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王道な感じで良かったです。
二人の恋愛と成長の物語ですね。
美佳の坊っちゃんとしての苦悩。気の毒でしたが意外と家族とちゃんと話したらあっさりわかってもらえて。
ええ?今までなんだったの?な感じもあり。
絢介の元カレ問題は元カレが酷すぎるのに、あっさりスルーされて。あれ?このエピソード必要だった?な感じもあり。鬼畜の所業をたった数コマでサラっと書かれてて。まあ美佳と付き合う時に裏切られたくないって台詞に繋がるんでしょうが。
舘石ファミリーもいいですね。大家族で全員が味方でワチャワチャで商店街に子育てしてもらって。
2年の遠距離恋愛もあっという間でしたね。
美佳の家族に二人こ仲を認めてもらえるといいですね。
ボーイミーツボーイのお話もいいけれど、お付き合いしている2人のお話も好きです。
が、どうも状況説明の場面、セリフが多いな〜という印象が先にきてしまいまして。
ま、わかりやすくはあるんですけども、はい、そうなんですね、と話の筋を確認している感覚でなかなか入り込めず。
2人のなれそめで、美佳から告白したのが意外でした。
欠点などなくいい人に見える美佳が、実は自信を持てず、酔っ払って絢介の前で子どもみたいに大泣きするところはかわいかったです。
人前で初めて泣いた、泣けたのは、絢介だったから、絢介が甘えられる存在になっていたんだなと伝わって、ほっこりよかったなと思いました。
美佳の海外赴任2年は長いけど、ここまできたら乗り越えていけるんだろうなと安心いたしました。
カットされている悲しさ!
全国展開しているショッピングモールを運営する大企業の令息・相原美佳(みよし)と、商店街の酒屋の息子・立石絢介(けんすけ)。
冒頭からもう付き合っている状態で始まりますが、出会った頃のことも回想シーンでかなり詳細にしっかりと読めるので、2人を長く見守ってきた気持ちで読めます。
大企業の跡取りと商店街の酒屋といういわゆる「身分違い」なCPではあるものの、そこもお互いが仕事の面で尊敬し合っているので全く問題なく。
美佳がこれから背負うものの重圧に負けそうになったとき、そういう立場にない絢介が逃げ場を作ってあげられていたので、逆に良い効果が生まれていたかなと思います。
絢介の元カレ登場によって、初めて感じる黒い気持ちに戸惑ったり、親が自分に求めているものや期待していることを想定して息苦しくなったりする度に、美佳を絢介が引き上げていたのが何とも素敵でした。
年齢的には絢介が2つ年下だけど、頼りがいがあって、受け皿が大きい。
逃げたいと思ったときに「それでもがんばれ」と言ってくれるひとも大事だけど、「じゃあちょっとだけ一息入れよう」って受け入れてくれるひとって懐が大きいなあとしみじみ感じました。
そんなこんなで2人はお互いに大好き同士だし、絢介の家は2年前にカミングアウト済みだから、あらすじでは波乱の予感を感じさせる煽りになってますが、みんな暖かく迎え入れてくれてるしで順風満帆に見えるものの、なぜかラスト間近で突然の遠距離…。これ、必要だったのかな。必要か…。うん、必要なんだろうな、と無理矢理納得しましたが、本当に必要!?
ちょっと納得いかない展開はあるものの、えろす中に受けをひたすら「かわいい、かわいい」と思う攻めは大好きだし、恋愛慣れしていない受けも大好きです。
あとひとつ、言わせていただくなら、美佳の両親に挨拶に行くシーン!!
行く前は描かれています。
そこから突然の帰り道…。
2人が笑い合っているところから「うまくいった」のは分かる。
でも!見たかった…。美佳が思っていたよりも柔軟なご両親だったからこそ、同性の恋人を連れてきたときのご両親の反応が!見たかったんです!
カットされてるとか…。いきなりもう帰り道とか…。
そんなこんなでちょっとした残念さを抱えつつも、描き下ろしでは初めてのえろすも拝見させていただき、概ね満足できる作品でした。
当て馬や強引に見合いさせる受けの両親など、一応メイン2人に降りかかる障害はいくつか登場するのですが、皆そこまで悪い人ではなくて非常にストレスなく読める作品でした。メインの絢介と美佳の関係も、既に恋人であるところから始まって、どちらも相手への思いやりに溢れた性格だったので、時折すれ違っても不安にはならないカップルでした。美佳の方が年上で、背も少しだけ高いというのも萌えポイントでしたね。
仕事や見合い、絢介とのすれ違いが重なった時に、酔っ払って子供のようにわあわあ泣いた美佳。そういうみっともない姿を見せられる唯一の存在が、恋人だよなぁと改めて思いました。起きていつもの自分に戻った美佳は恥ずかしがっていたけれど、絢介は美佳がそうやって本音を偽りなく自分にぶつけてきたことが嬉しかっただろうと思います。茶化さず真っ直ぐ美佳に好意を伝えてくれる絢介の安心感がとても大きかったですね。
可愛いらしいカップルのお話
初々しいところもありなが、がっつりイチャイチャしてくれてるところもあって
ちょっと、オロオロする展開もありつつ
やっぱりラブラブなのねーって感じでした
千葉先生の描かれる男性は、男らしいのに色気があって大好きです
今回の受けも、まさにそんな感じ
ほんとに、優しくて良い子なんだろうなと思いながら読み進めました
攻めも、カッコイイ 眼福ものでした
それと、今回は特に周りのキャラクターも微笑ましかったです