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表題作オマエは羊。

正木司 経営学部准教授(佑也の友人の兄)
佐原佑也 大学生

その他の収録作品

  • その後の二人。
  • カバー下 オマケ漫画+あとがき

あらすじ

不幸体質の大学生・佑也は、アパートの火事で友人の家に居候することに。しかし友人の兄で家主の司は、所属ゼミの指導員と判明。彼から居候の見返りに頼まれたバイトは「正木と一緒に寝ること」で--!?

作品情報

作品名
オマエは羊。
著者
高崎ぼすこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784041030677
3.8

(174)

(57)

萌々

(67)

(32)

中立

(11)

趣味じゃない

(7)

レビュー数
23
得点
660
評価数
174
平均
3.8 / 5
神率
32.8%

レビュー投稿数23

匂いが好き+安眠できる=最強

オメガバースの「運命の番」の次に絆として最強なのは、「匂いが好き」じゃないでしょうか。
体臭って本能的に好き嫌いが分かれるって言いますもんね。
そこに「そばにいると安眠できる」が加わったら、ますます最強というわけで。

火事で何もかも失くしてしまった佑也は友人の家に身を寄せることに。
家の前で待っていると、ものすごく不機嫌なひとがやってきて…。

友人の家=友人も居候させてもらっている兄貴の家だったという。
居候初日からハグ寝…。イイねを何回押しましょうか。

佑也のもだもだが若干うるさく感じてしまったものの、包み込むような溺愛系攻めは大好物なので、司で相殺されました。
いろいろ予想しすぎてしまって、司が裏切られた相手は昔の恋人(性別は不問)だと思っていました。違った。むしろ友人。
アメリカからやってきた刺客というか、研究所のスカウト?も司狙いかと思ったら、こちらも違った。むしろ才能狙いでした。
さらに佑也の友人である司の弟も、佑也のことが好き!?と思ったら、これも…。
予想はことごとく外れましたが、当て馬はいなければいないに越したことはないので、そこは外れてよかったのかも。

ひとつ気になったのが印象的なシーンの導入部分で、毎回「何か足りない」という気持ちになったことです。
何かというか、ここでもう1コマ欲しい、ここのセリフとここに至る間にもう1、2コマ会話を挟んでくれたら自然なのにと思うことが多かったです。ちょっと飛ぶ感じというか、うまく説明できないんですけど、このセリフからそういう返しになるのはちょっとないのでは?と思ってしまって。

難癖つけましたが、良い攻めでした。

0

ん?

なんか読んだことのある内容だなぁ、ありきたり系かと思ってたら他社からも出てたよね? すでにそちらは手元にないから比べようがないけど同じ本を買ったみたいなものか…そうそう火事で居候する話だった。 一生懸命な子で好きだったわ。 お兄ちゃんも弟もいい男だったです。 途中出てきたエドワードが、お兄ちゃんの元カレで奪い返しに来たかと最初思って読み進めてたけど、仕事面で必要とされてたんだよね。 これで邪魔者はいないしラブラブで良かったです。 おまけペーパーはお兄ちゃんとのエッチ声が弟君にはバレバレだったってお話。でも恥ずかしいのは結局佑也だけだったという。 でもそれが普通だよ! この兄弟がおかしんだよ(笑)

0

萌えツボをグサッと

この頃から美しい絵と萌えツボをブッ刺すお話を書かれてたんですね。

お話は王道です。何という格好いい長身イケメン准教授でしょう!ファンタジーですね。
そして可愛い受け。

あのー、私は何年か前までは少女漫画を読んでいたし、子供時代もいつも家に雑誌やコミックがあった少女漫画大好きだった者なのですが、BLが少女漫画テイストだとなぜか違和感というか萎えるというか。

可愛くて純粋でとってもいい子でうぶな受けと、格好良くて頭良くて仕事も出来て長身でイケメンで…なのに不眠なのが何故か受けと一緒だと眠れる。いきなり初対面の晩から抱き締めて眠る。

なんだか萌えもあるけど、受けが乙女ちっくでまるで乙女の理想をお話にしたようで。

攻めも本当は嫉妬したり甘えたで。

もちろん受けが溺愛されるのは大好物ですし、受けに感情移入するし(たいてい受け攻めというより主人公に)少女漫画テイストなBLもたくさんあるし悪くはないんです。
人気もあるのわかるし。
こんなに弁解してまで書かなくてもいいことを何故書くのか?すみません。

0

正木おとうとがこれから大変そう

佐原がまあ可愛いです。努力家で正直者で、歳上にモテるのも分かるし、正木おとうとが困ってる佐原を助けたくなる気持ちも分かりました。正木が佐原を気に入ってるのは分かりましたが、くっついてから正木おとうとが兄がゲイだって知ってたとありましたが、その前には描かれて無いので正木がキスしたりとか触ったりとかは唐突に思いました。
佐原が実家に頼れない理由も作中でははっきりとしていないので、これは続くのでしょうか?
相変わらず絵は綺麗で色っぽいし面白かったのですが、その点で神よりの萌2です。

0

ダダ漏れしすぎ!タガはずれすぎ!浮かれすぎ!な正木准教授が♡

寂しい夜には読んでおきたい。
ぼすこ先生のスパダリみのイケメンはやはり外せない。『オマエは羊。』安眠の為の。なーんて言ってるけれど、祐也くんの一生懸命なその態度と可愛らしさに一目でヤラレたに違いない!と、私は踏んでいる。提出したレポートは優秀だったみたいだし。その名前を聞いて、ピンと来ていた様だし。
男に添い寝を強要するなんざ、正気の沙汰では無い。アメリカの大学から正木准教授を勧誘に来日したエドワードさんが『いくら可愛いからって、ダダ漏れしすぎ!タガはずれすぎ!浮かれすぎ!』と指摘するのも致し方無いです。ただただ魅かれている、その様子が可愛いです。クールなイケメンの筈が、聞いて呆れる。その甘えっぷりに読み手側は癒されます。まぁ、正木准教授にも安眠出来なくなった理由、精神的負債はあるわけで…。それも明かされていきます。
ちょっと不思議なのは、祐也くんは正木・弟と同級生で仲のいい友達なのに、居候している友人が兄と夜な夜な添い寝していたのをどう思っていたのか? まさか…気づいてない? とても仲の良い友達みたいなので、兄が嫉妬するとか、兄弟で祐也くんを取り合う展開などを期待…おっと心配して勝手にハラハラしていたのですが。全くそんな素振りも見せず、部活の合宿(バスケ部)とやらで家を空けることも‼︎ えーん、祐也くんが教授にヤラレちゃうよぉー!っていう。当て馬も出て来ない平穏ぶりです。
ぼすこ先生にしては、エチは控えめですが、教授は割とヤル気満々だったと見え、『抱くけど、いいの?』と、イケメンしか言ってはいけない台詞をサラリと言い放って、躊躇なく抱きます!わぁわぁ。あとがきで、『みなさんにも、幸せ気分になってもらえたら嬉しいです!』と、書かれている様に、とっても幸せな気持ちになります。
ちょっぴり寂しい夜には読んでおきたい。『わたしの羊。』的な一冊です♡

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