特典SS付き
仕事の後は、あなたと甘い秘め事をv
上品変態紳士>.<♡
相変わらず、鳥谷先生の書かれる攻め様の、上品ながら変態さを貫いている姿、素敵です(≧▽≦)
受け様の優輝は、志半ばにして大学院を辞めざるを得なく、傷心中。
バイトで、従姉妹曰く"完全な紳士で優雅なるスケベ"こと絵画修復士の青竜院宅を訪れる。
自宅兼作業場の自宅には、裸婦絵画が所狭しと飾られていて。
ここを官能美術館にすること、なんて夢を語る、上品な完璧紳士ながら、変態さが見え隠れ。
いつでも穏やかで優しい紳士。
優輝を気に入って、毎食お手製ランチを振舞ってくれる青竜院を好きになる優輝。
恋人になってからは更に溺愛。
言葉でも態度でも愛情を惜しまない、いい攻め様。
初夜の後の薔薇風呂での、官能的な先端チラリズム、とかの優輝の優輝を褒め称える言葉。
なんか高尚な風に聞こえるけど、ただのスケベ親父なのでは(^_^;)
その辺の、青竜院の変態さは、聞こえないフリでスルーできる優輝なので、いいカップルですね。
ただ、青竜院の知り合いの婦人の言葉を、すぐに信じてしまうのが、おいコラでしたよ、優輝。
あんなにも溺愛されてるくせに～٩(･̆ᗝ･̆)
会って2回目の人の言葉じゃなく、カレシを信じなさいよ～。
優輝の従姉妹さんの言葉に、力強く頷いちゃいました。
優輝が大学院を辞めるキッカケになった少女との和解シーンも、スッキリできて、読後感がよかったです(*^^*)
タイトルどおりの甘い恋のお話
鳥谷先生の作品を読むのはまだ三冊めだが、今まで読んだ中では一番好みのお話。絵画修復士であり、画廊を経営している財閥御曹司のハイスペ攻めは、実は裸婦画を集めるのが趣味という優雅なドスケベ。そんな攻めのお屋敷で働くことになった受けは、最初はその趣味に驚くのだが、すぐに慣れて攻めとの時間を楽しむように。
お互いが惹かれ合う理由が少々弱い気がしたものの、どちらもゲイで見た目が好みで、人から眉をひそめられる趣味も受け入れてくれる…となると、恋してしまうのも自然な流れなのかな。
二人が結ばれるのにはなんの障害もすれ違いもなく、物語の中盤であっさり思いが通じ合ってしまう。なので後半はほぼエロ。初夜、お風呂エッチ、椅子に座った状態でのエッチ、ラストはちょっとした誤解のあとの仲直りエッチ。後半にまとまって立て続けにエロにつぐエロ…なので、正直ちょっと疲れて読み飛ばしてしまった。
とはいえ、話に起伏がない訳ではなく、受けは大学院を辞める原因を作った、中学生女子とのトラブルを抱えていて。その問題は受けが自分自身で心を決めて行動し、解決するので、ここは読んでいてスッキリ。
恋愛面では終盤ちょっとした事件が起こるが、そのオチがなんとも拍子抜け。受け可哀想…と思ってたので思わず笑ってしまった。穏やかで甘い話を読みたいときにはいいけど、切なさやドキドキを求めると、全体的にちょっと物足りないかも。
挿絵も嫌いではないけど、このお話には合っていない気がしてしまった。
優雅なるスケベ、やはり今回も！
鳥谷さんの甘々ものということで楽しみにしてました。長いすれ違いやすごく切ないのは苦手なので。
しかしいざ甘々だとそれはそれで何か物足りない。無い物ねだりなのか？
一応少しすれ違いらしきものはあるのですが、え！という種明かしで。
今回も美貌の受け攻めに攻めは家柄も良くて程よい変態さんでした。
受けは誰ともお付き合いしたことのないまっさらないい子です。
早いうちに両思いになって最初から最後まで基本甘々です。うっとりです。
柊真がなんだか赤ずきんちゃんのオオカミに思えて笑えました。
アソコが大きいのは君を愛してるからだよ。
たくさん出るのは君を愛してるからだよ。
無垢な優輝を開拓して生涯を共にすると約束して。
陽毬ちゃんの件も丸く収まり平和で幸せなラストにこちらも優輝良かったねえと親戚のおばさん目線で肩を叩きたくなりました。
優雅なるスケベ、紳士なオオカミ攻めいいですね！
もう一歩
好きな鳥谷さんの作品。
ただし中盤から後半にかけて安易に流れたのは、このレーベルのあれかな。。
優雅な変態、というキャラは、相変わらずの鳥谷さんの変態っぷりが発揮されていて面白いです。
大富豪だが飾らない人柄で、人里離れた屋敷で絵画修復士の仕事をする青竜院。そこへ半年のバイトで入った遠縁の優輝。
将来はここを官能美術館にしたい、という青竜院は、あられもない絵画を館内に飾っている。
びっくりしながらも、絵画として鑑賞し、意見を言う優輝は好感を持って迎えられます。
料理もプロ級で、毎日自ら腕を振るう青竜院に、だんだん惹かれる優輝。
教授の娘に好きになられて、研究者としての将来を諦めざるを得なかった優輝ですが、青竜院の画廊で雇用されることになり、新しい人生を。
過去のトラウマが少し登場するも、富豪、イケメン、優しく仕事に誠実、おまけに料理もできる、スーパー攻め様に惚れられて、あっさり幸せになっていました。
いや、それはそれで、無理矢理な事件も必要ないし、ハッピーに越したことはないのですが、官能絵画の活かし方や、脇の協力的な女性との絡みなど、もうちょっと何か欲しかったなあという印象でした。
All you need is love
電子書籍で読了。挿絵あり。あとがきはなし。特典ペーパーだったSSと『放課後ベッドで囁いて』の試し読みが付いていました。
『エロ度』標準的ですかね？私基準だとかなり『エロエロ』だと思うのですが……
何と言っても『チラリズム』が凄い！
『恥じらうヴィーナス』のポーズの所とか！
このチラチラ見えるというか、見えないというか、そういう所がエロく見えてしまうというのは、私も青竜院さまと同じ様に変態さんなんでしょうか……？
玉の輿結婚をした従兄弟の紹介で、優輝は日本有数の財閥家の次男であり、絵画修復士兼画廊オーナー、青竜院に雇われて蔵書の整理と目録づくりを行う事になります。それらの蔵書は、家と、数多くの裸婦画と一緒に、清竜院が同好の士から相続したものでした。清竜院は裸婦画をこよなく愛するコレクターなのです。優輝が大学院を辞めざるを得なくなった理由を聞いても動じず「趣味だから」と昼食を自ら作って振る舞い、裸婦画の魅力を知的に語る清竜院に、ゲイの優輝はどんどん惹かれていくのですが……
ここの所、私は鳥谷さんに夢中になってしまっているのですが、それもひとえに鳥谷さんの描く『変態紳士』があまりにも素敵だからなのです。
個人的な趣味であるとか、性指向であるとか、プレイの好みなんていうものがちょっとばかり人と違っていることと、人としての良し悪しは関係ないってことですよね！ここの所が素晴らしい。
ちゃんと受けさんを尊重してくれるのですよ。嫌かどうか聞くしね。
ああ、紳士だ。紳士の中の紳士だ。
こういう紳士に大切にされて、優輝の心の傷も癒されて行く訳なのですが『愛し愛され、自分が幸せになった時、他者を許すことが出来る』という境地に辿り付けるラストはとても清々しいです。
人と違っていることにちょっぴり傷ついた時なんかに読んだりすると、最高の回復薬になる一冊かと。
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