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めちゃくちゃ面白かった…!!
ラッキーとボーの掛け合いが最後の頁まで続いてツボに刺さりました。
芸能人や若い世代の麻薬や覚醒剤の問題は良く上がりますが、この小説では麻薬に限らない薬物のグレーマーケットの世界を知れて興味深かったです。
冒頭で迫力があったので、ラッキーの仕事はギャングか…と思ってしまった。
世の中色々な仕事があるんだな。。
近年ニュースや情報番組では、お金儲けが一番でモラルがない組織悪の会社の報道が多いので、関心が持てる内容でした。特に気にも止めていなかったサブタイトルの「還流」の意味を知った時、衝撃でした。
私達は日常生活で商品を購入する時やサービスを受ける時は、業者の内情を調べず相手を信用して利用します。いわゆる信頼関係で成り立っています。そこが問題のある業者だった場合、特に命に関わるような場合は…??日常にも怖さが潜んでいるなーと実感しました。
ラッキーとボーがお笑い芸人のような良いコンビでまるでコントでした。
ヴィーガンの意識高い系の話も面白かった。
ギャグ、ヴィーガン、陽気な下ネタが飛び交う二人の日常。
とても笑わせてもらいましたが、笑顔の裏でだんだん明るみになる二人の壮絶な過去。今も葛藤を抱えている二人。
とても切なかった。。
シリアスとギャグのバランスが絶妙でした。重くも軽くもなりすぎず。
業界サスペンスものにしては、LOVE度が高かったです。期間限定というのはお互いの気持ちを昂ぶらせるマスト・アイテムだな。
最近続編が出たので、二人の「その後」が知れるのが楽しみです。
イラストは何と「あまつき」の高山しのぶさんでした。全く気づかなかった…。
本編に負けないパンチのある楽しい絵でした。特に登場人物画のページが良かった。
二人のコントの空気感や物語に流れるスピード感など、翻訳家の冬斗亜紀さんの翻訳が絶妙でした。モノクローム・ロマンス文庫の翻訳は、安心して読めます。AIではなし得ないでしょう。
シリーズの続刊が翻訳されると聞いてこちらも読みました。
面白かったです。
序盤、ラッキーのモノローグに慣れず、一度挫けました(笑)
うるさめの下ネタ男で、上滑りしてる感がすごく、嫌い云々の前に引いてしまった。
慣れてしまえば結構好きです。
過去に傷がある二人の傷の舐め合いみたいな恋愛。
距離の詰め方が分かりやすくて、頭に入って来やすい。
話が進むにつれ、二人とも可愛く思えるようになりました。
期限付き恋愛ですが、途中からイチャラブしてます。
新人エージェントのボーが思いのほか優秀で良かった。
綺麗に話がまとまるので、一巻だけ試し読みしてみるのもオススメです(KindleUnlimited)
最初に読もうとしたときは翻訳もの独特の文章構成に数ページで積読したまま。2作目の版権をモノロマ文庫さんが取得したと聞き再度挑戦したところ…すっごく面白かったです!海外ドラマやバディものが好きな方は読んでほしい!原作は6作出版されているようですね。
主人公のラッキー(攻め)は普段は受けのボーをからかったりおちゃらけていますが、仕事は出来る頼りになる男。
受けのボーは薬学部卒のザ・インテリ風でツンツンしていて。
最初は最悪の関係から変化していく関係性がたまりません。
攻め受け両方につらい過去があり現在も苦しさを抱え込みながら生きているのですが、思ったよりも湿っぽさが無くカラッとしているところが読みやすかったです。
個人的には嬉しい要素だったのですが、一回リバ描写があるため地雷な方はご注意ください。逆にお好きな方は是非読んでみてほしいです。
普段体格が小さい攻めが普段はしない受けをする描写って良くないですか!?言葉で説明は出来なくとも関係性がより一層深まる瞬間が垣間見えたというか。
小説のHシーンは、普段あまり読まないのですが、この作品は描写がとてもエロティックで、じっくりと楽しめました。
また続き物だから…と避けている方もぶつ切り続きエンドでは無く一応ハッピーエンドで終わり単体でも楽しめますのでぜひ!
最初は軽いゲイ小説のよう。性欲に忠実であからさまな表現も多く、恋愛とは程遠い。所々で挟まれる下ネタは、上手く訳したなぁと感心するものがいくつかあり、原文と読み比べたくなった。
設定が面白く、犯罪ものかと思いきや取締側で、楽しく読めた。
始まりのご挨拶程度に最初の仕事が終わると、ラッキーとボーで組み、潜入捜査パートに移る。ここからぐっと面白くなっていった。
なぜか反発し合っていたのに、一度寝た翌日から急にボーが彼氏面するのが可愛くて、そんなことを許しそうにないラッキーが絆されていくのも良かった。ここからのラッキーがずっともだもだ状態で萌える。
二人ともかなり悲惨な過去を背負っていて、一つ明かされていくたびに好きになっていく。ボーの正義感や弱さはとても魅力的だし、ラッキーがそこに惹かれないよう必死に抵抗する心理描写も面白い。
暗い胸糞エピソードが語られても、どこかカラっとしている。といっても決して軽いわけでなく、人物にちゃんとした重みを持たせてくれている。相手に打ち明ける形で語られ、そのときの心が相手に向かって開いた状態だからかなあと思った。
ラッキーの過去は小出しにされるが、全容が明かされると辛すぎだった。ラッキーとヴィクターの甘々時代の話も読んでみたい。ヴィクターが消えた理由はラッキーが考えるものとは違うんじゃないかと思ったが、そう考えないとやりきれないんだろうとも思ったり。いやヴィクターかなり好きだ。
ラストは粋な演出で締め。別れのときを匂わせ、かなり長く切ない空気をひっぱってきた後だけに、めちゃめちゃ良かった。
ストーリーは面白いし、最後にはキャラも大好きになっている。評価はかなり神に近い。
(迷って萌え×2にしたのは、面白くなるまでの助走期間が長いのと、前半のボーは性格設定が定まっていないように見えたこと、挿絵が残念だったため)
2016年刊。
海外M/M小説はほとんど読めていないのでどんなものが好みに合うか手探り状態だ。
取り敢えずモノクローム・ロマンス文庫なら”はずれ”はないだろうと買ってあった一冊だったが、いざ読んでみたら自分の好みにどストライクだった!!
いや~、ホント買っておいて良かったな~(´∀`)
翻訳された海外の文章独特の言い回しも、どうにか馴れてくると本来の物語の面白さに引き込まれていく。
この感覚をきちんと身に着ける為に、なるべく海外小説も読んでいかねば!!
ちなみにちるちるのデータベースも見ずに読み出したが、トップ(攻め)とボトム(受け)については自分の好みに合っていたので文句はない。
作中のキャラクターの魅力に嵌ると攻め<受けの体格差も全然気にならないものだね。
医薬品の過剰処方によって暴利を貪っている悪徳クリニックを取り締まるべく、潜入捜査でコンビを組まされたベテラン・ラッキーと新入りのボー。
当然、性格が合わずに反発するものの、お互いが相手を理解するコツを掴んでいくうちに気になっていき、いいコンビに成長していく過程にバディ兼恋人同士になっていく醍醐味がある。
ラッキーはやけに面倒見がいいし、ボーのお尻に魅入っての妄想には滾るものを感じるねぇ(笑)
二人とも訳有りな身の上を上司のウォルターに見出されていて、彼らが親睦を深めていく中で抱えていた過去を告白していくが、過ぎ去った事として受け入れ淡々と読めるので湿っぽくはならない。
この辺りがアメリカンな良さとでも言えるだろうか。
二人の距離が近しくなるにつれ、ボーの可愛げが増していく様子にニヤケてしまったのだった。
アメリカでは若者にもドラッグが蔓延しているせいなのか、一般人でも尿検査が身近らしいとかの豆知識も得た。
二人が親密になっていく過程でのベッドシーンも良かったし、リバシーンも何の抵抗もなく読めた。
ところでこの話、タイトルに『ドラッグチェイスシリーズ・1』と付いているが、続きが読める機会はないのだろうか?
この本が刊行された時期からしてまだチャンスは残っているはず。
新書館さん、検討宜しくっ!!