大好きだからしたい、大切だからしたくないー。

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表題作誰にも言えない恋のうた

二見花汰,大学2年生
日田司朗,32歳,本業小説家の学食のアルバイト

同時収録作品逆回転ラバーズ

広尾智也,大学生
萌路渉,大学生

同時収録作品視線の温度

徳川田清正,本屋の店員
恵比寿理人,大学生

その他の収録作品

  • 正しく回ってみましょうか

あらすじ

「誰とでも寝る男」そんな噂のあるメグと友人の飲み会で知り合った広尾。
帰り際にふいにメグが見せたさみしげな表情に引き寄せられた広尾は、
誘われるまま身体の関係を持つ。
てっきり恋人同士になったと思っていた広尾だったが、
メグの首に自分には覚えのないキスマークが…!
"誘われると断れない"そんなメグに広尾は、大切だから抱かないと告げるが――。
恋に臆病な男子達の一途なオムニバス。

作品情報

作品名
誰にも言えない恋のうた
著者
いさか十五郎 
媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784864572576
3.3

(33)

(3)

萌々

(10)

(16)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
9
得点
105
評価数
33
平均
3.3 / 5
神率
9.1%

レビュー投稿数9

魔法使いにビッチに生真面目くん with イケメン

攻めがみんなイケメンの世界…。
イケメン攻めが嫌いな人なんて、この世の中にいるかもしれないけど、ほぼいない!
というわけでイケメン攻め揃いのこの作品、イケメン攻めを中心に据えてご紹介させていただきます。

【誰にも言えない恋のうた】萌2
学食で働く司朗(32)が大好きなコミュ力おばけ風イケメンの花汰(大学2年)。
一回りの年の差がある2人ですが、司朗が小柄童顔、花汰が長身イケメンなので並んでも一切違和感ゼロです。
この花汰、明るくて人当たりがいいので人が周りに集まりがち。そんな子に「好き好き」と言われ続けたら好きになるよ、という感じの子です。
チャラそうに見えて一途、余裕そうに見えて独占欲強め。そんな一面を引き出せるのは司朗だけ。みんなに明るく楽しく接する子が「特別なひとりだけに見せる感情むき出しの顔」がたまりません。
ちらっとしか触れられてませんが、ライブでのイケてる姿からは想像できないけど、司朗(32)は立派な魔法使いでした。

【逆回転ラバーズ】(2話) 萌2
「誰とでも寝るビッチ」と噂のメグの意外な表情を見て、気になってしまった広尾。
「好きな相手としか寝ない」というメグの言葉に、その日のうちに体をつなげて、「付き合おう」と言ったものの…。
体から入ったけどちゃんと恋をしよう、という”逆回転”です。
広尾は登場からしばらくは硬派でクール、年齢よりも大人っぽい落ち着いたイケメン。それが「好きになってくれる人はみんな好きになっちゃう」ゆるビッチ・メグに振り回されて、ただの心配性で意固地な彼氏にシフトチェンジです。
途中までは主導権握ってカッコ良かったのですが、最後は骨抜き状態でした。

【視線の温度】(2話) 萌2
本屋で店員と間違えられて、罵声と共に大量の本を渡された恵比寿。
書店員の清正にじっと見つめられたことが気になって…。
清正は動物的本能で動くタイプのイケメンです。話す相手はじっと見つめる。イケメンゆえに見つめられた相手は、特別な感情を持たれていると勘違いしてしまうかも。
2度目に会ったときも強引で、こういうことに慣れているタイプなのかなと思いきや、後半の驚きの事実発覚からの、恵比寿を引き止めて、ちゃんとそこにいるか気になって仕方ない様子が可愛すぎました。
恵比寿がひとりでじたばたいろいろ考えすぎてるのが若干恥ずかしいものの、目の前のひとを見ないで恵比寿ばっかり見ている清正を見るためだけでも読む価値あります。

オムニバスなので、司朗と広尾と恵比寿が友人同士。
各話にそれぞれちらちら出てきたり、重要な役割を担ったりしています。
これぞオムニバスの醍醐味。「あ、この子、ここにもいた!」とか「こういう一面もあるんだ」という発見が登場人物に厚みを加えてくれるんですよね。
オムニバスとイケメン好きの方はぜひ。

0

くっつくのが早い

リア充イケメン大学生の攻めと物書きを志していて攻めの通う大学の学食でバイトをしている32歳という組み合わせ。
イケメン大学生は冒頭から32歳の受けのことを大好き大好きと人目憚らず執着していて、受けも一瞬で恋に落ちているんだけど、俺なんか…と卑屈になって好意を受け入れなれない。
ややこしいおっさんだなー、と思うか、一回り年下のイケメン男の子相手でしかも自分は職業も中途半端な立場だから腰が引けてしょうがないよね、と思うかだと思います。
溺愛攻めが好きなのでこのカップルが一番好みでした。

真面目大学生×ビッチ大学生
どうしてくっついたのか、ゆるゆるだったビッチ君がどうして真面目君に特別なものを見出したのかよく解らず。

書店店員×大学生
店長と間違えて受けに本の山を持たせちゃった事がきっかけなんだけど、初対面の人にタメ口とか、お前呼ばわりとかする感覚が良く解らない。
そしてノンケの受けが、身近な友達がゲイカップルになっちゃったから自分もつられて意識しちゃって…というのも理解できない。

2組目、3組目がくっついてセックスに至るまでの過程があっという間なのと、そもそも何故くっつくのかも余り良く解らず…。

0

題名負けですね。

内容は良かったのですが、してると思いました。内容は悪くないのに、素敵な題名を見てすごく期待して読んだらなんか普通...というか。期待しすぎてその分がっかりしたというか。
でも、もだもだ感が絶妙ですごく良かったです。ただ、ノンケで普通の友達がゲイカップルになって、それでつられてという感じには違和感がありました。BLではよくあることなので気にならないかもしませんが。

0

萌えなかったとしか…

初めての作家さんです。
表紙の淡い雰囲気の良い絵に惹かれて購入しました。

結果、うーん合わなかった。
別に地雷があるとかじゃあなくて、やっぱり短編集はちょっと…
この本は3カップルで同じ大学という多少の繋がりはあるものの
やはり、短編だと展開が早過ぎてイマイチ話に乗っていけないのです。

また、表紙と違って中の絵も大分雰囲気が違うし
とにかく好みの絵じゃあないとしか言いようがなく
ストーリーも私の萌えツボには全く引っかからず。

すみません、2回目も読みたいとも思わなかったです。
でも趣味じゃないというわけでもないので中立です。

2

可愛い恋のうた

3CPの可愛い恋のお話。
それぞれお友達同士で繋がってます。
脇で成立カップルがイチャイチャしてる"その後"をチラチラ楽しみながら新しいカップルのお話が楽しめましたヾ(*´∀`*)ノ

で。3CP共通して言えるのですが、エッチまでが早いです。
え?もうシちゃうの!?って思うぐらい早い。
2組目の広尾×メグ・3組目の清正×恵比寿 はとりあえずシた後から恋のモダモダが始まってます。エッチまでの過程を楽しみたい方は合わないかもです。

個人的に萌えツボ刺激されたのは、人目をはばからずイチャイチャしたがるタイプの溺愛攻めばかりというトコロ!愛情表現は惜しまずストレートです♪恋人に甘々な溺愛攻めが最初から最後までタップリでニヤニヤでした( ´艸`) 〜♡

最高に萌えたのは何と言っても3組目CPの恵比寿くん。
垢抜けない黒髪・童貞・生真面目・口うるさい というキャラで、他のカップルのお話の時には横でギャーギャー怒ってたり、友達の為とはいえお節介すぎる余計な言葉を叩きつけたりと、あまり可愛げがなかったのですが。
1冊読み終えてみると、この恵比寿くんが

一 番 エ ロ か っ た +゚。*(*´∀`*)*。゚+

2組目の受けがビッチキャラだったのですが、ビッチな子より断然色っぽくてトロトロになってる顔は最高にエロ可愛いくてギャップ萌え発動で恵比寿くんにやられました(^//^)
お相手の清正さんも普段は目が隠れそうなぐらいボサボサ頭なのに、お仕事でスーツきて髪をセットしてたらイケメンでかっこよかった!攻受のギャップが楽しめる3組目のお話がとても良かったですヾ(*´∀`*)ノ

ーーーと、概ね満足なのですが、恋の始まりが唐突で出だしで置いてけぼりくらったので萌え評価です。

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