアピールしてたら気づかない方がおかしいけど(^^;)

と、ここまでは良かったんですよ

その後からのお話が自分が思ってた年の差萌ではなかった。
身体の関係は持ってくれるけど恋人ではなく
攻めの頑張りが普段なら応援の気持ちになるのですが
逆にうっとおしく感じてしまい入り込めなかったかな。
そしてせっかくのオーダースーツなのに
そっちも似合わず萌えなかったです。
せっかく萌要素は満載なのに…ちょっと残念。




4

悪くないけれど

親に連れられて出入りしていた子どもの頃から
仕立て屋の片山さんが大好きな、坊ちゃんこと高宮くん。

年の差カップル、ツンデレ受けという分類になるんだろうが
大人で黒髪の片山さんは悪くないし、
それがドンドン可愛くなっていくというコンセプトは好き。

が、この坊ちゃんが若いとはいえなんだかバカっぽく、
しかもお育ちが良いという割にはなんだか垢抜けず、
仕立てがいいはずのスーツ姿もすっきりしない。
いい大人(クールな四十路)の片山さんが
これにこんなに簡単にほだされちゃうって……?

……という気分になってしまった点が、今ひとつ乗り切れなかったところ。
個人的には、ワンコ坊ちゃん可愛さは残しながら
片山さんのスーツの似合う大人におなりなさい、という感じ。
まぁ、対する片山さんも案外子供っぽいので割れ鍋に綴じ蓋なのかも。

絵も読みやすく、全体の感じも悪くないが
そういう意味で、自分のツボには微妙にずれた感じがあった作品。


4

ワンコ君とツンデレ様

こちらのサイトの紹介で絵柄が好みかなと思い、軽い気持ちで購入しましたが、凄く良かったです。

マッシュルームカットがよくお似合いの童顔お坊っちゃま、高宮君もとっても愛しいんですが、何よりも片山さん!!!
終始、冷静沈着で色気のある中年男。一見冷たく見えるけれど、根は優しく、感情表現は意外と不器用な人。

そんな片山さんのお気に入りシーンは、高宮君が「何で僕と寝てくれるんですか?」と聞いた際の返し。
にっこりと、綺麗で、でもちょっと怖い笑顔で『気持ちいいから』って・・、
何と言うか一癖も二癖もある手強い男という感じ・・・。

でも、冷たくした際に、言い過ぎたのでは・・?と、寝不足でシャツを作ってきたり、旅行のついでと言いながら高宮君の修業先に会いに来たり・・、いやー、なんていう可愛いツンデレなんだ。

ー『これは高宮君じゃなくても振り回されるわー、悪い男め』、なーんて思いながらニヤニヤ読んでましたが、
あら、意外と振り回されているのは片山さんの方だったり・・?


少し気になったのが、最初と最後で若干絵が違う気が・・・・?
もちろん漫画なので、絵柄が変わっていくこともあるんでしょうが、最初の頃の端正な片山さんの顔立ちがとても好みだったので、出来ればこの描き方で是非とも続編を出して頂きたいです。

以上、長くなりましたが、とにかく可愛い二人の、ほのぼのとした日常を描いたこの作品。
ワンコ好きな方、ツンツンデレ好きな方、ほのぼのとした作品が好きな方にお勧めです♪

9

幸せな気分になれました!

Renta!さんで試し読みをした所、少しシリアスな場面で試し読みが終わってしまい、購入を迷いました。 ですが実際に書店で手に取ると 表紙のイラストが凄く素敵で即購入。どきどきしながら読んでみると、あれ?凄く可愛いぞ!となり、試し読みの時にはどうかなぁ…という感想だったのが萌×2になりました!
秀一郎の健気さや、可愛らしさに とても幸せな気分になります!
是非 続きが読みたいです!

8

大人 vs 子ども(もうすぐハタチ)

お金持ちのお坊ちゃん、高宮くん。
スーツを仕立てるテーラー、彰さん。上手にあしらう。
高宮くんなりのアプローチ(主に貢いでる)で彰さんの気を
惹こうとするも空回り… 
物じゃなくてもっと気持ちの伝え方はあるだろう、と諭す彰さん。
そんな時、”彰さんが欲しい”カフスを買うべくバイトばかりするように。
疲れてやつれながらも、”彰さんの欲しいモノ”を渡すべくお店に行くが…

いろいろ感覚が違う者同士なので苦労するところが多々…
はじめは、お金の使い方。
次に恋人がすること。そもそも恋人って何をもって恋人というのかな…
みたいな。

彰さんにぞっこんな高宮くんは可愛いし、
ツンとしてるけど、ちゃんと高宮くんの事を考えている彰さんも可愛い!
続きが見たくなる作品でした。

7

雰囲気がすごくツボでした。

今までBLを読みはしても人にオススメしよう…と思ったことはあまりなかったんですがこれは別…!!
というのも、あまり描写がきつくないっていうのもありますが、作品の空気感・キャラの心情の表現が心にすとんと落ちてくる感じがすごくいいんです!「仕立て屋とぼっちゃん」というタイトル通りのわかりやすい関係性なのに、印象が固定されないというか、店と客、社会人と学生、大人と子供としての感情の揺れや経験の差から来る感じ方のずれなんかがとても秀逸で、そのもどかしさがたまらない。でもどろどろした雰囲気に持っていくんじゃなくて、シュールな落ちでまとめたりするところにセンスを感じます!すごく落ち着いた雰囲気なのに、要所要所で小ネタを挟んでくるのが最高です!

キャラクターについては最初受けの片山さんの気だるげな色気にやられていたのですが、読み進めていくうちにだんだん高宮君派に(笑)
どこかずれてて甘ちゃんで周りが見えてなくて、でも好きな人を一心に追いかけるぶれない彼がかわいくて、とにかく「行け!幸せになれ!」と気がつくと応援してしまう…これがわんこ系年下攻めの魅力というやつでしょうか…末恐ろしい子です!高宮君!!
彼にはどんどん押しの一手で、たまに引いてでも失敗して、とにかく片山さんを振り回せるくらいに活躍して欲しいです!つまり、続編が見たい!!
このまま終わらせるにはもったいない物語です!
あと個人的にちょくちょく出てくる「ひと月毎に恋人の変わる友人」が気になります…言ってることはいいことの筈なのにまるで役に立たないっていう所が凄くいい(笑)

表紙と、帯の「大人になってから出直してきなさい。」の一言に惹かれて買ったのですが、大満足の一冊でした!

16

こういう歳の差CPもいいな。

帯にあった「実力派の大型新人」の言葉につられて買いました。
実力派…うん、うん、納得です!
キャラクターのその年齢に合った個性を、
とても魅力的に伸び伸びと描く作家さんだと思いました。

それから、受けがずいぶん年上の歳の差CPって、
受けが相手の将来を思ってネガになる…という展開が多いですが、
この本は全然そうじゃないのがとても新鮮でした。
(簡単にデレないのが受けなりの線の引き方で、
受けを思ってのことでもあるような……ないような??
そのボヤかし方も面白いところだと思います♪)

7歳という幼さで仕立て屋さんに恋をした攻め。
それからずーーっと好きで20歳間近でついに告白~
なかなか手ごわい仕立て屋さんの受けに、
これでもかーー!これでもかーーー!!と、
真っ直ぐに想いを伝えて尽くそうとする攻めの子が可愛いけれど、
単に可愛いね~だけで終わる話じゃないのが素敵でした。

受けのなかなかデレない言動から、
攻めが少しずつ色んな事を学んで吸収して大人になっていく姿が、
とても微笑ましいんです。
恋は盲目でもあるけれど、
同時にその恋のチカラでグンと成長させもするんですね。

甘やかされないからこその成長?
いや、単に仕立て屋さんが大人げないだけ??w
でも、なんだかんだしつつも、
噛み合っていないようで噛み合ってる2人がとてもお似合いで、
いいなぁ~こういう歳の差CPも!って思いましたよ。

8

表紙買い!

表紙に惹かれて購入しました。

受がツンデレキャラですが、デレがほとんどありません!
後書きにも書かれていましたが、まさに「デレずにデレる」
攻にわからないようにデレたりと絶妙なさじ加減が
たまりませんでした(*´ω`*)

お話は基本攻視点なので、ほぼ攻の片想い状態、攻が受に
振り回されっぱなし、オチが可哀想で可愛いです笑

絵もスッキリとしていて読みやすいので、
表紙買いもアリだと思います!

8

本当に四十路かな?

ちるちるさんのTwitterのツイートを見かけて気になってた大島かもめさんの「仕立て屋と坊ちゃん」ですが本日読ませていただきました〜( ´ ▽ ` )ノ
買うか迷ってたのですが、年下攻めだし黒髪美人受けなら!と思い購入
本屋店頭でも期待の大型新人!などと書かれていたので大期待して読みましたが年下ワンコ攻めって素敵ですね…笑

攻めの秀一郎はお坊っちゃま設定なのですがそこまで世間知らずでわがままな〜と言うわけではなく純粋わんこ系男子ですね
片山さんも40代にしては若く見えるそこそこツンツンな男性です

秀一郎の髪型がマッシュ笑なのと本文説明のところにあった「カラダだけは許してくれるようになり…」というところが引っかかってたのですが、確かにカラダだけなのですがそれは口で言ってるだけで心の中ではそこそこ惹かれてるし片山さん淫乱受けと言うわけでもなく(最初のシーンはカットでした)気にならずに読めました^o^

幼少期から好きだった片山さんに20歳になって告白したが「知ってるよ?」の一言で一蹴されてしまう秀一郎(シュン)ですがワンコ系男子諦めないめげないでガツガツ片山さんに猛アピール しつこすぎるくらいです笑
沢山の送り物をするのですが、それが全部自分の働いた(バイト)お金って所がお坊っちゃまなのに珍しい設定だなと思いました。お坊っちゃまモノだと親の稼いだ金で買ったものを貰っても嬉しくない、とか言われることが多いですから^^;
働きすぎて過労で倒れてしまい今後いろいろ波乱があったりなかったり

カラダだけ許してくられる件に関して、作中2回ほどなんで寝てくれるんですか?という秀一郎の質問に対し、片山は「気持ちいいから」(スマイル付き)なのが自分の気持ちを整理できてない(認めたくない)のやらまだ子供だし…と思っているのか本当に当時は遊びで寝ていたのかどうなのかが分かりませんけどまあ嫌いではない位だったのだと勝手に思ってます笑

片山さんも段々と心を許していく描写などがすごい可愛いです♡片山さんのビキニパンツ時代の話なども細かく知りたいので2巻が読みたい作品です♡

9

続編希望!

二十歳のいいトコのお坊っちゃまの大学生(攻)と40歳のクールで大人な色気漂うテーラー(受)のお話です。

年下攻め、おじさま好きな方は楽しめるんじゃないでしょうか(^∇^)

どっちかと云うとコメディ要素が多いような気がします。
「ふふふっ」と楽しませていただきました!
受のキャラが最高!どこまでもクールです。表情もほとんど変えず年下の攻に対してそっけない態度ばかりです。
でも時折見せる、ものすごく解りにくい(笑)愛情表現が見られて「こじらせた大人って可愛い」と萌えます(笑)
ものすごく些細な表情とかなのですが、それがかえってハマります(笑)

…続編読みたいなぁ〜(≧∇≦)
このほとんどツンツンしかしていない受がデレまくる顔が見たいつ見たすぎるっ\(//∇//)\

作者サマ&出版社サマ!
良いキャラ達なんだから、この2人の続きを読ませて下さいっ!
これで終わらせるなんて絶対ダメ(笑)
もったいなさ過ぎる(>人<;)

10

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