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管理人さんは恋がわからない

kanrininsan wa koi ga wakaranai

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表題作管理人さんは恋がわからない

水橋立夏・ホスト・悠人のアパートの住人
汐野木悠人・アパートの管理人兼大家・接触恐怖症

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

「これから全部まとめて悠人さんをもらうから」小さなアパートの管理人兼大家を務める悠人は、最近入居してきた、格好いいのに口数は少なくて不愛想なホストの、立夏が少し苦手。弟を大切にする優しい一面は、すごく素敵だと思うけれど…なぜか、悠人をじっと見つめてきたり、二人きりになれば激しいスキンシップ!!彼が何を考えているかわからない!接し方に悩む悠人に、立夏は自分と付き合ってほしいと迫ってきて。電子配信で「純愛!」「可愛すぎる!」と、大人気だった管理人とホストの純情ラブストーリー。
※電子配信タイトル「管理人さんは今日も狙われています。」をコミックス化にあたり改題しております。

作品情報

作品名
管理人さんは恋がわからない
著者
御子柴トミィ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
日本文芸社
レーベル
KAREN COMICS
発売日
ISBN
9784537134483
3.3

(28)

(6)

萌々

(4)

(14)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
91
評価数
28
平均
3.3 / 5
神率
21.4%

レビュー投稿数6

諸々気になる事が大いにあるのに、あっ⁈という間に終わってしまう…。

そうなんです! 伏線? の様なもの、が散りばめられているのに関わらず、それぞれ回収されないままに、あっという間に終わってしまう。

色気がダダ漏れで、襲って下さいと言わんばかりのアパートの管理人、悠人。
その色気に惑わされる、ホストの立夏。
悠人のお色気にはトラウマがある。両親に先立たれ、預けられた親戚の家で、叔母に関係を迫られたという。それ故に、人に近付かれる事が苦手。
アパートの管理人を任される事になって、逃げる様に親戚の家を出たという。
しかし、親戚とか、叔母が押しかけて来る事は無い。

立夏も両親がいない。兄一人、弟一人の家庭で、弟との生活を守る為、弟の学費の為に、仕方無くホスト稼業を続けている。人気ホストの立夏を妬む同僚もいるが、そんなに邪魔はして来ない。

立夏や、その弟、ホステスをやっている静子さんの他にあと3人、アパートには住人が居る筈だが、登場しない。悠人は、管理人として、住人たちに愛されている筈なのだが。うーん。

人に近付かれるのが苦手な筈の悠人は、最初から立夏を気になっていて。
立夏も悠人を気になっている。
なので、周りを取り巻く人たちは序盤で関係無くなり、とにかく触りたい、触って欲しい、の二人の世界に突入してしまう。そしてエッチ。
悠人は、エロそうな顔して、マジでエロい。
経験無いはずなのに、めちゃくちゃ乱れる。物凄く積極的です。
人気ホストの立夏もタジタジです。

ちょっとだけ登場するホステスの静子さんが姉貴肌でいい人そうだし。
立夏の弟も、兄がホストを続けている事を心配している良い子だし。
立夏を妬んでいる同僚もイケメンだし、そーんなに卑怯な悪い子でも無さそうだし。
ホストの店長も立夏の事情を知ってる良い人そうな人なので。
周りの人たちの人間模様もちゃんと描いて欲しかったなぁ。

ラスト、顔を隠しているつもりだった長めの前髪を切っている悠人が可愛い。
いやその色気は、顔を出すとか出さないとかじゃ無いんだけどね。っていう。
むしろ立夏の心配が増えただけっていう。

0

設定はよかったのですが、


一冊全て1カップルの話です。

ホストの立夏 × アパートの管理人の悠人

接触恐怖症気味の悠人によく触れてくる立夏はあまり自分のことは話してこない。
触られるのはあまり好きでない悠人ですが、どうも立夏のことは気になって仕方ない。恋をしたこともない悠人はなぜかわからなくて戸惑ってしまう。

立夏はアパートに引っ越してきたとき、悠人の素顔隠しの伊達メガネが外れたせいで一目惚れしてしまったようです。それ以来、すこしでも近づこうと努力しているようですが、悠人にはあまり伝わっていなかったようです。ただ、そうされるのが嫌なわけではなく混乱しています。

全体的にはえ?これで終わり?って感じでした。
絵もきれいで修正もあまり入っていないし、読みやすいのですが、連載だったからかうまく話しがつながっていない感じがしました。
前後がおかしいというわけではないのですが、たくさん登場人物がでてきてるけど、全部中途半端になっている気がします。
弟、クリーニング屋さん、ホステスのお姉さん、ホスト仲間、いろいろでてるくるのに話が落とせてない。
特に、後輩ホストなんかにあんなにページ割いてるんだろうか。立夏にやさしい店長が好きで絡んでるのかとか深読みしてしまいました。ホストクラブに顔出して嫉妬してしまう展開はありだと思うけど、ストーリーにあまり必要ない描写が多かったと思う。
それくらいなら、もっと登場人物を少なくして二人の話をもっと掘り下げて読みたかったな。
話の根幹は、悠人が立夏のことを意識していてそれが実は好きだったと気付いて末永くよろしくというところで終わっているのですが、立夏の何に惹かれたかとかがいまいち伝わってこない。
立夏の方も一目ぼれってだけで、そのあとの人柄でもっと好きになったとかがあるわけでもないし、あんなに好きになったのは何故だったんだろう。
そういったところをもっと書いてほしかったです。連載だとそういうの書きにくいのかな。

絵は素敵なので残念です。

7

色々合わない

評者好みの展開の筈なのですが、どうも徹頭徹尾
乗り切れなさを感じつつ読了しました。
正直、現時点でも評価に迷っています。

作者さんの誠実さは判るのです。
我が子達に対する愛情の深さも感じるのです。
ですが、それがかえって枷になって登場人物達が
吹っ切れた振る舞いをしていない様に感じてしまう。
きちんと配置された筈の伏線が妙な加減で弛んで
しまって縺れてしまって居る様な印象も受けます。
あと半歩踏み込み加減が違うと印象ががらりと
変わりそうなのですが。

2

ほのぼの王道ストーリー

年下ホスト×アパートの管理人
絵が綺麗で少女漫画の様な絵柄、優しい雰囲気の王道ストーリーでした。

過去にトラウマがあり人に触られる事が苦手な受け。普段は伊達眼鏡や長髪で隠していますが綺麗な顔をしています。何か大きな事件が起きる事も無く、トラウマの克服までの過程なども結構あっさりしていてストーリーは少し物足りないと感じました。

攻めの弟やアパートに住む女の人、攻めが働くホストクラブの店長や店員、スーパーでよく会うクリーニング屋さんなど登場人物が多い点が若干気になりました。攻めと受けの掘り下げも少ないので脇キャラに魅力を感じる事無く読み終えてしまったのが残念。

年下攻めの設定や絵の綺麗さなど雰囲気的には「テンカウント」に似ている印象でした。

ハッピーエンドでさくっと読めるお話なので細かい所は気にならない方、とにかく萌えたい!という方は合うんじゃないかなと思います。ただ、エロはかなり少なかったのでエロ重視の方には物足りないかもしれません。

ストーリー重視派なので個人的には中立評価ですが普段読まない系統の作品にチャレンジ出来たので良かったです。

3

ホストと管理人さんの可愛いカップル

アパートの管理人をしている受けと、住人であるホストの攻めの話です。
受けは、かつてのトラウマで人から触られるのは苦手なのですが、攻めは最初からあからさまにめっちゃモーションをかけています。触ったりくっついたり、スキンシップばりばり。でも受けは気づかず、なんで触ってくるんだろう…という、困ってしまうような、戸惑うような、複雑な気持ちでいます。

可愛いお話でした。絵は綺麗だし、特にホスト攻めががっしりイケメンで眼福。
エッチシーンも萌えたし、ビジュアル面だけでは萌×2つけられるかんじだったのですが、内容面でちらほら引っかかってしまいました。
マイナス面の1つは、攻めが受けに惹かれたのが一目惚れだということ。伊達眼鏡をかけている受けのメガネがアクシデントで外れ、その顔を見た攻めがホールインラブ的な。やっぱり好きになったきっかけが顔だと、萌度はかなり落ちてしまう気がします。
あと、細かな設定が非常にわかりにくい。攻めは高校生の弟と一緒に受けのアパートに入居したのですが、2人だけの家族であり、弟の学費をホストで稼いで払っているのになぜか別の部屋に住んでいる描写が。なんで一緒に住まないの? わざわざ別の部屋借りて無駄金払わず節約すればいいのに。
もし兄が夜の仕事なせいで別の部屋借りた、とか言うんだったらその説明は要りますよね。

あと、攻めの職場のホストクラブの人間関係の設定もよくわからない。攻めが店長に贔屓されてて不平をためてる同僚たちは何の意味があって出てきたの? 攻めにストレス与えるためだけ?
使えない新人のキャラもよくわからない。使えないわ失敗するわなのに、店長に偉そうな口聞いてるし。スピンオフキャラなのかな? 使えないのに口と態度だけは大きいなんて痛々しすぎるけど…。
受け攻めの恋愛に、あんまりホストクラブの描写は必要じゃないのに、やたら描写に力が入っているから読んでて疑問符が飛ぶんですよね。

同じカップルの話だけでまるまる1冊です。
書き下ろしがすごく可愛くて萌えました。攻めが、あまり想いを口にしてくれない受けに酒を飲ませ、酔っぱらわせようとする話。
家で酒盛りするものの、受けがまさかのザルで、結局攻めのほうが酔っ払っちゃって「俺のことどんくらい好き?」とか「ちゅーー」とか痴態をさらけ出し、翌朝恥ずかしさにベッドから出てこれなくなるというオチでした。

8

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