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薔が常盤の周りの人間に嫉妬したりだとか、話の途中で激昂してから反省するのはもうお約束に思えてしまいました。
学園を出た事の無い箱入りの未成年だと思い、薔に関するイライラは一旦収めることにしました。
それにしても椿が常盤に執着する理由を知って驚愕しました。楓雅が言うことが最もだと思いながら、椿の話が本当なら常盤と薔の繋がりには敵うわけ無いと思いました。
そして楓雅の兄の榊が初登場した事で、薔と剣蘭の取り替え事件の真相がハッキリしました。やはり紅子は恐ろしかった。紅子を野放しの常盤の父親って管理能力大丈夫?って思ってしまいました。www
剣蘭を連れ去った榊の気持ちに萌えました。四巻までは大した人物で無いと思っていましたが、一気にお気に入りのキャラになりました。彼の状況がとても可哀想で仕方ないです。
紫苑の状況はこれ以上無いくらいの解決で、常盤が彼に誰を選ぶのか気になりました。
凄く面白くて早く次巻を読みたいですが、まだ「暴君竜シリーズ」ほど大好きだとは思えて無いです。
なんだろ…常盤と薔が凄く好きだと思えないからかな…
シリーズの中で一番良かったです。
なんと言っても、榊と常盤の関係に痺れた!!
榊、切ないね。
薔は嫌がってるけど、この人が悪い人には見えなかった。
常盤への想い、楓雅や薔への思い、父との関係ーー
全てが切なくて……
榊の寿命を考えたら、やっぱり教祖になるのは常盤なのかな?
北蔵家の嫡男がまだ登場していないのが気になります。
椿はここで一旦リタイアでしょうか?
楓雅の傍で気持ちを落ち着かせてほしい。
今まで好きじゃなかった常盤ですが、やっと薔だけを見始めだ気がする。
やっぱり攻め様には一途でいて欲しいのです。
多情はメッ!
前半は前巻のおさらい部分が多く、なぞらえれた感じで少し単調に感じましたが、中盤からの盛り上がりに引き込まれました。
相変わらず読んでいる方も疲れるくらいの美麗で業深い登場人物のメンツが勢揃いですが、その筆頭で一番面倒くさい(?)人物が主人公の薔という事が判明した巻でしたw。
今巻で大きな一区切りになるようです。エピローグで今後の波乱も匂わせた上でこのシリーズ五巻目で無事に第一部の幕が下りた所でしょうか。
以下はネタバレあり感想ですので、ご注意を。
近親相姦を厭わない教団とはいえ、恋人関係にある常磐から血縁関係に無いと明かされれば、普通の人間ならモラル面でホッとする所を、逆に愛する人と血の繋がりの無い事を悔しがり、実の血縁関係にある同級生に嫉妬する薔君。名前通りに何とも業深い人物です…。それでも不思議と女々しさを感じられず、爽やかさも保てるのが流石の薔君のスゴイ所。
結果的に二人を縛るモラル的な背徳感も減り、常磐を貪欲に求める薔の姿は生き生きしていたし、今巻が今生で二人が実質上身も心も結ばれた瞬間になった事を感じて、感慨深かったです。
最後に常磐が薔に言った「来世には・・・・になろう」と言った誓いがまた罪深い…。
エピローグの終わり方も秀逸でした。南条家の致命的な内情が判明したり、楓雅と椿さんのこれから等気になる事が満載で、今後も目が離せません。
とりあえず、刊行されている分は読もうとシリーズを読破中。
ここまで伏線で張っていたあたりが明かされて、すっきりしました。
でも、椿の夢とか前世とか、またまたまえふりなく出てきたな・・・・・・ラストも、またまたクリフハンガー・・・・・・いろいろあったあとで、いちばんえらいひとになった攻めが、このせまいせかいをこわすという流れになるんでしょうか。そのためにかぎとなるのが主人公の受けなんですよね、わかります。
常磐と薔の蜜月編。
初っぱなからラブラブモードでごちそうさまです!
ついに自分の出生の秘密を知り、案の定取り乱す薔に近寄る椿の影。
椿といい神子達といい、大奥を彷彿とさせる女々しい方々…(・∀・;)
常磐と榊の取引で、やっと椿は常盤から離れられてホッ。
常盤に対する椿の執着の理由が垣間見れ、少し椿を見る目が変わったような気がします。
前世の自分に負けずに楓雅と新しい人生を歩んで欲しいところ。
前世の因縁やら、突然のファンタジー要素にビックリしつつも目が離せないシリーズ。