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「叔父さんのヨメになりたい」…だと!?
叔父×甥っ子
高校生の冬馬（受け）は、小さい頃から叔父の国久（攻め）が大好き。国久の営む定食屋に日参し、手伝いながら告白の機会をうかがっている。そんなある日、珍しくスーツを着て出かける国久の姿を見かけ、尾行したところ、国久が見合いをしていた。大ショックで勢い任せに告白してしまったが、あっさり断られてしまい…。
叔父×甥っ子の中編と、ほか短編がいくつか収録されていました。
まあ、ジュネットコミックスなので、どの話もほぼエロに向かって一直線です。エロはご開帳満載で、局部修正は白丸がたくさん、というもの。まるでオーブのようだといつも思います。
表題作は小さい頃から大好きだった叔父が、自分のことも好きでいてくれました、でも本番エッチは高校を卒業してからね、という話。本の半分強のページ数がありました。
付き合うようになって、お初エッチ、受けの母に関係が知られて一悶着、というストーリーです。甥っ子が大学生になってからの話も載っていましたが、身長が伸びた甥っ子が、今度は自分が叔父さんをヤリたい、と画策しているというものでした。でもリバはなかったです。
他に、先輩と付き合うようになって幸せいっぱいだけど、優しいばかりのエッチがちょっぴり物足りない、というM系妄想DKの話、霊感男子が猫の色情霊に取り憑かれて片思いの幼なじみに乗っかっちゃう話、ヤリチンという噂の先輩とデキちゃった童貞ヤンキーくんの話が載っていました。
この中ではヤリチン先輩×ヤンキーの話が可愛かったです。身体で口説かれて恋人になったものの、初めてできた恋人に照れちゃって、攻めに触られるとビクッとしちゃう受け。攻めは無理やり口説いた自覚があるし、てっきり怖がられてるんだと誤解。
誤解が解けたあとの仲直りエッチが青姦で、なぜか唐突におもらしプレイだったのでちょっと笑ってしまいました。
甥っ子くんは頑張ります
親子モノや叔父さんモノが好きなので、手に取りました。表題作含む、４作品が収録された短編集です。
どの話もサラサラと読めて、萌えやキュンもなく物足りなく感じました。
◎表題作
生意気ざかりというよりも、叔父さんが好き過ぎて一生懸命な感じでした。
その甥っ子くんの頑張りで、叔父さんの我慢も努力もあっけなく壊れます。手前まであれこれしてるけど、エッチは高校を卒業してからと、一応ケジメをつけてた叔父さんには好感が持てました。
でも、その間に健気な甥っ子くんは、スムーズにできるようにと野菜を使って練習しちゃう暴走っぷりが微笑ましい（？）です。
そして、無事に初エッチを迎えて順調そうなある日、甥っ子くんの母親に２人の関係がバレてしまいます。
もちろん反対されるけど、２人の情熱に母親も許すしかなくて、あっさりとハッピーエンドでした。
頑張る甥っ子くんは可愛かったけど、もう少し葛藤とか母親の反対とかあった方が好みでした。
『エア彼は超鬼畜』
大好きな先輩と付き合えて嬉しいはずなのに、優しすぎて物足りない後輩くんの話です。
鬼畜に迫られたい後輩くんの妄想と現実のギャップがものすごいです。
結局その願望がバレて、現実の先輩も鬼畜になるという、甘々な話でした。
『にゃんこな弟でごめんなさい♥』
幼馴染みで兄弟のように育った２人。
お互いに気持ちを伝えれなかったのに、憑依されたエッチな猫のおかげで付き合えるようになるファンタジー物です。
『ドＳ彼氏とＤＴヤンキー』
ＤＴヤンキーくんが、初めての彼氏に翻弄される話です。
ドＳなのに嫌われたかもと不安になってたギャップや嫉妬する様子は好みでした。
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