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表題作 まほろばデイズ

久鹿白羽・鹿 → 前野智昭

結崎草介・ヒト → 山下誠一郎

あらすじ

奈良最高位・久鹿家の跡取り鹿の白羽と、拾われ子で人間の草介は幼馴染で腐れ縁。
皆に慕われ愛されている白羽は、使用人の子でしかない草介に、いつも全身で好きだと伝えてくる。
高貴で秀麗な白羽に尽くされて優越感を覚えつつも、白羽の想いには気づかないフリで一線は越えない間柄だった。
……はずなのに! 発情期の白羽が我慢の限界を超えて草介に襲い掛かり……!?

作品情報

作品名
まほろばデイズ
著者
ちしゃの実 
媒体
CD
原画・イラスト
ちしゃの実
オリジナル媒体
コミック
メーカー
CROWN WORKS
枚数
2 枚
ふろく
初回盤フリートークCD封入
発売日
JANコード
4560317789280
3.8

(28)

(15)

萌々

(2)

(5)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
1
得点
102
評価数
28
平均
3.8 / 5
神率
53.6%

レビュー投稿数1

強いて言えば天﨑滉平ファンにおすすめ

原作未読。
跡取り鹿→拾われ子(使用人)
跡取り鹿…
鹿…??
山下さんの声優らしくない、ジブリ的な芸風が生かされる世界観だとは思う。
とはいえ、ゆるふわファンタジーでコミカルな作風。

「俺はお前を孕ませたい!」
襲い掛かる発情期の鹿。
鹿…?
音で聴いていると鹿感はない。いつもの前野さん。

「俺、結崎草介19歳!」
何が始まったのかと思った。いまいち作風が掴みづらいぞ…。

唐突に、仲村宗悟×山下誠一郎(義弟×義兄)
あまりにも脈絡なく、何をしているかわからないし、短いけど。
ゆえに幻聴かと思うほど、浮いている。

ヒコ役の福島潤さんも別の意味で浮いている。
飛び道具だなぁ。妙に完成度が高くて笑ってしまった。
爪痕を残しましたね。

受け→攻めを訪問して即フェ○。
これまた唐突…。どうしてそうなる…。
本当に「何故こんなことを…」だわ。

雰囲気もので、回収できていない設定がてんこ盛り。
せめて、白羽の想いが嫌い→好きに転じる流れに時間を割いており、
それを担う白羽の子供時代役の天﨑滉平さんが熱演!
とってもよかった。
男性キャラの子供時代を演じられる才能として、非常に期待しています。

結局、このCDの聴きどころ&辻褄が合っている部分は
回想シーンの天﨑さんのパートで、
現在軸(メインキャスト)は、植え付けられた罪悪感から身体を鹿に差し出す、という話。
作風の軽さの割に胸糞悪いので、バランスが取れない。

二人が怒鳴り合うシーンは、演技としては新鮮かな?と思った矢先
「さっきのは○○の分!」とパロディが入って台無し。
そしてギャグでお茶を濁す。
うーん。ちゃんとして…。
それでいいの?

「話の続きをしよう」
だけど絡みに突入。
ここは前野さんが急に甘く、距離を詰めた演技をするので、
さすがに場数を踏んでいるだけある。
山下さんはノンケ受け感が◎

最後、前野さんのモノローグは説得力があった。

総括。
これは…強いて言えば天﨑ファンにおすすめ?
ポテンシャルの片鱗を感じられると思う。

2

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