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表題作ラストフライデイ

江畑欣也,チャラく見えるラウンジのボーイ
拓海,大学生,実家の花屋でバイト,20歳

その他の収録作品

  • 欣也、加速(描き下ろし)
  • ベビー(描き下ろし)
  • あとがき
  • ラストフライデイ×モアザンワーズ リレーマンガ①
  • カバー下:「涼子先生&ymz先生にイラストをご寄稿いただきました!!」イラスト・あとがき

あらすじ

「彼女じゃなくて彼氏じゃダメ?」
まだ見ぬ彼女とのデート貯金に励む大学生の拓海。
そんな拓海が家の仕事の手伝い先で出会ったのは、ラウンジのボーイの欣也だ。
最初はただのチャラいボーイに見えた欣也だったけど、ドジな拓海を何度も助けてくれる。
だんだん仲良くなっていった拓海と欣也は、なんと二人でデートの練習をすることに!
果たして拓海に彼女はできるのか…!?

作品情報

作品名
ラストフライデイ
著者
絵津鼓 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
SUPER NATURAL
発売日
ISBN
9784813030935
4.3

(245)

(133)

萌々

(82)

(23)

中立

(4)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
31
得点
1066
評価数
245
平均
4.3 / 5
神率
54.3%

レビュー投稿数31

はぁ……笑った……。

本を開いてすぐに、なんか主人公のこの子に既視感があるような? と思ったら、『SUPER NATURAL』のおまけ漫画に出てきた鈴カステラみたいな子だ!!

鈴カステラの妖精さん・拓海くんが、ラウンジの黒服・欣也くんと出会い、彼女が出来た時の為にデートの練習を一緒にしてもらったりなんだりするというお話です。

拓海くんはかなりのドジっ子という事なんですが、その言動はドジっ子の枠を超越した何かで、やることなす事全部が面白かわいい。

そんな拓海くんに、爆笑しつつもちゃんと合わせてくれる欣也くんの懐が、高校生とは思えない深さ広さです。

二人とも過去にシリアスな片恋をしていますが、それで物語全体が暗くなることはなく、全体的に笑えます。

疲れた日の寝る前に読み返したい1冊でした。

0

最初からあぐらをかいている

受けキャラの設定に問題がある。
勉強がよく出来て名門大学生でドジで彼女も作れない?
そんな人いない。
キャラ設定を作る段階で既にBLジャンルにあぐらを書いている。
他ジャンルじゃ売れない。

0

そさお

レビュー済みかと思いきや未レビューでした。先生な作品が実写化するそうで久々に読み返し…と思ったら未レビューはおろか未読…?電子書籍のフォルダ分けを誤っていたようだ。

さて、本編。ほんわか両親かすみ&たけしに癒される本でした。タクミくんもほんわかなんだけど、20歳でこれか…と逆に不安というか怖くなっちゃって、癒されることはなかった。小学生でもいいレベルの…これって……うん、これ以上はやめよう。1話の時点では割とまともなのに、だんだんやりすぎちゃった感すらある。そんなわけでお話も彼女兼攻めの欣也くんもいい雰囲気ですがあと一歩はまりきれず。

萌〜萌2

0

無茶苦茶かわいい!

「SUPER NATURAL」も新作の「メロンの味」も面白かったのでこちらも読んでみました。
新作の大人っぽい絵柄も好きですが、この頃の絵が本当に可愛い。

拓海二十歳がとにかく可愛らしい。
ドジっ子でピュアでちょっと天然でセンスが独特な彼のトリコになりました。
お相手の欣也もまさかの高校生⁉︎でしたが、大人びててちょっとチャラいのにも理由があって…カッコ良い。

2人とも叶わない恋愛に蓋をして生きてきた共通点から、近づいて行く過程もなんだか初々しさがあり良かったです。

扉絵も毎話凝っていて楽しかったです。

ケンちゃんのオネエ言葉は女避けなのでは?と個人的には予想します。

「SUPER NATURAL」の巻末のリレー漫画で拓海が"鈴カステラ"とか"乳ボーロ"とか言われてましたが、めちゃくちゃ腑に落ちましたw

0

ピュアピュアなお話。読んでいてハッピーになれる

ピュアピュアな話で最高でした。
さすが絵津鼓先生。
受けの子がピュア過ぎて大丈夫なのかな?とちょっと心配になるほどでしたが(笑)
攻めの子がずっと悩んでいた心をいつの間にか受けの子が癒してくれてたんだよね。
叶わぬ恋に苦しんでる2人。
素直な受けちゃんの悩み方。
一見器用に見える攻めくんの悩み方。
お互いがお互いを羨ましいと思ってるところも良かった。
受けちゃんのご両親がサバサバしていて、そこも良かったな。
これからは仲良くデート貯金貯めてください。

0

うーん

SUPER NATURAL の二人のあまりの尊さにハートを撃ち抜かれて、これは作家買いしなければ!と、次に読んでみたのがこちらの作品。高評価だし表紙可愛いし期待大でしたが、あまり自分には刺さらなかったです。

まずタクミくんが幼過ぎて、好みではなかったです。これで大学生って。欣也くんにいちいち過剰に反応するのも煩く感じました。
欣也くんはクールでカッコよかったですが、高校生が夜のお店でボーイとして日常的に働くってマジか、と、そこで引っかかって素直に読めませんでした。いつ寝てるんだろう。
あと、欣也くんがタクミくんのどこに惹かれたのか、自分には分からなかったです。

なんというか、ぽわわん受けを愛でる作品でした。

0

きゃわきゃわカップル

拓海のビフォーアフターに笑った。
すんごいわかりやすくてw
しかも、ドジっ子でセンスなし、本人無自覚。
デートのしおりもすごいけど、下見練習に白タキシード着て行った方がいい!?はさすがにさすがに…と思ったw

拓海のキャラもあり、ふわふわゆるゆる進む中、欣也の拓海への視線とか思わせぶりな表情とか…何があるんだろう…え?お姉さんのこと?と思ったらそうでしたね。

でも心配するほどの陰鬱さはなく…欣也自身が気持ちをそらすよう遊んでいた…今はそれもおさまってきて…とほっとした。

お互いヤキモチやいていたと告げた時、風が吹いて拓海がケンちゃんのことをふっきれた描写はぐわっときました。

欣也はタラシなだけあって拓海の扱いがうまい。
泣いている拓海のまぶたへちゅうするのは萌え〜でした。

その後も、欣也がいい感じにぐいぐいいくし、天然な拓海と相性いいかもですね。
ちょいいちゃが始まる感じがかわいかったです。

1

可愛すぎる

可愛い受けが大好きな人は絶対に読んだ方がいいです!!!
絵津鼓先生の描く作品の中で一番かわいい受けだと思います!
可愛すぎて、読み進めるたびにニヤケ止まりませんでした。

最初は、ひたすらに可愛い拓海と、ちょっとチャラくてイケメンな欣也ですが、
後半になるにつれてストーリーが段々と切なくなっていき、
他の人には言えない悩みを打ち明けあい、二人で支え合っている感じがして、じんわりと温かい気持ちになりました。
読み終えたら、もう一度初めから読み直したくなるような作品です。

4

カワイイカワイイカワイイカワイイカワイイ‼︎

〖DMM電子書籍〗
修正 : −
カバー折り返し : なし
カバー下 :
帯 : なし
裏表紙 : なし
電子限定特典 : なし
カバーデザイン : 不明
備考 : 3社合同・連続刊行フェア リレーマンガ①『ラストフライデイ×モアザンワーズ』2P収録
ふた言 : はぁぁぁぁぁひたすらカワイイ。同人誌の『BOB MAG.02 Last Friday Night 』もかなりオススメ。

〖紙媒体〗
未読

0

欣也くんがかっこいい

めちゃめちゃ可愛いお話。
攻めの欣也くんが高校生なのにすごくかっこいい!
欣也くん、受けのたくみ君とも、それぞれ人には言えない悩みを抱えてて、その悩みを共有していくなかでお互いに惹かれていく様子がとても素敵です。
ただ可愛いだけのお話じゃないですよ。
好きなシーンは、たくみ君がパジャマをウエストイン!そして欣也君にも当然のようにウエストインを勧めるところ。笑
ほのぼのしたシーンですが、たくみ君が幸せな家庭に育ったんだなーと感じられて、こういう表現の仕方が絵津鼓先生お上手だなと思いました。

0

エロがなくても超面白い

二人の何もかもが可愛い。。。
実は表紙だけ見て読まなかったけど、なんでだろう雰囲気がエロくなかったからかも。。えつこ先生の漫画は全部面白かったのでこれも信じて読むことに!読んだ感想はやっぱり食わず嫌いはやめた方がいい!!ああ面白すぎ。。エロくないのにこんなに面白く読めるんだね私。。って思ったwえつこ先生の描く嫉妬シーンが大好き。嫉妬のシーンでいつも心臓が痛いくらいドキドキする。それと受けが可愛い。。受けの童貞の設定はやっぱいいな!反応が可愛すぎてたまんない。それと笑える。ギャグポイントがツボだった。bl読んでるシーンでin the マンションとかゲラゲラ笑ったw

0

作者さんで一番読みやすくシリアスとほのぼのの緩急が好きです

他のレビューでも言われていますが受けの子の幼い外見や性格が受け付けるかで好みが別れるかと思います、ギリギリセーフでした。
何故かというと明るくて世間知らずだけどきちんと悩んでいる、それも嘘っぽくないし何とか前に進もうとする姿が健気で「頑張れ!」と思わせたからです。
欣也はミステリアスな様で意外と地に足がついてて泥臭い悩みを持っていました、もう少し謎めいていても良かったかなと思いましたが実年齢(拓海より年下)を考えるとあまり超人にするとムリがあるので良いバランスだと思います。

0

欣也くんイケメン

絵津鼓先生の描くキャラではどうしてこんなにカッコよくて、雰囲気のある方々なんでしょう。今回の、攻め欣也くんもめちゃめちゃカッコいいです。でも受けのことになるとカッコ悪いとこもあって、そういう隙があるとこがズルい!好きー!

そして、受けの拓海くんもなんかちょっとズレてて可愛い。ハムスターに米、ネイチャー、そさお、と名付けるセンス。何なの、可愛すぎる。

内容に全くふれてないですが、とてもオススメの作品です。昨今のエロ重視に飽き飽きしてる方、こちらの作品でキュンとして癒されて下さい。

そして、同人誌で出していらっしゃる2人の初夜も必読ですよ!

1

何度読んでも飽きない2人

大学生のたくみくんと、高校生の欣也くん。
天然でピュアなたくみくんを、ちよっと訳アリの欣也くんが愛情一杯にからかいながらも、真剣に向き合う。
2人の何とも言えないやりとりが、時に笑いを時に涙を誘います。ド天然なたくみくんが、真剣にやることがどれもこれもツボる欣也くんですが、ぼそりと言う台詞には愛があるんですね。
絵津鼓先生の作品は、どれもテンポよく
一見ふざけているように見えて、深い愛情があるものばかり。どれもみんな好きな作品ばかりですが、私はこの作品が1番好きです。デートのレジュメを作ってるとこでドカンと笑い2人が雨宿りする場面では涙を拭い、最後まで飽きないストーリーでした。2人がホントの恋人になってデートをリベンジするところ、見たいです。
今更ですが、まだ読んだことのない方に是非読んでもらいたいと思い、レビュー書かせてもらいました。

4

大好きな作品です

かわいいですね。
定期的に読み返してます。
ほんとかわいい。癒される。
シリアスな設定とか場面とかあるんですけど、
でも読み終わってから毎回、拓海くんかわいいなってなります。

1

可愛い雰囲気と深いテーマ

 大人びた高校生×童顔で恋愛経験のほとんどない初心大学生の話です。個人的に初心な受けは、「純粋さが可愛い」と思うか「ちょっと子供っぽ過ぎる」と思うか、両極端な評価になってしまうのですが、この作品に関しては前者でした。受けの拓海は女性との交際経験がなく、デートプランを考えしおりまで作ってしまうところはさすがに幼いかなぁと思いましたが、しおりまでは作らないにしてもベタなデートの行程を頭に思い描いている初心な男子は結構いるんじゃないかと思うんですよね。なので、そこを誇張して描かれたキャラだと思えば割とすんなり受け入れられました。あとは、非常に素直な性格であるところも拓海に好感が持てる理由として大きいです。素直で初心な受けは可愛い。
 
 そして、バイトで黒服をやっていることもあり、どこか達観している欣也には、ここまで感情を分かりやすく表現してくれて何でも素直に口にする拓海は、それは眩しく映るだろうなと感じました。好意を抱いていく反面、相手が羨ましいとも感じている2人。お互いに惹かれていく過程がすごく素敵でした。とても恵まれているように見える人が実はどんな悩みを抱えているのか、他人はその人とまったく同じ人生を生きてきたわけではないので分からなくて当然ですよね。つい「あの人は悩みなんてないんだろうなぁ」と考えてしまう時がありますが、他人に100%理解できるわけはない。人と関わる上で大切なことに改めて気付かせてくれる、絵津鼓先生の作品が大好きです。

0

爽やか可愛い!

ほんわか爽やかな中にもシリアスあり、でも総合的にとっても可愛いお話でした。

表紙から夜とネオンの雰囲気がするのに表紙の二人はとても若いというか子供?いったいどんなお話だろうと、ラストフライデイとはどんな意味なの?本は厚みがあるし長いお話なのかなと興味津々で読み始めました。

仲良し家族いいな。拓海は二十歳の大学生か!なんて可愛いの!すくすく育った感があるけどけんちゃんの事では悩んで自分が嫌で。友達もいないみたいで。
欣也はまさか高校生だったとは!そつがなくて何でもさらっと受け止めて大人っぽいですね。
義姉の事では拓海のように悩んでました。

拓海のデート貯金やしおりなど可愛いくてニマニマします。欣也も付き合ってくれて。
でもけんちゃんに相談してお店も聞いたと言われて欣也はムッとしてしまいます。

お互いにちょっとづつ引かれあってくのがゆっくり書かれていて甘酸っぱくて。それぞれ嫉妬したり。

長いお話で色々あったのですが何と書けばいいのか迷います。とにかく可愛い!絵も可愛い。
拓海がすぐ泣いちゃうのも可愛い。パジャマがインなのも!可愛いばかり言ってすみません。

欣也がBL読んじゃってそこも美味しいです。
お互いもう過去はふっ切れて恋人に昇格しましたね。拓海は欣也のことを彼女的に思ってますが欣也は自分を攻めだと思ってる。どうなるのかな~?ふふふって感じです。
エロなしでも大満足!爽やか可愛いお話で大好きです。

3

美しい中表紙、かわいい2人

読み進めていくうちに左側に残ったページ数が少なくなっていくことに寂しさを感じる作品があります。
この作品はまだまだ右側の方が少ないうちから既に寂しかったです。
あとこれだけで終わってしまう。
終わってしまったらもうこの可愛すぎる2人が見られなくなってしまう。
寂しい。
あと20冊くらい、これと同じ厚みで読み続けたい。
むしろ毎日ブログで綴り続けてほしい。
そんな2人です。
いとおしい。いとおしすぎる。

とにかく拓海がピュアすぎて、天然記念物すぎて。
現実に天然物でこんなにかわいい大学生いないでしょうけど、1ミリたりともあざとさを感じないかわいさでした。
大真面目にデートプランのしおりを作って、知られても恥ずかしがらないとか、パジャマinをふつうに指摘してくる辺り、最高です。
20歳デビューの前の姿もツボすぎて…。
こういう子がまじめに真剣に自分の価値観で語れば語るほどツボにはまります。かわいい。

それに対してスレたイケメン高校生の欣也の反応が完全に読者と被るのです。拓海が何をしても「ブハハハ」となってしまう。欣也もいろいろなものを抱えた子だけど、何も考えずに「ブハハハ」となれる相手に出会えてよかったね、と思います。なぜなら笑いの感覚を共有した者同士の絆が生まれているからなのです。欣也とわたしたち読者は一心同体。

どんな環境に生まれ育っても悩みはある。
その悩みに正面からぶつかっていくのがカッコいいのか。
それとも悩みにぶつかるよりも状況を受け入れてしまうのがカッコいいのか。
そういうことを考えさせられました。
前者はぶざまに見えるかもしれない。
後者はクールに見えるかもしれない。
だけどどっちも同じ悩みなんですよね。
解決に近付けるのは前者の方で、そういう風に正面からぶつかって、カッコ悪くてもカッコ良くなろうとする拓海の姿に、カッコ悪くすらなれなかった欣也が感じたものが何だったか。
ひとことでは言えない、かけがえのないものだったと思うのです。

ずっと仲良しでいてほしい。
大好きなカップルがまた1組増えました。
この本は家宝にします。

8

可愛くて切なくてじんわり来ます

ずっしり1冊丸ごと表題作で、笑いあり切なさありで読み応えがありました。
受けのパジャマのシャツIN!や驚く時に目ん玉飛び出る描写が可愛くて微笑ましたかったです。
やり過ぎないナチュラルな関係性や自然と心を寄せていく様子に好感が持てました。
正直もっと軽い感じでくっつくのかなーと思っていたら、意外と重々しさもありました。
お姉さんのくだりは何となく最初から読めていて、良いのですが、BLから少し現実に引き戻されてしまった感じでした。
ただ1つ言いたいのは、水商売の店の黒服を高校生がやることはあり得ないのでは?!
大学生位の設定でも良かったかもしれません。

1

可愛らしいお話でした

可愛い絵に天然気味の受け、全体的にはラブコメっぽいお話でした。たぶん初めて読む作家さんなのですが神評価が多くて気になってました。
捉え方によっては暗く重くなってしまうような背景もさらっと触れて、引きずらないのが良かった。
たぶんそれも受けのたくみくんの持つふんわりとした雰囲気のお陰ですかね。

欣也くんが二人の関係を進めようとお姉さんのBL漫画を参考にするシーン、こらこら!と突っ込みたくなりました。

エッチシーンは小鳥キス程度で、そういうのが苦手な方にもお勧めですね。

0

今まで一番好きな絵津鼓先生の作品かも!

何回も読み返し、しかも読みながらふとほほえみする作品です!最初はただ面白かったでタクミくんをからかう欣也がどんどんこの天然童貞さんに引きられて余裕な様子がなくなるのはたまらんくハマりしまいました。たとえなら、タクミくんは恋愛初心者であり、恋愛に対する純粋さは、恋愛ベテランの欣也くんに惹かれちゃうところは一番好きなポイントかなと思っている。エロいシーンは根本的にありませんけどなんかキスだけでドキドキしちゃう私がおかしくなったかな、この童貞さんの魔法に。満足したような、不満足したような気持ちでこれからも欣也くんとタクミくんの恋愛を見守りたいです!

3

主人公が好きかで決まるかも。

アパートの話はダメだったんですが、話自体は今回は好みでした。
あとは、主人公のキャラを「可愛い」と思うか、「いや、ちょっと苦手かも」と思うかで作品評価はガラッと変わるような。
この子が可愛いと思えれば、萌2か神かもですが、私はどうもイラッとしてしまったので、話自体は好きなので中立寄りの萌えで。
流石に、これで二十歳はキッツイ気がします。まずドジっ子が苦手なのでその時点で不向きでしたね。すみません。
攻めの子はとても好みです。

3

緞帳加減

色々な面で(敢えても含んだ)寸止めを
心掛けた作品なのだろうか、と評者は
読み取りました。
寸止めを仕掛ける事で展開に疾走感を
持たせているので、ページ数の割に
あっさりと読めるのですが、敢えて
隠されていないほころびから少し深入りすれば
このページ数がむしろしっかり剪定された
結果なのだと思われるでしょう。

で、評者は不意打ちを喰らう訳です。
作中人物の口を借りたであろう作者さんの
ツッコミを。
うん。
そこでそう来ますか。
しかもとっても微妙な距離感で。
…侮れない一冊です。

2

可愛く、痛みはさらりと……

ツヤツヤの紙の黒くてポップで鮮やかな表紙。
中身は、なんというのか、この白っぽさが味なのかな?
さっぱりとした書き込んでいない絵なんだけれど
不思議に可愛くってあまり物足りなさがないのは何故?


チャラくて大人びたイケメン高校生・欣也と、
親の花屋を臨時で手伝っている今時ウブな大学生・拓海。

淡々とした流れの中でさらりと描かれる、心の痛み。
さりげない表情や、何気ないセリフ、
思わずクスッと笑ってしまう場面や、ほんわかした空気。
そんな中で時々キュッと心を掴まれる瞬間がある。

拓海のパジャマINには欣也も読者も萌えましたが、
BL本で予習して姉に突っ込まれる欣也にも萌え(笑)
そして二度目は二人してパジャマIN(それも欣也はかっこいいが)、
そんな二人が微笑ましく可愛かった!
最後までキス止まりだったのも、よかったかな。

3

やっと金曜日。

作家さまの絵がすごーく好きで、前作がとても良かったので、ちるちるさんのニュースで本作のリリースを知ってとても楽しみにしていました。

メインキャラがハタチと高校生ということで、シリアスな要素があったとしてもフワッと軽いトーンでお話が進み、なるほど今回はこういう感じなのね〜、とほのぼのと楽しませていただきました。

前作よりも登場人物が増え、好感が持てる女性キャラもたくさん出てきて、作家さまの果敢に攻めていらっしゃる創作姿勢が伝わりました。でも、個人的にはストーリー展開にBL萌え要素が物足りなかったかなぁ。欣也が歳の割にセクシーでカッコ良く、好みの男の子だったけれど…拓海が女の子だったら胸キュン少女マンガでも成立したような気がいたします。二人の仲はラブというよりかはスキンシップを厭わない仲良しなお友達といったところどまり。時間を掛けて読ませてくれた割にはあっさりと終わっちゃって、間延び感が拭えませんでした。これからの二人がとっても見てみたいです。

カバー下の色が薄く、ちっちゃくて見にくかったのが残念。(これはわたしの目の具合によりますので仕方がありません…。)絵柄を含め、可愛い系のライトなBLといったテイストですので、ほっこりしたい時にはオススメです。

6

絵津鼓先生の描く受けは可愛い

お互い似ている所があり、だけど知らない所も勿論ある。そんな二人が慰めあったり、すれ違いながら、徐々に互いを知り、近づいていく描写がとても良かったです。

IN THE APARTMENT同様、メイン二人の過去(と言うか悩み)をガッツリ絡めながら展開していきます。
そして相変わらずその設定が重い!笑
それでも作品全体の雰囲気が暗くならないのは、前作同様、メイン二人のキャラがとても可愛らしかったり、日常シーンがとてもほのぼのしているからですね。
純真無垢でド天然の拓海も、チャラ男だけれど気遣いがうまく、少し笑い上戸な欣也も、絵津鼓さんの可愛らしい絵柄と相まって、とても魅力的なキャラになっていました。
絵津鼓先生はこのバランスが本当にお上手な方だと思います。

ただ、前作の妹尾の過去が地雷だったり、設定が重い…と感じた人は、今作もハマれないかな、と思います。
前作が好みだった人は、今作も間違いなくハマれるでしょう。

5

ちょうどいい塩梅

神でもよかったかなーと思いつつ。

私にはドジっ子のかわいさとちょいちょい入るボケと、可愛らしい絵柄と、意外と抱えているものの重さと、絶妙な配分だなーと思いました。シリアスから一気にボケて、場面が重くなりすぎないのとか。

面白いわ! エロがないのもよかったかも。この分厚さでエロもないし読み応えありました。それに、個人的に家族が関わってくる物語には弱いので……。

三ヶ月連続で刊行されるとか。今からすごく楽しみです。

3

絵は自分の中でダントツ神

本当にこの方の絵、すごく好みです。前作から思っていて、前作もそうだけど今作も表紙がすごくおしゃれ。センスが良い。正直BLもそれ以外も全部含めて、好きな絵ベスト3の中に入る。一位かもしれない。今のところ。その位中の絵も本当に良い。ちょいちょい出てくる女子キャラもすごく美人で可愛くて本当に絵がうまい。今回の攻めの欣也くんがとにかくめちゃくちゃかっこいい。チャラいけどバカっぽくないモテるイケメン。黒髪なのも良い!!若干長めのショートで小さなフープピアスがチラチラ見えるのがまたかっこいい。ボーイの恰好と高校の制服姿のギャップ!どっちもかっこいい。拓海への近づき方もリアルなチャラ男のアタック法的な感じで良い!!天然で可愛い拓海とすごくお似合いでカップリングとしても良い!

ただ残念な点で言うと(ここからちょっと辛口です)、前作も思ったけど背景が寂しい感じがした。バックが白いのがちょっと多かったので、もう少し凝って欲しかった。あと物語ってちょっとしたきっかけとかで起承転結っていうのがどれでも多かれ少なかれあるとは思うけど、この作家さんのは結構重いのが多い気がする。欣也の家庭事情や姉との関係とか、こういう設定にすることでチャラ男が出来上がったっていう立証を作りたかったんだと思うけど、ちょっと重いなと思ったし、女性関係の具体的な気持ちや事情はBLで入れないで欲しいなぁと。多分前作もそういうのが具体的に描かれていたからあんまり話は好みじゃなかったんだと思うけど、今作も内容にそういった部分がきちんと説明されていたので、多分きっちりとこういう事があったからこう、と説明したいんだろうけど、ノンケの話の度にいちいち女性関係の話入れなくてもいいんじゃないかと思いますが、多分この作家さんは今後もこういう流れで描くんだろうなと悟りました。あとけんちゃんがオネエっていう設定は別になくても良かったんじゃないかと思った。何でそういう設定にしたのか謎。

絵はダントツ神越えレベルなのにちょっと内容が追い付かないので評価は間を取ってます。

6

絵がすきです!!

IN THE APARTMENT からの好みの作家さんだなぁ~と思っていました。

BLのコミックはまだまだ新参者の私ですが好みの作家さんに出会えて良かった。

お話もホッコリしていて読んでて疲れず何とも言えない爽やかさ。

これから続々と新刊出るんですよね。嬉しいです(#^.^#)

4

明るいノリで読むべきか迷う

表紙やタイトルを見るかぎり、おしゃれで可愛いラブコメ感が漂っていて、作者のまた違うタイプの作品がきたのね!と楽しみにしてました。

二十歳でできた年下の友と、気持ちやコンプレックスを共有していくうちになぜかイチャイチャ展開になる話、というのが私の勝手な印象です。家族の愛情いっぱいで育ったが、経験&自信不足でハタチデビューをしたばかりの拓海(表紙左の花屋手伝い・大学生)と、家族の温かさに憧れ、顔には出さないがひとり悩みを抱える欣也(表紙右のボーイ・実は高校生!)。出逢いのシーンがよかったです。

230ページ以上の一冊通して拓海のドジっぷりや幼さが可愛いので、ライトに楽しむコメディならばこれもよいかなと思える一方、そうしきれないところもあって。泣きの箇所や、特に後半の展開には不自然さを覚えてしまい入り込めなかった。恋のようなものに関していえば、途中、欣也がリードしそうだったり、互いに惹かれているのかなという描写はあるものの、登場人物たちの気持ちがわかりにくい間が長い。欣也については、なにか暗いものがありそうなバックグラウンドがはぐらかされたまま展開するので、終盤までモヤモヤです。拓海には心を開くというのがよかったが、全体的には本当に知りたい情報がラストまで明かされないような、腑に落ちない感じで読み終えてしまった気がします。でも、私みたいにごちゃごちゃ考えたりせず読めば、もっと気軽に楽しめるのかもしれませんね。

作者が実際に飼っていた犬をモデルにしたというラブは、リアルさがあってよかったな~。でっかいワンコ可愛い!それにしても犬はなぜあんなに氷が好きなんでしょうね。登場する動物たちもみんな触りたかったです。

13

ドジっ子天然君が可笑しく、微笑ましい

花屋の息子の、ドジっ子天然の拓海(表紙左)が、
腰を痛めた父親の代わりにラウンジにお花の配達に行ったら、
そこでチャラいイケメンのボーイの欣也(表紙右)に出会う。
ドジなところをいっぱい見られ&助けてもらって、
その後も何度も会ってるうちに、すっかり仲良くなって……

このお話、とにかく、
拓海のドジっ子天然で、垢ぬけないところがとても可愛いです。

まだ彼女がいないのに(というか、童貞で初チューもまだ)、
「デート貯金」と題して、
彼女ができた時のために貯金をして(しかもドヤ顔でそれを披露w)、
初デートのしおりまで作って(修学旅行用みたいなやつ!)、
ホントに大学生なのかな??ってくらい、
見ためも童顔だけど、中身はもっと純粋無垢(無知!?)で幼い☆
だけど、拓海なりにいつでも本気で、
悩んだり、目をキラキラさせたり、鼻息を荒くしたり~なのが、
とっても可笑しくて、とっても可愛いのです。
パジャマは、迷わず裾をズボンの中にイン!なのもキュートw
でも実は、
もう結婚してる、幼なじみのお兄ちゃんに叶わぬ想いを抱いていて、
それを乗り越えようとしての事…という切ない一面も。

お相手の欣也(表紙右)は、
イケメンでチャラく見える、何事も軽くこなしちゃうような子。
拓海より年上だと思っていたら、実は高校生。
こちらも、実は誰にも言えない秘めた想いを抱えていて…

それぞれに抱えた、心を締めつける叶わぬ想いが、
ふたりで一緒に時を過ごして笑い合って、次第に薄れていく。

犬とハムスターがいて、仲の良い両親がいて…
平凡だけどぬくもりが感じられる、拓海の家族の描き方も素敵。
欣也がそこに惹かれていく様子や背景が、少し切なくじんわりくる。

デートの予行演習をしたり、家に泊まったり…と大きな山はなく、
くっついてもキス止まり。
でも、その分ゆっくりと丁寧に描かれた日常の何気ないやり取りが、
ふたりの存在を立体的に見せていて、よかったな。

少し物足りない気もするけど、
デビューコミックの「IN THE APARTMENT」より読後感が爽やかで、
わたしはこの本の方が好きです。

「IN THE APARTMENT」のパロディ本みたいなのがチラッと登場したり、
拓海の言動がちょこちょこと笑わせてくれて、
肩の力を抜いて楽しめた、微笑ましい1冊でした。

10

この作品が収納されている本棚

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