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  • 愛しい彼はただの友だち

愛しい彼はただの友だち

itoshii kare wa tada no tomodachi

爱上的那人只是朋友而已

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表題作愛しい彼はただの友だち

紘一,ゲイを公言している高校生
梶谷豊,幼馴染の男友達に夢中なバカなクラスメイト

同時収録作品見つめる先はあなただけ / 見つめる世界はあなただけ(描き下ろし)

宮,幼馴染の双子の目立たない兄の方
逸実,サラリーマン

同時収録作品指先でイかせて。

小野田,大学生
井上,指フェチの大学生

同時収録作品優しくしないで(描き下ろし)

同時収録作品恋をみつけて

塚原和哉,進学塾の文系科目の講師
藤波昴,同じ塾の理系担当講師

同時収録作品イジワルに感じて♥

栄,同棲中のイジワルな恋人,27歳
春也,コンビニの店長,30歳

その他の収録作品

  • 愛しい彼はただただ愛し(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

俺の友だちの豊はバカだ。
自分で幼馴染の幹生と彼女の仲をとりもっておいて、付き合いだしたら構ってくれないと怒り出す。
友情と愛情をはき違えたどうしようもない奴だ。
でも、そんなこいつが好きな俺はもっとバカなんだと思う。
こんなに近くにある俺の気持ちにはきっと気づきもしないのに。 一番傍で見つめる切ない片想い。
その後の2人は描き下ろしで。

作品情報

作品名
愛しい彼はただの友だち
著者
牛込トラジ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックス~BE×BOYCOMICS~
発売日
ISBN
9784799725498
3.5

(27)

(2)

萌々

(12)

(12)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
95
評価数
27
平均
3.5 / 5
神率
7.4%

レビュー投稿数4

やっぱりなんか好き…なんだよなぁ。

6つのお話が入ってる短編集です。

■表題作「愛しい彼はただの友だち」1話+描き下ろし
幼馴染の男友達に彼女が出来たら、友情と恋の区別もつかないで、
その幼馴染にすごい執着を見せて彼女と別れさせようと…
でもおバカさんなので、功を奏さない画策ばかりする受け(表紙右)。
そんな受けに友だちとして協力してあげつつ、
実は密かに受けに片想いをしているクールながら健気な攻め(表紙左)。
この攻めが、学校でナチュラルにゲイを公言しててカッコイイ。
だけどバカな受けは、
攻めの想いには全然気付かずに、無自覚に甘い言葉を攻めに言いつつ、
幼馴染の気を引こうと必死。
その一方通行の想いがすごく切ない…。

描き下ろしは、くっついてからのお話。
付き合ってから3ヶ月以上経っても挿入ができなくて、
攻めはそれでもいつも優しいんだけど、だからこそ受けは悩んでて…
女の子に相談したりとか、
挿入できない原因の攻めのナニの大きさの言い方とか、可笑しい~
だけど、最後の雰囲気と甘さには…キュン♡
もっと長い話として読みたかったなぁ。

■「みつめる先はあなただけ」1話+描き下ろし
目立つ弟と目立たない兄の双子が一緒に住んでる家に、
幼馴染の受けが一緒に住まわせてとやってきて、9年ぶりの再会。
実は昔、弟が主導で双子ふたりで受けにエロいことをしたことがあって、
それ以来疎遠になっていたはずなのに…
受けのことが好きなのに、ヘタレで言えない兄と、
美人で大人しそうなのに、実はなかなかビッチな受け。
みつめてるのは兄の方だけ…でも、
エッチなことは弟ともしてる受けが、ちと微妙な気がしました(;´・ω・)

■大学生CPで、指フェチな受けに恋人のワンコが不安になって…
■高校生の、男同士だからこその切なさを雰囲気で感じさせる短いお話
■塾講師同士で、気の強い厳しい講師の受けの内面は実は…
■イジワルで口が悪くてなかなか性格が悪い…けどイケメン、
 そんな年下攻めになんだかんだでほださてしまって…


ちょっと分かりにくいなぁ~とか、
この展開はあんまり好きじゃないな~という話もあったのですが、
この牛込さんの絵と雰囲気が、どうにも魅力的に見えて仕方ない…
う~~ん、なんか好きなんですよねぇ。
そろそろもっと長いお話を読ませてくれないかな~
絶対長い作品の方が牛込さんの魅力がより出て素敵だと思うんだけどな。

9

ホロリと泣ける

相変わらず心情の表現が上手いなと思いました。
特に片思いの揺れ動く気持ちはぐっと来るものがあり、モノローグや表情から切なさが伝わって来て引き込まれます。

6作品入っていてどれにもちゃんとキュンがあり、ほぼ毎話Hシーンもあるので短編の物足りなさは感じませんでした。
ただ1作品だけ気持ち的には両想いなんだろうけど関係性がはっきりしないまま終わっているというか、これからという所で終わっていたので続きが気になりました。

絵柄は決して上手いとは言えませんが(先生すみません)何か伝わるものがあるというか、クセになります。

シリアス寄りのストーリーですが丁度良いバランスで笑える部分があるので重くなり過ぎずさらりと読めると思います。
個人的にコメディタッチなトラジ先生の笑いのセンスが好きなので楽しめました。

絵柄は好みが別れるかもしれませんが、それに勝る何かがあるのでついつい買ってしまう···そんな作家さんです。




3

サンドイッチもしくはおにぎらず

箸休めもしくは食前酒あるいは前菜感覚で
戴くことが出来る程好い重みの作品ですね。
ただ軽いだけの味わいなら逆に疲れたりも
するのですが、勘所はきちんと押さえてあって
思った以上に捨て所がないお得な一冊に
なっていると受け止めました。
関門があるとすれば絵柄でしょうか。
ただ、絵柄で無理だと断ずる方は表紙を見た
時点で回れ右をしているでしょうから
実質的な差支えはないでしょう。
惜しむらくはどの立場の登場人物も
同じレベルの逡巡を抱えていると
思えてしまう点でしょうか。
そういう点の変化はあって良いのでは
ないかな、と。

3

短いのが勿体ない

短いお話が多く、もうちょい読みたいと思う作品がちらほら。表題作はバカっぽい受けがあまり愛おしく思えなかったけど、双子ちゃんのヘタレの方は、なかなか好みではありました。

けども全体的に、もうちょい何か……何かは私もわからない!が欲しかったかなー。

2

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